【感想・ネタバレ】小説のレビュー

あらすじ

我々は、なぜ小説を読むのか。

五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。
複雑な人間の昇華体であり、人の心を掴んで離さない、人の心が作り出した物語の結晶。
そこには望むもののすべてがあった。
十二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会う。二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。
そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。
しかし、その屋敷にはある秘密があった。
小説を書くことで失われる世界の均衡、読むことで広がる無限の心。

宇宙最高の愉悦のすべてが、今明らかになる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いやー痺れた。震えた。本屋大賞も納得。そりゃ本好きは読まずにはいられないよね。
急にファンタジスティックになるラストスパートについていけない気持ちは確かにあったけど、最終的には遠くから「小説」を読んでいた自分をぐっと話の中に引き込まれた感じがした。
内海と外崎って苗字の対称性も最後まで読むと納得。しばらく余韻に浸れそう。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

私も愛してやまない「小説」とは一体何なのか…小説家がこれをテーマとして本を出すの、勇気が必要だったろうなと思った!

宇宙の誕生も生命の進化もケルト神話も取り込んで、驚くほどファンタジックに哲学的に小説とは何かを語ってくれる…斬新で美しい物語でした!

読んだ人は「嘘」という単語の持つ意味が覆されるはず。

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

思ってた結末と違った、どこで私は迷い込んだんだろう。本を読む没入感、メタバース感、本を閉じるたびに自分の内側が広がる感覚。だからといって、何かを為さなければならないわけでもない。私にとっての読書は、祈りであり、救いなのである。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

小説を読む理由、小説を読む意味、小説が好きな理由が詰まっていた。後半になるにつれて話は難しくなってくるけれど、小説の本質がみえてきて、自分が心の奥底で感じていたことがどんどん表面化されていく感覚だった。

ここ数年は自分史上、一番本(小説)を読んでいて、読めば読むほどメンタルが安定していくように思う。というのは、小説を読むことで自分の内側が増えていく=満たされているということなのかもしれない。

宇宙と繋がっているという仮説?も面白かった。スピリチュアルっぽくなるが、小説を読むことはある意味では宇宙とも繋がるということ。色んな物事の見方が変わっていき、日常生活がますます楽しくなりそう。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

後半面白すぎて読む手が止まらない。
感想を書きたいが上手く言葉で表現できない。

そうだ、読むだけでいいのだ。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

小説を読む楽しみ。受動的な楽しみ。それでも読んだ人の数だけ世界の意味が増えていく。そんなふうに世界を豊かにしていくのが物語であり小説。

宇宙は拡散して散逸する。けれどそれとは逆の"集合して秩序化する”そんな流れがあるように見える。

生命は内外を区別する境界を有し、外界から多くの物質を取り込みながら、今日まで続いてきた。

人間が一番欲しいのは心の中のもの。

嘘は人の内側にあるもの、内側にしかないもの。

意味とは外から見えないもの。内包された性質。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

小説描くなんて、どれほど頭のいい人なんだろうっていっつも思う。
すごいすごいすごい。
そう考えながらも、調子のいい読書感想文を書いてる。
いや、感想文にもならない子どもらしい批評かもしれないけど。

ギフテッドが物語を生むのだとしたら、誰も描かなくなっちゃうよ!

と心を痛ませながらも、やっぱり感想書きたい。
だって感想は自分のものだものね。
受け取ったものは、作者すら想像できないような宝物だもんね。

読むだけでもいいんだけど、こうして書きたくなるのはなぜかな。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

現実に即した話だけで十分面白かったのになと思ってしまった。急にファンタジーになり良い話風に締められてしまったけど、主人公内海の今後を考えるとハッピーエンドだったかは疑問が残る。正直ファンタジー要素が入る前までは、主人公が外崎のマネージャーにでもなって立て直せないかなと思っていたので個人的には寂しい結末だった。父親との関係を少しばかりでも取り戻せそうなラストは救いかなと思う。
刑事の語る嘘の定義は面白いなと思った。フィクションとはまた少し意味合いが違っていて、表に出すとずれるものという解釈に得心がいった。一方で嘘で内側を広げていくという論理も様々な形でフィクションに触れ、あるいは夢想してきた来た自らの過去を思い返すと何ら抵抗なく納得が行く。この辺り小説について語られた部分はとても面白かった。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

