【感想・ネタバレ】小説のレビュー

あらすじ

我々は、なぜ小説を読むのか。

五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。
複雑な人間の昇華体であり、人の心を掴んで離さない、人の心が作り出した物語の結晶。
そこには望むもののすべてがあった。
十二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会う。二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。
そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。
しかし、その屋敷にはある秘密があった。
小説を書くことで失われる世界の均衡、読むことで広がる無限の心。

宇宙最高の愉悦のすべてが、今明らかになる。

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Posted by ブクログ

ー物語の中に、言葉の中に宇宙が見えた。

思いがけず、本当に素晴らしい本に出会えました。
この本を読んで一度で理解できる人ってほとんどいない気がします。
でもそれだけ、この本は、言葉や物語の核の部分を問い詰めて追い詰めて、見えた筆者の世界なわけで、読者は絶対に置いていかれると思います。
ああ、でも筆者の見えている世界を一部でも覗きたい。知りたい。

本を読むことはこんなにも素晴らしい体験であり、出会いであり、心救われる時間なのだと、今まで以上に本が好きだと実感できる「小説」となりました。
小説の深淵は宇宙と繋がっているんですね。
私たちはことばの中に星が見え、本を読んで感じる空間や気持ちや、想像力や新しい感覚は、全部私の内側のもの。

後半はファンタジーなのか比喩なのかSFなのか分からなくて、この世界観にもついていけなくて、でも本を読んで「分からない」という気持ちにこんなにも、わくわくしたのははじめてです。
まだ知らない感情がある、知らない本がある、それにまだ出会えていないだけなんだと。
自分の内側こそ宇宙なんだと。

また絶対に再読したいです。
次はもう少し、もう少しだけ先の宇宙まで行けますように。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい。

小説を読むことそれ自体が、全宇宙に共通する自然法則そのものである。

この小説が現れたことによって、なんだか時代の移ろいを感じた。あれだけ無条件に肯定されてきた「文章を読む、小説を読む」という行動でさえ、現代社会では読者の心に暗い影を落とすようになってしまったとは。

ひとたびSNSを開けば、そこには自分の完全上位互換がそこらじゅうに存在するように思えて、娯楽に時間を割くことがあたかも罪であるかのように囁かれる。そんな世の中でこの小説は摩訶不思議な理屈だとしても、それを許してくれる理由を与えてくれる。

それは自然なことだから。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

読んで気持ちが少し楽になったので星5にした。野崎さんの本2作目。書き手として技量のある人なんだと思った。場面というか、エピソードとエピソードの切り替えのたぶんテクニックなんだと思うけど。病みつきになった。前作に共通して読みやすい感じも好きだった。それに、僕の読書スタイルというか、本に求めることとして自分の問題を解決してくれることを期待していて、必ずしも解消するわけではないけど、一つの答えを示してくれるので満足度も高い。そういうジャンルの本ってなんて探せば良いんだろう。よく分からないけど、今のところ野崎さんの本だとハズレがないので、また何かのタイミングで読みたいな。今は積み本が多いのであれだけど。新しいことを取り入れることの大切さ。意味。理想を言えば、小さい頃から始めたかったと今はすごく思う。小さいときからできていれば良かったと思うけど、社会人になってそれも最近になって自分が新しいことを求めてる一面があることに気づいて、周りの人よりは遅いかもしれないけど。それでもいろんなことを取り込み、集めていこう。そう思った。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モジャ屋敷に、夏休み中入り浸りたい。

私はときどき、自分の家に知らない部屋がある夢を見る。どの扉も自由に開けられる。モジャ屋敷にも同じわくわくを感じた。一冊開くたび、自分の知らなかった物語を浴びられる。

小学六年生の内海集司と外崎真は、屋敷で本を読み、自分たちでも物語を書く。外崎の小説は評価され、内海は才能の差に打ちのめされる。やがて内海は「自分は書かない」と言い切る。

ここは正直、あまり共感できなかった。内海の気持ちが高揚する場面で、地の文は驚くほど饒舌になる。私には書きたい欲求が溢れているように読めた。自分なら、才能の差に打ちのめされても書きまくる。

作中の「意味とは外から見えないもの」という言葉を、私は作者と読み手の関係にも当てはめた。作者の意図をそのまま受け取れるとは限らない。それでも、自分がなぜその言葉に引っかかったのか、そこに何を見つけたのかは考えたい。そして、その読みを書く。

2025年に読んだ本のなかで、もっとも影響を受けた小説だった。本書を読んで、書評をきちんとアウトプットしようと思った。内海は「自分は書かない」と言う。しかし、私は書くことを諦めたくはない。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

