スコーレNo.4

スコーレNo.4

605円 (税込)

3pt

自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、少女から女性へ変わっていく。そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは……。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。

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スコーレNo.4 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    麻子の子供の頃は、自分を主張できて、かわいい妹の事が羨ましいかったり、自分に自信がない。
    もっと、自分を主張してほしいと思いながら物語を、読んでました。
    だんだんと成長し、やっと靴屋で、自分に自信が持てて、いきいきとした姿に、私も本当に良かったと思った。

    誰でも、いつか自分にあった自信をもてる生き

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、ハミングしたくなるような心地よさを感じる作家は本当に稀だ。私にとってそれは森絵都さんと宮下奈都さん。
    何をしても中途半端。自分よりも妹にばかり魅力を感じてしまう姉が変わっていくさまがこの小説の魅力。褒められ慣れていない主人公麻子が、自分の色で輝き出す。気づいてないだけだった。
    妹との溝が

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    卓越した描写力。豊かな表現力。
    無駄なものが一つもない、実りに満ちた文章。

    一つ一つの表現が瑞々しく、的を得ているので、深い共感を得られる。

    中学生から30代までの、全ての女性へ。

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    宮下さんの文体はどこまでも抽象的というか、
    例えば『好きになった』と一言で済むところを、何度も何度も言葉を重ね直接的な言葉を使わず表現しているんだなぁと感じます。

    そこが想像力を豊かにするし、細かな情景が浮かび上がると同時に、何かが起こるのか?どうなるんだ?とどんどん読み進めてしまいます。

    0
    2024年02月24日

    購入済み

    恋心が瑞々しい✨

    中学、高校、大学、社会人…それぞれのステージで、少女が瑞々しく、自然に恋をしていく様子が素敵でした。

    どの相手も格好良いなぁ~(о´∀`о)✨
    ……………あ、あれ…?大学時代の相手だけ、誰だか忘れた(笑)印象薄かったんかな。

    そして、麻子の背景にある、モノを愛する力と、家族(特に七葉ちゃん)の存

    0
    2020年10月14日

    Posted by ブクログ

    いつ読んだか覚えてなかったので再読。言葉が風に乗って心に入ってくる感じがした。女性とか男性とか、そうではなくて、その人そのものを映し取るようなお話でした。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    静かな中に、力強さを感じる。

    「羊と鋼の森」を読んだときと似た読後感。主人公があまり声に出さない性格だからこそ、生きてくる風景描写から感じられる登場人物の心理描写、本当にステキです。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと、ほんのり、ほんわか
    する気持ちが残る
    宮下さんの本はそんな気持ちがらほんのり
    するので好きです
    靴やさんに行って、靴、みてみたくなります

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    一人の女性の中学生から大人になって結婚するまでの青春小説。人生の4つの場面を切り取り、その時々の感情や思考など、自分自身にも当てはまるように感じた。色々な苦悩があり、自分の人生とも照らし合わせて、どのように成長していくのだろうと考えさせられました。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    読み始めは単に少女の成長して行くお話しかな?なんて思っていたら読み進める度に次から次へと読み始めていた所と繋ぎ合わされて行き、感動しながらページを捲っていました。
    価値観が合う人に出逢える事が運命なのかな?なんて最近では思います。
    販売員の方や靴、骨董品が好きな人にオススメしたい一冊です。

    0
    2025年07月02日

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