それなりの厚さがありますが、全体的に読みやすい文章でした。最後の方で、急に妖精の国に飛んだ時は意味分からなかったですが、小説を読むことそれだけでいいと教えられた1冊でした。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宇宙は拡散して散逸する。けれどそれとは逆の"集合して秩序化する"そんな流れがあるように見える。

生命は内外を区別する境界を有し、外界から多くの物質を取り込みながら、今日まで続いてきた。

人間が一番欲しいものは心の中のもの。

そう、情報。心は情報。話が変わったみたいに感じるかもしれない。情報が増えることと、物質や生命の内側が増えることは別に思えるかもしれない。けど同じだよ。同じなんだ。

人間は自我を持ってる。自分の存在を認めて、自我を持って、他人と自分を区別してる。その“自分ていう境界”の内側に沢山の情報を集めるんだ。生きて見て感じて知って、自分の心を豊かにするんだ。これね、田所さんから教わったんだよ。人間は自分のものを欲しがる。自分の内側を増やそうとする。所有物という以上に、そのものが持っている情報の全てを取り込んで、自分の内側を、精神を増やそうとするって。人の心は皆、心を増やすものを欲してるんだ......。心ってそういう風にできてる」


嘘は人の内側にあるもの、内側にしかないもの。

意味は材料以上に増えられない。
これもぶっちゃけ当たり前のことだけどさ・・・・・外から材料を入れないと内側は増えらんない
じゃん。物質はエネルギーの量以上に増えられない。生物は食べる量以上に増えられない。ハの精神は得られる情報の量以上に増えられない。上限があるんだ。頭打ちになるんだ。宇宙の材料を全部内側に使っちゃったら後はもう滅びるのを待つだけなんだ。寄合先生が言ってた。
宇宙は時間が経ったら全部散り散りになってグチャグチャになるって。それは決まってるって。けどそれはなんか、イヤだしね......。でも大丈夫、実は大丈夫になってた。この弱点は大昔の人がもう克服してくれてたんだ。精神は、人の心は、材料よりも増えられたんだ。めっちや簡単で、しかもめっちゃ楽しい方法で。
嘘つけばいい。
嘘。本当じゃないこと。本当じゃないから材料は要らない。見聞きした情報が無いなら、見ても聞いてもいない情報を心の中で勝手に作ればいい。ないことをあったことにすればいいんだ。生きてもいない人生を生きたことにすればいいんだ。そしたら増やせる。いくらでも増やせる。まだ嘘が無い頃、人生は一回きりだった。心の内容量は人生一回分が上限だった。嘘ができてからは一度じゃない。何回生きたっていい。どんなおかしなものを作り出してもいい。
だって嘘だから。心の中で勝手に増やした自分だけの本当だから」

