宮下奈都のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    台湾や香港の風景、日本で感じられる台湾や香港について思いを巡らせながら読んだ。人生の様々な出来事について深く考えるきっかけにもなる。

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    2024年10月24日
  • たった、それだけ

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    いいものを読ませていただきました…というのが本を閉じたあと最初に湧き上がってきた感情でした。最初はミステリー的な内容なのかと思ってたけど、見るべきところはそこじゃなかった。
    昔の自分が「人に隙を見せることなく生きていくこと」こそが大事なことだと信じ込んで、振り返ってみれば窮屈な人間だった気がするなぁ…というのを思い出しました。じゃあ今はどうなんだって話なんですが。

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    2024年10月21日
  • いつか、アジアの街角で

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    久しぶりにアンソロジーを読んだかも。中島さん、大島さんが初めて…かな?どれも日常な感じでスッと馴染んで読みやすくて、その中に何か引っ掛かるものがあって良かった。

    隣に座るという運命について/中島京子
    読み始めからスッと読めて、この本読みきれそうだなと思った。なんか途中ふわふわしてて迷子になりそうになったけど、サッと読み終えて面白かったな、と思えた。

    月下老人/桜庭一樹
    どこかにありそうなハチャメチャストーリー始まって面白かった。

    停止する春/島本理生
    途中までごちゃごちゃしててわけわからんくなりかけてたけど、後半でスッと収束して心に残った。
    P95「生きたいと思うことと、死にたいと思う

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    2024年10月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    読み終わった後、胸の中にアジア特有の、熱気を持った風が吹くのを感じた。
    6人の作家が生み出したそれぞれのエピソードが収録されている短編集で、どれも本当に味わい深かった。主に台湾、香港といった地が登場していた。
    直接アジア圏の国に足を運ぶ物語もあれば、日本で想うだけのストーリーもある。
    全て異なったルートで、でもどこかで日本以外のアジアと主人公が繋がっている。短編では物足りない!と物語を読み終える度に思った。
    アジア圏からの旅行から帰って来たばかりというこのタイミングで出会えたからこその魅力もあったと思う。何度でも、旅がしたい。

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    2024年09月27日
  • ふたつのしるし

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    ネタバレ

    全然別のお話が進んでいって、どこで繋がるんだろうって、ワクワクしながら読み進めた。
    また数年後、読み返したいな〜。

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    2024年09月01日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

    匿名

    購入済み

    北海道も好きだし、宮下奈都も好きな私としては「買い」な一冊。もうただひたすら生活のことと子供達のこととそういった話ばかりなのですがやはり面白い。個人的に旦那さんが面白そうな人だなと思いました。

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    2024年08月17日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

    匿名

    購入済み

    人生の暗い時期からまた次のある時期へと移行していくその時期にどんなことをして何を指針に生きていくのか。この小説の中では特に大きなことは起こりません(婚約破棄以外には)。自分自身と向き合って何かをできるだけ素直な気持ちで選んでいくその過程を通じて、自分自身が回復していく。そしてその選んだものって意外と自分自身に根ざしていて実は自分の周りにすでに転がっている何かだったりするので、その何かに気付いてあげることが大切なんだろう。

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    2024年08月17日
  • マウンドの神様

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    荻原浩さん、早見和真さんの出来れば物語で読んで見たかった。好きな作家ばかりで 特別感のある短編小説で得した気分
    2025/12/10 これ2回読んでたとは。額賀澪さんも書いてたとは、タスキメシの印象が感じられずなんだかなあー 名だたる野球小説でやっぱりいいですね

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    2024年06月04日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    2016年本屋大賞受賞(『羊と鋼の森』)作家、宮下奈都さんの食エッセイ。
    一編あたり3ページほどなので、隙間時間に読むのにちょうどいい感じ。
    …なのですが、3編に1編ほど心にグサッときて、鼻の奥がツーン。
    さすが人気作家…人前で読むのは要注意ですね。

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    2024年05月31日
  • 静かな雨

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    ネタバレ

    2編が収められている。
    文学的な作品。
    「静かな雨」
    記憶が思い出せない彼女との日々に、悲壮感はない。ただ、日常の些細なことの積み重ねができない半紙のようなさみしさが積み重なって行く。忘れてしまう自分を突きつけられたときの悲しみが美しく表現されてある。静かな雨は、静かな涙だ。

    「日をつなぐ」
    縁故のない土地での出産育児。手に取るようにわかる。その後のふたりがどうなるか。
    夫が「引っ越そう」というか、「転職することにした」というか。妻が寝不足で自分が自分でないような状態にありながら、夫のために夕食を準備する場面からの、「別れよう」は悲劇すぎるからなしにしてほしい...など、その後のストーリーを

