宮下奈都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても好きな内容でした。
主人公のあすわが婚約者に婚約破棄されたところから始まる物語。
自分を見つめ直す(直さざるおえない)時間を、叔母のロッカさんが提案したのはドリフターズ(やりたいこと)・リスト。
正直ドリフターズって、お笑いのほうしか知らないわたしは、リストと一緒に素直に成長していくあすわの姿にどんどんハマっていった。
やりたいことがわからない最初の状態から、婚約者に依存していたことに気付き、傷付いた反動でキレイになる!と意気込み、思うままに動いていたら、熱中症で入院までしてしまう。
ハラハラするけど、若い頃なんて誰でも思い当たる行動をしているあすわ。
根っこの部分が純粋でキラキラし -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直、もともと興味のない分野だったから楽しめるか不安もあったけれど、読み終えてみると穏やかな満足感があった。
主人公がいわゆる「主人公らしさ」を前面に出すタイプではなく、物語の中に自然に溶け込んでいるからこの本が美しく見えたのだと思う。
最後に外村くんのことを板鳥さんが推していたと分かる展開も印象的。
自然が当たり前になってきたから物質的な世の中になった今、逆に自然を求める観光客が増えてきたように自然は当たり前にあるけれど、私たちにとってはなくてはならないものであるということをまさかピアノを通して教わるとは思わなかった。脱帽。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ食べ物のエッセイ。
このエッセイを読んで
「泣いてる奴いる? いねぇよなぁ!!?」
─── すみません。私、泣きました。
ちょうど、去年の3月から子どもが一人暮らしを始めました。
やれやれ、子育ても一段落か〜と、嬉しく思っていたのですが、、、
食材を1人分少なく用意する。少なく作る。
こんな簡単なことが、なかなか出来ない。
大皿の料理は作りすぎてしまう。
おやつも、なんだか買いすぎてしまう。
こんなにも「家族の人数分」が体に染み付いていたのかとびっくりしたことを思い出しました。
流石に今は普通に出来ますが
「塩鮭の注文」を読んで
あの時の気持ちがブワッと戻 -
Posted by ブクログ
高校受験という初めての自分の意思で決める道。子どもから大人になる前の第一歩。
物語の舞台は女子校のあるクラスが、合唱コンクールに向けて人選をし練習するところから始まる。
才能、夢への希望と挫折、友情、コンプレックス、嫉妬、親との確執、どれをとっても今だから考えること、仲間と一緒になって行動する大事さ。全てが甘酸っぱく、キラキラしている、それを歌うことでみんなの繋がりが出来るまで、練習しながら対話しながら、お互いに成長していく。
音楽、青春がてんこ盛り。
こんな小説が読みたかった。
私も一緒に成長したような気持ちにさせてくれてありがとう。
次作もあるようだ、早く手にいれなければ!