【感想・ネタバレ】小説のレビュー

あらすじ

我々は、なぜ小説を読むのか。

五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。
複雑な人間の昇華体であり、人の心を掴んで離さない、人の心が作り出した物語の結晶。
そこには望むもののすべてがあった。
十二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会う。二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。
そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。
しかし、その屋敷にはある秘密があった。
小説を書くことで失われる世界の均衡、読むことで広がる無限の心。

宇宙最高の愉悦のすべてが、今明らかになる。

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Posted by ブクログ

想像していたものと良い意味で違って裏切られた作品
他の皆さんが言っている最後の一行のため、しっかりと練られた作品であると感じ、楽しく読み進めることができた

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

勧められて。とても良かった。「小説は読むだけじゃだめなのか」という、読書好きにとってはある意味普遍的な問いに明確に解答を出していて、そのシーンが特によかった。誠実な小説だと思う。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

人生で本を読んだ経験が少なく、「この本はおもしろい」といった感覚がわからない。本書はたいへん集中して読むことができた。学がないので読み方がわからない漢字や意味がわからない単語があったが、読むのを止める理由にはならなかった。調べつつ読んだ。最後の一文を読んだ後の余韻が心地よかった。これがおもしろいということなのかなと思った。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

いつ展開が広がるんだろうと思いながら読み進め、中盤から一気に話が進んで後半にかけてなんだかとってもファンタジー?!おもしろかった!前半と後半のギャップよ!小説ってこういうことよねってこの小説が言ってたことをこの小説が体現してくれた!これからもたくさん本読む!

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

親からの称賛のために読書をはじめた内海集司。本を楽しめるようになっても、どこかで不安や葛藤や、それを上書きするような没頭がある感じがして、ずっと切なかった。

後半は、夢中になって読んだ。
小説とは何たるかを、この小説から受け取った気がする。
こんなふうに感想を書くのも野暮かもしれないけど、書きたいから書くことにする。本当に本当に読んでよかった。

あと、神秘的なシーンでも、主人公は主人公の言葉を保っている感じが、ちょっとリアルというか現実感があって、このバランスも好きだなと。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

素晴らしい小説。
趣味を見つけようとする際にすら、「これには意味があるのか?」などと考えてしまう自分にはぶっ刺さった。
唐突に主語が変わって別の話が始まったりするので、読みにくく感じた箇所もある。
しかし、それを遥かに上回る物語の面白さで圧倒された。

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

 以前にSNSで「読書は趣味にはならない」みたいな投稿を見た。確かに読書は本から情報を享受するだけの受動的行為ではある。結局、それでもいいんだ。
 私たちが読んでいる小説は私の身体に、精神に新たな〇〇を肉付けしてくれるのだから。

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

後半置いていかれました。
行間がないのに、時系列も場所も飛んでいるはずなのに、ひと繋ぎに感じられて圧巻した。
タイトルの意味を知ることが小説を読む目的にしていると言っても過言ではないが、
主人公が好きな小説と筆者が思う小説の無限の可能性について

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

本屋大賞3位ということで読んでみた。なぜこれが3位なのか!?と思うほど素晴らしいお話。なぜ生きるのか、何のための人生なのか、私の人生はこれでいいのか、それに対する1つの答えを提案してくれる。夏川草介さんの「本を守ろうとする猫の話」に通じる部分もあり、どちらも本好きにはおすすめ。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

小説とは宇宙である。何言ってるかわからない?ならば本書を読むしかない。
小説というものに正面から向き合い、ひとつの答えが提示されている。

道中は展開の広がり方が予測もつかず、ただただ小説として楽しんで読み進めて行ける。必要のなさそうな描写や説明も全ては最後に繋がる鮮やかさがあり、青春、ミステリー、ファンタジー、SFと様々な小説のジャンルがこの一冊に詰め込まれている。タイトル通り、小説としての楽しさを意図したものが伝わる。小説が好きならば好みはあれど一度は読んでも良い作品。

昨今は読書に意味を見い出そうとしたり、コスパ、タイパが重視され読書自体の必要性の有無が論じられたりもする。しかし、この本を読めばそんなことはズレた論争だと気付かされる。
小説を読むことの意味がここにある。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

すごいものを読んでしまった。
現実 x 哲学 x ファンタジー

語彙がなくなった。
意味は生まれたかも。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説は読むだけでいい。
この宇宙のものはみんな集まっている。人も同じ。
だから、自分の内側を増やすために読むだけでいい。
そう言われるともう、そうなんだとしか言えない。
でも、とか、だって、とか、そんなことは言えない。
宇宙のものはみんなそうなっているんだから。

