宮下奈都のレビュー一覧

  • 羊と鋼の森

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    ピアノと森を結びつけることが最初は「なぜ?」と思い、著者の発想力が素晴らしいんだなと考えていたけれど、そんなことではなかった。ちゃんと森と羊とピアノが結びつくものだった。
    『才能』『努力』という言葉が物語の中では度々登場し、この物語の議題のようなものだったが、よく主人公は天才だったりするし、特別な才能を秘めていたりするけれど、この物語の主人公はいかにも私たちと同じような人間であり、特別なものは持っていない。そこがこの物語を魅力的にさせる一つだと思った。

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    2026年07月06日
  • 羊と鋼の森

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    穏やかで綺麗で良かった。落ち着いて読めた。ピアノの調律の奥深さも覗き見られたし、音楽の美しさも感じた。読んでいて癒される感じがした。

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    2026年07月04日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    歯切れの良い文体。お子さんとの料理を通したエピソードの数々が、家族って同じものを食べて成長していくんだと再認識させてくれた。

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    2026年06月28日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    宮下奈都さんってこんなユーモアあふれる面白い方だったんだ。家族もみんなそれぞれ個性あって面白くて他のエッセイも読みたい!ってなりました。

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    2026年06月25日
  • 羊と鋼の森

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    気持ち穏やかな物語でした。幼い頃からピアノをやっていて調律師の方ともお会いした事があるのですが、こんなに果てのない仕事とは思いもしなかったです。
    物語は急展開するような場面はなかったのですが、最後まで穏やかなで懐かしい気持ちで読み進めました。
    映画は観てないのですが、観てみようかな

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    2026年06月24日
  • 羊と鋼の森

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    穏やかな物語。
    主人公のまっさらで素直な性格が物語全体の下地を作っている。
    私が本を読む理由である、「作者の思想に共感できるかどうか」という点では、作者の思想的なところの表現は弱めだが、宮下奈都の別の本も読んでみたいと思った。

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    2026年06月21日
  • 羊と鋼の森

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    ピアノも調律師という職業すらも知らない私でも、誰かにおすすめしたいと思えた作品。!
    何事にもあまり全力になれなかった外村くんが、調律の世界に引き込まれていく、素敵でした。
    解説も分かりやすくてうわ〜〜ってなった!

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    2026年06月18日
  • 誰かが足りない

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    難しい言葉もなく、すごく読み易かった。
    そこで終わり?!っていう短編が多いと思ってたんだけど、この小説はきちんとまとまっているというか、腑に落ちる終わり方っていうか、一つ読み終わる度に心の中にじわ〜っとあたたかい感情が広がるような素敵な物語だった。
    どこかの小説にも、「後悔や自己嫌悪は前進ではないが後退でもない」って書いてあった。失敗しても笑えばまた戻れる、ただの失敗は病じゃなく、絶望さえしなきゃいいんだってことを頭の片隅に置きながら過ごしていきたい。
    面白かった。

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    2026年06月18日
  • 羊と鋼の森

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    "その辺に漂っていた音楽をそっとつかまえて、ピアノで取り出してみせているみたい"ってどんな音だろう。

    文章の表現がとても綺麗。
    登場人物はみんな繊細で、環境や雰囲気、どうしようもなくなるときの気持ちがすっと入ってきて共感できる。

    また改めて読みたい。

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    2026年06月16日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    いいテンションで言うのだが、この物語のなかで起きる出来事に、ドラマチックさはない、と思っていいと思う。メディアミックスされるような派手さもないと思う。主人公の心の内のスパーク、それを求める人が読み、そっとしまえば良いと思う。

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    2026年06月10日
  • 終わらない歌 新装版

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    シオンの娘/スライダーズ・ミックス/バームクーヘン、ふたたび/コスモス/Joy to the world/終わらない歌

    むっつのプログラムが終わってしまった
    玲が千夏が歌う、あの時歌った皆も集まってくる

    知らない歌も有るけれど
    文章の間から音楽が聞こえてくる
    私もずっと歌っていたい

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    2026年06月09日
  • 羊と鋼の森

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    調律というものがこれほど奥の深いものだとは…

    幼い頃習ったピアノはすぐに辞めてしまい、大人になって独学で練習した時もバネ指になって辞めてしまって久しい。
    娘は細々と楽しんでレッスンを続けているけれど、我が家にあるのは電子ピアノ。
    調律師さんは、職場のピアノを調えてくださるのを時々耳にするくらい。

