瀬戸内寂聴の一覧

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2023/09/29更新

ユーザーレビュー

  • 源氏物語 巻六
    「若菜(わかな)」上、下
     いや驚きました。もしかして、このままずっと、同じようなダラダラした感じでいくのかと思いきや、ここにきて、こんなザックリと切り捨てるような展開を用意しているとは、民俗学者の折口信夫が『源氏は若菜から読めばいい』というのも肯けるくらいの(実際には登場人物の心理描写の推移が分か...続きを読む
  • 新装版 祇園女御 下
    下巻に入ると白河上皇による専制政治が始まり、堀川、鳥羽、崇徳の三代まで続く。平氏も重要な役どころとして登場し、貴族から武士の時代に移り変わっていくのが伺える。

    そして話の中心人物も承香殿女御・道子から、貴族の血を引きながらも数奇な運命を辿る美少女たまき(祇園女御)に広がっていく。

    人生とは分から...続きを読む
  • 新装版 祇園女御 上
    永井路子の「望みしは何ぞ」を読み、藤原道長の子、藤原能信が彼ら藤原一族による長きに渡った摂関政治を終わらせたことを知った。当書「祇園女御」の中心的人物・藤原道子は、その能信の子である能長の娘である。能長は養子だけど、彼の実父・頼宗は養父・能信と同腹の兄弟でもある。つまり道子は道長の曽孫にあたるのだ。...続きを読む
  • 源氏物語 巻六
    若菜の上下。今までで一番好きな巻かもしれない。
    皇家から正妻が降嫁してきたことで、紫の上の不安定な立場が改めて顕在化し思い悩んだ末に死にかけてしまったり、しかもその正妻が寝盗られてしまったと色んなことが起きた帖だった。
    若い頃の源氏が天皇の妻を寝盗ったことも重なるのが上手。
  • 源氏物語 巻一
    教科書や問題の断片的な場面しか読んだことがなかったので、初めて通しで読み、その面白さを体感できてよかった。とても読みやすくて、心理描写はきめ細やかで巧みだし、光源氏の自由奔放な恋愛模様は痛快ですらあった。

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