意味とは外から見えないもの。内包された性質。

嘘は凄いんだ。内側で作れる。内側で増やせる。身勝手になんでも増やせるなんて神様みたいなもんで、宇宙ができて以来一番の大発明だ。でも、はい、ここで一度待って。ちょっとだけ待って。あんまり凄いもんだから舞い上がっちゃうし、勘違いしちゃうんだけどさ、落ち着いてよく考えてみて。冷静になればみんなこう思うはずだ。内側で怖れおからっで内側だけで侑らなくていい。内側で作りながら、外からも取り込めばいい。だって目的は内側を増やすことなんだから。意味を増やすことなんだから。増やせることは全部やればいい。自分の中で嘘をつきながら、自分の外の嘘もどんどん集めたらいいじゃない。そうしたら、それこそどこまでも、途方もなく内側が増えていくんだから。
だから人間は、心の中の嘘を外に出すようになった。人の心から人の心に渡せるようにした。そのために人は大昔からゆる方法を試してきたよね。歌を歌った。絵を描いた。石を彫った。劇を演じた。映画を撮った。嘘を表に現した。表現してきた。“フィクション”ていう嘘の世界を確立して、内側の嘘を外へ出しまくってきたんだ・・・・..。どれも凄い。どれも強い。
音楽も、絵画も、彫刻も演劇も映画もみんな、それぞれのやり方で嘘を外に出して、嘘を本当にしてる。全部尊敬するし全部大好きだ。けど・・・・・・けどね、内海君。上下じゃなく、甲乙じゃなくて…・・・その中の一番は、その中で一番合っておのは、それはきっと、小説なんだと思う。
さっきも少しだけ言ったけど・・・・・文字の話、言葉の話。文字は記号に意味を付けたもので、記号と意味しかないもので。意味をそのまま運ぶんだ。意味を直接送れるんだ。それって一番合ってる、理に適ってる。
だって人の内側は言葉でできているんだから。
もしも言葉を知らなかったら俺はきっと何も解らない。多分何も考えられない。世界を捉えられない。他人も捉えられない。自分を自分だとも思えない......。自我がぼんやりしたらもう内と外が混ざっちゃうからさ・・・・・・。。言葉を覚えた時、俺は初めて俺になって、俺の内側を増やし始めたんだ。人の心の大部分は言葉で作られてる。だから言葉を使えば人の内側に直接触れられる。言葉を送れば人の内側を直接増やせる。人の内側を増やすには言葉を使うのが一番だ。人の意味を増やすには意味を送るのが一番だ。ふふ・・・・・言葉・.....今も内海君に向けて話してて、今も伝えてて・・・・・・・意味を送りたくてしょうがないのは多分俺が小説家だからかなぁ
・・・・...。すごく楽しいけど、でもこれを勧めはしないよ。だってこれは本旨じゃないもの。やったってやらなくたってどっちでもいいことだもの。大切なのは一つだけだ。一番大切なのは、自分の内側を増やすことだけだ。だからもう話も終わり。俺がわかったのも一つだけ。
世界は集まって意味を増やしてる。

人の心も意味を増やしてる。
嘘をついたら意味を増やせる。
意味を増やすための嘘。
外に出した意味。
外に出した嘘。
それが
“小説”なんだ」


満足気に話し終えて、髭先生は長い息を吐いた。内海集司はいつのまにか立ち上がっていた。髭先生の話が流れ込むうちに、風船の人形に息が吹き込まれるみたいに自然と腰が浮いていた。髭先生を見下ろして立ち尽くす。たったいま内海集司の内側に入ってきたものが、すでに内側にあったものと混ざりあって有機的に繋がっていく。そうして理解されていく。少しずつ解っていく。髭先生がくれた答えと、そこから浮かび上がってくる二つ目の答え。
髭先生は教えてくれた。
小説とはなんなのかを内海集司に教えてくれた。
なぜ?

小説
平積みの台の横を通りかかった一人が何気なく表紙に目を留め、多少逡巡したのちに興味本位で購入した。家に帰り荷物を置いて飲み物を用意する。腰を落ち着けてから買ったばかりの本を手に取った。あまり厚くない小説だった。
紙幅のせいもあり読み進めるのは早かった。それはとある読者が主人公の物語で、その中にはいくつかの、妙に大それたことが書いてあった。
宇宙の意味。
世界の法則。
現象としての人間。
仮定された物語。
どこか本当のように思えて、けれどやはり小説なのだから嘘なのだろうかと少しだけ悩んだが、実際のところそれはあまり重要なことではなかった。ほぼ全てのページを読み終え、あと数行で物語が終わるというところに到達した時には、すでに多くの意味が本から精神へと運び込まれていて、読む前よりも必ず心の中が増して、一人の人間の意味が増えている。
それはこの世界全体に通底する根源的な潮流であり、その流れの先端で巻き起こる宇宙最高の愉悦であり、全ての読者の内側たる精神は本を閉じた後もすぐにまたそれを望み、繰り返し、果てなく、嘘で作られた空想を求めて次の虚構へ手を伸ばすこととなる。その虚構の名は
小説という。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

