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恋心が瑞々しい✨
中学、高校、大学、社会人…それぞれのステージで、少女が瑞々しく、自然に恋をしていく様子が素敵でした。
どの相手も格好良いなぁ~(о´∀`о)✨
……………あ、あれ…?大学時代の相手だけ、誰だか忘れた(笑)印象薄かったんかな。
そして、麻子の背景にある、モノを愛する力と、家族(特に七葉ちゃん)の存在も、温かくてとても良かったです。心が柔らかく、キレイになった気がします!!
Posted by ブクログ
郊外の骨董品店の三姉妹の長女として生まれた麻子。中学の頃からどことなくみんなと同じように恋愛などが出来なかった。祖父の代から続く骨董品店において、三姉妹で唯一骨董品に興味を抱くが、一方で妹の七葉へのコンプレックスなどから、家を出たいと考えていた。
麻子の中学、高校、就職とその後を4段階で描いた人間ドラマ。恋愛には執着しないものの、つい好きになったり、付き合い始めたりという話が有ったり、その中で見つける、ちょっとした重要なアイテムなどの話。
スコーレということで、学校の話が続くのかと思いきや、それは2話で終わる。残り半分は就職後の話だ。
全体にふわっとしながら、これが描きたいんだなというテーマがわりと露骨に表現されるため、文学が苦手だという人にもとっつきやすいだろう。4つの話は大骨子については地味ではあるが、わかりやすく、露骨に記載される作者の書きたかったことを逃してしまっても楽しめる。
一方で、この作家の一番引っかかる部分が、他の作品も含め、人物自体をほぼ描かないというもので、麻子や七葉がどういった見た目で、どういったものが好きで、というキャラクターへの肉付けはほぼされない。ただ、本作においてはそれがダメだというわけでもなく、自分以外の人の行動などで示されているので、わからんでもない。
ただ、麻子が「七葉のように美しくない」といったようなことを語ったりする分、その都度引っかかるのよなあ。
宮下奈都の中では、代表作ということになるのだろう。それだけの魅力はある作品ではある。
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小説・文芸
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