宮下奈都のレビュー一覧

  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    自分がトムラウシでの生活を経験したわけではないのに、著者の家族も村の方もみんな好きになった。

    父親と3人の子供たちが自由ですごくのびのびとしている中で母親の冷静なツッコミがニヤける。
    本当に素敵な家族。

    著者の方が素敵な視点で周りを見ているからこそ、こんなに素敵でふっと笑ってしまう微笑ましいエピソードがたくさん生まれるんだろうと思った。

    個人的No.1「げしの反対だから、げせぬ(娘)」

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    2025年05月29日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    ネタバレ

    久々に宮下奈都のエッセイ。「神さまたちの遊ぶ庭」以降の3人の子供たちの話を中心に、「羊と鋼の森」本屋大賞受賞前後の話や、ブックレビューなども収録。

    読みやすいけど深い、「そうやねん、それそれ」と何度も得心することばっかりで、読んでて引き込まれる。
    文章を愛し、音楽を愛し、家族を愛し、生活を愛し、北海道を愛し、福井を愛する。そういう宮下奈都の生活を読むごとに「俺も今の幸せきちんと味わって生きないとなぁ」と感慨にふけってしまう。

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    2025年05月27日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    先日、娘の授業参観で、
    「何の食べ物か、伏せられていても何かがわかるような文章を書く」
    というテーマで、子ども達が文章を書いていた。
    これがなかなか面白く、食べ物に対する思い入れは人それぞれだなぁ…と実感。
    宮下奈都さんの食べ物エッセイなら、きっと面白いはずと思い手に。

    「生きることと食べることがあまりにも深く結びついているから、何のことを書いても食べることにつながってるんだと思う。」
    とまえがきで書かれているけれど、
    日常をテーマにしたエッセイでも、食べ物の話題があまり出てこない作家さんもいるわけで…
    やはり、宮下さんがどれだけ食べることを大切にして暮らしているかということなのだと思う。

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    2025年05月06日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    祖母がトムラウシで育ったので気になり読みました。
    少しずつ読んで、後半になるにつれ「あぁ、終わっちゃう」って。山村留学、子どもが出来たらしてみたいな〜と思う反面、お別れが悲しいなって。読んでてうるうるしてました。笑
    あとがき、あまり読まないんですけど、続きが読みたい。良すぎる作品に出会えて嬉しいです。

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    2025年04月15日
  • いつか、アジアの街角で

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    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    島本理生さん「停止する春」
    角田光代さん「猫はじっとしていない」
    が好きでした。
    桜庭一樹さん「月下老人」、続きが読みたい〜

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    2025年03月24日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    どうしても途中でやめられなくなりました。一気に読み終わりました。
    なんてすばらしいんだろう…一年だけなのにこんなに濃い毎日。
    そしてほんとにかわいい子供たち。
    この後の子供たちを見たい・・・・
    そして多分初めての作家さん。次も読みたい。

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    2025年03月16日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    電車の中と昼休みの会社の休憩室で読んでいたのですが、何度もうるうるときて涙を落とさないように必死でした。最後の章は余りにも自分と重なって、読み終えたのが会社じゃなかったら号泣したに違いない。人に興味がないので、普段エッセイは読まないのだけれど、「愛する家族とのかけがえのない日々」という帯に惹かれて手に取ってしまったのです。3人の子育てを終えた私と重なる事が多く、私も記録として書いていたら作家になれたかも!って思ってしまったくらいでした。すごく好きになってしまって、宮下奈都さんの本を沢山よんでみたい!!

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    2025年02月28日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    夫がうつ病になり、都会から田舎へと転居を余儀なくされた一家の話。都会に実体のない憧れを持っていた妻は田舎暮らしを重ねるにつれ、人生というものへの捉え方が変わっていく。
    家族が居ても、友人が居ても、「私はひとりだ」と自覚してからの妻の言動には、果てしない強さを感じた。
    悩み、傷つき、抱えた者にしか辿りつかない境地があるのだろうと読んでいて思った。
    短期的には悲観すべき事象でも、10年スパンでみたりすると、案外悪くもなかった決断だったのかもしれないと思えたりすることがあるのかもしれない。

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    2025年02月24日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    読み終わるのがもったいなかった。この家族や周りの人たちが愛しくて、可笑しくて、時々ほろっとさせられる。これからの人生で、きっと何度も読む。

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    2025年02月23日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    傷ついた人が、少しずつ少しずつ心を治していくお話。
    人と出会って、話して、考えて、ごはんを食べて、
    そうやって日々を生きて「自分」を探していくのが気持ちよかった。一つひとつ丁寧にこなしてれば、時間が解決してくれることってあるよね
    立ち止まれないから、少しずつでいいから進まないといけない


