感情タグBEST3
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宮下奈都の文章を読むと、どろどろしていた心にすっと風が吹くような感じがする。
理由はわからないけど、なんでか本当に何もしたくないときに読み始めた。本当は本も読みたくなかったのに、することがなく、本を読む以外に時間を潰せなかった。
そんな時こそ宮下奈都だろうと思って、無理矢理文章を追い始めた。最初のホルモンの話からどんぴしゃだった。
そういう気持ちになる事るよねえ、と共感したり、ふふっと笑ったりするうちに、あっという間に1つ目のエッセイを読み終わった。
もう、やる気がないことは忘れていた。
宮下奈都の文章はきれいな文章だと思う。そして、優しさが詰まっていると思う。
だから、読んでいるうちに心が洗われ、優しさに満ち、明日からなんとなく頑張っていこうと思えるのだ。
神さまたちの遊ぶ庭も読み直したいな。
また、宮下奈都は本の紹介がうますぎる。読みたいリストに何冊追加されたかわからない。
メモを起こして感想を書き直している1ヶ月後の今もまた本を読みたいなぁと思わせてくれるからすごいと思う。
結局、何が言いたいかって、宮下奈都の文章がとてもすきです。
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単行本未収録の掌話が掲載とのことで、文庫も買っちゃいました。
宮下さんのエッセイや掌小説は、とても穏やかで優しくて、でも凛としていて、長編もいいけれど、こちらも読んでいて心地が良くてやっぱり好きだなと思いました。
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宮下さんの言葉って心にじんわり優しく染みてくる。強く鼓舞してくれるわけでもないんだけど、優しく背中を押してくれる感じ。
あぁ、これでいいんだなって、自分の生き方に納得できる気持ちになる。
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著者の魅力がたっぷり詰まったエッセイ集。家族とのほっこりエピソードにクスりとさせられ、年代が近いこともあって、そうそう! と思わされることも多々あり楽しく読めた。本の紹介や他作家の書評は積ん読が増えること間違いなし!
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今までさまざな媒体で綴られてきたエッセイが、一冊にまとめられているほかに、これまで上梓された著者自身の小説やエッセイ集、一冊一冊に対するコメントや、他の作家の小説の感想なども所収されている。
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宮下奈都さんの初エッセイ集。
宮下奈都さんのエッセイは初めて読んだのですが、宮下さんって、小説作品数の割にはエッセイ集を多く上梓されている気がします(確か、今のところ4冊も出してる)。
その真摯で心地よい温度の小説をどのような方が書いているのだろうと思う読者が多いからではないか・・・と勝手に考えたのですが、そんなわたしの予想を裏切らず、優しくてほのぼのとした世界観が垣間見られるエッセイでした。
家族と小説を愛し、穏やかな日常をいとおしむ姿勢が素晴らしい。
こんな、ささいな日々の何でもないことから抽出した言葉が積み重なって小説となり、読み手に新しい視座を得るという体験を味わわせてくれるんだなあ…。
読んでいるとなんだか目頭があつくなってくる。
またいつか読み返したい。
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ポツポツとそのときに宮下奈都さんが感じたことだったり考えたことだったり体験したことだったり。
この人の感性というのがどこにあるかを覗けた気がする。気がするだけだが。
こういう本をもっと早く知って紹介されてる本や作品を読んでるか、もしくはすでに読んでいた上でこの本を読みたいものです。
本読もう。
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作者のエッセイ、小説、書評、自著解説が詰め込まれた贅沢な文庫版。
個性豊かな3人の子どもの行動や言葉にそれでいいんだよとやさしく見守る姿が印象的。
そして読みたい本がさらに増えた。
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羊と鋼の森を読んで、この人が好きになったけどそれからこの人の本を読んでなかった。今回2冊目だけど、ここんとこの読書意欲の低下もあって中断してしまいました。
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宮下さんのエッセイ2冊目。「神さまたちの遊ぶ庭」に出てきたお子さんたちが生まれた頃からのエッセイがあって、あの子たちが!という感覚で読めました。一番最初のおはじきや蝉の“なきがら”の話、「その日」の話、たわいもないようなことだけど、それが残っているのっていいなぁと思ったり。あとは旦那さんとの話がたくさんあるのも馴れ初めを聞いているようでよかったです。掌編では「サンタクロースの息子」が好きでした。眉だけで場面が想像できてしまう表現に凄さを感じました。紹介されていた本からも読んでみたいのが見つかりました。
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エッセイは、書き手のプライベートな部分が垣間見れるようで楽しい。子ども時代から学生、就活、結婚、引っ越し、子育て・・・。世界観は小説と同じで優しくほほえましく楽しい。
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宮下奈都のエッセイ集。
タイトルに納得、エッセイも面白いが、宮下さんはやっぱり天性の小説家だと思う。
この本も、メインのエッセイより、付け合わせ的に収録されている短編小説のほうに引き込まれてしまう。
宮下作品を味わいたいなら、手軽にまずはエッセイとか思わず、はじめから小説を読んだ方が絶対良いよ。間違いなし。
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大好きな本や音楽、そして愛しい三人の子どもたちと共にある暮らしを紡いだ、著者初のエッセイ集。
私と同じ1967年生まれということで、共感できる話題が多い。『ノストラダムスの大予言』により、32歳で死んでしまうと達観したのも同じである。それでも今、家族ができて細やかながら幸せを感じながら生きる毎日の尊さは、あの頃知った『ノストラダムスの大予言』のおかげかもしれない。
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なんか落ち着きます。宮下さんの作品。
正直、エッセイ集としては、長時間読んでいると飽きます(失礼)。しかも、返却期日が迫っており、あまりしないのですが、飛ばし読み(重ねて失礼)しました。
通勤電車でのひと時。心がざらついていると感じる時間帯に、ジワっと染み入りました。私は福井には行ったことありませぬが、なんとなく福井が好きになってきたのはこの方の作品に出会えたからかもしれません。
たまにはいいですね、エッセイ集。宮下さんにはいつか、ミッシェルガンエレファントについて熱く語っていただいたい、というのが私のささやかな野望であります。
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宮下奈都さんのエッセイ集。宮下さんのことがよくわかり、ますます宮下奈都の小説を読みたくなり、また読み返したくなりました。
他の方の小説の解説もあり、読みたくなる小説がたくさんありました。