野崎まどさんは初読み。
けれど脚本をされたというHELLO WORLDのSFアニメを以前に見ていて、そういう系統の人だと知っていたために不思議なSF展開もすんなり心に入った。
新海誠さん系でイメージすると読みやすく、お行儀のいい筒井康隆という感じもする。
ものすごい量の本を読む人が書く作品だとも思った。イェイツの詩なんて読んだこともないけど、とても深遠な物語性があると書かれていて興味が湧いた。

『小説』というタイトルから読む前は純文学?と想像し、読みながら少年二人の友情から前半はジュブナイル?と感じ、そのまま不思議な迷宮に迷い込んだけれども出口が見つかって出られた!という読後感。
小説を書く人、または書きたいけどいざ書こうとすると書けない人、自分より小説の才能がある人を見て焦燥感にも似た感情を抱く人向けの、「読むだけでもいいんだ」というエールなのかもしれない。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

面白かった。しかし、何が面白かったかと問われると、なんだろう?
これは、ミステリーなのか、ファンタジーなのか、はたまた青春小説なのか。
2人の小説を愛する少年の青春小説であり、小説よりも大切な友情のお話であったなら、もっと好きだったかも?
小説とはなんなのか、、。読むだけではダメなのか?
そんなに突き詰めなくてはいけないの?
読むことが好きすぎる人ゆえの追求なのでしょうけれど。
この作品の言わんとすることよりも、この2人の少年が、好きだったので面白かったのかもしれない。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よく分からないけどなんかすごかった!(小並感)
前半は天才と凡人の対比みたいで心苦しかった。後半はすごいスピードで置いて行かれた。外崎が内海の「読むだけでいいのか」って疑問に答えるためだけに、時を超えて書いてたのかな。
よくよく考えれば、貴重な時間を削ってまで誰かが考えた虚構の物語を読むって、結構不思議なことかも。それでもこんなに夢中になれるし満たされるんだから、やっぱり小説って面白い。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

Audible!!

読後感は『何だこれ、、』かなw

サイエンスの冷たさと、
ファンタジーの飛躍と、
純文学の静けさと、
エンタメの熱量。

後半は全部が同時に押し寄せてくる。
読んでいるのか、読まされているのか分からない。
理解よりも先に、感情が揺さぶられる感覚でした。

小説ってこんなに自由でいいのか。
こんなに境界を壊して、成立するのか、、
確実に震えた作品でした。

正直、Audibleだから最後まで辿り着けた気もする。
紙の本だったら、途中で閉じていたかもしれないw

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

最後は難解で、時系列的に混乱してしまった。
いつかもう一度読むべきかも。
森見登美彦氏の『熱帯』を彷彿とさせられたけれど、こちらの方が暗い感じ。

小説は読むだけでいいよね、どうせ誰かの嘘なんだし。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

・小説に問われる。なぜ小説を読むのか。小説は答える。なぜ小説を読むのか。
・内容は半分くらいしか理解できなかったと思うけど、それで十分だと思えた。
・真面目なギャグのような出来事がクスッと笑えて、小説から与えられる緊張感を解きほぐしてくれる。
・小説に感謝を伝えたい。そう思える作品だった。
・ラストの衝撃を味わいたくて、何回も読める。なんだかあったかい気持ちになった。
・人それぞれの考えがあっていいはずなのに、SNSを中心に否定する風潮があり、それすらも自由にできなくなっている。その様な世の中の風潮に一石を投じる作品であった。
・ネタバレなしで語ることが難解な作品だともおもった。なので、自分と向き合いたい時に読む作品なのかなという印象を受けた。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

小説を読むときのワクワクを思い出すことが出来ました。後半はファンタジーな感じに一瞬戸惑いましたが、宇宙や量子力学などを絡ませ小説を読むことがいかに崇高な行為か改めて感じました。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ


昨年の2025年の本屋大賞第3位の作品です。
タイムラインでよく見かけるので気になった本です。

小説とは?小説を読むこととは?タイトル通りの小説のお話でした。こういうタイトルのつけ方好きなんですよね〜。みんな一度は考えそうなタイトルですけど、このタイトルで1つ小説を書くって、めちゃめちゃ難しいと思うんです!それをここまできれいに仕上げるなんてすごい!!

