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墜落現場の特定と救助はなぜ遅れたのか。目撃された戦闘機の追尾と赤い物体。仲間を失った元客室乗務員が執念で解き明かす渾身のノンフィクション。事故ではなく事件なのか?
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Posted by ブクログ
今日読むのにこれ程ふさわしい本があるだろうか。陰謀説のトンデモ本かなと不安だったけど、公式発表と矛盾する目撃証言を丹念に拾い上げ、憶測を完全に排除した内容だった。ファントム2機の追尾、オレンジ色の物体、ケロシンは灯油なのに現場にはガソリンとタールの焦げた臭い、完全に炭化した遺体… 自身の客室乗務員と...続きを読むしての経験を踏まえて記した墜落までの描写は読んでいて緊張感が凄かった。事故の再調査を望むけれども、本書から導き出されるような真実が公開されて、日本社会はそれを受け止める事ができるのか?解説に、この事故でボーイング社に泥を被って貰ったことがプラザ合意にも繋がりバブルを経て現代日本を形作ったって推測があって背筋が冷たくなった。
日航機事故で同僚を失った元客室乗務員が、人生をかけて調査し、論文調に書き記したノンフィクション大作です。 私は2020年コロナ騒動に当初から違和感を感じ、いろいろ探っていたところ、この本にもたどり着きました。 一見、コロナ騒動となんら関係のないものと思われるかもしれませんが、世の中の構造を知って...続きを読むしまうと、いろいろと繋がってくるのです。 この日航機事故についてはまだ未解決事件ですので、いつの日か解明され、無残に命を落とされた人の無念がはらされることを願います。
私の知らなかった話。 トンデモ話として、言われる人もいるのだろうが。 色々な違和感とそれを裏付ける証拠を並べて説明してくれている。 真実はわからないが、不都合な真実が裏に隠れているのだろう。 真実を明かすために非難を恐れずに仲間のために人生を捧げている作者の熱い想いも感じた。
内容はもとより構成が秀逸で最後まで一気に読破。最後まで慎重な言い回しに徹しており、歯切れが悪い印象であったが、巻末の森永卓郎氏の解説(文庫本のみ)を読んでその理由にも納得。本作品は筆者の博士論文をベースとしており、博士論文というものは卒業論文とは比較にならないほど厳密な論証が求められ、憶測は絶対に許...続きを読むされない、とのこと。 その意味において、森永氏の本作品から推測される大胆な仮説(たぶん真相)と、それが引き起こした可能性もある昨今の日本の置かれた米国隷属の現状に身震いに近い衝撃を受けます。。 #ショックドクトリン #1985年8月12日 #日航123便 #青山透子
1985年8月12日。 日本はお盆真っ只中、墜落した日航123便は満席だったそうだ。単独機として最大の死者数520人もの尊い命が失われた事故。 著者は、かつて日航客室乗務員として働いたことのある方で、同僚や先輩もこの事故で失くしている。 事故原因究明に全身全霊を注ぎ、生存者4名や犠牲者、遺族に寄り添...続きを読むう姿勢に心を打たれた。
やはりねの一語につきる それにしてもこんなにややこしく複雑な隠蔽工作だとは。 報道も発表も簡単には信用できないということ。 情報リテラシー必須。
1985年8月12日から39年 昨日読んだ森永卓郎さんの著書に紹介、引用された青山透子さんの本を読む。 「1スチュワーデスの視点から」当時の資料などからのシミュレーションを読むだけで胸が苦しくなる。乗客の手紙、客室乗務員のエピソードが辛い。 青山透子さんは事故当時を知る日本航空の客室乗務員。具体的な...続きを読む証拠や目撃証言を丹念に積み上げ、事故原因を明らかにしようとしている。 その中には上野村の小中学生の文集も含まれている。目撃した子ども達の文章が、説得力を倍加させる。 「この事件で命を落とした人々への供養は、まだ生きている関係者が『真実を語ること』、それだけである。」 明日は8月12日。 遺族はどんな思いで明日を迎えるのだろうか。