なかなか素敵な「小説」だった。筆致の粗削りな部分や、ファンタジー要素と現実の繋ぎ目がはっきり見えすぎていたり、なんとなく言いたいことはあるが伝えたいメッセージの熱量が大きくて感動の余り鳥肌立った。鼻の奥がツンともした。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説を読むのが好きな主人公・内海とその友人・外崎の話。全体を通して区切りがなく読みにくかったが、それが内海の言葉だとしたら腑に落ちる部分があった。

後半はイェイツ作品の妖精が出てくる展開だった。人間界と時間の進み方が違うファンタジー要素を利用して、全体を通して髭先生が伏線だったことに気付いた時は純粋に驚いた。

新しい感覚として、意味が「意識の味覚」で物事に内包されたものであるというのは考えたことがなかったので面白かった。
また、エントロピーが低い方向に進んで世界が混ざる方向に進むというのは共感とか妥協とかによる合意としてなんとなくだが納得した。ディベートとかを見るとエントロピー高いなとか思うようになるかもしれない。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

おもしろかったです。
私自身小説を読むばかりで、自分で書くのはもちろん、こうして感想を書くのもものすごく苦手です。なので、「読むだけじゃ駄目なのか」がすごく刺さりました。
前半の、2人と髭先生の物語はとても素敵で、後半はやや難解でした。。途中で時間を開けたくなくて一気に読んでしまいました。結末はじーんとして、読後感も良かったです。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想を言葉にするのが難しい本。
今までにない読書体験。
何にかわからないけど、泣けた。

"わたしの内側が増え、
そしてそれはわたしと混ざり合って益々1人の人としての意味が増える"
この概念は、わたしの心の何かを刺し
わたしも内海と同じように救われた気がする。

本が好き。でも絶対書けない。創り出せない。
消費?しているような罪悪感?のようなものをうっすら感じて、
何も生み出せない自分に、ほとほと嫌気がさす。
こんなに無価値で生きている意味ってなんだろう?
日々に追われながら
溜まっていく澱に絡め取られそうになっていたので、
きっとこの本は、ホラ!読んでごらん!と、
神様からのプレゼントだったんだと思います。
ただ…こんなんじゃあ、
ニアムには蔑みの目で見られそう苦笑

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「これが善でこれが悪ときっぱりと分けられるならどんなに簡単かと思うが現実には簡単じゃない。誰の心にも嘘は必ずある。みんな正直で嘘吐きだ。内と外でバランスを取りながら生きていくしかないのさ」
嘘と言うと、よくないこと悪いことと取られがちではあるが、小説として嘘を含むことはあり得ること。
小説を読むことで内側の変化を意識ししたことはなかったが、これからもどんどん変化していきたいと思った。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

【小説】
小説を読む人だけがわかる感覚があると思う。小説を愛する人に読んでほしい作品。

小説を読むことに意味はあるのか、読むだけでは駄目なのか。主人公の葛藤は私にも刺さって、最後のほうは嬉しさ7割、悲しみ3割の涙が( ߹ㅁ߹)なぜ悲しみ3割なのかは読んで確認してみてください。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

後半、こんなところにたどり着くなんて、、
初めての野崎まどさん。
一筋縄じゃ理解できないけど、自分なりにスッとわかる部分があって、一冊丸ごと全部を理解できなくてもいいのかもしれないとも思えた。
最後の終わり方、痺れた

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

●受け取ったメッセージ
「小説」は、どこまでも自由に「嘘」をつける。作品自身が現実世界(風)の物語とファンタジーを接続させ、実演した。現実世界(風)で終わらせれば、ただ二人の友情のいい話だったが、それを超えて小説の可能性を見せている構造が実験的で注目すべきところ。「読むだけではダメなのか?」その答えは「読めば自分の中がふくらむのだから読むだけでいい」。目的のない読書の価値を提示してくれる一冊。

●本概要
2025年本屋大賞第3位
「キノベス!2025」第3位
『ダ・ヴィンチ』(2025年2月号)今月の絶対外さないプラチナ本!
第8回ほんタメ文学賞2024年下半期あかりん部門受賞!


「物語に救われ、読書に呪われた」
君はなぜ、小説を読むのか?


小説って楽しいし、小説ってなんだろうと考えさせられもした。この気持ちを読んだ人と共有したい。――凪良ゆう
髭先生、いいよね!ーー森見登美彦
「なぜ小説を読むのか?」の答えは小説好きも小説嫌いも頷かざる者あらんやというほど見事。――青崎有吾
読者を唖然とさせる飛躍とどんでん返しが待っていて、「小説」の意味を痛切に問い直す。――小川哲
この物語は、ストレートな小説賛歌である。――斜線堂有紀
何もかも投げ出して小説に没頭するうしろめたさを知るすべての人に捧げたい傑作。――大森望
小説を愛するすべての人に届くべき作品。――けんご