「なぜ小説を読むのか?読むだけじゃだめなのか?」
問われてみないと思いつきませんでしたが、確かになぜ小説を読むんだろう?私はやっぱり物語が好きだからっていうのが一番最初に出てきますね。単純に物語が好き。物語にのめりこんで浸りたい、楽しみたい。色んな物語を楽しめるのって、人生が豊かになりますよね。自分の人生も物語の1つのようなものですし。
今でこそ、読んだら毎回感想を残すようにしているので、「読むだけ」ではないのかもしれませんが、これも別に義務ではありませんし、ただ私が感想を書きたいというだけであって。今の時代だと、他の読者の方の感想もすぐに見られる時代なので、そこで新たな捉え方や別の視点から作品を見返すことができるので、やった方が楽しいかな〜というかんじです。

この作品に登場する「外崎真(とのさきまこと)」って、
最初の「と」を最後に持っていって、「と」が2個あるから「ど」
「こ」を「さ」の右上に持っていって、「ざ」
繋げて読んだら、「のざきまど」 !
「野崎まど」!!!!!
この作品の著者だー!!!と無理矢理考えた方、私の他に誰かいませんか??(笑)

名前に関しては、フルネーム呼びが多いのは何かの伏線?とか、名前の最初の文字と最後の文字が繋がっている登場人物は何か理由があるのかな?とか色々考えました。考えても分からなかったので、他の方の感想を読み漁ろうと思いました(笑)

終盤色々取材する場面で、エントロピーの説明がとても分かりやすく、思わず挙手してしまいました。乱雑さぐらいしか覚えていなかったですが、時間経過で大きくなるとか熱力学第二法則とか……懐かしい。警察の方の嘘を見抜く話も面白かったですし、突然妖精が出てきたのも、タイムトラベルの要素やメタ的な要素も出てきたのも「小説」の強みを存分に活かした構成になっているな〜と思いました。そんな小説でした。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

前半と後半で全く違う小説になる。
後半は村上春樹の様な精神世界になり、久々に心地よい混乱。
小説はもちろん映画、音楽、演劇の多くはほんの一握りのあちら側の人たちによって創られる。
全ての小説愛好家が読むべき小説。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

2日に分けて読もうと思ってたんだけど…あっという間の3時間だった…

作家から読者への感謝が詰まった一冊
読み終わった後は読者から筆者への感謝が生まれる
エントロピーを体感できる小説だった!

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

ポインティのおすすめ。去年の本屋大賞ノミネート作品から。

外崎とヒゲ先生が失踪した辺りで、ここから内海がゴーストライトする展開か?とか安易な想像をしていたところ、後半の展開が一体何が起こっているか理解できず、5分くらいは真顔でオーディオブル聴いてた。まったく想像の範疇を超える展開で呆然。

最後の「小説とは」の解説も2%くらいしか分かってないけれども、「小説は読むだけでいいのか」の内海の苦悩が、救われるような終わり方でよかった。
お父さんの最後の嘘、かわいい。

野崎まど初めて読んだけど不思議な世界観だったな〜また機会があったら別の作品も読んでみたい。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ジャンルが迷子。
ラストの方で突然ファンタジーになって動揺した。
え、私何を読んだんだろう……?って不完全燃焼のまま終わっちゃった。最初は割と好きかもなって思っていたから残念。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の前半からファンタジー要素と思われる片鱗があったが、後半はほとんどファンタジーに切り替わったため、理解するのが難しかった。
物語の冒頭に出てきた、芥川龍之介と一緒にいた女性や、小泉八雲の妻である小泉セツも、リアムの別の姿なのかなぁと感じられた。
文才のある人のそばには、いつもリアムのような存在があると言うことなのかなと思った。
特に理解が難しかったのは、小学校の時の担任の藤原学の存在である。髭先生と宗教の関係がよくわからなかったため、もしわかる方がいたら教えて欲しい。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

