青山透子の作品一覧
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ユーザーレビュー
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私の知らなかった話。
トンデモ話として、言われる人もいるのだろうが。
色々な違和感とそれを裏付ける証拠を並べて説明してくれている。
真実はわからないが、不都合な真実が裏に隠れているのだろう。
真実を明かすために非難を恐れずに仲間のために人生を捧げている作者の熱い想いも感じた。
Posted by ブクログ
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日航123便墜落遺物は真相を語る
青山透子 河出文庫
兎も角すごい
長年に渡り国家権力に単身立ち向かう
精神性の大きさに感銘を受ける
それにしても
国民から預かる権限であるべき
国家の存在を
権力にすり替えて乗っ取る
利己心と強欲故に物欲に陥った人間の
狂わんばかりの不安恐怖からなる
尽きる事のな
...続きを読むい保身に人生を費やす
愚かさと浅ましさに驚くばかりだ
こうした摩擦界で何を体験して理解し
何を学ぶか?
あるいは
摩擦を苦しみとして競い争い
相手を傷付ければ
己に返り血を浴びるだけであり
人生を無意味に費やせば後の祭りであろう
Posted by ブクログ
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日航123便墜落事件。
国内で、満席のジャンボジェット機が墜落するようなことが起きるなんて!と、とても衝撃的な事件でした。
この事故を題材にした本も多く出版されています。
私も小説を何冊か、ノンフィクションも数冊読んでいました。
それでもこの本を読んだとき、自分が何も知らなかったことに気づかされま
...続きを読むした。
著者は元日航のスチュワーデスで、事故でなくなった乗務員の直接の同僚です。
事故当時は国際線乗務に替わったばかりで、それがなければ事故機に乗っていたかもしれないはずでした。
だから余計に、耳に入る情報と実際に発表される報道との乖離をもどかしく思ったのだと思います。
不審な、そして解明されていない謎が数多くあります。
1.超低空で飛んでいるジェット機を追いかけるように飛んでいたファントム2機の正体。
それぞれ別の場所で目撃した複数の人たちが、自衛隊機だと証言していますが、その時間その場所を飛んでいる自衛隊機の記録はありません。
2.機体の胴体下部に見えた赤い物体
煙やすすが見られないことから炎ではないと判断された赤い物体とは?
著者は、戦前から日本が開発研究していた吸着型のミサイルではないかとしています。
3.墜落場所特定の遅れ
墜落直後から事故現場の村長がNHKを始め関係各所に「ここに落ちた」と電話しているのに、翌日昼まで墜落場所不明と報道され続けたこと。
偶然墜落を目撃した米軍の飛行機がすぐ救助しようとしたら、「自衛隊が救助する」と連絡が入り、現場を去るように指示されたのに、その後半日以上も墜落現場不明と報道され続けたこと。
また、地元の人たちが捜索隊員を案内して山に入った時、異常に捜索隊の進む速度が遅く、絶えず道をそれようとしたこと。
結局捜索隊を見捨てて地元の人たちが向かった先で生存者が見つかった事実。
4.事故原因の意図的な漏洩
墜落原因は隔壁の修理ミスであるとのアメリカからの発表により、少なくとも私は「またアメリカの顔色を窺って、事故原因の発表を躊躇していたんだな」とそれで納得しました。
最初は修理ミスを否定していたボーイング社が一点ミスを認めたことで、この件は落着しました。
しかし、事件後も日本の航空業界ではボーイング社が圧倒的シェアを維持し続け、事件の翌月の「プラザ合意」で猛烈な円高(1ドル240円が1ドル120円以下へ)となり、輸出産業が大打撃を受けることとなったと、解説の森永卓郎氏が書いています。
その他にも、エンジン部とともに機体から離れた人たちから生存者が出たのに、エンジンのない機体部分が炭化するほどの高温でやきつくされたことや、現場不明だったはずの事故当夜に現場上空で自衛隊機が何らかの作業をしていた目撃情報があること、現場検証をする前に機体を破砕したり片付けたりしたことなど、不審な点は枚挙にいとまがありません。
さらに、新しく発見された遺品についても、検証する必要はないと政府が発表しています。
こういう大きな事故・事件が起きると陰謀説が出てくるのはいつものことですが、この事件(もはや事故とは言えないレベルと思います)については、陰謀はさておき何かを隠蔽しているのは明らかと思います。
著者は目撃者の証言、文献の読み込み、科学者への確認などを経て、自衛隊機の訓練で発車したミサイルが123便に付着し、当初横田基地に向かおうとしたけれども何らかの理由で断念せざるを得ず、どこか安全な場所に着陸しようとして失敗したのではないかと推測しています。
その推測を言うと、報道陣も役人も「そんなことを言うと殺されるぞ」としり込みしたという事実が、逆に真実を伝えているのではないか、と。
そんな中、事故から30年以上たってから再会した当時の運輸大臣は、明言こそしなかったものの否定をしないことで著者の背中を温かく押したのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
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英国在住の「外国人」遺族との邂逅により、著者は日航機123便墜落事故原因究明への責任感をさらに増す。そして海外も含めた研究者、専門家、弁護士とのネットワーク構築が、政府と日航が隠蔽し続ける情報公開への足掛かりとなり得ることを予感させる。著者の今後の活動を応援したい。
Posted by ブクログ
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衝撃の展開に読むスピードもアップ。以前から読みたかったが文庫化されているのを知って購入しました。素晴らしい。
Posted by ブクログ
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