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恋のときめき、愛しい人たちとの別れ、書くことの神秘――。喜びと哀しみに身をゆだね、生きていく。生と死とエロスの世界を瑞々しい筆致で描き、読者を魅了し続ける著者の芳醇なエッセイ。
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Posted by ブクログ
小池真理子さんの代表作はほとんど読んでます。どの作品からも感じられる、鋭い心の機微や美しい情景描写、匂いや温度は、小池さんが過ごしてきた幼少期や思春期の家族との思い出。大人になってから出会った、魅力的な作家たちとその別れ。愛しい生き物たちからヒントを得て、作られているのだなぁとしみじみ感じた。作るこ...続きを読むと、食べることの章では、小池真理子さんという女性が身近に感じられた。面白かったです。これからも作品、読み続けます。
「大小の嵐をくぐり抜けつつも、人生を誠実に生きてきた人だけに神が特別に与えてくれる本物の力、本物の感受性、本物のやさしさ」という言葉が印象的だった。それは無理でも、少しでも近くにいきたいな、と思う。
何気ない景色、事象についても 小池真理子さんが書くと あぁこんなふうに表現されるものなのだ。 と、しばし眺めいるほどに、美しく 細部にまで想像力が行き届く文章。 その人の、書くことについて、 ともに生きる動物たちへの想い、 食べ物について、旅先で経験したこと、 そしてもう二度と会えない人たちとの記...続きを読む憶。 どれをとっても、この人にしかできない 表現があり、それぞれに胸に響く。 この本をきっかけに、さらに色々と 作品を読んでみよう。
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小池真理子
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