【あらすじ】
五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。
一二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。
そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。
しかし、その屋敷にはある秘密があった。


読むだけじゃ駄目なのか。
それでも小説を読む。
小説を読む。
読む。
宇宙のすべてが小説に集まる。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

小説とはなんなのか。読むだけではだめなのか。書ける人は違う世界の人間なのか。

普段ファンタジーを読まないから若干ついていけないところはありつつも、作者の才能を読んでいる気分になった。ところどころ、なんだかちょっと、泣きそうになった。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し前に読んだ物なので簡単にしか書けないが。
メインの2人のキャラが良い。主人公は自分も他人に対しても客観的で公平な評価が出来、自身の判断基準をしっかり持っており好感の持てる秀才。友人は文才だけが飛び抜けてあとはからきしの天才。2人の関係性も良かった。
後半、こんな話だっけ?と戸惑う展開になり、話がヌルヌルと頭から抜けそうになるが、最後の展開、先生が名前をずっと明かさなかったわけ、まさかの事実に胸が熱く。
吉村昭のような淡々とした文筆なのに、どんでん返しが待っているとはいい意味で裏切られて大変楽しめた。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

「小説」というタイトルの小説。面白かった。でも、こんなに感想を言葉にしづらい小説には、出会ったことがない気がする。好みも分かれそうではある。
大きな流れとしては、内海集司の幼少期から30才くらいまでの読書とそれにまつわる出来事を、内海の視点から描いている。彼に深く関わる人物として、小学校からの同級生で唯一の友人の外崎、2人でその屋敷に忍び込んだことをきっかけに、親交が始まった謎多き作家、髭先生。彼らと共に遭遇した出来事やその他の人とのやり取りもところどころ描かれているが、全ての根底には内海が「小説を読む」ということがある。
ある意味、ファンタジーな世界。難しくでわからない部分もある。でも、本を読むのが好きな人、特に小説が好きな人には、きっと面白いとおもう。私も、読者といえば基本的には小説ばかり。今まで「なぜ小説なのか?」と考えたこともなかったが、なんだかとても腑に落ちた気がする。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは好みの問題なんですが、突然のファンタジーがあまり好きではなく馬車から降りた時、夢オチだったらいいのになとすごく思った。
序盤から薄々オカルトっぽい要素は匂っていたけども。

外崎が内海が言った「読むだけじゃだめなのか」を肯定するために不思議な力で、50年前に戻り内海のために小説を書いたというのはすごく良かった。
名前を明かせないのも、そういうことだったのかと。

中盤の才能はあるのに不器用な外崎と、書くことができない、外崎に嫉妬もしているが、彼の才能を信じて支える内海の関係性がとても良かった。
誰かが小説を生み出す時、きっと支えてくれる見えない人たちがいるんでしょう。

面白い本を読んだ時、無性に創作意欲を刺激される人もいるし、
たくさん読めても、一行も文を書けない人もいる。
それでもいいと言ってくれる本。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

この本に出会えてよかった。
小説を読むことに深い意味なんていらない。
読むだけで自然と意味がついてくる。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説とは何か、を問う哲学的小説。

いろんな小説を読んで成長していく物語かなと思いましたが、後半は一気に哲学的空想世界になって驚きました。
自分も子供のころから活字中毒と呼ばれるほどで、特に幼児期から小説大好き人間なので、「読むだけじゃ駄目なのか。」という問いは衝撃的でした。
このように備忘録的感想を記録しだしたのも2000年になって以降なので、最後の答えにはホッとしました。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

どうカテゴライズすればいいんだろう?非常に迷う作品。

後半に差し掛かるまではジュブナイル小説、青春小説の印象。幼いころから小説という分野に魅せられた少年が大人になるまでの物語。ひょんなことで仲良くなった親友が文学の神様に愛された磨かれぬ原石だと気づいた時の嫉妬と羨望と諦めをないまぜにしたような感情。こういうの好きだ。最近読んだのだと『国宝』に近いかも。
後半は怒涛の展開。えっそういうジャンルの小説なの?ちょっと理解が追いつかない。でも細かい点は無視して作者のメッセージにだけ集中すれば、それはとてもシンプルなこと。
あぁ、小説を愛するって本当に素晴らしい。小説を読むことを趣味としている自分を肯定できる作品だった。

それにしてもモジャ屋敷いいなぁ。こんな屋敷が子供の頃近所にあってほしかった!

