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Posted by ブクログ
ハルというおんなじ呼び名を持つ2人の物語。
2人の不器用さや真面目さに共感したり、切ない気持ちになったりした。どこか儚くて、狂気的な2人の行先を少しハラハラしながら読んだ。しかし最後には温かい気持ちが残った。
学生生活では埃の様な扱いをされてきた温之が、社会人となってからは仕事熱心な点を認められ、自分の居場所を見つけたところが心に残った。
学生生活を送っていて、どこか自分の居場所がないと感じる人にぜひ読んでほしい。
★自分の考え
社会人になり就職すると、仕事をひとつの軸として人が関わり合う。それに比べて小、中学校は、地域の人の集まりなだけであって、共通の軸を持たない。なので、社会人になってからの方が楽しい!と思える人も多いのではないかと私はおもった。
絶対に東京に行きたい理由をちゃんと持っていれば、行ってからやりたいことがわからなくなることもないんじゃないだろうか。という一文を読んで、自分の人生に足りなかった考え方だと思った。
何か物事をスタートさせたり、環境が変わったりするときに、なぜこれをやるのか、ということを意識したい。
Posted by ブクログ
温之の小学生時代のエピソード、親になったからか切なくて泣きそうになった。ただ、先生の気持ちもわかる。
温之の凄さって、大人になってからわかる気がする。流されない強さってすごい。それに気づける健太、最高だよ。
遥名のしんどさは、共感どころが多かったな。。
あそこまで型にハマろうとはしなかったけれど、周りからどう思われるか、どうみられるかをすごい気にしていたのしんどかったなと。
失敗するのが怖かったけど、失敗も勘を磨くために必要なことかもって思えた。
いろんな経験して、たくさんぶつかって、考えて、次は準備して…って、失敗恐れていたらできないなと気づけた。
前半の2人のしんどさが読んでて辛かったけど、後半にいくにつれてそれが繋がっていくのにホッとした。
「しるし」がなんだったのか、遥名が、自分になくて温之にあると思っているのはなんだったのかがよくわかってないので、もう一度読みたいかな。
Posted by ブクログ
優等生で、顔立ちも綺麗なのに、わざと舌足らずにしゃべったり目立たないようして周りから距離をとって生きている遥名。関心がある事だけに集中して周りが見えないマイペースすぎる性格ゆえ学校生活にも馴染めない、勉強もできない劣等生の温之。そんな二人が3・11の大地震の日に出会うまでの軌跡を描いた物語。二人の"ハル"にとってのしるしとは何だったのか?生きずらくても、心が壊れそうでも、誰かの言葉や暖かい眼差しに支えられ、きっと生きていける。こんなふうに、迷える人達が、いつか安らぎの場所を見つけられたなら…。そんな祈りのようなものを感じる温かいストーリーでした。
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