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Posted by ブクログ
大学の助教授で心理学を教えている小夜子。夫は優しく子煩悩。姑は自分の仕事を理解してくれ、忙しく働く彼女を惜しみなくサポートしてくれる。小夜子は順風満帆な人生の幸せを日々実感している。
ある日、小夜子はテレビのトーク番組に出演。それをきっかけに、音信不通になっていた中学時代の親友と再会できることになった。成績も人気もクラスで1位2位を争うほどだった二人。どんな立派な女性になっているのだろうと思いめぐらしていのだが、目の前に現れたのは、気の触れた老婆のような姿の女だった。そしてその日から、小夜子の安定した幸せは揺らぎ始め、恐怖へと変わっていく。
というのが「会いたかった人」のお話。他にも、自分の結婚式に自殺した元カノの母親が来て怯える新郎の話や、仲の良かった娘と結婚した相手の男に嫉妬を募らす母親の話など6編が入った短編集。
ミステリー小説ってやつだけど、平山夢明みたいにグロさは無いし、誰にもわかりやすくきちんと書かれているので読んでいて疲れない。どれもわりと途中でオチがよめるんだけど、それが正解なのか確認したくて読み進めちゃったというのもある。なにより、作家生活何十年、安定感がある。結果、面白く読める本。
長旅の時、車内や機内に持ち込んで読むにはちょうどいい本かな。
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