はじめからその話をすればよかった

はじめからその話をすればよかった

小説・文芸
623円 (税込)

3pt

迷いながらも真摯に生きる登場人物の姿を、瑞々しい文章で丁寧にすくいあげる作風で、静かな、けれども熱い視線を注がれ続けてきた著者。2011年刊行『誰かが足りない』は2012年本屋大賞の第7位に選出。2015年秋に上梓された『羊と鋼の森』は直木賞候補となったほか、「キノベス!2016」第1位、「王様のブランチ ブックアワード 大賞」に選ばれ、このたび「2016年本屋大賞」に輝いた。単独の著書として10冊目にあたる本書は、著者初のエッセイ集。大好きな本や音楽、そして愛おしい三人の子供たちと共にある暮らしを紡いだ身辺雑記。やさしくも鋭い眼差しで読み解く書評。創作の背景を披瀝した自著解説。瑞々しい掌編小説――読者の心を熱く震わせる「宮下ワールド」の原風景が詰まっている。掌編小説2編とエッセイ2編を特別収録。宮下ファン必携、極上の一冊だ!

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はじめからその話をすればよかった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かつてまだ読書が出来ていた頃、宮下さんの本は、本当にたくさん読んだ。
    読書が復活した今、多分恐らく再読だろう、この本を、読み終えた。
    やっぱり好きだなぁ、と思う。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    宮下奈都の文章を読むと、どろどろしていた心にすっと風が吹くような感じがする。

    理由はわからないけど、なんでか本当に何もしたくないときに読み始めた。本当は本も読みたくなかったのに、することがなく、本を読む以外に時間を潰せなかった。

    そんな時こそ宮下奈都だろうと思って、無理矢理文章を追い始めた。最初のホルモンの話からどんぴしゃだった。

    そういう気持ちになる事るよねえ、と共感したり、ふふっと笑ったりするうちに、あっという間に1つ目のエッセイを読み終わった。

    もう、やる気がないことは忘れていた。

    宮下奈都の文章はきれいな文章だと思う。そして、優しさが詰まっていると思う。

    だから、読んでいるうちに心が洗われ、優しさに満ち、明日からなんとなく頑張っていこうと思えるのだ。

    神さまたちの遊ぶ庭も読み直したいな。

    また、宮下奈都は本の紹介がうますぎる。読みたいリストに何冊追加されたかわからない。

    メモを起こして感想を書き直している1ヶ月後の今もまた本を読みたいなぁと思わせてくれるからすごいと思う。

    結局、何が言いたいかって、宮下奈都の文章がとてもすきです。

    0
    2021年05月13日

    Posted by ブクログ

    単行本未収録の掌話が掲載とのことで、文庫も買っちゃいました。
    宮下さんのエッセイや掌小説は、とても穏やかで優しくて、でも凛としていて、長編もいいけれど、こちらも読んでいて心地が良くてやっぱり好きだなと思いました。

    0
    2016年05月30日

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さんの子どもに対する眼差しが好き。育児書とかを読むよりも、スッと心に入ってくる。
    特に印象に残ったのは、

    こどもたちに関してだけは、後まわしにしない。
    こどもには今しかないと思うからだ。今、お腹が空いていて、今、話を聞いてほしくて、今、ぎゅっと抱きしめられたくて。今を逃したら、次はない。肝に銘じている。

    この部分です。
    本当にその通りなんですよね。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    宮下さんの初期のエッセイや掌編、書評などをまとめたもの。
    2013年に出された単行本を文庫化したものだが、あしたの風という短編は、まさに今の日本のことみたいだと思った。
    書評を読んで、山本幸久を読んでみたくなった。

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さんのエッセイ集。宮下さんの過去や日常に留まらず、自作の執筆エピソードや他の作品の解説、掌編など、エッセイの自由さを感じました。特に前半部分の宮下さんの日常や感じたことを題材にした文章が好きで、旦那さんとの馴れ初め?や子どもたちのことについて書かれていたのが微笑ましかったです。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    宮下さんの言葉って心にじんわり優しく染みてくる。強く鼓舞してくれるわけでもないんだけど、優しく背中を押してくれる感じ。
    あぁ、これでいいんだなって、自分の生き方に納得できる気持ちになる。

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    著者の魅力がたっぷり詰まったエッセイ集。家族とのほっこりエピソードにクスりとさせられ、年代が近いこともあって、そうそう! と思わされることも多々あり楽しく読めた。本の紹介や他作家の書評は積ん読が増えること間違いなし!

    0
    2022年07月26日

    Posted by ブクログ

    今までさまざな媒体で綴られてきたエッセイが、一冊にまとめられているほかに、これまで上梓された著者自身の小説やエッセイ集、一冊一冊に対するコメントや、他の作家の小説の感想なども所収されている。

    0
    2021年08月27日

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さんの初エッセイ集。

    宮下奈都さんのエッセイは初めて読んだのですが、宮下さんって、小説作品数の割にはエッセイ集を多く上梓されている気がします(確か、今のところ4冊も出してる)。

    その真摯で心地よい温度の小説をどのような方が書いているのだろうと思う読者が多いからではないか・・・と勝手に考えたのですが、そんなわたしの予想を裏切らず、優しくてほのぼのとした世界観が垣間見られるエッセイでした。

    家族と小説を愛し、穏やかな日常をいとおしむ姿勢が素晴らしい。
    こんな、ささいな日々の何でもないことから抽出した言葉が積み重なって小説となり、読み手に新しい視座を得るという体験を味わわせてくれるんだなあ…。

    読んでいるとなんだか目頭があつくなってくる。
    またいつか読み返したい。

    0
    2018年09月02日

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