角田光代のレビュー一覧

  • Presents

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    人生で巡り会うかけがいのないプレゼントシーンを集めた短編集。友情や愛情が語られており、感動的。面白かった。

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    2024年08月30日
  • 坂の途中の家

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    「母親と息子の、彼ら自身も全く気がついていない“連帯”のあり様」には笑った。あるある。
    主人公の、だんなさんやお義母さんの一挙一動を勘ぐり、疑心暗鬼になってゆき、どんどん健全な精神を蝕まれていく様は、とてもしんどい。本当に、読んでいてしんどい話だった。身近すぎて身につまされる。ずいぶん昔に叔母が言ってた「角田光代さんの小説はもう最近しんどくって…」は、こういうことか、と。

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    2024年08月29日
  • トリップ

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    日常の中の心の動いた瞬間を切り取っていて、それがこの短編集のアクセントになっている。
    なんだかそのアクセントがとてもいい感じ。
    カシミール工場がいちばん好きな話。
    人の優しさに気付けた時って心が温かくなる。

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    2024年08月18日
  • いつか、アジアの街角で

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    不思議な話がたくさんある中、
    私は分かりやすい話が好きなので、
    この中なら、宮下奈都さんのやつが、好き。

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    2024年08月18日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    才能を潰すことは本人にしかできない という言葉にふむ〜確かになあと思った。
    けど仙太郎は意識してか無意識か和歌ちゃんの自信喪失させようとしたし、酷い言葉でなじっていて腹立たしい。早く別れろ!和歌ちゃん!と思いながら読んでた。
    前向きに生きようと思えたわけでもないけど、なぜか読後感が良い小説でした。ちょっと小説家になりたいと思った。

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    2024年08月15日
  • 源氏物語 4

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    光源氏も40代。でも都合よく女癖が悪いのはまだ続いている。そして、息子の夕霧に浮気するなみたいな指導してるのに、イライラする。
    でも夕霧が小さい時から一緒に育った雲居雁と一緒になれたところでこの4巻が終わっで、ホッとしました。

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    2024年08月14日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾や香港関連のひとコマ集だった。宮下奈都の作品が入っているので読んだ。さっと読めたからそれなりに面白かったのかな

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    2024年08月11日
  • 世界は終わりそうにない

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    ネタバレ

    「自分の問題を解決できるのは、自分しかいないのである。停滞するのは、人任せだから。それは恋愛ばかりではなく、友達でも家族でも、あるいは仕事でも、おんなじことだろう。だれも、何も、私ほどには私のことを知らないし、私ほどには私のために動かないのだ。」

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    2024年08月10日
  • トリップ

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    昔誰かが、日記の書き方について話しいていた。その日一日のことを何時に起きて、とのんべんだらりと書くのではなく、その日のほんの20秒ほどのことを書き尽くしない、というようなことを言っていた。

    この作品を読んでいて、それを思い出した。日々は些細な決断の連続であることはよく言われるが、ほんの20秒、あるいは10秒ほどの思考や、意識の流れ、感情によってその日は成り立っている。

    そのような些細な描写の連続だった。
    だからこそ、映像は地味だけど、彼らの寄るべのなさがありありと迫ってきた。私が普段見て見ぬふりをしている心もとなさを見せられた。

    ただ、物語はどれも悲観的に終わるわけではなく、寄る辺なくも

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    2024年08月09日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あとがきに「明日には忘れるようなどうでもいいことを書く」とあるように、友人とたわいもない会話をした後のような読後感でした。オレンジページの連載とのことで、各話さくっと読みやすい長さです。
    食に関するエッセイが好きなので、この本でも、「食」の章が好きです。自分の気持ちを言語化してくれていると思う部分が多く、特に「『おいしい』の謎」の「違う家で育ち違うものを食べてきた大勢の『おいしい』がなぜいっしょなのかも、わからない。」ところには、確かに!と相槌をうちながら読んでしまいました。「ホテルのバイキングの朝食」でも、「こんなにたくさんの料理を、朝っぱらから、自力では用意できないという降参のもとに成り立

