作品一覧 2024/04/10更新 文藝春秋 NEW 試し読み フォロー 田舎の紳士服店のモデルの妻 試し読み フォロー 終わらない歌 試し読み フォロー 神さまたちの遊ぶ庭 試し読み フォロー 静かな雨 試し読み フォロー スコーレNo.4 試し読み フォロー 太陽のパスタ、豆のスープ 試し読み フォロー たった、それだけ 試し読み フォロー 誰かが足りない 試し読み フォロー つぼみ 試し読み フォロー とりあえずウミガメのスープを仕込もう。 値引きあり 試し読み フォロー はじめからその話をすればよかった 試し読み フォロー 羊と鋼の森 完結 試し読み フォロー 羊と鋼の森 試し読み フォロー ふたつのしるし 試し読み フォロー 本をめぐる物語 一冊の扉 試し読み フォロー 僕らにとって自由とはなんだ Nothing’s Carved In Stone 試し読み フォロー マウンドの神様 試し読み フォロー 窓の向こうのガーシュウィン 試し読み フォロー 緑の庭で寝ころんで 完全版 試し読み フォロー よろこびの歌 試し読み フォロー ワンさぶ子の怠惰な冒険 試し読み フォロー 1~22件目 / 22件<<<1・・・・・・・・・>>> 宮下奈都の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ふたつのしるし 宮下奈都 偶然か必然か ふたつの物語が丁寧に紡がれていた。 時に傷つきながらも、自分の人生に向き合っていた2人。よかったね、と声をかけたくなるストーリー。 匿名 羊と鋼の森 宮下奈都 文字、言葉が綺麗で比喩が多いのに読みやすい。パッと取った本だったけど本当に読んで良かったと思う。ピアノをしていた時期もあったけど調律師の事を考えた事はなかったから勉強にもなったし人間の悩める部分もリアルでとても良かった。 Posted by ブクログ 羊と鋼の森 宮下奈都 音などの表現、文章がとてもきれいで読んでいて感動した。表題もよいと思った 盛り上がりのようなものはあまりなかった(と感じた)にもかかわらず、最後まで面白く読めた 調律師の詳しい仕事内容はこの本で初めて知ったが、音楽のような正解がない?1つでない?ようなことを突き詰めていくことの大変さがよく分かった、...続きを読むそんな中でも主人公が一歩ずつ着実に成長しているのが素晴らしいなと思った 主人公が応援したくなるような人物で、他の主要な登場人物たちも好感のもてる人たちなのがよかった Posted by ブクログ 田舎の紳士服店のモデルの妻 宮下奈都 2024年25冊目 宮下奈都さん/田舎の紳士服店のモデルの妻 容姿端麗な夫と2人の子どもと暮らす、主人公の梨々子。しかし夫がうつ病になり、故郷の田舎へ引っ越すことに。 慣れない土地での暮らしや子どもたちの問題と向き合いながら、進化していく梨々子がカッコいい Posted by ブクログ よろこびの歌 宮下奈都 主人公は、高校受験に失敗して不本意ながら滑り止めの高校に入学。積極的に友人を作らず、学校生活に馴染めない日々が続く中、合唱コンクールの指揮者に選ばれてしまう。当然、合唱コンクールは消化不良に終わるのだが、その先に待っている展開は感動的。主人公を含め、クラスメート1人1人の成長が描かれ、立場・家庭環境...続きを読む・趣味も交友関係も全く異なる少女たちが、1つの歌を通して繋がっていく。 終盤で「何のためにみんなで歌うのか?」という問いが投げかけられる。これは読者1人1人に対しての問いかけでもある。 この問いに対して、私は「1人1人の異なる人生が、あの時に確かに繋がっていたことを思い出すため」と答えたい。 学校行事の中でも、人によって好き嫌いが分かれるものは、クラス対抗の「合唱コンクール」ではないだろうか?私自身も指揮者をしたことがあるのだが、ほろ苦い思い出がある。高校1年生の時に、残りの学校生活に多大な影響を及ぼすくらいの恥をかいた。実際はそこまで気にする必要は無いのだが、自分の中で相当打ちのめされ、長期間ウジウジしてしまった。 ただし、今でも合唱コンクールのことを思い出すとき、1人1人の表情が蘇る。当時プレッシャーを感じずのびのびと楽しく歌えたのであれば、一生の宝物。そして、数年後に思い出して、クラスメートが幸せに暮らしているのかどうか思いを馳せることも、幸せなことである。 「仲間を信じること」「(指揮者である)自分1人だけの力では何も成しえないこと」「結果を周囲のせいにしてはいけないこと」を身をもって味わい、高校時代初めての挫折経験となった合唱コンクール。時々思い出して、自分の「弱い心」にシンミリと向き合いたい。宮下さん、素晴らしい小説をありがとう。 Posted by ブクログ 宮下奈都のレビューをもっと見る