記憶の隠れ家

記憶の隠れ家

565円 (税込)

2pt

3.6

あなたは覚えているのでしょうか。激しい愛の思い出も、暗く静かな憎しみの過去も、すべてを搦めとり封印してしまったあの「家」のことを……。記憶の深みに隠されていた悲劇の真相が、いま甦る。心を震わせる甘やかな痛み、眩暈を誘うストーリーの螺旋。意外な結末が待ち受ける、心理サスペンスの傑作短編集。

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記憶の隠れ家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年05月17日

    記憶と家とは切っても切り離せないもの。。。
    外からは分からない何かが潜んでいる。

    冬の伽藍に続く小池真理子2作目。
    雰囲気がガラッと変わり
    こういうゾクっとする話も書く方なんだと
    1話目から興味深く読ませてもらった。

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月07日

    帯にある『驚愕のラストシーンで世界は鮮やかに反転する。』の一文がぴったりである。読者に、この話は変だ、何かがおかしい。と思わせるが、それが何かは最後まで読んでのお楽しみである。短編一つ一つがぞっとする話で、まさに心理サスペンス。

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月19日

    読み終わってタイトルを見ると、これ以上最適な題
    はないと思わせられる全6編。家といえば一番怖い
    のはミッキーの自宅ですよね。金取りますからね。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月21日

    連作短編集と書いてあるが、
    共通テーマが「記憶」と「家」であること以外、
    物語としての繋がりはない。

    評価は★3つにしたものの、
    さすがは小池真理子だな~という読後感。
    切ないし怖い!!
    それにしても、どの話も、奥さん自殺しすぎ。(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月11日

    「家」にまつわる、短編集。

    ちょうどいい長さで読みやすい。
    どれも、最後にどんでん返しがあり、面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月21日

    むかーしに読んでなんとなく好きだった。出てくる場面がどうにも薄暗い雰囲気。この独特の感じが好きです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年11月04日

    なんらかの家にまつわる記憶短編集6話。
    刺繍の家
    獣の家
    封印の家
    花ざかりの家
    緋色の家
    野ざらしの家
    解説は結城信孝

    「刺繍の家」は、結末の説明が十分にないところが恐い。読者がいろいろかってに想像できる。
    「獣の家」は、「キノコ」の家と呼んでもいいかもしれない。結末が恐すぎ。
    「封印の家」は、...続きを読む

    0

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