あらすじ
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽(あすわ)。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ・リスト(やりたいことリスト)”の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流れていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。
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Posted by ブクログ
とても好きな内容でした。
主人公のあすわが婚約者に婚約破棄されたところから始まる物語。
自分を見つめ直す(直さざるおえない)時間を、叔母のロッカさんが提案したのはドリフターズ(やりたいこと)・リスト。
正直ドリフターズって、お笑いのほうしか知らないわたしは、リストと一緒に素直に成長していくあすわの姿にどんどんハマっていった。
やりたいことがわからない最初の状態から、婚約者に依存していたことに気付き、傷付いた反動でキレイになる!と意気込み、思うままに動いていたら、熱中症で入院までしてしまう。
ハラハラするけど、若い頃なんて誰でも思い当たる行動をしているあすわ。
根っこの部分が純粋でキラキラしてるくらい素直だから、周りの人々もちゃんと認めてくれてるおかげで、少しずつできることを続けていき、自分なりに成長していく過程を読んでいたら、色々疲れが溜まっていたわたしも一緒に元気になった。
「がんばっている人のことは素直に感嘆していよう。自分ががんばれなくても開き直らず、卑下もせず、いちばん後ろからゆうゆうと歩いていこう。」
わたしも若い時に、このあすわのコトバが言えたら、あの頃の自分をもっと好きになれたのではないか?と考えさせられた。
いや、今からでも遅くない。
いまは自分と自分の生き方が好きだ。
この本は、今のわたしに大事なコトバを沢山くれた。
Posted by ブクログ
初めて宮下奈都さんの作品を読んだ。ずっとこの世界に浸っていたくて、少しずつ少しずつ読んだ。一つひとつの文章が、わかるわかると共感しながら読ませてもらった。私はスマホで書き消ししているが、早速リストを作ったら日常がワクワクするようになった!こうなりたいと言う自分。常にアップデートするはず。この本の続編を読みたいと思うぐらい私には好きな世界だった。
Posted by ブクログ
確実に今年(2026年)、
そして私の人生の一冊になりました!
何に対しても、その人の捉えようというか、
考え方ってすごい様々で、だから面白いんだなって!
私が選ぶもので、私はつくられる。って言葉
すごく素敵だなって思いました。
本当にその通りです。
序盤から終盤全てに、心に響く言葉がありました。
この本と出会えてよかったです。
Posted by ブクログ
ちょうど失恋したばかりだったので、ピッタリの本でした。
特別なことではないけど、自分の足でたって生きる実感を得ることが心の平穏なのかもしれない。
少しずつでいいんじゃない?と励まされた気がしました。
Posted by ブクログ
婚約破棄の憂き目に会い、人生の目的を見失うあすわ。
明るく破天荒な叔母のロッカさんにそそのかされ、やりたいことリスト(ドリフターズ・リスト)を作ることに。
人生の目標を立てることについて色々考えさせられる作品だった。
「本当にやりたいこと」を改めて考えたくなった。
あすわがうじうじ色々なことに思い悩むところが、人間らしく共感できた。
Posted by ブクログ
雑誌Oggiで宇垣美里さんがオススメしてたので読んでみた。仕事もプライベートも順風満帆ではないミドサーとしては、心がじんわり暖かくなる大変な良作。
婚約破棄された失意の中のあすわが、やりたいことリストを書いたり消したり繰り返す中で、頑張らない日常の中に大切なものがあると気付く。
わかる、とってもわかる…とってもリアル…!
やりたいことが他人と比べて薄っぺらいと感じたり(豆)、これだと思って勢いよく飛び込んだのに全然違ったり(料理教室)、せっかくリストを元にして頑張って暮らしてるのに「リストなんて不要」という言葉に動揺したり…
こういうこと、、本当によくある!!!
そうした経験を通して、他人に否定されたリストの意味を自分なりに見出したり、無理に頑張らなくていいと自分を認められたり、あすわはちゃんと成長してる。
私が選ぶもので私は作られる。
読みやすいのも高ポイント◎
Posted by ブクログ
日曜日の朝に段ボールから出して、その日の夜に読み終わった。火曜日に何か本をプレゼントしたかったので。良い人に囲まれてた人が自分の周りに良い人がいっぱいいることに気付くお話。、
匿名
人生の暗い時期からまた次のある時期へと移行していくその時期にどんなことをして何を指針に生きていくのか。この小説の中では特に大きなことは起こりません(婚約破棄以外には)。自分自身と向き合って何かをできるだけ素直な気持ちで選んでいくその過程を通じて、自分自身が回復していく。そしてその選んだものって意外と自分自身に根ざしていて実は自分の周りにすでに転がっている何かだったりするので、その何かに気付いてあげることが大切なんだろう。
六花さん
六花さんがとてもいいキャラで、癒されました。自分の近くにいて欲しい存在。多くは語らず、でもそばで背中を押してくれる存在でした。
とてもほっこりする小説でした!
