角田光代のレビュー一覧

  • いつも旅のなか

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    海外への旅に対するハードルが下がりました。
    英語がばっちり話せなきゃいけない、地図が読めなきゃいけない、目的を果たさなきゃいけない。
    そんな◯◯しなきゃな思考が全然なくても、旅は楽しめるんだと教えてもらえました。
    今行きたい!な気持ちを大切に、その時がきたら角田さんのように躊躇せず飛び込みたいです。

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    2024年05月07日
  • 源氏物語 2

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    "紅葉賀"から"明石"まで。
    近江に旅行し、三井寺と石山寺に詣でた時に携帯して読む。

    子が生まれ、正妻が死去し、保護者たる父帝も崩御、そして藤壺の出家と、源氏を取り巻く環境が大きく変化し、ついに左遷される。

    「葵」の帖のなかで紫の上と契る場面を持ってくるのに衝撃。なぜこのタイミング!?
    また訳者も書いていたが、ちゃんと読むと、六条御息所に対するイメージが変わるな、と。

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    2024年05月04日
  • 三面記事小説

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    短編小説だったので、ひとつひとつが読みやすかった。
    この本を読んでから、普段何気なく知るニュースにもこんな裏側があるんだろうなと想像するようになった。

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    2024年05月01日
  • だれかのいとしいひと

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    リアルな女性の歪な恋愛を描いているのに、表現が美しいのですらすらとなぞるように読める作品ばかり。
    『完璧なキス』では珍しく男性視点にて話が進められる中で、相手として現れる女性像がとても印象に残りました。

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    2024年04月30日
  • 源氏物語 1

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    源氏物語を読んだことがあるという人は原文を読んだのだろうか?まだ読んだことがなくよく知らないので、この角田光代さん訳の本を読んでみた。
     テレビで、小学生と、芦田愛菜が、源氏物語について語っていたので、自分が知らないのが気になったのだ。今、紫式部の大河ドラマを見ているからというのもある。
     然しこの光君は、よくもまあ、色々なところにいる女について聞きつけては興味を持ち通うものだなあと思う。常に探している、想い人をたくさん作っている。
     そして女性も見た目や仕草の魅力と、歌を読んでやり取りできる賢さ、センスもないといけなかったのだなあ。身分もだが。
     昔は身分の高い男性はこうだったのかと思う。と

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    2024年04月22日
  • だれかのいとしいひと

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    複数人の女性の、恋愛にまつわる短編小説。
    「好きってなに」ってテーマに対して、好きとか欲望とかが自分の中で明確にできなくて、分からなくなることが、昔の自分もあった気がする。好きなんてきっと最初から言語化できない、それでいいんじゃないかと思う。

    一番印象に残ったのは、「誕生日休暇」。

    なんでこうなったんだ、もしあの時ああしていたら、まだあの人と一緒にいたのか?この人に出会えなかったのか?そんなことを時折思うことがある。
    今の自分のいる場所、一緒にいる人が、すごい奇跡の連続で、ここにあるということを実感する。そして、私たちはそれぞれの行き先に向かって、時に離ればなれになることもある、また一緒に

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    2024年04月20日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    思いがけず面白そうな本見つけた!
    「脚をルの字に折って」って、今まで本読んできて初めて見つけた表現!確かにあの座り方名前ないよね

    「分からない」と言う主人公を見て、前まで読んでたのが登場人物みなえらく察しの良すぎるミステリーだったこともあって、理解力の低い人を主人公にして話を書くのはなぜだろうと思った
    作者の頭のレベルと主人公の頭のレベルを同じにしなかったら、分からない人の視点に立って書くのってめっちゃ難しいんじゃないのか
    主人公の性格によって事象は同じでも感じ方は全然変わってくるし、無数の主人公のお話があると思ったら、作者たちはどうやって主人公を決めてるんだろう〜って頭おかしくなりそう

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    2024年04月20日
  • ひそやかな花園

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    ネタバレ

    第一章のキャンプが行われていた数年間からもうぐいぐい先が気になって、のめり込むように読み終わりました
    読み終えてから、これは家族の話だなと思った
    ひとりひとりがキャンプが行われていた背景や、事情を知ったあとの自分との折り合いのつけ方に性格を感じる
    非配偶者間での人工授精、真実は言葉にすると短いけれど”父親が、ひいては父方の親族が誰も分からない”というのは自分のアイデンティティの根源を揺るがす事態だと思う
    雄一郎が、父からの悪意によって思春期の大事な時期に嘘の告白をされ、それによって無気力な人生を歩んできたのがどうにもやりきれない悲しさがあった

    エピローグで、皆前を向いて少しずつ歩いてるという

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    2024年04月17日
  • 明日も一日きみを見てる

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    本文は猫飼いあるあると可愛い写真。
    あとがきがとても良かった。

    『一匹の猫と出会うと、人は全世界の猫の幸福を願うようになる、と私は思っている。』

    本当にその通り!
    うちに猫が来てから野良猫のことも良く考えるようになった。
    自分ちの猫だけじゃなく、猫みんなの幸せを願うようになった。そう思わされるのは猫の持つ不思議な力なんだと思う。
    私は猫にたくさんのことを教えてもらっている。

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    2024年04月15日
  • ツリーハウス

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    家族でもどんなルーツがあってここまで来たのなんてやっぱり知らないから、私自身も聞いてこなかったって気づく事もあった。
    きっと色んな過去があって今ある思考が形成されたり、自分にも受け継いできた事もあるんだなぁ

