小池真理子の作品一覧
「小池真理子」の「墓地を見おろす家」「死の島」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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成蹊大学文学部卒。ジャンルは恋愛小説、ミステリー。代表作品の『恋』は直木三十五賞受賞。 『沈黙のひと』で吉川英治文学賞受賞など、数々の作品で受賞している。
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Posted by ブクログ
私個人、本当に個人的な意見です。最初に言っておきます。
夫婦は愛だの恋だのを経て冷め切って同居人になり、同居人以下になり、邪険にまでなった。
挙げ句の果てには、この際別々に生きて行こうか…
などど考えてしまっている最中に出会った本でした。
我が家とは関係性も全く違うものの、今まで居た人が居なくなる…死という事実は想像を遥かに超えた
孤独と寂しさなのだと教えていただきました。
「今週はずっと雨だねぇ…」という呟きに何の返事も返ってこない、ご飯を食べても美味しいというわけでもない、何なら喋らないで1日が終われる自信があるくらい会話がなくても、存在があることこそが
幸せなことなのだ、気づかせてくれました。
失ってわかるもの、失わないとわからないもの。
全ては自分の甘えなのだと気が付きました。
藤田氏の「事故で彼女の内蔵が出ていたら自分の手で戻してやる…」という究極の愛情表現は
今の私にとってこれからの一本の太い柱になりました。