Posted by ブクログ
2023.4.15
★3.7
結婚を控えていた理沙は、婚約者に突然別れを告げられ、人生の大きな転機を迎える。将来の計画が崩れ、心にぽっかり穴があいたまま、日々を過ごすことになるり
そんな彼女が始めたのは、「やりたいことリスト」を作ること。小さなことから一つずつ実現していく中で、新しい出会いや経験を重ね、少しずつ自分らしさを取り戻していく物語。
婚約を解消されるってどんな気持ちなんだろ。自分もどん底に落ちるのだろうか。全然想像できない。そんなに人を好きになれるって羨ましいとさえ思う。
婚約解消されたことも仕事もしたことないけど、家族とごはんを食べながら他愛もない会話をずっとしていたいなと思うことに共感。
なんか幸せを感じるよね。家族ってずっと会ってなくても昨日の続きみたいに会話できるから不思議。明日(主人公)は、仕事に対してモチベというかこんなもんって思ってるけど、自分もそうなるのかな。それは嫌だなと思った。憧れとか目標捨てたくない。
正直100ページくらいまであまり面白いとは思えなかった。ただ単に婚約を解消された経験がないから共感しにくいだけかなって思ってたけど、それだけじゃなくて明日が自分に自信がない事にイラッとしていたのかもしれない。たぶんさと、変わりたいかわりたいって言ってるだけの人苦手。人間らしいんだけども。後半につれて、明日が一歩踏み出すところとか、変わろうとする姿勢が見られるから好き。
150ページあたりから明日羽の家族の温かさがすごく心地いい。六花さん(明日羽の叔母さん)もすごく面白い。
✍︎毎日のごはんがあなたを助ける。
#さとの本棚
Posted by ブクログ
自分の気持ちに正直に生きたい人にはおすすめ。
婚約者に破談にされた主人公がやりたいことリストを作成して再生していく物語。
私が選んだもの、選べなかったもの全部全部ふくめて、私なんだ。誰かに流された訳でもない、自分で選択した人生を生きていきたいと心から思えた。
Posted by ブクログ
ロッカさんのつくる太陽のパスタがなんとなく好きだ。ロッカさんみたいな飄々としたお姉さんが料理下手だなんて信じられない。ああいう人は料理が上手いもんだと思っていた。ただそういうところがロッカさんのかわいいところでもある。
あすわを傷心から立ち直らせた人であり、あすわのメンターみたいな立ち位置のロッカさんは、きっと完璧超人なんだろうなと思っていたから。
ロッカさんがあすわのラタトゥイユを食べた後、
「この太陽風スパゲティのいい引き立て役になってるよ」ってセリフを言った時、ああ、不味くてもいいんだって思った。不味くてもいい、頑張って上手くならなくても主役になれる。
太陽のパスタはロッカさんであり、こういう人が人生楽しんでるのかなと思った。
Posted by ブクログ
やっぱり宮下奈都さんの作品は大好きです。
じんわりあったかく優しい雰囲気がとても癒されます。
主人公、明日羽の婚約破棄から始まるこの物語は、明日羽の成長の話ではなく、明日羽が自分を見つめてあるがままの自分を受け入れる姿勢が、生きていく中でこういう事って大事だよなとしみじみと感じさせてくれる温かい作品でした。
Posted by ブクログ
結婚直前に婚約解消された「あすわ」は、気力を失っていたが、
叔母のロッカさんの提案により、徐々に気力を取り戻していく。
タイトルの太陽のパスタと豆のスープに関しては、
読んだ人だけがわかる、キーワードなので触れませんが、
叔母が何かと姪のところに現れるというのは、ありがた迷惑な気がしてしまう
場面もあったりなかったり。
物語的に、男女問わずで楽しめるかなと思う内容ではありますが、
主人公の「あすわ」に係る人たちの寄り添い方が救いとなって成長する
ところは女性には良い刺激になるのではと思います。
主人公と叔母の名前を漢字にしていないのは、漢字じゃないわけではなく、
あえてのことなので、読んだら分かるということにしておきます。
Posted by ブクログ
婚約者から、結婚直前で突然婚約を解消された
主人公のあすわ(明日羽)傷心の彼女に
叔母のロッカさんはドリフターズリスト(やりたいことリスト)の作成を提案する。
ロッカさんの能天気ぶりに、腹が立つやら
あきれるやら‥でもきっと、この人には
何を言っても通じない。
ドリフターズリストを悩みながら書いて
無理にでも達成しようとするあすわだが、
ドリフターズリストは「不可能リスト」と、