森永卓郎氏の「書いてはいけない」に触発されてすぐ手に入れた本書を、読み終えたのは一年以上たった今日。遅くなったが読んでほんとによかった。 粘り強く検証に努め、たどり着いたのが事故ではなく事件ではないかという結論。数々の疑惑の残る政府などの対応。自衛隊や警察、米軍、米政府など真実を隠蔽しようとする者た...続きを読むち。これは小説ではないのだ。 青山透子さんは言う。この事件で命を落とした人々への供養は、まだ生きている関係者が「真実を語ること」、それだけであると。 みなさんに一読をお勧めする。
森永卓郎さんの「書いてはいけない」の中で引用されていた本。 著者の青山透子さんは事故当時、当時を知る日本航空の客室乗務員として、また単独機として世界最大の航空機事故を起こした日本航空の関係者として、不明な点を明らかにしなければいけないという責任感から、丹念に目撃情報を集め、再度資料を読み返してまとめ...続きを読むた本。決して陰謀論などではなく、具体的な証拠や目撃証言から事故原因に迫っている。 人命を最優先にしていたら4人だけではなくもっとたくさんの人たちの命が救われたのではないかと考えると残念でたまらない。 心に残った言葉 ・故意か過失か、組織の指示か否か、いずれを問わず人命よりも優先されるものなどこの世の中にはない。戦争でもない「平時」に、人命を最優先するという当たり前のことが行われず、もし何かの隠蔽工作が行われたとするなら、それを正当化する理由などどこにもない。P192 ・そして多くの疑問が残る日航123便墜落事故について、私たちが忘れてはならないことは次のことである。 あの日、未だ日の明るいうち、墜落前の日航123便を追尾するファントム二機を目撃した人たちがいる事実。 日航123便のお腹付近に濃い赤色のだ円や円筒形のような物体が吸着しているように見えた事実。 墜落現場付近の人に目撃された真っ赤な飛行機の存在。 検死した医師たちが見た、凄惨な遺体状況や炭化した遺体への疑問。 さらにいまだに引き揚げようとしない海底に沈んだままの機体の残骸。 これらの点を繋ぎ合わせていくと見えてくるものがある。それが私たちに大きなメッセージを持って伝えようとしているのである。P208 ・コックピットでは舵の利かない重い操縦桿と格闘する、パイロットたちによる必死の操縦が行われていた。客室ではスチュワーデスたちが、乗客の安全を守ること、そして不時着のその先を考えることに専念していた。 習志野駐屯地の第一空挺団では、墜落現場にいち早く救助に行くための準備を整えて出動を待機していた。 東京消防庁では、すべてのじょうきゃく、乗員、そして仲間を救うために、いつでも出動できるように救助の準備をしていた。 非番の自衛隊員たちは休暇を返上して急いで職場に赴いた。 最初に墜落現場の位置を把握した在日米軍のアントヌッチ氏はその情報を伝え、米海兵隊も実際に現地にヘリコプターで赴き、現場に降下しようとしていた。炎と煙の中、必死に生存者の救助を考えていた。 上野村猟友会はいち早く墜落現場を把握し、上野村消防団が生存者を発見した。 上野村ではいち早く墜落現場がここだ、とテレビ局にまで電話をして知らせていた。 彼らの思いをいっさい、無視し、無にしたものは誰か。P210 ・この事件で命を落とした人々への供養は、まだ生きている関係者が「真実を語ること」、それだけである。そして私たちに出来ることは、長い歴史の中で一時的な政権に惑わされることなく、それぞれの立場で歪みのない事実を後世に残す努力をし続けることではないだろうか。P211
森永卓郎さんの本から本書を知り、購入しました。 本書では推察は一切排除してありますが、森永さんの推察がまさに事実なのではと思います。
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日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る
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青山透子
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