無花果とムーン

無花果とムーン

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

18歳の少女・月夜の大好きなお兄ちゃんは、ある日目の前で突然死んでしまった。月夜はその後も兄の気配を感じるが、周りは誰も信じない。そんな中、街を訪れた流れ者の少年・密は兄と同じ顔をしていて……!?

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    無花果とムーン(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    356625
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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無花果とムーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最愛の兄の死を巡る、不思議な青春物語

    物語は、衝撃的な事件の後の葬儀から始まります。主人公・月夜の兄・奈落が、月夜の目の前で突然死。
    奈落の死後、周囲との溝が深まる孤独な日々の中で、彼女の前に現れたのは、亡き兄と瓜二つの青年・密でした。密との交流を通じて、ある秘密が明かされていきます。

    現実と幻想が入り混じるような独特の空気感の中で、一人の少女が喪失を乗り越え、大人へと一歩踏み出す。その再生の過程に、強く胸を打たれる青春小説です。

    0
    2026年04月03日

    Posted by ブクログ

    ここ最近ずっと桜庭一樹さんが続いています。不思議な魅力があってなかなか離れられないです。
    この小説はとても好みでした。激しいけど淡くて、切ないストーリーが好きな方におすすめです。

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    様々な形の愛と、日々に潜む非日常を感じた。頭から終わりまで、思春期の、大人と子供の間特有の、甘い空気が満ちていた。

    0
    2016年05月20日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの桜庭一樹。
    月夜の義理の兄・奈落の死から物語が始まる。
    血縁とか家族とかの軋轢や愛を描くのばかり読んでる気がする。

    死者を忘れるのは簡単で難しい。
    簡単に忘れて、不意に思い出して、染みみたいに残る。

    奈落みたいな男の子、モテるだろうなぁ。
    月夜みたいな子、居るよなぁ。
    生い立ちが複雑だと何もかもそこに起因している様な気がしてしまうけど、本当はもっと些細な事なんだろう。
    本人的には重大な過失の様に感じても。
    それを『18歳と19歳』で分けたり、月夜の友人らの陰口で表現していて、世界観は現実とファンタジーの狭間なのに、そこに生きている人達はリアルだ。

    密と約のセクシーな感じが伝わってきて良かった。
    2人で密約だね……。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    ありがちなストーリーも、謎の世界観やら、不思議な語り口やら、妙なキャラクター設定やら、で新しい感じになるんだから不思議だ。
    いやまぁ言うほど目新しいわけでもないんだけど、身近な人の死を乗り越えるのに時間がかかってやっと死に向き合って周りの人たちも死を忘れようとしていたけどそれじゃダメなんだと気がついて新しい旅立ちである。
    と、略し過ぎだけど、一番辛いのはなみちゃんで、頑張って無理して話しかけたけど酷い扱いを受けて、でもって主人公はまぁ友達を傷つけたけどしょうがないかー、的な。いやこれはなみちゃんの将来が危ぶまれるが、しょせんはメガネの地味な子なのでこの扱いもやむなし。なにしろ美男美女ばかりでてくるこのお話、下手に思春期に読むとやばそうよ。

    0
    2022年10月08日

    Posted by ブクログ

    表紙とタイトルに惹かれて借りた、もらわれっ子で紫
    の瞳をした月夜とだいすきな奈落のお話。結末で驚い
    てあって声出ちゃった。少し泣いた。
    #さよならぼくのパープルアイ

    0
    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    桜庭一樹が中堅作家としての地位を確立した後に、初期作品群を思わせるような"地方都市と少女"を書いた作品
    初期作品群の雰囲気を残しつつ、円熟した筆致で語られるストーリーは見事

    0
    2021年09月30日

    Posted by ブクログ

    喧嘩と仲直りを繰り返す、女子特有の交友関係をなぜこんなにうまく描けるんだろうと思ったら女流作家さんでした。GOSICKの原作者さんだったとは、知りませなんだ。

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    桜庭一樹さん!「砂糖菓子~」の時も思ったけど、読み終えた後の不思議な感じ(でも、爽やか)好きだな。最初は、月夜の幼い感じや変な一人称が鼻についたけど、後半は逆に、アンバランスな文章が凄く心に響いた。この人の書く人物、凄く魅力的。お父さんや、兄貴、お兄ちゃん、イチゴ先輩、密、約…みんな。桜庭さん、好きな作家さんに追加!

    0
    2016年10月30日

    Posted by ブクログ

    パープル・アイと尖った犬歯の女の子の月夜。
    貰われっ子と自分の外見がコンプレックスな月夜はお兄ちゃんを突然なくしてしまう。
    お兄ちゃんの死に関する秘密と罪悪感、喪失感を抱きながら過ごすうち、死んだはずのお兄ちゃんを感じ出す。

    大好きだった人の死から始まるので涙腺崩壊。
    そりゃ、乗り越えられないだろう。
    思春期だぜ?目の前で大切な人が死んじゃうんだぜ?
    仕方ないよ。
    ボロクソ言われてる主人公の性格も私はいるよこんな子いるよ。
    こじらせちゃったンだけど仕方ねーよ、環境とかさ。
    あと、能を参考にして思いついたって後書き仰ってたのでヒロイン像は多少は仕方ないんじゃない?
    能とか文楽とか狂言とかの若い娘達は割と自己中心的で突っ走てて、自分に酔う感じなので。
    それに月夜はそれによって親友を一人無くしたわけだからね。
    ちゃんと割食ってるよ。

    月夜を救うシーンでイチゴや家族が月夜を引っ張るのがまさに死の世界との境界から呼び戻す行為に思えてまたこれにボロボロ泣いた。
    イチゴ、あんたいい事言うよ。
    口悪いけど言ってることは月夜のこと思って言ってるだもんな。

    あの2人組や月夜の外見は本当の花を見せにきたに繋がるんじゃないかなーと個人的に思ってるので読み比べもしたい。
    まあ、外見を特殊にすることによって月夜の疎外感や異質なのを強調するだけかもしれんが。

    0
    2016年02月17日

無花果とムーン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    無花果とムーン(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    356625
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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