宮下奈都のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
うう…めっちゃ良かったよぅ…
会社にいきたくないという気持ちを抱えて時間に抗う日曜深夜、北海道トムラウシの豊かな自然とにぎやかな宮下三兄弟、村の人たちに救われちゃった…
表紙をめくって1ページずつ読み進めるごとに心が洗われていくのです…
滝をくぐりくけたみたいだった
癒しを浴びたというか
この本はちびちび読んでも良いと思うけど、通しで読んでザーッと1年を感じたいかも
私だって綺麗な景色の中で生活したいよーって思っちゃった
でっかい窓があるキッチン、そのキッチンがある家に住みたいよーって
地元のリトルフォレストじゃ足りないよ
高槻と五條に住んだことで「田舎はもういい、利便性と娯楽があるほどよ -
Posted by ブクログ
時系列的に後のエッセイを先に読んでしまい、よく出てくるトムラウシ生活がどんなものか気になって読んでみたら、とても良い!
宮下家5人が、1年間北海道のトムラウシに農山村留学した時の日記のようなエッセイ。
子供たち3人の描写が特に良かった。素直で個性があって。小中学生が全部合わせて15人とか、学年に自分が一人とか、自分からすると想像もできない世界。大勢の中の一人では無いというのを子供の時に経験するのはとても良い気がした。周りの大人が一人ひとりに大切に向き合ってくれているという事実は敏感に察知するはず。
釣りとかスキーとか陶芸とか自由過ぎる授業もとても楽しそうで羨ましい。先生も素敵な方々ばかり。そ -
Posted by ブクログ
久しぶりにアンソロジーを読んだかも。中島さん、大島さんが初めて…かな?どれも日常な感じでスッと馴染んで読みやすくて、その中に何か引っ掛かるものがあって良かった。
隣に座るという運命について/中島京子
読み始めからスッと読めて、この本読みきれそうだなと思った。なんか途中ふわふわしてて迷子になりそうになったけど、サッと読み終えて面白かったな、と思えた。
月下老人/桜庭一樹
どこかにありそうなハチャメチャストーリー始まって面白かった。
停止する春/島本理生
途中までごちゃごちゃしててわけわからんくなりかけてたけど、後半でスッと収束して心に残った。
P95「生きたいと思うことと、死にたいと思う