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

はっきり言ってあんまり理解できなかった。
小説を書く者と読む者の二人が主人公と最後にはなるのだけど、私には難しかったかも。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

圧倒的なスケールと説得力をもった「ただ読む者」へのメッセージは圧巻の一言。

一方で、どう着地させるのか?というミステリーの緊張感、ワクワク感に対しては、大いに予想外の展開であった(梯子外された感)。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「本は読むだけでは駄目なのか」という壮大な問いに答えを提示する本。読後は何となく精神が高尚な場に行った気分になったが、途中のファンタジーの影響だと思う。章に別れていないので読みにくかったが、外崎が才能を開花させていく場面あたりから作品にのめり込めた。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

うーんあまり刺さらず 
途中からファンタジー要素が強かった
野﨑さんの本初めて読んだので他の本もこの系統なのか?気になるのでまた機会があれば別作品を読みたい

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5分の4まで読んだあたりから、よくわかんなくなってきてしまいました…。ファンタジー要素が強くなったからかもしれません。
それまでは読書好きの友達同士が文庫のある髭爺の館に入り浸っていて、こんな少年時代を過ごしたかったな、でも捻くれそうだな、なんて思ってました。途中から、書ける人と読むだけの人に別れていくのはなんとなく納得。書けない人にとっては、書ける人は特別な存在なんですよね…。
全体を通して、小説は嘘で、嘘は小説。
それは、意味を広げてくれるもの。
そんな解釈をしました。

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2026年07月31日

Posted by ブクログ

時々ストーリーがぶっ飛ぶ感じがしたけど(特に後半からいきなり超ファンタジー)、小説を読む事について、改めて見つめ直すきっかけになった。結末を知ってから、改めて前半を思い返すと、伏線が散りばめられていて面白い。良作だと思います。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

後半の展開が斜め上すぎて、不思議な感覚だった。温度感の変化に頭はあんまりついていかないけど自然と読み進めていた。小説の良さを言葉でもって教えてくれて、難しい表現だけどなんとなくわかるような、、小説好きの1人として感じていたような、、言葉が持つ力をまた考えさせられた。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ


野崎まどさんの本2冊めです。
すごく文章が壮大ですよね。

小説とは何か?
たしかに今まで考えたことなかった。
視点がすごく面白いなぁと思いました。

途中から ん?どゆこと?
と思ったり...結局髭先生は
これであってる??ていう感じも
ありましたが笑
誰かわかる方いたら教えてください。

けど これからもいろいろな小説
読んでいきたいなーと思えました!

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正に小説。お話しとの向き合うための一冊。まさかのファンタジーなれど、最終的には満足感の方が強く残る。そうだよな、それでいいんだよな。そうやって肯定してほしい感覚と、肯定してあげたい感情が、繋がりが心地よい。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

小説読みのための小説

前半のモジャ屋敷と髭先生をめぐる軽いミステリーは面白かったのだが、
筆の熱量が上がって来る後半は、残念ながら少し筆者に置いて行かれた気がした。

僕自身、それなりに読書に時間を割いてはいるのだけれど、「読むだけでは駄目なのか」
とか考えたこともないからでしょうか?

「小説なんてコスパが悪い」とハウツー本ばかり読んでる人は、これを読んだらどう思うのかな?(そもそも読まないか)

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

様々なジャンルを超越した小説の集大成のような作品だった。ファンタジーであり、ミステリーであり、青春ものであり、群像劇であり、SFでもある物語だった。
章立ては無く、物語が切れ目無く進んでいく。一気読みには最適だと思う。
ただ、終盤に突然ファンタジー要素がこれでもかと投入されるので面食らって、付いていくのに必死だった。

この本は小説を賛美し、小説を構成するすべての要素を全肯定している。それは文字の素晴らしさに始まり、読書のスタイル、その果てにどんな行動を起こすのか、感想を書くのか、新たな物語を紡ぐのか、それとも何もせず心に留めるのか、その全てを認めてくれる本だった。主人公のように小説が好きであればある程気持ちよくなれる本だと感じた。

自分がこの本で興味深かったのは、意味の意味を定義づけたことだった。意味とは物の目に見えない内容であり、小説を読むとは人の意味を増加させることなのだ。意味を記号に変換するときは嘘がとても便利だから小説はフィクションなのだと。よく、小説を読む理由として「人生は一度しかないから、他の人生も体験したい」というものが言われるが、なぜその体験を小説に求めるかを言語化した凄い本だと思った。言うなれば、ユバル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」を読んだときと同様の衝撃を感じた。
それだけでこの本を読んだ甲斐があったと思う。

これからも沢山小説を読んで意味のある人間になっていきたい。

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2026年08月03日

ネタバレ 購入済み

面白かったけど

面白くよめたけど、自己憐憫というか自己満足というか、メンヘラが他人を巻き込んでウジウジしてる話。「本当は書きたい気持ちもあるけど天才を目の前に知ってしまい、負けを認めたくないから書きたい気持ちを抑えて書かないように徹してる。でもそれを認めてほしい」本を読む生活だけしたい、発信はしたくない、なら本屋で働くなよ。しかもなぜかわざわざ町田から横浜まで通って。

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2025年02月01日

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