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    2024年04月14日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」見損ねてるからみたいな。
    個人的には、保坂和志さんの猫本読みたくなった。

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    2024年04月09日
  • 源氏物語 1

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    日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦えらせた角田源氏。輝く皇子として誕生した光源氏が、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。「桐壺」から「末摘花」までを収録。<疾走感ある自然な訳文で、なにより物語の醍醐味が味わえる、現代語訳の決定版!>

    源氏物語は中学生のときに一通り読んだはずなんだけど、途中から飽きてきたような記憶がある。元々歴史ものの少女小説の影響で圧倒的に清少納言派だった私は紫式部の宮廷恋愛ものにはあんまりときめかなかったのです。光源氏の軟派具合にうんざりしていたと言っても過言ではない。でも改めて読み返すと、角田さんの訳は違和感もないしするすると頭に入っ

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    2024年04月07日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    つい先日読んだ『自分で名付ける』とは全く違う感じ方。やはりエッセイと小説という違いはあれど。
    『自分で名付ける』は今の子育てしづらい点やジェンダー感などまで、感じるところを赤裸々に書かれていて、これからの子育て、気合い入れねば。と感じた。
    この『予定日はジミー・ペイジ』では、子供が生まれるまでの将来の期待感を強調されているためか、そうか、未来はこんなにも希望に溢れてるんだ、的な、ぼんやりと幸せを感じるような読後感だった。
    下記の表現なんかは特に素敵だし共感した。

    「時間ってのはいつもいつも流れているんだけど、子ども産んだとたん、それが目に見えるようになる」
    「そうか、ここには時間が詰まってる

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    2024年04月06日
  • しあわせのねだん

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    これならいくら使えるっていうのは人それぞれ違っていて、小さな金額でとても満足できる時や、逆もある。本当に必要な自分の心のエネルギーになるお金の使い方をしたい。

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    2024年04月04日
  • しあわせのねだん

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    やっぱり、角田光代の書く文章が好きだ。選ぶ言葉が好きだ。キュートで可笑しくて"そのまま"で、読んでいてなんだかとってもうれしくなった。他のエッセイももっと読みたいな。

    「なににお金を費やしたかということが、その人を形成する」、「中身が何にもない人にはなりたくないよね」的なことを最後におっしゃっているのにめちゃくちゃ共感した。個人的に最近ずっと考えていた、"お金とは何か"の答え合わせが少しできた気がした。ありがとう角田さん。

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    2024年04月04日
  • 私のなかの彼女

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    盛者必衰とか必衰盛者って感じの話

    特にドーンって出来事があるわけでもないのだけれど、仕事と生活、がテーマのお話

    「女性」が主人公、テーマの話が読みたくて手に取る
    なにかsns で誰かが紹介していた気がする
    津村記久子さんが解説書いてるから、津村さんかな?

    角田さんの作品、まだ読みたい

    本が読めるカフェも見つけたい

    忙しいぞ

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    2024年03月31日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    6人の作家さん毎に色が異なる厚手の紙の本。
    写真はもちろんカラー。

    角田光代さん
    「トト」は2冊フォトエッセイを読んだので知ってる。
    「トトが来る前は自分中心で、辛いことがあると全身で向かい合っていたのでしんどかった。」が、
    「トトが来てからは、とりあえずトトにご飯をあげなきゃ、といった気持ちの逃し方ができた。」そうだ。
    角田さんは犬が好きで、「トト」は犬の要素を持っていると言っていたのを思い出した。
    他の猫よりも人懐っこいのかな。

    村山由佳さん
    猫が大好きなんですね。
    「もみじ」に対する想いは尋常ではなく、エッセイを何冊も出しているみたい。
    「もみじ」の生まれる瞬間にも立ち会ってるし、亡

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    2024年03月28日
  • 空中庭園

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    家族内での隠し事の在り方ついて考えさせられる作品であった。隠しておいた方がよい秘密ってある。秘密を打ち明けることで確かに家族の絆が深まる場合もあるが一方で、正直に打ち明けたことにより自分はすっきりするが相手に責任を転嫁させることになったり、傷つけることもある。だからといってどうしたらよいか答えはわからないが、、、

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    2024年03月22日
  • 源氏物語 上

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    最初に読んだのは田辺聖子の新源氏物語
    で、読むまでのハードルはかなり高かった
    が長きなに渡って読み継がれている
    理由が良くわかった。
    田辺聖子版で源氏物語の面白さを知り
    角田光代版を読むと現代訳で系図も
    目次事に描いてあるので人間関係も
    分かり易く、また違う書き手だと
    それぞれ趣きも変わりより深く源氏物語
    の世界を楽しめる。

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    2024年03月22日
  • 銀の夜

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    26歳の今、35歳になった自分を想像することが出来ない。想像できないからこそ、ワクワクできるといえばそうなんだけど、仕事、恋愛、家族、生活、健康とか、心配しだしたら止まらないくらい、不安が渦巻いているのも事実なんだよなあ。
    過去のある一点がすごくキラキラ輝いてたように思えるのも分かる。実はその時だって判然としない色んなことに悩んだりしてたんだけど。
    ちょっと物語の趣旨とズレてる気もするけど、読みながらそんなことを感じました。

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    2024年03月20日