本の読み方を書いた本はたくさんある
けれど、理屈とか感情とかそういうことではなく、宇宙の営みとしてこんなに壮大なスケールで描かれるともう納得するしかない。

まさか妖精が出てきたり、現実世界とはかけ離れた妖精の世界に行ったりすることになるとは思わなくて驚いたけれど、時を遡ってからもずっと内海集司のために答えを探し続けていた外崎と内海の関係には泣けた。

この宇宙の全部がそうなんだから、いいんだよ。
内海集司のためにこの答えを見つけてくれた外崎真。
わたしのとっても大きな救いになった。
読んでよかった。心からそう思える一冊だった。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ここ最近で一番読んでよかった本。
自分のことも肯定してもらえた感じ。
好きなものに触れるだけでいいんよな。

前半は本好きには共感するというかわくわくする少年時代の描写が続く。
いくらでも本が読める髭先生のお屋敷。いいよなあ。
後半から突然のリアルと交錯しながらのSF的展開が。
読むだけでもいいんだ。意味は嘘ででも増えていく。内側が広がっていく。自分の内側の話なんだ。
どんどん広がる内側、これ読んだら広がるよって、自分は誰かに伝えたくてブックレビューを書いているのかもしれない。
実は20代後半から30代前半は全く本が読めなかった。仕事に追われてまったくそんな気になれなかった。あの時って、自分の「内側」がひどく硬い壁に囲まれた箱みたいだったんだろうなとふと思った。
読書垢におすすめの一冊。読むだけでいいんだ

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

小説を読む意味について一つの解を提示した小説であり、小説好きの読書家を救う一冊。

後半のファンタジー全開な展開は好き嫌いが分かれそう(私は苦手)だが、最終的には綺麗に終わる。

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2026年05月19日

Posted by ブクログ

読みやすい部分と、よく分からない部分もあって、時々クスッと笑えた。小説の読み方は人それぞれで、没頭できるのはいいなと思った。

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2026年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は読みやすかったけど、途中から宇宙とかの話しになって、壮大過ぎてよく分からなくなってきた所で、急にファンタジー?要素が入ってきて、いよいよ最後の落としどろこどうするんだろ?と思いながら読み進めたら、最後の最後に全部の布石を回収して、めちゃくちゃ納得出来る終わりになったし、ちょっと切なくもなった。でも、皆さん言う通り、本を読む楽しさを再認識出来たってゆうのはよく分かりましたね。壮大だけど、身近な話しでした。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ


あるYouTubeでおすすめしていたので、手に取った作品。
野﨑まど、「小説」。

章の区切りまで読む、そんな読み方が好きなので、区切りはどこかな〜とめくるも、章立てがない。
そういえば、句読点もあんまりない。
初めは気づかなかったけど、この本、めっちゃ読みにくいのでは?と途中で心が折れそうになるも、読みにくくはなく、むしろスラスラ読めちゃう。
途中で視点が変わって読みづらいと感じる人も居るみたいだが、「視点が変わったぞ…」と引っ掛け問題を解く感覚で意識しながら読むと、なんか面白かった。

前半に比べて、後半は急なファンタジーで、SFとかファンタジーが苦手な私は辛くなったこともあったが、読めないほどではないし、宇宙とか生命とかとてつもなく大きな話が入ってくるのに、スラスラと読めちゃう感じがなんとも不思議で、面白い。

小説を読むのが好きな私は、なんか励まされました。
「読むだけでいいんだよ、」むしろ、それでいいんだよと言われてる感じがして。外崎に憧れて、書ける側になりたいと思った、内海集司と同じ気持ちになれた気がして。別に読むだけでいいもんね。

2人の名前はそういうことだったのか、と途中で気づいたときはドキドキした、すごい。

これからも小説読もうって思った。読むだけね。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

"小説"を読むことに生活を捧げた少年→青年の話。私自身は、小説を読むことは好きだけど、ライフラインというほどではなくて、読めなきゃ読めないでしょうがないくらいの温度感で読んでいるので、「読むだけで良いのか」という問いには辿り着いていなかった。読むだけで良いに決まってんじゃん、楽しいもんくらいの感じ。

そういった意味で、ただの小説好きとは地続きでありながら一線を画すような主人公の生き様は、共感できることとできないことがないまぜになっていて面白かった。

終盤に向けてファンタジーが加速し、そこまでの「現実」部分とファンタジー部分を分けて考えたくなるが、そもそもこれは"小説""フィクション"。ぜんぶ著者から生み出された"嘘"の産物。リアルな描写もファンタジーも全部同じ土台に乗って読者に届けられるのが、小説。
という解釈でよいのでしょうか。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

