田舎の紳士服店のモデルの妻

田舎の紳士服店のモデルの妻

作者名 :
通常価格 611円 (556円+税)
紙の本 [参考] 660円 (税込)
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作品内容

「もしも、子供がいなかったら、夫がいなかったら。私はもっと快活に笑えていただろうか。もっと自由だったのだろうか。」(本文より)東京から夫の故郷に移り住むことになった梨々子。田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、恋に胸を騒がせ、変わってゆく子供たちの成長に驚き――30歳から40歳、「何者でもない」等身大の女性の10年間を、2年刻みの定点観測のように丁寧に描き出す。注目の著者がすべての女性に贈る、愛おしい「普通の私」の物語。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
電子版発売日
2013年08月30日
紙の本の発売
2013年06月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

田舎の紳士服店のモデルの妻 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年06月15日

    さて、いきなりですが、あなたに問題を出します。
    クリックしていただいたこのレビューの書名からこの本の主人公の職業はなんだと思いますか?

    えっ?あんまりよく見なかったけど、確か『モデル』かなぁ?と思ったあなたに、ブッブーとハズレのブザーが鳴ります。

    この作品のタイトルは、
    「田舎『の』紳士服店『の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月28日

    30歳から40歳、何者でもない等身大の女性の10年間を2年刻みの定点観測のように丁寧に描き出す。じんわりと胸にしみてゆく、いとおしい「普通の私」の物語。

    この作者の文章は素敵だと思う。さりげなく主人公の思いを描き出し、読者に差し出す。その時々揺れる思いの中で、精いっぱい生きていく主人公に感情移入し...続きを読む

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    購入済み

    自分自身を見つめる

    arashi-jun-h420612ha 2018年09月18日

    この本も面白かったです。
    梨々子の色んな葛藤や、夫やこどもまわりとの
    人間関係の過程、頷ける部分も沢山ありました。
    宮下先生の作品は、いつもブレブレの私の姿勢を直してくれています。
    温かさやぬくもりがいつも込められていて、毎作品胸が熱くなります

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    Posted by ブクログ 2016年07月15日

    人の感情を顕微鏡でみるような繊細な描写。人はひとりだけど、誰かのひとりでもある。その誰かとの関係のなかで、自分自身を見つけていくのかな。

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    Posted by ブクログ 2015年09月29日

     梨々子さんは孤独だ。一人立っている。
     主婦だというのに。
     夫や子供2人と一緒に暮らしているのに。

     夫の鬱病を期に、東京から田舎に引っ越し、そこで暮らす梨々子さん。
     彼女はちょっと綺麗で愛想が良く、そして少しだけ我慢をするひと。
     ここまで書いて全く面白くなさそうな小説が、どうしてここまで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月17日

    狭い世界で生きるしかないという心象から、顔の見える人の中でかけがえのない私を生きるという静かな気づきへの心の声の物語。変わっていく小声の独り言を聞いているような、流れる淡い景色をただ見ているような不思議な読後感。

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    Posted by ブクログ 2017年07月23日

    主人公の梨々子は、東京八王子育ちのそこそろきれいで自分に自信がある人。
    かっこよくて仕事もエースと言われるようなオットと結婚し、子供二人に恵まれたところから、夫が鬱で夫の田舎に帰るところからストーリーは始まる。
    2年刻みで綴られる梨々子の日記には、生活、口調、考え方の変化が丁寧に描かれている。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月15日

    一瞬、官能小説かと思ってしまいそうなタイトルですが、宮下奈都ですからちがいます(笑)。彼女が書く主人公はたいていが女性、学生とかOLとか。そして彼女の作品を読むといつもふんわりと幸せな気持ちになります。読後感の非常にいい作家さん。

    今回の主人公は学生でもOLでもない、専業主婦・梨々子。昔から、学校...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月07日

    学生時代はクラスの中でも美貌で注目され、恋も思うままにできた梨々子。
    結婚し、二人の子供が生まれるが、子育ては期待通りにはいかない。
    その上、かつては輝いて見えた夫、達郎は、鬱病に罹り、東京の暮らしから「脱落」する。

    夫とは心が通じていないことにもがき、自分が「誰でもない者」だと突きつけられるつら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月19日

    今、波が来ている作家らしいので、今までまったく知らなかったのだが、書店にて既刊をいくつかパラパラめくってみて、一番、宮下という作家の雰囲気がよく出ていそうな作品を読んでみた。
    細やかでクールで理知的だけど、誰にでも共感できそうな等身大の女性の視点で、生きることの綾と感動が、落ち着いた絵のように、それ...続きを読む

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