女殺油地獄

女殺油地獄

880円 (税込)

4pt

3.8

油屋の放蕩息子・与兵衛。色と金に溺れ、追い詰められた彼は残虐な罪に手を染める――。江戸の実在事件にもとづく近松門左衛門の人形浄瑠璃が、桜庭一樹の画期的名訳でよみがえる。

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女殺油地獄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初め、読みにくい文体、、、と感じたが、
    まるで舞台で口上をあげているかのようで、浄瑠璃または歌舞伎を観ているような気分にさせられた

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    いつかは読みたいと思っていた近松門左衛門。人気作家の現代語訳ということで、ハードルも低くスラスラと読み終えた。
    原作が面白いのか訳者の力量か、登場人物や当時の大阪の賑やかさが生き生きと感じられ、読後感も良かった。私は与兵衛はいまいち好きになれないが、昔からこういうキャラって人気なんだ…、と妙に感心し

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門の人気作品『女殺油地獄』の現代語訳。訳者は稀代の書き手、桜庭一樹先生。
    実際に起きた事件を、見てきたかのような臨場感と流れるような名調子で再現する近松劇場。桜庭先生がどう捌くのか興味津々で読みました。

    桜庭版は近松に敬意を表してか、現代文に名調子の地の文を散りばめるスタイルでした。興味

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近松門左衛門、人形浄瑠璃。
    油屋の息子、与兵衛、放蕩の末に殺人まで犯すお話。

    桜庭一樹と、表紙に、惹かれて購入。
    殺人場面の油と血の表現が、衝撃的。
    恥ずかしながら、近松門左衛門、あまり知らなくて、、、
    なるほど芝居の台本みたいな感じなのね、と。
    映像やら舞台やらにもなっていて、それぞれの演出によ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おどろおどろしい表紙とタイトル。
    お恥ずかしい話ですが、学がない私はこの古典作品を知りませんでした。
    そんな私ですが、大好きな桜庭一樹先生が書いていると知り読みました。
    惨殺シーンがグロテスクでありながら、エロチックでもあるのはさすが桜庭先生ですね。
    江戸時代は実際にあった事件を大衆演劇の演目とする

    0
    2025年07月14日

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