愛するということ

愛するということ

556円 (税込)

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人は人を愛する時、いつもどこかで本当の自分、飾り気のない自分をさらけ出してしまうのだろう。相手に見せたい自分、こんなふうに見てもらいたいと願う自分は、実は常に、中身のない、実体のない、ただの脱け殻にすぎないのだ――。愛の始まりから失恋、絶望、再生までを描く小池文学の決定版、本格恋愛小説。

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愛するということ のユーザーレビュー

3.9
Rated 3.9 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    小池真理子さんの小説が好き。
    ませた女の子が年上男性を好きになって、夢中になって、自分を無くして、捨てられて、
    こじらせた憧れを含めて、むっとする色気を感じて、うっとりしてしまう。

    1
    2017年09月09日

    Posted by ブクログ

    小池真理子さんの小説は、読んでいてとても心地よく、癒される。上品で、自然に流れる文章に引き込まれ、気付くと物語の世界に自分が居る感覚・・何度も味わっている。大好きな作家さん。

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    一日で夢中になり読破してしまった。
    今の状況にぴったりはまっていて、心の隙間が多少うまったような気持ちになり、涙がとまらなかった。甘くセツナイ、でもためになる本。

    0
    2011年02月24日

    Posted by ブクログ

    エッセイなのかと思ったら、小説でした。
    エーリッヒ・フロムの評論と同名。でも内容は人を愛して、別れて、その後どうやって立ち直るかが描かれてる。立ち直るために必要な男として登場する、愛だの恋だの感情や情緒は人生に必要なものではないと言い切るおじさんが魅力的だった。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    薄くもないし濃くもない、ということは薄っぺらという感じはしなかったということかな。
    描かれているのは人たちが一般的な人かどうかは別にして描かれている感情に関しては生々しいものがあったかな。ありふれたことなのかもだけど、こんな風に書かれると無視しにくいというか。『愛するということ』について多くの人が通

    0
    2018年02月21日

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