宮下奈都のレビュー一覧

  • 羊と鋼の森

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    羊と鋼の森

    今回初めて宮下奈都さんの作品を読みました。ピアノと調律師の物語と知って驚きながら手にとりました。
    読みながら、夜に光る木々、星座、森の空気感、風と...丁寧な描写によってさまざまな美しい情景が浮かぶ瑞々しい文章は読んでいてとても心地よかった。他の作品も読んでみたいです。

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    2021年03月25日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    追加収録された2年分が目的で購入。
    サイン本がゲットできて嬉しい。宮下奈都さんのさりげない一言がとても嬉しくもあり心があたたまる。

    宮下奈都さんの雲一つない青空のような清々しい文章が読んでいて心地よかった。
    そして、成長した宮下家の子供たちの何気ない一言や考え方が、自分らしさとしっかりさを兼ね備えていた。
    倍以上生きている私がしっかりせねばと背中を押された気がした。

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    2020年12月23日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    六花さん

    六花さんがとてもいいキャラで、癒されました。自分の近くにいて欲しい存在。多くは語らず、でもそばで背中を押してくれる存在でした。
    とてもほっこりする小説でした!

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    2020年12月18日
  • 羊と鋼の森

    購入済み

    調

    美しく繊細なピアノと調律師の物語。

    これさえあれば生きていける。
    その瞬間の弾けるような気持ち,途切れることのない情熱,味わってみたいなぁ。

    目で読んでいるのに,耳の奥から,頭の中から音楽が流れ出てくる。

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    2020年10月15日
  • スコーレNo.4

    購入済み

    恋心が瑞々しい✨

    中学、高校、大学、社会人…それぞれのステージで、少女が瑞々しく、自然に恋をしていく様子が素敵でした。

    どの相手も格好良いなぁ~(о´∀`о)✨
    ……………あ、あれ…?大学時代の相手だけ、誰だか忘れた(笑)印象薄かったんかな。

    そして、麻子の背景にある、モノを愛する力と、家族(特に七葉ちゃん)の存在も、温かくてとても良かったです。心が柔らかく、キレイになった気がします!!

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    2020年10月14日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    出会えて良かったと思える本。私が絵を描いているというのもあって、「額装」を中心に主人公が少しずつ変化していく描写が繊細で、少し寂しくて、それでも少しあたたかくなった。個人的にですが、先生の描写を読んでいると、自分の祖母に重ねられて、また、自分の親もそうなっていくのかなと、そんな気持ちが湧き上がってきた。同時に、今の時間ひとつひとつを大切にしようと思えた。 何度も読みたいです。

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    2020年05月09日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    8人の作家による本をめぐる物語。切り口が各人各様、装丁の話もあり、作品を生み出す基本エッセンスあり etc。電子書籍が増えてきたけど、やっぱ手に取る本がいいわと感じさせてくれた一冊。本は誰かに届けられる。本は電子書籍に比べ、より沢山の人の気持ち、技術が結集され生まれるを実感。それにしても最近の本はアニメのような絵が表紙を飾るようになったなぁともおばさんは感じた一冊。

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    2020年01月19日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    自分自身を見つめる

    この本も面白かったです。
    梨々子の色んな葛藤や、夫やこどもまわりとの
    人間関係の過程、頷ける部分も沢山ありました。
    宮下先生の作品は、いつもブレブレの私の姿勢を直してくれています。
    温かさやぬくもりがいつも込められていて、毎作品胸が熱くなります

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    2018年09月18日
  • 羊と鋼の森

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    調律師という仕事

    ピアノの調律という仕事を通して、主人公外村青年を取り巻く人間ドラマが展開され、調律師とピアノ、あるいはピアニストの関係が、読み終えると、ある種の清々しさを感じるほどうまく描かれています。外村青年とピアニストを目指す双子のお姉さんとの関係が、ずっと続くといいなぁという余韻を持って、読み終えました。ありがとうございました。

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    2018年04月21日
  • はじめからその話をすればよかった

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    単行本未収録の掌話が掲載とのことで、文庫も買っちゃいました。
    宮下さんのエッセイや掌小説は、とても穏やかで優しくて、でも凛としていて、長編もいいけれど、こちらも読んでいて心地が良くてやっぱり好きだなと思いました。

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    2016年05月30日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    まだ読んでる途中、しかもまだ序盤

    「良い」には人それぞれの基準があって、どういった意味で「良い」なのか知る必要があると。

    ゆで卵で例えると、とろとろの温泉卵を食べた上で固茹でのゆでたまごがいいと言ってるのか、茹で過ぎた卵しか知らなくて固茹でが良いと言ってるのか。
    その見極めが重要、だからコミュニケーションが大事。というような部分が非常に良かった。

