小池真理子の作品一覧
「小池真理子」の「墓地を見おろす家」「影牢 現代ホラー小説傑作集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小池真理子」の「墓地を見おろす家」「影牢 現代ホラー小説傑作集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
成蹊大学文学部卒。ジャンルは恋愛小説、ミステリー。代表作品の『恋』は直木三十五賞受賞。 『沈黙のひと』で吉川英治文学賞受賞など、数々の作品で受賞している。
Posted by ブクログ
映画監督の夫が振るう暴力に耐えかね行方をくらませた泉と、仕事の過程で罠に嵌められて麻薬所持の容疑者となり、警察の追跡から逃れてきたライターの鉄治。取材絡みで過去に一度だけ接点のあったふたりが、流れ着いた場末の街で偶然にも顔を合わせ、いつしか刹那的恋愛関係へと至る様子を描いた本作の展開は、小池真理子流ハードボイルドの様相を呈し、その完成度の高さは私がこれまで目を通してきた彼女の著作のなかでも三本の指に入るマスターピースと言っていい。後半は頁を繰る手が止まらず、一気読みに近かった
訳アリの泉と鉄治。余計な詮索抜きに前者を住み込みの家政婦として雇う老画家の八重子、後者を従業員として雇うゲイバーの主
Posted by ブクログ
映画がよかったので原作に興味を持った。
尾行をめぐる一連の流れは映画とほぼ同じだが原作には桃子という女優が登場する。彼女と卓也の関係を疑う主人公の姿は、尾行対象者である石坂と妻、恋人の三角関係と二重写しになる。他人の秘密を覗き見るうちに自分の周囲の秘密に意識的になっていく。映画だと意味がわからなかったタイトルの意味はこれか、と合点がいった。
一方で、主人公が第二の対象者として教授を尾行するのは映画オリジナル。このエピソードのおかげで彼の孤独が浮き彫りになったと思う。原作、映画、どちらにもそれぞれのよさがある。
終盤、見る側にいた主人公が見られる側に回る、という展開はどちらも同じ。原作は恋人
Posted by ブクログ
2024/06/19 目次
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“バーチャルな死、現実の死”
おそらくSNSのことを指しているのでしょうけれど、VTuberの方々のことを思ってしまいました……。引退=死のようで、悲しいです。
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“抱きしめ、抱きしめられたい”
心から同意します。
2024/06/20 目次-p.12
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“神にすがる”
正しい信仰かわからないですけれど、最近神様に頼るようになりました。人間が相手だとお忙しいかも……等と余計なことを考えてしまうので、絶対に話しかけても大丈夫な存在がいるのはありがたいです。
正式な儀式をおこなっていないので、自称無宗教のままです。それに、呼びかける相手は「神さま