作品一覧

  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子
    4.6
    1巻1,760円 (税込)
    【「オモコロ」大人気シリーズの書籍化・第2弾!】 教科書の名作に挑戦! Ⅹ騒然!「「山月記」を読めなかった男が1年半ぶりにもう一度読む日」収録! 「山月記」に挫折した経験から、大人になった今、教科書に載っている作品を読んでみることに……。 「学び直し」ほど大げさではないけれど、きっと何かが変わるはず! この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください! 〔もくじ〕 はじめに 1冊目 宮沢賢治「やまなし」 2冊目 ヘルマン・ヘッセ(高橋健二訳)「少年の日の思い出」 3冊目 中島敦「山月記」 特別編 本の作者と話してみる(ラランド・ニシダ氏) 4冊目 清少納言「枕草子」 あとがき みくのしんより あとがき かまどより
  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    【100万人が沸いたスゴい読書!!!!】 名作3作+『変な家』大ヒット・雨穴「本棚」特別寄稿! SNSで話題沸騰の「オモコロ」大人気シリーズを書籍化! 「読書の常識が変わる……。これは全く新しい本の読み方です」――雨穴氏 「ついに日本一おもしろく『走れメロス』を読む人間が現れた」――ダ・ヴィンチ・恐山氏 「生まれて一度も読書をしたことがない男が本を読んだら、一体どうなるんだろう」 そんな素朴な疑問がきっかけで生まれた「本を読んだことがない32歳が初めて『走れメロス』を読む日」というオモコロ記事。 1人の男が人生で初めて本を読む。ただそれだけの記事が爆発的に拡散され、100万人の目に留まる大ヒット記事に……! この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください!
  • オモコロマガジンぬ vol.001
    -
    1~2巻550円 (税込)
    お笑い系Webマガジン・オモコロで公開された秀作マンガが一冊に! インターネットという自由な場だからこそ集まった、型にハマらない自薦作品集。何も考えずにゲラゲラ笑える話から、ちょっと人生に刺さる話まで、心のどこかに引っかかるマンガがここにある! 先日、自宅で飼っている猫が頻尿になりまして、尿検査に行かねばと思ったのですが、人生で猫の尿を採取したことが無かったので大変慌てました。お医者は「スーパーで売っている魚があるでしょ。あの魚のトレイをね、もよおした猫の体の下にスッと入れるんだよ」と何故か酒ヤケした声で言うのですが、まず猫が何時もよおすか分からない。家に帰って魚のトレイを握りしめて茫漠と佇んでいたのですが、一向に猫はおしっこをしません。 僕もいい大人ですから、一日中そうしてぼうっとしているわけにもいかないので、トイレの中で猫がおしっこをかけそうな場所にトレイを仕掛けて、トイレだかトレイだか分からなくしてそのまま出かけました。帰る頃には尿が入手できているだろう、と。ところが、帰ってきてもトレイには何も入っていません。これはダメだということで、再度酒ヤケ医に方策を聞きにいくと、「そもそもね」と。「猫のおしっこは、排尿してから3時間以内に持ってこなきゃダメなんだ。あっという間に雑菌が繁殖しちゃうんだから。置いてあった尿を持ってきてもダメだよ」。 猫の尿には鮮度が重要。知らなかったものですから、驚きました。それじゃやっぱ、無能のようにトレイを持ってろってわけ? そんな一日に人間は耐えられるものでしょうか。猫はそんな無能の前でおしっこをする気になるのでしょうか。というわけで皆さんにお買い上げいただいた電書の売上の一部は、そのように私が猫のおしっこを待つ際に摂取する菓子パンの代金へと姿を変え、世の中に還流していきます。 お買い上げ、どうぞよろしくお願いいたします。 (オモコロ編集長・原宿)(Vol.2へ続く) 【収録作品】 漫画の最終回あるあるだけで作った最終回の漫画(かまど) こんな日もあったっていい 第1話(田島シュウ) サボり先輩 第1話(地球のお魚ぽんちゃん) メデューサちゃん 第1話(てらだこうじ) 宇宙になった黒ギャル(長イキアキヒコ) サレンダー橋本4コマ劇場 第1話(サレンダー橋本) その日私は祖父の棺にインリンのDVDを入れた(逆襲)

ユーザーレビュー

  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

    Posted by ブクログ

    めっちゃよかった!!
    自分は本読む時はあんまり何も考えずに分からん言葉が出てきても、この言葉分かってないと今後の物語が曖昧になるかなとか思った時だけ調べたりしてて、めんどくさい時はスルーしたりするけど、
    みくのしんは一文一文丁寧に読んで、本に書かれてる以上の情報も読み取ってて新しい読書の仕方を知れた。
    でもみくのしんの読み方が正しくて自分が間違ってるっていうわけではないし正しい読書の仕方はない。

    あとみくのしんがライターっていうこともあって、この人が書く読書感想文はほんまに良かった。
    本が嫌いな人に見せたい。

    0
    2025年12月05日
  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

    Posted by ブクログ

    とっても楽しかった!
    本に対して「面白かった」と思うことはあるけれど、まるでアトラクションに乗った後のような「楽しかった」本なんて、今のところこの本にしか出会っていない。

    元々web版の「走れメロス」を読む記事も大好きだったため、書籍化と聞いた時には飛び上がってしまった。
    みくのしんの本の読み方、感受性、表現力、どれも豊かで羨ましい限りだ。かまども述べていたように「読書に正解はない」のだが、一つの文章で良い意味でも悪い意味でも心掻き乱され、夢中で読み進めていく姿には、もはや嫉妬してしまう。
    みくのしんの表現力は、春の草原を走り抜けるような爽やかさがある気がします。(普段のオモコロ記事では微塵

    0
    2025年11月26日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

    Posted by ブクログ

    まるで中学の授業だと思った。
    特に枕草子ではみくのしんは教師レベルで読解力が高く、ちょっとヘンなところも「中学の時の現代文の先生こんなんだった!」と懐かしい気持ちになれた。
    今後、この本が教科書に載っていても良いとさえ思える。
    枕草子の最後の「をかし」だけはあんまし納得いかななかったかな。
    悪いというか寂しい?って言う意味で「をかし」を使ってるんじゃないかって、こういう想像さえ自然としてしまうようになった。
    素晴らしすぎる本です。読書が好きなら必ず読むべき。

    0
    2025年11月25日
  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

    Posted by ブクログ

    本当にとても面白かった。
    人の読書を読む新しい体験。
    自分にとって読書は、作者と読者の一対一で、作者が何を思って、何を伝えたくて、など込めた想いを感じ取るものだった。
    だけどこれは間に別の人が介入することで、自分以外の視点で読書ができる新スタイル。
    その上みくのしんさんの感性が素晴らしく、こんなことを考えながら読むのか!ってシーンが非常に多い。
    一つの作品を通して、自分の中に新しい解釈が生まれて他にはない読書体験ができた。

    0
    2025年11月19日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

    Posted by ブクログ

    みくのしんさんの読書の様子を読んでいると、いかに自分の読書が雑かがわかる。こんな一言でこんなにも想像力働かせるんだなとか、自分にはなかった発想力を見せつけられて、猛省するばかり。
    ただ前に進むだけじゃなくて、もっと一語一語噛み締めて読書しようと思った。

    0
    2025年11月17日

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