    音楽にあまり親しんでいなかったと言える私の人生が、なんだか無味乾燥したものに思えるくらい、丁寧に調律されたピアノの音色に憧れを抱いてしまう物語だった。

    宮下奈都さんが、家族で北海道に住んでいらした頃感じたであろう森の強さや美しさ。
    それが外村青年の素朴で素直な人柄ににじみ出ていて、調律を通して成

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    2026年06月06日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    3人の子どもたちと夫、宮下さんの実家のご両親、そしてワンさぶ子!みんな大切でやりとりが微笑ましくて愛おしい。日々の短い出来事にぷっと吹き出したり、涙が止まらなくなったり。さりげないのに、生き方にも響くフレーズも散りばめられて。ずっと手元に置いておきたい一冊に出会ってしまった。

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    2026年05月28日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    宮下奈都さんのご家族は、家族全員独特で真面目におもしろい。なのに感覚が世間とそれほどズレていない。なので安心して笑っていられる。時に涙が出る。宙に浮くようなマイペースな浮遊感も、超自然派な厳しさもなく、あはは!とのんきに読めてふんわりあたたかい。でもところどころハッとさせられる。
    あと、宮下奈都さんは山本ゆりさんが好きなのね!なんかわかる!となり嬉しい。
    最後の方は数年前の介護のことを思い出して涙がぽろぽろと出ました。
    「寿命が延びた。長くなったんじゃなくて太くなった感じ。よいものを観ると、自分もよくなりたいと心から思う。観たもののようになりたいということではなく、自分をまっとうしたいという強

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    2026年05月27日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    どんな音を目指しているのか。「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」…主人公の外村が憧れた板鳥は原民喜の言葉を伝え、それが外村の森と共鳴しあい目指していく美しい音になった。
    小説どこをとってもピアノの美しい音色と調律された理路整然な音の生きている森の柔らかな音が小説中から聞こえてくるようだった。所々で漢字表記じゃなくてひらがなが具に散りばめられていたのがこの小説のまろみを表現していたのかなと思う。
    外村は才能も経験値も何も持っていないようで、自分の中の美しい音に対するこだわりを人一倍元々持

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    2026年05月26日
  • 羊と鋼の森

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    調律師の成長物語。出会いからプロの調律師になるまでのストーリー。ただただそれだけなのに、詩的でありながら丁寧な文章。
    出会いが人を成長させる。主人公の外村は、板鳥や双子がそれだった。
    静かで静謐な世界。音という目に見えない世界を目にみえる形で表現し、その音が聴こえてきそうで、ただただ感動でした。

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    2026年05月25日
  • 羊と鋼の森

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    高校生の頃から読みたいと思っていたこの作品を、ようやく読むことができた。
    外村が少しずつ気づき、歩みを進めていく姿が勝手に自分の人生でリンクしていくようだった。

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    2026年05月24日
  • 羊と鋼の森

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    映画は視聴済み
    読んでみたかった本

    言葉の一つひとつが優しく心に響く
    本も読みたい そう思った
    映画ももう一度観てみたくなった

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    2026年05月21日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    2026/05/14
    福井県から、北海道のトムラウシに一年間移り住んだ家族と人々の記録。
    とっても面白かった!
    田舎生活に憧れがある人は少なくないと思うけれど、現実はきっととても厳しいと思う。
    でも、明るく朗らかに、自然をそのまま受け入れて暮らす宮下さん一家がとても素敵だった。
    特に心に残ったのは、中学生の長男が「一生懸命な大人はかっこいい」と言った場面。
    本当にそうだよなぁと思う。
    子どもの相手をしていると、つい「遊んであげ」たり、手を抜いたりしてしまいがち。
    反省した。

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    2026年05月15日
  • 羊と鋼の森

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    好みでした!!読んで良かった。

    自分が音楽・ピアノを好きなのもあって、すらすら読めました。落ち着いた世界観なので、読んでいて心が休まる感じがしました。楽しい読書時間を過ごせました。

    音の世界をこんなにも美しく言語化できるのだなと感動しました。音楽っていいなと思えます。

    音楽の言語化に興味がわいた(自分が音楽を言葉で表現するときの参考になりそうだと感じた)ので、次も音楽に関わる物語を読んでみたいと思いました。

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    2026年05月12日