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Posted by ブクログ
女性として生きる苦さが、生々しく表現されている。
60年代に書かれた本とは思えないほど、今の体感と照らして、非常によく理解できる。
様々なパターンの女性の生き方が言及されているが、どのみち詰んでると思った。
しかし苦しみの裏には甘さもあるはずで、どっちもあるから人生は豊かになると思った。
私もまだまだこれから色々な感情を味わいたい。
女の与える愛情が、男は鬱陶しくなるという話で、それも理解できるが、私のバイブルである「愛するということ」では、「愛を与える人が豊かだ」ということが書いてあって、それも全くその通りだと思った。
本書の女の与える愛情は、結局自己満足の押し付けということだと思うが、大抵女の愛は自己満足の押し付けになりがちな気がするので、愛するということの体得には時間がかかりそうだ。
Posted by ブクログ
全体として古いのだけど、根幹について共感する。私が感じていることを、彼女も感じている。
私よりもずっと先にいる先輩から、やはりそうでしたかと、人生を学ぶ。
語っても誰も答えない、美しいこと面白いこと楽しいこと悲しいことを誰とも共有できない、それが人生。その事実を受け入れていくことが大人になることだと分かってきている。
○あらゆる錯覚をはぎ取った上で、夫を、恋人を、友人を愛しはじめる時から、人は本当の生きる苦しみを味わうだろう。幸福とは、その苦しみに裏打ちされた傷だらけの愛を、自分の孤独の中にしっかり握りしめることではないだろうか。
○独占欲のない男女の愛がどんな美名にかざられてていようと、虚しく、はかない幻影にすぎないことを悟らなければならないのが愛人という女に課される運命の試練と本当の罰である。
○人に愛された想い出より、人と別れた思い出を持つ女の方が、しっとりと魅力的なのは、その女が心底から人を呪い人を憎んだ苦しい経験を経て、人を許すことを知っているせいではないかしらと思う。
○危険と苦しみと、嫉妬と、秘密と、姦通につきもののそうした条件ほど女を美しくする秘薬はない。
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