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「死についても楽しく考えた方がいい」。私たちはひとり生まれ、ひとり死ぬ。常に変わりゆく。だから、いくつになってもだれかを愛することは「有り難い」奇跡──私たちは人生の最後にどう救われるか。生きる幸せ、死ぬ喜び。魂のメッセージ。
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Posted by ブクログ
今67才の私の生き方これで良いのか?不安な気持ちの毎日、その時20代訪庵した寂聴さんの本に出逢いました。20歳の我が娘が旅立ち辛くて無気力な毎日、表向きは笑顔で前向きに……裏では号泣の毎日……21年時は、経っても娘の愛顔に涙する日々……
この本を読み始めた時、色々と辛くて悲しい時でした。この本を読んで、すーっと苦しみから解き放たれたように思います。 これからも立ち止まった時に何度も繰り返し読みたいと思います。
第二章 「ひとり」は寂しいか で、救われました。 誰かと繋がっていないと不安になってしまう、孤独がどうしようもなく辛いなど、ひとりでいる事に何かしら難しさを感じている人は、きっと少し晴れやかな気持ちになれると思います。
97歳になられた寂聴さんが、世の中や人間関係をどう見ているのか知りたくて読んだ本。 痛快で、アハハ!と読めるけど芯をついた言葉たちでした。しんどくなったらまた読みたい。 人間みな孤独 優しさについて
昨年亡くなられてから手に。人間の業と向き合いつつ、あっけらかんと言い切るスタイルはいつもながら、歳を重ねるごとにメッセージはよりシンプルになっているような気がします。その分、心の奥深くにまっすぐ刺さり、そのままでいいんだと思え救われました。寂聴さんのように自然と人が寄ってくるにはどうしたらよいか考え...続きを読むさせられます。
瀬戸内寂聴が97歳になった2019年刊行。平成の天皇(現在の上皇)が皇太子(現在の天皇)に譲位され、元号が平成から令和になった年。 その年からまだ4年しか過ぎていないのが、今では信じられないほど。もちろん、コロナ禍になる前。 「愛」についての瀬戸内の思い。生涯の信念であった「生きることは愛すること」...続きを読むという思いは、令和の時代を生きる若い人たちにも受け継がれていってほしいと思う。
笑顔が幸せを運んでくれる。分かっていてもなかなか出来ない。 自分のやりたいことをしてもいい。好きな事をしてもいい。そうする事で、自分を大切に出来、他人にも優しくなれ、笑顔に繋がっていくと思う。 そんな思いになれたこの本に感謝です。
自分では選ばない本だけど、たまたま人生の先輩が貸してくれたので読んでみた。ごく当たり前の事ばかりの事柄が殆どなのに なんとなく気持ちが楽になった。
心残りが全くないと言い切る彼女が、唯一あるという後悔、その言葉を読む事ができたことが救われた。 ー「お母さん、行かないで」といえない三歳の娘を残して家を飛び出したことー その娘とは今では仲良くしているけれど、抵抗できない小さな我が子の心を深く傷つけた後悔が九十七才になっても彼女の心を痛めた。 有...続きを読む名になって数々の講演などもしていた彼女だが、捨てた娘のことをどう思っていたのが知りたかった。 後悔していてくれてよかった、心を痛めてくれていてよかった。 寂聴さんが、『母』で在ってくれてよかった。
何かの本で、時々、いつも読まない人の本を読むことが脳の活性化に良いと目にし、この本を手にしました。瀬戸内寂聴さん、初読みです。「寂聴九十七歳の遺言」、2019.11発行。確かに、読んでみて、その内容は新鮮に感じました。生き方自体は、変わらず、あまり好きではありませんが。
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