エスティシャンの桜井さんに教えられる。
リストは反面教師で自分にできないことを
挙げるらしい。本当に大事なこと、どうしても
守りたいものは口に出したり紙に書いたりしない
ほうがいいと言われて、愕然とするあすわ。
会社の同僚の郁ちゃんが青空マーケットで豆を
売っていることを知り、豆に興味を持ち始める
あすわ。婚約破棄された直後は、綺麗になって
元婚約者を見返してやる!と思い詰めていた
あすわだが、いつの間にかそんなことよりも
興味があることが見つかった。
ロッカさんや両親のこと、兄のこと、勤めている
会社や同僚の郁ちゃん、山吹さん、幼なじみの
京ちゃん。周りにいる人の気付かなかった色々な
ことが見えるようになってきた。
豆を通して、同僚の郁ちゃんと青空マーケットで
繋がり、自分の仕事をちゃんと見てくれていた人がプロジェクトチームの参加の推薦もしてくれた。
「頭がカチカチのときって考えも凝り固まってるから、新しいものを取り入れるのがむずかしいの」と、京ちゃんの言葉。その通りかもしれない。
無理しなくていい。情けなくていい。
普段の生活を大事にして、
いとおしいと思える自分になっていく
(リストはポケットに入れて時々見るだけでいい)
ぐちぐちと何度も悩む主人公に共感する。
この本が「太陽のパスタ、豆のスープ」という
タイトルなので、おいしそうな料理が出てくる
本かと思って読んでみたら、自分の生き方を
見つめ直し、背中を押してくれるような
そんな本だった。
婚約者の譲さんて、一体どんな人だったのだろう。存在感が薄すぎて、あすわは本当にこの人のことが好きだったのだろうかと疑問。
Posted by ブクログ
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽の成長の物語。
温かく優しいまわりの人たちのおかげで悲壮感がなく救われる。
「たんぽぽのような声」
「ドリアン」
「一切れのパン」
「豚のメ」
印象に残る。
無性に豆を茹でたくなる。
Posted by ブクログ
ドリフターズリスト私も作ろっかな
最初は婚約破棄されたあすわが可哀想すぎてこっちまで辛くなった
でも郁ちゃんもロッカさんもお兄ちゃんもあたたかくて幸せな気持ちになった
リスト作りたいって思いながら読んでたけど途中で恵の「リストは反面教師、リストに書かれているのは全てあなたの弱点、どうしても守りたいものは口に出したり紙に書いたりしない方が賢明」って言うのにも頷けた
また、同時に1切れのパンみたいな存在。何をしてるか、何をすればいいかやろうとしてる事は、やりたいことはそういうことを考えるのがリストの役割できっかけ。結局はこのリストはポケットに入れて自分で進んでくしかない書いたことを信じてこれがあるからって
Posted by ブクログ
主人公は婚約破棄をされた事務職の女性。
結婚後に使うはずだった休暇を取り自暴自棄に過ごすも、叔母からドリフターズリスト(やりたいことリスト)の記載を勧められ、試してみる。
そこに記載したエステで出会った綺麗な店員、同僚の仕事以外の一面(豆を広める活動)の発見と活動への参加などを通して、前向きに変わっていく。
たぶんそんなに大きく変わってはいない、日常が描かれているけど、物語の最初と最後では大きな違いを感じる不思議なストーリー。料理がその人を作るって部分はとてもわかる気がして、確かに自炊率の高かった週は気持ちが豊かだし、満足度が高い気がする。それが1番実感を得やすいけど、確かに人生って自分で作った/選んだものが良いのかもしれない。
Posted by ブクログ
婚約破棄されたことをきっかけに、自分というものが無くて、ただ何となく生きていたことに気づいた主人公が「ドリフターズ(漂流者)リスト」を通して、自分や家族、周りの人々との関係性や本当に自分がやりたかった事は何かを見つめ直していくハートウォーミングな話。
「自分は何のために生きているんだろう」「本当にやりたいことはなんだろう」「あの人はあんなに頑張っているのに私ときたら……」と1度でも考えたことがある人ならきっと、理解出来る心情が書かれている1冊だと思う。
自由奔放でひねくれ者な叔母のロッカさんや、幼なじみの京など登場人物も皆濃いキャラで、この中で生きてたら確かに自分なんて突出したものは何も持ってないな……と思っちゃうかも、と共感してしまった。
Posted by ブクログ
婚約破棄された主人公が立ち直っていく話。
