見えない情事

見えない情事

715円 (税込)

3pt

3.5

刺激はないが穏やかな暮らしに幸せを感じていた夕起子と夫。結婚5年目にしてハネムーン以来となるリゾートホテルへの旅行に出かけた。そこである夫婦に声をかけられる。最初こそ友好的だったが、次第に夫の様子が明からにおかしくなり、二組の夫婦の間には不穏な空気が漂うようになる(表題作「見えない情事」)。デビューから4年半の間に執筆した、著者初の”幻想・怪奇・サスペンス短編集”。装いも新たに復刊!

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    Posted by ブクログ

    幻想的な内容のものがあったと思えば、怪奇的な物語があり、そして複数の男女間の間に潜むサスペンスありと、満漢全席的内容で小池節を楽しませて頂いた。
    最後の章の『見えない情事』は、ちょっと先が見えない展開で、「短編は鮮やかに決める」が心情とされている小池女史の作品らしく、成る程と満足感を与えて頂いた内容

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

     巻末に「本書は1992年7月中公文庫より刊行されました。」と記載されており、加えて作者あとがきには「私にとって初めての短編集」と書かれているから、最初の短編集がハードカバーではなくいきなり文庫オリジナルとして出たということらしい。既に書き下ろし長編を5つも出した後のようだ。その長編の内の一つがホラ

    0
    2021年09月13日

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