野崎まどのレビュー一覧

  • 小説

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    小説を読む楽しみ。受動的な楽しみ。それでも読んだ人の数だけ世界の意味が増えていく。そんなふうに世界を豊かにしていくのが物語であり小説。

    宇宙は拡散して散逸する。けれどそれとは逆の"集合して秩序化する”そんな流れがあるように見える。

    生命は内外を区別する境界を有し、外界から多くの物質を取り込みながら、今日まで続いてきた。

    人間が一番欲しいのは心の中のもの。

    嘘は人の内側にあるもの、内側にしかないもの。

    意味とは外から見えないもの。内包された性質。

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    2026年02月22日
  • GOAT Summer 2025

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    とにかくはちゃめちゃに良コスパな文芸雑誌第二弾。今号はテーマを「悪」と定め、悪にまつわる様々な物語が読める。

    収録作品の中の上村裕香著「全身政治家」がめちゃくちゃ人を喰った話で面白かった。

    とにかく顔がいい若きシゴでき市長から直々に生い立ちについてのインタビュー記事の依頼を受けた主人公。しかし話を掘り下げていくと奇妙な齟齬に気づく。勇気を出して本人に伝えると…。とにかくこの市長のキャラがいい。ビジュ良すぎる顔でシリアスに暗い生い立ちを語ってからのこのオチはもはやコント。しかしこれによって主人公が自分自身の過去と対峙する展開はちょっと感動してしまう。

    こういう話大好き。

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    2026年02月22日
  • 小説

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    本当にとにかく最高だった。
    小説を読むことに対しての正答が書かれている。
    自分が理系であることや神話についても見識があったため置いてけぼりになることはなかったが、知識がないとポカーン状態になってしまうかも。
    それでも、最後に出される答えは圧巻。

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    2026年02月21日
  • 小説

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    小説とは何か考えさせられた
    一番最後が一番おもしろい
    言葉とか意味とか、ましてや宇宙とか当たり前のことについて考えた

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    2026年02月20日
  • 小説

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    こんな小説読んだことない!ミステリーかと思いきや、学研を思い出して懐かしくなったり、急に「え、村上春樹さん、井戸に入られました?」といった展開があったり。そして、最後には小説好きな全わたしが救われました。

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    2026年02月19日
  • 小説

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     野崎まどさん初めて読ませてもらいました。

    緻密さと時間軸を狂わせる様な感覚。

    いつの間にかその世界に引き込まれてました。

    他の作品も手にしたいと思います。

    素敵でした。

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    2026年02月18日
  • 小説

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    どうやったらこんな小説を書けるのか。終盤のファンタジー要素は正直入り込めなかったが、そんなことはどうだっていいと思えるほどの結論。

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    2026年02月17日
  • 小説

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    素晴らしい作品に出会うと、アウトプットしなくて大丈夫かな?と心配になります
    この小説を読んで、何も生み出せない自分に対して持っていたコンプレックスが救われた気持ちでいます

    書く人は読む人でもあるので、小説や嘘を作り出す全ての人を救う作品でした
    ありがとうございます。

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    2026年02月16日
  • 小説

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    『「おとかでぃじなにえりか」東京都墨田区在住の小学六年生・内海集司は捲ったページを二、三度ばたつかせ、前後の行をもう一度読み返し、自分が順序通りに読み進んだという事実をよくよく確かめてから満を持して眉を顰めた。「乱丁……」』

    『女子のどこか昆虫じみた心のない瞳と目が合う。内海集司はなにもできないままじっと判決を待った。そして女子は深い深い、深い溜息を吐いて、この世で一番嫌いなものを見る顔をした。判決は死刑だった。顔が内海集司の顔の横を通り過ぎ、耳元で声がした。「あでぃえすりあげあも」目を開けると天井が見えた』

    予約の順番待ちを永らくしていた本が漸く回って来る。高校時代の友人のお勧め。

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    2026年02月13日
  • GOAT Summer 2025

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    テーマは“悪”

    ダースベーダーもジョーカーもドロンジョも、嫌われてなんぼの悪役だけど、悪びって粋がる合間に見せるちょっとした何かが、妙に萌えてしまう。

    何を“悪”とするかは自由自在で、時には何層にも覆い隠して姿すら見せないものも……創作するものにとって魅力的な“悪”
    ひょっとしたら“文学”とは“悪”を表の世界に引き摺り出す作業だったりして。

    黒と緑
    本全体からおどろおどろと漂う質感
    さらに、行きつ戻りつスキマ時間でつまみ食いの許される値段。
    ただ、寝落ちに注意。
    顔面打撲が恐ろしいほど、分厚いから。

