感傷的な午後の珈琲

感傷的な午後の珈琲

792円 (税込)

3pt

4.5

恋のときめき、愛しい人たちとの別れ、書くことの神秘――。喜びと哀しみに身をゆだね、生きていく。生と死とエロスの世界を瑞々しい筆致で描き、読者を魅了し続ける著者の芳醇なエッセイ。

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感傷的な午後の珈琲 のユーザーレビュー

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Rated 4.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    小池真理子さんの代表作はほとんど読んでます。どの作品からも感じられる、鋭い心の機微や美しい情景描写、匂いや温度は、小池さんが過ごしてきた幼少期や思春期の家族との思い出。大人になってから出会った、魅力的な作家たちとその別れ。愛しい生き物たちからヒントを得て、作られているのだなぁとしみじみ感じた。作るこ

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    2022年03月20日

    Posted by ブクログ

    「大小の嵐をくぐり抜けつつも、人生を誠実に生きてきた人だけに神が特別に与えてくれる本物の力、本物の感受性、本物のやさしさ」という言葉が印象的だった。それは無理でも、少しでも近くにいきたいな、と思う。

    0
    2021年08月12日

    Posted by ブクログ

    小池さんの文章は本当に手触りの良い上質なガーゼケットのよう。
    過去に読んだことのある本について、小池さんの目を通すとそう捉えるのかと新たな発見もあった。谷崎潤一郎を再読したくなった。
    フランス映画の視点についても興味深い。

    特に心に残った箇所
    「本物のときめき」
    私自身はもう若者ではなくなってしま

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    何気ない景色、事象についても
    小池真理子さんが書くと
    あぁこんなふうに表現されるものなのだ。
    と、しばし眺めいるほどに、美しく
    細部にまで想像力が行き届く文章。

    その人の、書くことについて、
    ともに生きる動物たちへの想い、
    食べ物について、旅先で経験したこと、
    そしてもう二度と会えない人たちとの記

    0
    2024年07月16日

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