後半、急にファンタジー感が出てきた時はついていくのが必死だった。

1冊を通して、「小説」とは何なのか。を問う小説。

小説って何だろうって考えたこともなかったけど、最終的な結論に安堵しました。
野崎まどさん、不思議な世界観を持っていると感じました。
他の作品も読んでみたい。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

むーーーずかしー小説!(正直な感想)。小説をたくさん読むけど小説は書けない内海、内海から読む楽しみを教わり、後に書く才能に目覚める外崎の物語。本を読むきっかけが親に褒められるから、それでもちゃんと読めるのもきっと才能。一番の謎は「髭先生の正体」だが、後半(外崎失踪から)は(多分)ファンタジーで、妖精?タイムリープ?孫はニアム?え?新井さんは他人の空似??え?本人同士は会えるの??……など、自分が今思った感想(理解)は合ってるんかいな?と、自分の思考と答え合わせしたい気持ちで不安になる(笑) 難しい物語でした。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

前半、面白いと思って読んでいたが
後半、うん?なに?どうゆうこと?
となって、結局最後は
えっ?SF?ファンタジー?
となって終わった。
読後、野崎さんのプロフィールを読んで
なんとなく勝手に納得した感じ。

嘘は内側にしかないもの

ほんとそう、と思った。


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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるで活弁士の語りを聞いているような、
独特のリズムで紡がれる文章に引き込まれる。
時に改行もないまま数年の時が経っていたりして、
読者としてかなり序盤から
時の流れに翻弄されていたんだと読後に気づく。

小説って何なんだ。

そんな問いに真っ向から挑む展開。
小説を読む内海を通して、
小説というタイトルの小説を読む自分を意識する、
そんな究極のメタ認知体験。

そしてフィクション(虚構)は、サイエンス(科学)を経由して哲学的な解に導かれる。

まあ、とにもかくにも。
嗚呼、小説って素晴らしい。
そんな感じ。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか良かった。
まさか先生の正体が未来からタイムスリップした外崎だというのは衝撃のトンデモ展開だった。
章立てがなく、文脈の途中でいきなり何年も進んだり、序盤は説明があまりないままに進む展開は読みづらさを感じたが、後半は一気に読めた。
たしかに小説というタイトルに相応しく、最後のページをめくったところで「小説という。」というしめはカッコ良いが、検索などするのにちょっと困る。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

なんでこの本を読もうと思ったのか、きっかけを忘れてしまった。なんの知識もなく読んでみた。前半はとても面白く、どうなるのだろうかと緊張感も持ちながら読んでいたが、途中からなんだかよくわからなくなって、そのまま終わってしまった。もう一度じっくり読めば良いのかもしれないけど、その気力もないので、読み終えたということだけの満足感で終わった。誰かこの小説の解釈を教えてくれないだろうか。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シーンが変わる時に、章や空行がないので戸惑う。
小学生から30歳ぐらいまでの男子2人の友情。この2人が小説などの文学作品によせる熱い思いは読み手に迫るものがあり、筆者自身の素ではないかと思う。
最後の最後に、突如SFやファンタジーの要素が表れ、物語が回収される。あっけにとられた。

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2026年02月21日

ネタバレ 購入済み

面白かったけど

面白くよめたけど、自己憐憫というか自己満足というか、メンヘラが他人を巻き込んでウジウジしてる話。「本当は書きたい気持ちもあるけど天才を目の前に知ってしまい、負けを認めたくないから書きたい気持ちを抑えて書かないように徹してる。でもそれを認めてほしい」本を読む生活だけしたい、発信はしたくない、なら本屋で働くなよ。しかもなぜかわざわざ町田から横浜まで通って。

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2025年02月01日

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