角田光代のレビュー一覧

  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美味しそう!
    1つのお店に夫婦(プラスα)で訪れた時の、それぞれのレビュー。二人の個性が出ていて面白い。仲良なあ。

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    2024年02月24日
  • くまちゃん

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    失恋時に読む本をひたすら探してたどりついた。失恋した自分は励まされ次に進む一歩をもらえた一冊。また違った状況時に読んだら違う感想になるのかも。

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    2024年02月23日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    いくつもの恋と無数の音楽を通じ、「私」が今と向き合う物語。
    「私」が受験勉強の合間のたばこに始まり薬物や二股など、折々で「よくない」遊びに耽るのが、見ていて痛々しく、共感は出来ないながらに、この人生がどうか良い方向へ転がっていってほしいと願わずにはいられない。
    また、多くの恋を経ていく「私」とは対照的な町子の恋愛も描かれ、二人は長く交流を続けるが、それがお互いにとって影響を及ぼしはしないのが、小説としては不思議ながらもリアリティがあり頷かせられた。
    角田光代作品にはありがちな終わり方であるが、他の作品に比べ少しオチが弱いように思われ、それが全体の印象をややぼかしてしまっておりやや残念。

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    2024年02月20日
  • 源氏物語 4

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    「初音」〜「藤裏葉」
    夕顔の忘れ形見、玉鬘をめぐる恋の駆け引きが描かれます。光君の庇護のもとにあるにせよ、あんな風に言い寄られたら「うざい!!」って思ってしまうだろうとその姿が痛々しい。「女子三従の教え」の重みを感じた巻でもありました。

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    2024年02月19日
  • 銀の夜

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    35になる直前に読んだ本
    何者でもない自分に不安を感じる気持ちとか、過去の何者かになろうとしていた自分と比べて今はどうだろうと考えてしまう自分、共感できる部分が多かった。不安を抱えても自分の人生を生きていく楽しさに気がつく瞬間を描いているて、希望を見出せる作品だった

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    2024年02月18日
  • ゆうべの食卓

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    作中に登場する『ハトシ』という長崎県の郷土料理。
    食べてみたくなったので、作ってみたいと思います!!

    SNSが盛んだけど、作中に登場する場所や料理に思いを馳せたり、
    興味をもてるって想像をふくらましてくれる本のおかげ。

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    2024年02月17日
  • なんでわざわざ中年体育

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    最後まで面白く読めた。
    雑誌の編集長に誘われ、
    登山やらトレランやら、マラソンやらに挑戦する、中年の希望の星?的な立ち位置なのかな?
    とてもゆるい感じのエッセイ。9年とか続けている一方で、走ることは嫌い、と言ってのける著者。
    最後の、中年体育心得8ヶ条で、
    GARMINのランニングウォッチを買おうかな?
    とちょっと思った。

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    2024年02月15日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    面白かった。
    オレンジページの連載モノの、しかも3冊目の文庫化とは知らずに表紙が可愛く手に取ってしまった。でもどこから読んでも角田さん。ご本人も書かれていたが、何年前からあまり変わっていない、と。笑
    前2冊も読んでみたい。

    食、人、暮らし、時代、と大きく4つに分かれたエッセイ。軽く、楽しく読み終わる。

    角田さんが22歳の中身成長中の自分の目標「へらへらと笑っていられる大人になること」どうでもいいことを書き続けられる大人にはなったそうだ!
    なんて言い方 笑

    クスッとしながら、あっという間に読み終えた。
    そーいう風に考える人もいるんだな、とも思った。
    角田さんの猫ちゃん写真がまた可愛い。

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    2024年02月13日
  • 月と雷

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    ネタバレ

    「堅実」の真逆をいく生き方が、自分には決してできそうもなく、かと言って羨ましくも可哀想でもなく、そういう人生もあると描かれている。
    何かに必死になって生きて行かなくても、ただ流されてもそれもちゃんと生きているんだな、と眼から鱗。
    不思議すぎて謎すぎて、でもそれに納得のいく説明なんかもなく。
    それをただ受け入れるということ。
    こんなに誰にも感情移入できない小説もめずらしい。

    でもそれはそれでちゃんと小説として面白いんだよなぁ

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    2024年02月12日
  • 源氏物語 上

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    今まで色々な現代語訳に挑んでは挫折してきましたが、角田訳でようやく読破出来そうです。こんなに長編小説としての筋を辿りやすい源氏物語ははじめてです。

