野崎まどの作品一覧
「野崎まど」の「小説」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「野崎まど」の「小説」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
野崎まどの『小説』を読んで、私は「小説」という虚構そのものへの理解をより深めることができた。
虚構という概念については以前、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』や『NEXUS』を通じて学んでいた。認知革命によって人類は「虚構を生み出し、それを信じる力」を得た。物語は人を結びつけ、ホモ・サピエンスをして大きな集団行動を可能にした。その力に私はすでに驚嘆していた。
だが『小説』を読んで、私はさらに一歩深いところに気づかされた。物質の世界にはエントロピーという限界があり、私たちは素材以上のものを増やすことはできない。けれど虚構の世界、すなわち物語の中では、すべてが無限に広がっていく
Posted by ブクログ
なんだかとても美しかった。
ジャンルもあらすじも知らないで読み始めたので、どんな方向に話が進むのか分からず少しそわそわした気持ちで読み進めた。
秀才として成功していくかに思えた内海が「ただ小説に没頭するのみで何も成さない人」と自分を評価するようになっていくのが辛く、それでも外崎を支え続ける姿が切なかった。
それが後半で思いもよらない展開を見せ、小説に魅了された2人が見つけた結論に涙した。どういう感情なのか自分でも分からないけど、ただ泣いた。
奇しくも、書評を集めた本を読んだ直後だったので、「ただ読むだけでいい」という言葉が一層に響いたのかもしれない。
小説を読んで、ただ面白かったと思うのも
Posted by ブクログ
「人生で読めてよかったBEST10」に入れざるを得ない。タイトル負けしない、恐ろしい名作だった。
まず、テーマに喰らった。次に、未体験の文体と展開にエグられた。クライマックスをめくる頃には、ヘトヘトだったけど、不思議と、爽快さもはらんだ読後感。
読書好きはもちろん、何かをする際、その「意味」を(他人から以上に、厄介なことに、自分自身が一層に)問いがちな現代において、凡人として苦悩している感覚がちょっとでもある人間であれば全員、体感しておくべき物語だ。
思い出したのは、宮崎駿の映画たち。特に『君たちはどう生きるか』。問われていることを逆から辿って、青年期を織り交ぜちゃうと、この『小説』に辿り