野崎まどの作品一覧
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「野崎まど」の「GOAT」「小説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
初め読んでるうちに、あれ?章とかないと気付いたが、テンポよく読めた。物語がどんどん流れ込んでくる感じ。「読みたい」「書きたい」に分かれたときの衝撃。「読むだけ」でもいい。意味として外に出した嘘を取り入れて、ひとつの人生では限界のある意味を増やしていく。それが小説。自分が小説をはじめとして、映画やドラマ等物語が好きな理由。中でも小説は受け取り側の自由度が大きい。素晴らしき小説の世界。後半のファンタジー展開に少し戸惑ったが、同じ地平にいると思ってたがここは小説の中の世界なので何でもアリでもあるというのを思い出させる、寧ろ小説の醍醐味的仕掛けに感心する。
Posted by ブクログ
小説の小説による小説のための小説。
「殴られたような驚愕」なんて言葉、大袈裟すぎるじゃないかと思っていたのにこの本で経験してしまった。
大袈裟でもなんでもなく気づいたら息が止まっていて驚いた。
小説の意味、言葉の意味、読むこと、書くこと、感情、、
全てにおいて考えさせられた。
ここから下は個人的な感情ですが
本を読み始めたきっかけが同じだったため主人公が迷走した感覚などがわかってのめり込めた。
のめり込んで楽しめる、というよりは常に後ろから刺されそうな緊迫感があった本。
自省・自嘲の表現も多く、全てが自らにのしかかってくるので言葉が鋭かった。
Posted by ブクログ
BS番組「あの本読みました?」の文芸誌特集で取り上げられているのを見て興味を持ち、まずはこの第2号を取り寄せました。
朝井さん、一穂さんをはじめとする既読の作者だけでなく、名前は知っていても未読の作者もずらーッと並ぶラインナップで、「もっと読んでみたい」という気持ちが駆り立てられました。
特に今号では「悪」をテーマにした短編に引き込まれました。話の中身も紙質を含めた本の装丁も興味深く、ウキウキしながらページを捲っていきました。
雑誌をこんな気持ちで読むのは、幼いころに手にした漫画の月刊誌以来ではないかなと思ってしまいました。第3号の方ももちろん手に取りたいと思います。