野崎まどの作品一覧

「野崎まど」の「小説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 小説
    4.2
    1巻2,035円 (税込)
    我々は、なぜ小説を読むのか。 五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。 複雑な人間の昇華体であり、人の心を掴んで離さない、人の心が作り出した物語の結晶。 そこには望むもののすべてがあった。 十二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会う。二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。 そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。 しかし、その屋敷にはある秘密があった。 小説を書くことで失われる世界の均衡、読むことで広がる無限の心。 宇宙最高の愉悦のすべてが、今明らかになる。
  • 小説

    Posted by ブクログ

    内海集司と外崎真‥
    おぉー!納得!

    「読むだけ」「書くこと」など今まで考えていなかったのですが、初めてこちらに思ったことを書いてみました。

    0
    2024年12月22日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    自分のインプットとアウトプットの比率が9:1ぐらいで、このままでいいのか?と自問自答することもあって、インプットするばかりでアウトプットしない自分に妙な焦りを感じることもあったのだけど、「そのままでいいんだよ」と言ってくれるような小説だった。
    本好きの人に勧めたい!

    0
    2024年12月21日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ★5 何のために小説を読んでいるのか? 意味があるのか? 小説がもつ無限の力を証明する小説 #小説

    ■あらすじ
    幼い頃に出会った小説をきっかけに、読書が寝食よりも好きな内海。小学生時代、彼は読書に夢中になるあまり友人が全くできなかったが、同じく小説の虜になった外崎と出会う。

    ある日、学校の近くに小説家の家があると聞いた二人は屋敷を訪れる。そこにはたくさんの蔵書と小説家の先生がおり、いつしか二人はその屋敷に入り浸るようになっていく。小説をきっかけに彼らは無二の親友になるのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 おもろい。これは文学賞レベルですね、スゴイ。

    ただ、この本のレビューを書く

    0
    2024年12月09日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    「小説」が大好きな僕たちに”答え”のひとつをくれる物語

    ”答え”はたぶんいくつもある
    あっていい
    だからあくまで”答え”の「ひとつ」
    髭先生の”答え”に納得してもいいし
    しなくてもいい

    はい、野﨑まどさんのズバリ『小説』でございますよ
    野﨑まどさんの文体ってふたつあると思うんです
    わいはこれを野﨑文体とまど文体と名付けているんですが、今作はまど文体でした
    まど文体は楽しい方のやつです(また自分にしかわからないことを言い出す)
    なのでずっと楽しかった

    そしてちゃんとSFしてた

    ちゃんとSFしてた『小説』でした

    0
    2024年12月04日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった

    小説を読むことが趣味なのに小説の感想をまともに書けたことがなく、作文は苦手、小論文も苦手、読むことしかできない私みたいな人は内海に自分を重ねて苦しくなり、そして救われると思う
    けれど救われるとか何だとかは置いておいても、小説としてフィクションとして全てがとても良かった

    やっぱり感想は書けない

    0
    2024年12月04日

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