宮下奈都のレビュー一覧
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一編が短めなので、最初は少し物足りない気がして、最初の数編のあと1週間ほど空けてからもう一度、読み始めてすっかり宮下ワールドにどっぷりとなりました。出てくる食べ物の思い出を一緒に著者と会話してる気分になって、残り5分の4を一気読みして、おまけに代表作の「羊と鋼の森」を注文することに……しばらく宮下さ...続きを読むPosted by ブクログ
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これが随筆なのか短編かはわからないままに、『ESSE』の中の一頁の中に文字の物語・小さな挿絵があり読み進めてみた。つまらないかもという流れの中にふわっとしたものが在った。もう一度捲る。一冊の本として出会った時には買おうと思っていた。
‘水色の空’って、どんなのだろう、とおもっている。「四月のか...続きを読むPosted by ブクログ -
勝手にミステリーかなんかだと思って買った本。
よみやすくて、出てくる食べ物も美味しそうでよかった。ほっとした感じ。
丁寧な暮らしをされているんだろうなと思う。Posted by ブクログ -
心暖まる、いい作品でした。
誰にでも、ごはんに関する思い出ってあると思います。
私もこの作品を読んでいて、何気ない生活では思い出しもしない記憶がよみがえってきました。
ノンフィクション作品ですが、物語のように描かれているので、読みやすく、何よりも心に響く作品ばかりでした。
この作品はおすすめです。
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女性視点の夫婦の日常も描かれている。
夫は鬱病らしくふわふわしている。妻しっかりしてる。取り乱さない。
十年に渡っての話に大きな起伏はないけれど、じわじわくる。
やはり、いっぱい考える人のことは理解できない。こういうのを読むと心が重くなる。Posted by ブクログ -
宮下奈都の文章を読むと、どろどろしていた心にすっと風が吹くような感じがする。
理由はわからないけど、なんでか本当に何もしたくないときに読み始めた。本当は本も読みたくなかったのに、することがなく、本を読む以外に時間を潰せなかった。
そんな時こそ宮下奈都だろうと思って、無理矢理文章を追い始めた。最初...続きを読むPosted by ブクログ