私も最近恋愛関係で辛いことがあったので、重ねて考えられた。
ドリフターズリストがいいとか悪いとか、
いろいろモヤモヤ考える主人公に共感。
婚約破棄されたその人は脳裏によみがえることはあるが、
それ以外の生活でしっかり楽しみを見出して、今を生きて前向きになるエンディングでよかった。
過去の執着を断ち切って私もそうなりたい。
Posted by ブクログ
婚約破棄されたことをきっかけに、本当に自分がやりたいことは何なのか見つめ直し自立していく主人公のあすわ。同僚の郁ちゃんやロッカさんがすごく気にかけてくれてて優しすぎる。じわじわ回復して新しい人生が始まっていく感じが良かった。
Posted by ブクログ
結婚目前に突然別れを告げられた主人公明日羽の物語。ものすごく気落ちしている明日羽に対する周囲の人たちの温かさを感じました。自分のやりたいことってなんだろう? と考えるきっかけにもなり、しっかりと行動に移さなければ意味がないというような自身を見つめ直すことの大切さを教えられた。
Posted by ブクログ
「些細な日常」だけど心が暖かくなる、そんな作品。
作中に登場するキーアイテム「ル・クルーゼ」
私は結婚祝いに頂き、スープやご飯を炊く時に重宝している。お鍋と一緒に「美味しいものを食べると幸せになります」というメッセージもいただき、その言葉も含め、自炊のモチベーションを上げてくれた。
些細な一言やモノが日常に彩りを与えてくれることを改めて実感した。
Posted by ブクログ
2026/01/16
30歳くらいの時に読んでいたら、もっと共感したかも。
ちょうどそのくらいの年って、仕事や結婚・人生について悩む時期なんじゃないかと思う。
自分だけが取り残されている気がするし、自分には何もないような気がする。
そんな時、この小説がそっと背中を押してくれるんじゃないかな。
Posted by ブクログ
自分の心身の弱さに無自覚で行動してつっ走っちゃう感じ(少し発達っぽさある感覚までする)とか、御都合主義だとか、自己憐憫の下手さとか、とにかく主人公がガキ臭過ぎてしんどかったよぉ…
なんか 夢をかなえるゾウ読んでる?って気持ちになりました
ロッカさんはクレヨンしんちゃんに出てくるムサエをイメージして読んでました。
Posted by ブクログ
恋人に婚約破棄されたアラサー主人公のあすわが、恋人との未来が無くなったことでそこに寄りかかっていた自分に気付き、自分には何も無い...からっぽだ...となり、やりたいことリストを書くことで自分と向き合うお話。
「持っていないもの」に目を向けて新しいことに挑戦するのはとても良いことだと思うのだけど、それと同時に今既に自分が「持っているもの」に気付くこと、感謝することが幸せの土台なんじゃないかなと個人的には感じた。
Posted by ブクログ
婚約解消をされた主人公の明日羽が、やりたいことをやろうとドリフターズ・リストを作り、どのように実行して行くかを描いた物語。
冒頭は婚約者から突然婚約解消を言い渡され、どん底に落ちてしまう様子に、このあとどう挽回して行くのかと引き込まれた。
しかし、特に何か大きな出来事が起こるでもなく、リストの内容も細かく夢のあるようなものではないし、思ったような展開にはならず途中からだれてきてしまった印象。
彼女の周りのロッカさん、郁ちゃんなどは個性豊かな人物像でインパクトはあったが、それゆえに主人公が薄く見えてしまった。
ただ、人生どん底に落ちることがあったとしても、周りの人に助けてもらえる恵まれた環境にあるというのは救いだったと思う。
物語としては想像より淡々としていたけれど、実際の人生の波なんてこのくらいのもので、それは当人にとっては大きな波だったりするんだろう。
Posted by ブクログ
TikTokで失恋したら読むべき本として紹介されていて、タイトルに惹かれて読み始めた。
ドリフターズ・リストを作ることで良くも悪くも、何かをする動機を得られることで失恋の痛みを苦し紛れにも忘れることができることができたのかなと感じた。でも、そのリストは「不可能リスト」自分ができないからリストにするものであるからリストにこだわりすぎることもまた良くない。難しいなと思う。
私も失恋した、その出来事が頭の大部分を占めしまっているからまずはリストを作ってみようと思う。
正直、京や恵、郁ちゃん、お兄ちゃんとロッカさんやお父さんの視点でのあすわを見てみたかった。主人公視点の物語で、終始あすわの考えに沿っていた。