    これ仕事もだし、普段から当てはまること多い。
    本やドラマ、アニメのおすすめをされてあんまりだった時、この審査基準が人によって違うよなーと思うんだよね。
    言語化能力凄い。とても好きな部分。

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    2026年03月22日
  • 羊と鋼の森

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    「森」という比喩は、この物語の核になっている表現だと感じました。
    外村にとってピアノの音は、単なる音ではなく「森」のように広がりをもつ存在として描かれます。森は一見静かで均一に見えても、実際には無数の生命や気配が重なり合って成り立っています。同じようにピアノの音も、一音一音の奥に複雑な響きや感情が潜んでいて、それを感じ取ることが調律師の仕事なのだと伝わってきます。
    また、森は簡単には全体を見渡せない場所でもあります。外村が自分の技術や感性に迷いながら進んでいく姿は、まるで森の中を手探りで歩いているようでもありました。どこが正しい道か分からなくても、音に対する感覚を頼りに進んでいく。その過程自体

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    2026年03月21日
  • 羊と鋼の森

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    この人の文章は人を静謐の世界に連れていく。静謐といっても音のない世界ではない。なにか美しいと感じさせる音が、一音だけ存在するような世界。
    凛としてるけど張り詰めているわけではなく、穏やかではあるのだけれど、背筋を伸ばさずにはいられないような世界。

    そんな世界で、至福の時を過ごした。

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    2026年03月19日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    宮下さんが大好きと仰るお料理を作りたくなるような一冊!
    レシピ本って買っても結局使わずに…ということが多いのだけれど、感謝していると書かれている方のレシピ買ってみようかな。
    以前別の作家さんのエッセイを呼んだ時も思ったのだが、本当に日常の些細な出来事の切り取り方と表現が素敵すぎる。

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    2026年03月19日
  • 羊と鋼の森

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    調律師
    森は近道はないということ
    素直で良い主人公
    最初は才能系かと思うのに違った
    先輩に質問してとても良い答えが返ってくる
    いい言葉がたくさんあって伏線(ぽい)ものも回収。さすが

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    2026年03月18日
  • 静かな雨

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    ネタバレ

    宮下奈都さんの言葉の並びがとても好きです。匂い、音、手触りが、ありありと感じ取れるようでした。
    ふたつのお話とも、暖かいはずなのに、ずっと寂しい。
    修ちゃんはの話って、なんだろう。良い話では無いかもしれないと思わずにはいられない。
    でもどちらの男女も、互いを傷つけることは一切していないから、どうか優しい結末出会って欲しいと思う。

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    2026年03月16日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    内向的な青年、外村が調律師として成長していく物語。
    調律会社の先輩の柳さんが指導者として素晴らしい。
    「外村は特別な何かに恵まれているわけじゃない」「つまり、外村の実力だよ」
    持って生まれた才能がなくても、周囲の人間に恵まれているのは主人公の実力だと評価してくれる。
    ピアノが好きという気持ち、調律の名士板鳥さんとの出会い、些細なことが外村を調律師としての人生に向かわせていく。
    純真な外村が色々な人々と関わりながら、
    その人たちを少しずつ前向きにしていく。
    読み終えた後に自分も頑張ろう、という気持ちにさせてくれる本。

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    2026年03月14日
  • 羊と鋼の森

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    仕事をテーマにした小説を読むのはこれが初めてで、調律師というこれまであまり意識したことのなかった職業の世界を知ることができたのが印象的だった。普段は表に出ることのない仕事だが、一つ一つの音に向き合いながら楽器の状態を整えていく姿には、静かな職人の世界があるのだと感じた。

    自分は音楽にそれほど詳しいわけではないので、登場人物たちの感覚に完全に感情移入するのは少し難しい部分もあった。ただ、それでも文章から伝わるピアノの音や空気感を想像しながら読むのは面白く、音の違いを言葉で表現する繊細さに惹かれた。普段意識しない「音」を想像する読書体験だった。

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    2026年03月13日
  • はじめからその話をすればよかった

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    宮下さんの初期のエッセイや掌編、書評などをまとめたもの。
    2013年に出された単行本を文庫化したものだが、あしたの風という短編は、まさに今の日本のことみたいだと思った。
    書評を読んで、山本幸久を読んでみたくなった。

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    2026年03月06日
  • 羊と鋼の森

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    才能ってそういう事だったんだね。

    絵が上手い、運動神経がいい、歌が上手い、頭がいい。色々なところで才能について考えることがあるけど、才能は『能力』を指すものだけではないのかも。

    自分が努力してるという自覚がないくらい、好きでのめり込めること。自然と努力し続けていたこと。

    『好き』と思えることが1番の才能なんだと思う。

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    2026年03月04日