    心の底から打ちのめされて絶望に落ちたとき、ひとりぼっちはきつすぎて誰かに頼りたくなるけど、
    そんなことしないで1人で向き合って立ち直っていく主人公がカッコ良すぎた

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    2025年02月21日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    深読みでしかないけど
    読み終わってから改めてタイトルを見ると
    こういうことかなと想像が膨らむ。

    後半に行くにつれ,主人公の思考回路の理由もどんどん明らかになっていき,
    切ないようなやるせないような気持ちになるけど
    彼女たちなりのあんころを見つけて行ってて
    光が見えて嬉しい。

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    2025年02月20日
  • たった、それだけ

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    宮下奈都さんの雰囲気が、改めて好きだと思った。小さなボタンのかけ違えで失敗するし落ち込むし孤独になる。けれど、いつかそれが掛け合わされる時は必ず来るし、救われることはなくても和らぐことはある。そんなふうに思えた作品だった。

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    2025年02月07日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    大好きです!
    家族で1年間のトムラウシ山村留学。圧倒的な大自然の中で、家族とトムラウシで暮らす人々との関わり、子どもたちとの成長、北海道が好きで手に取った本だけど、いつかトムラウシに実際に行ってみたくなった。

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    2025年02月07日
  • たった、それだけ

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    やっぱり宮下さんの作品が好き。
    言葉がこんなにスっと入ってくるのはどうしてなんだろう。

    贈賄を犯した望月正幸の話かと思いきや、望月のまわりの人の話。事件は主題に置かれていなくて、事件の影響で「逃げる」ことが必要になった人々の話っていうのが正しいかな。
    次は誰の話だろう、と思いながら読んだ。何人か出てくるけど個人的にはハズレの話がない。
    宮下さんの作品は常に「どこかにいそうな人」しか出てこない。だからこそ共感できる人も多いだろうし、心理描写がリアル。

    読み終えたらちょっと心が温まる、心地よい読後感。

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    2025年01月07日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    その声があまりにもまっすぐで、梨々子の胸はじんわりと熱くなった。何かとてもいいものを聞いたような心持ちがした。

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    2024年12月15日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    うう…めっちゃ良かったよぅ…

    会社にいきたくないという気持ちを抱えて時間に抗う日曜深夜、北海道トムラウシの豊かな自然とにぎやかな宮下三兄弟、村の人たちに救われちゃった…
    表紙をめくって1ページずつ読み進めるごとに心が洗われていくのです…
    滝をくぐりくけたみたいだった
    癒しを浴びたというか
    この本はちびちび読んでも良いと思うけど、通しで読んでザーッと1年を感じたいかも

    私だって綺麗な景色の中で生活したいよーって思っちゃった
    でっかい窓があるキッチン、そのキッチンがある家に住みたいよーって
    地元のリトルフォレストじゃ足りないよ
    高槻と五條に住んだことで「田舎はもういい、利便性と娯楽があるほどよ

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    2024年12月28日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    小説なんだけど、詩を読んでるようにも感じた
    人生で大切なことがつまっている
    疲れた私にとってはかなり響いた作品だった

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    2024年11月28日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    宮下奈都のエッセイ。前作『神さまたちの遊ぶ庭』も大好きだったが、その後の家族の日々の話、とりわけ子供たちの成長がいい味出してる。あとがきに「子供たちが巣立って、ここからようやく私の冒険が始まるのかもしれません。」とある。奈都さんは5歳上だ。冒険してもいいんだな。と、はっとした。

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    2024年11月24日
  • スコーレNo.4

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    読んでいて、ハミングしたくなるような心地よさを感じる作家は本当に稀だ。私にとってそれは森絵都さんと宮下奈都さん。
    何をしても中途半端。自分よりも妹にばかり魅力を感じてしまう姉が変わっていくさまがこの小説の魅力。褒められ慣れていない主人公麻子が、自分の色で輝き出す。気づいてないだけだった。
    妹との溝がなくなる瞬間は自分のことのように嬉しくなる。
    宮下奈都さんの小説は、私が私でよかったと背中を押してくれる温かさに満ちている。
    最後なんて全然劇的ではないのに、至上の幸福感を味わえる。宮下奈都さん、好きだなあという余韻に包まれる。

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    2024年10月24日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    読み終わるのが寂しくなる、ずっとこのまま続いていてほしい本。

    家族みんな素敵すぎるけど、それってみんながみんなを思ってるし好きだし、仲がいいからなんだろうなあ。
    宮下さんのご両親が仲いいのも、とても微笑ましかった。
    こんな仲のいい家族っているんだなあ。。。

    いまはみんな成人したんだろうけど、どんなふうに暮らしているのかな。

    なんとなくせつない気持ちになった。

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    2024年10月24日