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    2026年02月13日
  • 小説

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    読んでいる間は普通に楽しかった。時々意味不明だったけどそれでも楽しかった。
    読み終わったあとに、じわじわと力がもらえる気がした。
    自分が小説をこれからも読んでいく意味をもらった。
    感謝。

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    2026年02月13日
  • GOAT Summer 2025

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    今回のテーマは悪。改めて悪は人間特有の観点であり、様々なストーリーを色付けする重要な要素であることを再認識させられました。今回も大満足

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    2026年02月07日
  • 小説

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    ネタバレ

    一文字めが一番むずいね笑
    小説とは何かを読者に教えてくれる小説。
    端的に言えばそんな小説です。

    まあ実際にはそんな教養本みたいなものでもなくてね、途中ですごいファンタジーを捩じ込んでくるし、よく分からない!なんて時もあったね。

    「小説を読んで何かをしたいと言ったか。
    小説から得たもので現実を変えたいと言ったか。
    現実のために読んでいると言ったか。
    現実が一番で小説が二番だと言ったか。
    俺は違う。
    俺は書きたいない。
    俺は。
    読みたいだけだ。
    駄目なのか。
    それじゃ駄目なのか。
    読むだけじゃ駄目なのか。」
    内海集司は読むだけじゃ駄目なのかと疑問を外崎に向かって呈する。

    ここから物語は急旋回

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    2026年02月06日
  • GOAT Summer 2025

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    最高に面白いし!紙の質や色も可愛くて
    お気に入りの1冊になりました
    こんな安くて申し訳ない!
    工夫が 楽しい♥️ 読み進めるのが楽しい

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    2025年12月27日
  • GOAT Summer 2025

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    BS番組「あの本読みました?」の文芸誌特集で取り上げられているのを見て興味を持ち、まずはこの第2号を取り寄せました。

    朝井さん、一穂さんをはじめとする既読の作者だけでなく、名前は知っていても未読の作者もずらーッと並ぶラインナップで、「もっと読んでみたい」という気持ちが駆り立てられました。

    特に今号では「悪」をテーマにした短編に引き込まれました。話の中身も紙質を含めた本の装丁も興味深く、ウキウキしながらページを捲っていきました。

    雑誌をこんな気持ちで読むのは、幼いころに手にした漫画の月刊誌以来ではないかなと思ってしまいました。第3号の方ももちろん手に取りたいと思います。

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    2025年12月16日
  • GOAT Summer 2025

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    黒の紙が素敵
    もちろん表紙も素敵だけど
    中の紙の黒は素敵すぎる
    黒の紙にシルバーの文字
    ゾクゾクしすぎる
    そのうえ
    どのお話もゾクゾクしたし
    のめりこめた

    思った

    前作の特集愛より楽しかった
    どうやら私の中では
    愛より悪が勝っているらしい

    そして
    GOAT をつい買ってしまうのは
    一枚一枚の紙が素敵だからかも
    紙の力は偉大
    だから本はダンゼン紙派


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    2025年12月12日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    気になったところからつまみ読み。

    三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
    私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
    また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。

    最近、短歌を読み始めた。
    千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
    歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
    旅に出たら、やってみよう。

    掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
    うん、掌編を知ら

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    2025年12月07日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    絶対値段のケタが違ってると思う。5,100円と言われても納得の内容の濃さ…!3ヶ月くらいかけて読みきった。
    文芸誌自体ほぼ読まないのだが、いろんな作家さんをお試しで読めるところが最高。ここから次の読書につながりそう。
    黒い紙がきれいで、やぎもかわいいです。

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    2025年11月27日
  • GOAT Summer 2025

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    510円でこんなにたくさんの作品を楽しめるなんてコスパが最高すぎた。
    私が一番刺さったのは「落ち着いて」。
    正しいって本当に正しいんですかね?と読者に問いを投げかけるような短編だった。
    印刷や紙にも拘ってて、物として手元に置いておきたくなる文芸誌。

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    2025年09月27日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    1号も楽しかったので、2号は視界に入るだけで読むのが楽しみでワクワクする。

    普段文芸誌は、目当ての作家さんの作品しか読まなかったが、GOATは最初から飛ばさずに読んでいる。
    毒のある小説が好きなので、今回の「悪」というテーマはどの作品も面白い。

    まだ読み途中だけど、今のところ特に好きな作品:

    ・木爾チレン「あの子にしか行けない天国」
    女性は18歳になったらⅠかⅡを選ばなければいけない。Ⅰの生き方は平均寿命45歳だけど、永遠に老けない。妊娠は卵子凍結・体外受精すれば30歳まで可能。Ⅱの生き方は今まで通り老化するが平均寿命95歳、自然妊娠50歳まで、卵子凍結・体外受精は60歳まで可。
    18歳

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    2025年09月26日