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    2024年05月18日
  • スコーレNo.4

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    卓越した描写力。豊かな表現力。
    無駄なものが一つもない、実りに満ちた文章。

    一つ一つの表現が瑞々しく、的を得ているので、深い共感を得られる。

    中学生から30代までの、全ての女性へ。

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    2024年05月10日
  • つぼみ

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    生きてきて 心の片隅に引っかかってたことが
    片っ端から書いてあるような本です。
    晴れた日に生まれた子供は なんか行く末が気になりますね。この彦君が なんとか生きていけますように!お姉ちゃんのコーちゃんも 家族にばかり縛られていないで なにかみつかるといいですね。
    なつかしい人 は 主人公の僕は 本屋さんで出会ったセーラー服の女の子から 勧められた本を読むことで なにか次に行けそうです。母親のいなくなった家には住めない!
    えーそうなんだ!お父さんも子供たちも
    仕事をやめて 転校して 亡くなったお母さんの実家に身を寄せる。父親の実家ではないんだね。
    なんか たんたんと なんとかなりそうになっていく

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    2024年05月08日
  • 誰かが足りない

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    カバー写真と題名から、勝手にサスペンス?と思っていたら全然ちがいました。最初の2話は少し暗い話でしたが、あとの話は先が明るいように感じました。短編になっているので読みやすく、1軒のレストランでつながるというアイデアもなんだかいいなと思いました。

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    2024年05月04日
  • ふたつのしるし

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    偶然か必然か

    ふたつの物語が丁寧に紡がれていた。
    時に傷つきながらも、自分の人生に向き合っていた2人。よかったね、と声をかけたくなるストーリー。

    #ハッピー #エモい

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    2024年04月23日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    2024年25冊目
    宮下奈都さん/田舎の紳士服店のモデルの妻
    容姿端麗な夫と2人の子どもと暮らす、主人公の梨々子。しかし夫がうつ病になり、故郷の田舎へ引っ越すことに。
    慣れない土地での暮らしや子どもたちの問題と向き合いながら、進化していく梨々子がカッコいい

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    2024年04月13日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    初めての宮下奈都さん
    食べることと生活をテーマに優しく暖かい文章でいっぱいな一冊
    小松菜を食べていれば大丈夫とかひな祭りの特別な献立とか共感する部分が多くて、でも宮下さんの自然体な丁寧さや北海道での一年に憧れる
    大きな鍋私も欲しいなあ

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    2024年03月10日
  • スコーレNo.4

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    宮下さんの文体はどこまでも抽象的というか、
    例えば『好きになった』と一言で済むところを、何度も何度も言葉を重ね直接的な言葉を使わず表現しているんだなぁと感じます。

    そこが想像力を豊かにするし、細かな情景が浮かび上がると同時に、何かが起こるのか?どうなるんだ?とどんどん読み進めてしまいます。

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    2024年02月24日
  • 静かな雨

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    『静かな雨』

    やたらと美味しい鯛焼き屋のこよみさんと出会った主人公。
    そのこよみさんは突然の事故で事故前の記憶しか留めておけない。
    毎日事故前までリセットされる記憶。
    たまたま『博士の愛した数式』を読んだばかりだったのでこの設定に驚いた。
    しかも作品中にも登場する。

    「人間は何でできているか」と問う主人公に「記憶=意識にのぼらない経験したことも含めて全部。生まれるまで辿ってきた祖先の記憶」と答える姉。
    主人公は「毎日の生活の中での“思い”」だと考える。
    記憶は更新されないが、リセットされている間に何度も聴いたレッチリの新曲を『なんか聴いたことある』と言うこよみさん。
    忘れてしまうこと、忘れ

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    2024年02月19日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    個人的に、のんびりとした何もないように見える日常のなかから生み出す文章が好きなので面白く、どんどん読み進めて行った。3年の間にはいろんな出来事もあり、読み始める前は3年だけかと思っていたけど、3年は長いからやっぱりいろんなことがあるなぁ、と読み終わった時は思った。

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    2024年01月16日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    「神さまたちの遊ぶ庭」のいわばその後が描かれています。
    他所様(宮下家ね)の家の子供なのに、まるで我が家のように感情移入してしまうのは宮下さんのワザなんでしょうね。すごいワザを使ってるように見えないのに見事に手のひらで踊らされてしまいます。……その宮下家のお子さんがいつか我が家の子供の顔と入れ替わり、子育てしてたあの頃をいっぱい思い出させていただきました。
    ありがとうございました。

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    2023年11月20日