柳下毅一郎の作品一覧

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作品一覧

2024/02/03更新

ユーザーレビュー

  • 異形の愛
    登場人物のほぼ全員がフリークス。人間離れした容姿と尋常ならざる能力を持っているキャラクター達が、人間味が溢れた行動(良くも悪くも)を振る舞い、愛し、苦悩する。
    常人には理解し難い愛が確実にそこにある。面白いので、ツラツラと読み進められるが、裏には社会風刺の劇薬を盛り込んでいることに気づくと、この本の...続きを読む
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    町山智浩さんと柳下毅一郎さんとの対談で映画作品を語ったもの。過去の出版されたものを再編集したものとのこと。映画への愛と、少年の心、そして両氏の視点、切り口のおもしろさにあふれている。
  • プロメテア 1
    魔法や神のあり方を、この世ならざるものの論理(カバラ神秘学?)でロジカルに説明し、それが「芸術」や「創作」、さらには「想像力」の賛歌になっているという。なに、この離れ業。

    意外なのは、「セックス、スター、スネイク」の章。邦訳があるアラン・ムーア作品でのセックスって、人の愚かしさの側面を描くことが多...続きを読む
  • 異形の愛
    異形、というと高級感すらあるが、ゲテモノ、見世物芸人、不適応者、エグい、どうしょうもない、といった重層的意味を持たせているはずだ。
    (オタク、マニア、といったニュアンスはまだなかったころの小説だ。)
    「存在しているだけで稼げる」という素晴らしいアイデアから畸形を作り上げる、という奇矯な家族小説からス...続きを読む
  • 異形の愛
    すげーすげーとは聞いてたものの、オイラが知った時にはペヨトル工房は既になく…河出がまずすげーわ。愉楽とかも相当ヤバいと思うけど、よう次から次へとこうどっかから怒られそうなんを出すわ。エラい。
    で、中身。フリークス小説の金字塔みたいな話は聞いてたけど嘘やなかったなぁ。愉楽よりだいぶ古いけど古さを感じへ...続きを読む

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