読んだ後、ポカーンとしてしまった。予想していた以上に、どこか別の世界へと連れ出される感覚。これも小説ならでは?哲学とSFを織り交ぜたような、そんな本。また読み返したい本。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伏線回収に圧倒。小説がさらに魅力的で好きなものになった。読んで良かった。(佐藤学の扱いが雑で可哀想ってちょっと思ったり…笑)

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

 「人は情報を取り入れ意味を増やすことで進化する」という真理の追求に感嘆しました。小説に感動して心が豊かになることは同時に言葉の意味を理解して育つことにもつながっています。
 人生で出会う様々な出来事と共に、小説も楽しく読んで自分の心に育まれる意味を増やして行きたいです。

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

小説を読む意味と人が求める物語に対して答え合わせをしているかのような傑作。これからも小説を読み続けたいと思う。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

予備知識を持たずに読んだのでどういうジャンルなのかの想像もつかないまま結末に。最後は幻想的で、神秘的で、哲学的に本を読む、という意味を表現してくれた。
本を読む目的は人それぞれであるだろうしそれでいいと思うがなかなか感動しきれない事が多く読書に没頭しきれない自分をもどかしく感じる。

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

使い古された言い回しだけど、まるでジェットコースターに乗っているような、そんな感覚だった。
話があっちへこっちへ行って話の筋が全然読めなかった。
本を通じて仲良くなった二人の生き様を描いた作品なのかな〜と思ったら、急に展開が変わって宇宙の壮大な話が始まってちょっとおいてけぼりにされる。
ただその真相がわかると心がじんわりと温かくなった。自分のこれまでしてきたことも肯定されたような気がして、この本に出会えてよかったなぁとすごく感じた。

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2026年04月08日

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ネタバレ

ここから何が始まるんだ!?というところから、展開しているのかどうかもよくわからないまま、深淵に連れていかれたような気持ち。
私はアウトプット苦手な読み専なので、「読むだけじゃダメか?」という気持ちはようわかる。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

宇宙の仕組みなど難しい説明がたくさんありましたが、小説が大好きな2人のように私も小説が大好きだなと思いました。
もう一度読み直してみようっと。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

不思議なお話だったけれど、小説への愛、友情がひしひし伝わってきた。

前半と後半で話の色というか、感じが全然違っているのに全体の辻褄や整合性みたいなものがぴったり合っていて自分の中で満たされた部分と、おや?と思うところと両方ある。

小説とそれに魅せられた人たちを、絶妙なニュアンスで表現していて凄みが感じられた。
⭐︎3.6

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

内海集司
父を喜ばせたいと対象年齢を逸した本を読み漁る
外崎誠
本を読んだことない鈍臭い子

2人が小学6年生のときに、初めて出来た友達らしい友達になり、髭先生のモジャ屋敷の通い詰めて、生活のインフラの一部になる程、小説の虜になる
いいなー青春だな、と感じる場面がたくさんあり、高校受験の頃の2人のやりとりは、なんとも良かった
その後は、ファンタジーとなり、なんか難しくなってきたけど、これからも私も読み続けるぞ!と、私も読むだけでいいぞ、と。この「小説」も、読んでる間は、ほんとうに楽しい時間だった。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説を読む意味を宇宙規模まで膨らませ、人間の内側まで収縮させる発想ってどう思いつくの?と思う私も読む側の人間。

子供の頃の外崎が言った「小説って書けるの?」
わかる。
小説読んでると誰かが書いてること忘れて、ただ目の前に現れたストーリーだと感じる時ある。

内海が叫ぶ「読むだけじゃダメなのか?」
それな!私も子供の頃は小説読んでるだけで褒められた。
小学校の図書室で色々読んでは先生に褒められたな。
背伸びして罪と罰を手に取った時、本当は挫折したけど読んだって嘘ついた。
今思えば絶対バレてる笑

私自身は小説を読む意味が欲しいと思ったことは無いけど、この小説は読んで良かった。
私の内側に残しておきたい。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シーンが変わる時に、章や空行がないので戸惑う。
小学生から30歳ぐらいまでの男子2人の友情。2人が小説などの文学作品によせる熱い思いは読み手に迫るものがあり、筆者自身ではないかと思う。
最後の最後に、突如SFやファンタジーの要素が表れ、物語が回収される。あっけにとられた。

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2026年05月09日

ネタバレ 購入済み

面白かったけど

面白くよめたけど、自己憐憫というか自己満足というか、メンヘラが他人を巻き込んでウジウジしてる話。「本当は書きたい気持ちもあるけど天才を目の前に知ってしまい、負けを認めたくないから書きたい気持ちを抑えて書かないように徹してる。でもそれを認めてほしい」本を読む生活だけしたい、発信はしたくない、なら本屋で働くなよ。しかもなぜかわざわざ町田から横浜まで通って。

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2025年02月01日

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