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    2024年02月12日
  • 銀の夜

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    高校時代にバンドを組んで、なぜかそこそこ売れた過去のある女、三十五歳。つかず離れず適当な距離で過ごしてきた三人が友の思いに触れて動き出す。月の輝く銀色の夜を越えて
    彼女らは何かに出会う。

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    2024年02月09日
  • 三面記事小説

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    実際の事件を元に描かれた短編集。
    どの作品もそれぞれの人間関係を丁寧に描かれており、最後まで読むと切なくなった。

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    2024年02月08日
  • 銀の夜

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    何者かになれなかったとしても、手に入れたと思ったものがそのそばから溢れていくものだとしても、人生は愛おしい。
    そんなものなのだ。じたばたしながら、カッコ悪さを晒しながら、怖がらずに自分の人生を抱きしめよう。

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    2024年02月05日
  • 福袋

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    8つの物語から成る短編集。一つの物語の文量がちょうどよく、隙間時間で心地良く読むことが出来た。
    角田さんの作品は初めてだが、場面は日常によくありそうなものだけど表現がすごい。

    印象に残った表現メモ

    ・白っていうより銀
    赤ちゃんの純白さの表現が素敵。赤ちゃんの瞳は「白っていうより銀」で「ビー玉のように澄んでいる」

    ・福袋
    人生を福袋に例えた表現が素敵。
    ひょっとしたら私たちはだれも、福袋を持たされてこの世に出てくるのではないか。福袋には、生まれ落ちて以降味わうことになる全てが入っている。希望も絶望も、よろこびも苦悩も、笑い声もおさえた泣き声も、愛する気持ちも憎む気持ちもぜんぶ入っている。

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    2024年01月30日
  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

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    夫婦である角田光代と河野丈洋の両氏があちこちの飲食店や居酒屋をめぐり、綴ったエッセイ。
    第1夜から第38夜まであり、韓国釜山の文庫特別編のおまけも。
    よくもまあこれだけあちこちの店に行っているもんだと感心するばかり。
    「われわれ夫婦はどちらかといえば出不精なほうで、ふたりで食事をするために都心まで繰り出すということはあまりない」と、河野氏が綴っている。これだけあちこちの店に行っていながら、何をのたまう(笑)。
    また、「『アルコールを摂取すること』と『酒を飲むこと』は違うということで、人生を豊かにしてくれるのは後者でしかない」とも、河野氏。至言。
    とにかく楽しいエッセイで、機会があれば行ってみた

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    2024年01月29日
  • 空中庭園

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    ある家族とそこに関係する人を含めた6人によるそれぞれの視点で描かれた物語。家族の中には何事も包み隠さず、隠し事をしないというルールがあり、一見明るく平凡な家族だが、読んでいくとそれぞれに秘密があり、作り出している平穏な空間はあぬまで表層的なものにすぎず、実際はカオスに崩壊していることに気づく。


    まるで嘘なんてない普通に幸せそうな家庭なのに、一つの家族をこんなに嘘で虚像で作られてしまうものかと本当に怖かった。と同時に、秘密なんてあるのが当たり前で、人はみんな二面性をあるいはそれ以上を持っているものなんだろうと。だからこそ、「嘘のない家庭にしよう」とありえない不可能なことだと思った。そんな不可

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    2024年01月28日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    久しぶりに角田光代の強烈な小説を読んだ。2001年にマガジンハウスから単行本で刊行されたそうで23年前になるけど、脇目を振らず真っ直ぐに突進するちから強い内容だった。もうこんな話は書けないんだろうな。

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    2024年01月24日
  • Presents

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    女が一生にもらうであろうプレゼントにまつわる短編12編。共感できるところがいっぱい。子どもが描いた家族の絵のエピソードがささった。

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    2024年01月20日
  • 今日も一日きみを見てた

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    犬派と思ってた角田さんがたまたま子猫をもらうことになってからネコにハマっていく様がさすがの観察力と表現力でリアルに語られていく。こんなにも愛しくかつ人間性までも愛情豊かな存在へと変えてしまうものなのか。飼っていない私は思う。

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    2024年01月20日
  • 銀の夜

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    自分の人生のはずなのに、いつのまにか他人任せの毎日を送っている感覚。

    「生きる手応えとは?」

    知らず知らずのうちに自分を縛っているもの、執着しているもの、そこから抜け出したときの解放感と足取りの軽さ。
    終盤のスピード感とキラキラした景色の場面では、読んでいるこちらの心からも、何かが削ぎ落とされたように思えた。

    人生と向き合うのはつらい、苦しい。
    それを乗り越えられるのは自分たったひとりだけれど、それでも大丈夫だからと背中を押してくれた一冊。

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    2024年01月13日