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92歳のとき、相次いで襲ってきた腰椎の圧迫骨折と胆嚢ガン。つらい痛みで、死んだ方がましとさえ思う日々。でも、病のおかげで自分のいちばん大切なことがはっきりした。最期まで、小説を書いていたい――。リハビリの末、寂聴さんは再び筆を執れるようになった。老い、おしゃれ、食事、恋、友だち、手術、最愛の人たちとの別れ……。悩みながら生きるすべての人へ贈る瀬戸内流人生の叡智。
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Posted by ブクログ
亡くなってから読み出した感じです。当時は本屋にコーナーを置いて積んである景色を見ながらゆっくり噛み締めました。ありがとう寂聴さん、Instagramも動画も楽しい物語でした。一度でもお会いしたかったなぁ、94歳の闘病日記風でしたけど、自分が病気になってみて本当の辛さを知ったとか全身麻酔でだんだんと意...続きを読む識が薄れることがあーこれが死ぬ事なんだと言う。寂聴さんでも知らないことがたくさんあるのですねという感想です。5人が一斉に辞めて若い2人のスタッフが世話すると、瀬尾さんの本も読んだなあ。心からご冥福をお祈りします
現実問題だ
70過ぎまでそれまで病気一つしたことがなかったのに寂聴さんが書いたように、いやになるほど毎年何かしら病気になる。あきらめではないけど老いと病は受け入れて付き合っていくことにしよう!。
#切ない #深い
寂聴の言葉は長く、様々な経験をしてきた人生の人のものとして温かさを持って読むことができるものだと思う。 こういった本は自分はこうで、こうすべきだというような自己主張の強いだけの本になってしまいがちだが、寂聴が書くと伝える、諭す?思いを振り返って人に包み込むような印象を受け非常に優しい気分になる。 ...続きを読む 勿論内容も心に響く言葉が多い。けどそれは私の考え方とは違うなと思うところもある。だがそれ以上に温かい言葉をこの本から受け取った。
長生きすると、体のあちこちに悪い所や痛い所が出てきて大変だよなぁ…、と改めて思った。 流石の寂聴さんも、あまりの痛みに、「神も仏もない」と仰ったのにはびっくりしたが、本当にお辛かったのだろう。
多くの試練や困難を乗り越えて来た寂聴さんだからこそ書けた本だと思います。 一文一文にとても教えられることが多くありました。 愛した人を忘れずに、思い出してあげることが大切です。それが何よりの供養なのです。
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