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    2024年08月08日
  • 源氏物語 2

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    お相手の女性が色々出てくるので、この方はどういう方だったかなと、見返したりして読んでいる。が、今、角川書店のビギナーズクラシックス日本の古典 源氏物語も並行して読んでいるので、これを読み終えて、そちらも明石まで読んで、頭に入れようとしているところです。

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    2024年08月08日
  • 源氏物語 2

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    光の君に瓜二つの皇子がうまれ、葵の上、桐壺院の死、藤壺の出家など、どの帖もとても面白い。
    車争いや、葵の上にとりつく物の怪など、六条御息所の悲しさをはじめ、紫の上、花散里、明石の君らの深い悲しみも非常に印象深く語られていて、あっという間に読んでしまいました。
    やっぱり角田光代さんの翻訳でも光の君にはもやもやします。

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    2024年08月06日
  • しあわせのねだん

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    お母さんとの旅行の話が好きです。古い喫茶店で800円のケーキセットを嗜みながら読むにはぴったりの一冊でした。クスッと笑えて共感でき、この上なく幸せな時間でした。

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    2024年08月02日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    母性が目覚めない妊婦が妊娠中にどのようなことを思ったのか?

    日記形式で記されている。

    ちょっと笑ってしまうこともある。面白かった

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    2024年07月30日
  • ツリーハウス

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    人が集まり互いに干渉し合わない翡翠飯店。

    祖父が亡くなり、祖母と中国へ旅行を提案した孫の良嗣。

    現在と祖母と祖父がどのようにして、飯店をきづいたか過去を織り交ぜながら、あまり語られなかった過去が明らかになる。

    祖父母の教えは、逃げていいということ、他人に干渉することなく、各人が根無草のように流されて生きる。

    そんな暮らしも悪くない。大きな展開はないけど何か温かくなるような作品。

    自分も流されて日々を過ごしていると振り返る。

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    2024年07月30日
  • 平凡(新潮文庫)

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    「もし…」

    そんなことを考えたことがあるひとにぴったりの1冊。

    とても面白く読ませていたぢきましたが、私自身は「もし…」をあまり考えたことのない人間だったので★をひとつ、下げました…!

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    2024年07月30日
  • ツリーハウス

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    新宿の翡翠飯店という一軒の定食屋の家族を描いたファミリーヒストリー。
    祖母と祖父が出会った満州から、叔父、叔母、父、母、そして主人公である良嗣の時代まで、根無し草のように来るもの拒まず、漂うように生きてきた家族達。
    確固たる脈々とした系譜などないけど、それでも引き継がれてきた家族の歴史に、何か特別な意味をもたなくても、必死で生きてきたその積み重ねに、重みのような、年輪のような、深みを感じた。
    そういえば、自分の祖父や祖母がどんな風に生きてきたか、よく知らないなぁ。
    聞いておけば良かったな。

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    2024年07月24日
  • キッドナップ・ツアー

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    図書室。夏を感じたくて。
    おとうさんとハルの、お寺に行くまでの道のりのセリフが印象的だった。子どもにとっちゃ、そうだよなあ。こちらがわざわざお膳立てしたり、偶然起こったことをさも人生哲学のように言ったり、しないでいいんだよな。

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    2024年07月22日
  • 三面記事小説

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    ゆうべの花火は面白い。
    好きの気持ちの天秤が逆になっていく恋愛の話。
    光の川は介護の孤独と闇。身につまされる。
    私達の税金や社会保険料はどこに…

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    2024年07月21日
  • 愛がなんだ

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    かわいい小説。
    テルちゃんは完全にイカれてます。でもしんどいくらい共感する部分もある。心ではわかっているのに何故かいつまでも執着してしまう。
    逆にマモちゃんを見ていて、自分の過去の行いを思い返すこともありました。あの時、自分はまったく相手のことを考えられていなかった。

    いろいろ過去の恋愛を思い出しながら読み進められたのは、月9みたいにキラキラしていない等身大の話だからなのだと思います。

    今泉力哉監督の映画が好きで、「愛がなんだ」もお気に入りの作品なのですが、今まで原作の存在を知りませんでした。読んでみて、描写や台詞回しなど今泉監督の原作へのリスペクトを感じました。

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    2025年03月26日