野崎まどのレビュー一覧

  • 小説

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    いやー痺れた。震えた。本屋大賞も納得。そりゃ本好きは読まずにはいられないよね。
    急にファンタジスティックになるラストスパートについていけない気持ちは確かにあったけど、最終的には遠くから「小説」を読んでいた自分をぐっと話の中に引き込まれた感じがした。
    内海と外崎って苗字の対称性も最後まで読むと納得。しばらく余韻に浸れそう。

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    2026年03月14日
  • 小説

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    私も愛してやまない「小説」とは一体何なのか…小説家がこれをテーマとして本を出すの、勇気が必要だったろうなと思った!

    宇宙の誕生も生命の進化もケルト神話も取り込んで、驚くほどファンタジックに哲学的に小説とは何かを語ってくれる…斬新で美しい物語でした!

    読んだ人は「嘘」という単語の持つ意味が覆されるはず。

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    2026年03月11日
  • 小説

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    思ってた結末と違った、どこで私は迷い込んだんだろう。本を読む没入感、メタバース感、本を閉じるたびに自分の内側が広がる感覚。だからといって、何かを為さなければならないわけでもない。私にとっての読書は、祈りであり、救いなのである。

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    2026年02月27日
  • 小説

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    小説を読む理由、小説を読む意味、小説が好きな理由が詰まっていた。後半になるにつれて話は難しくなってくるけれど、小説の本質がみえてきて、自分が心の奥底で感じていたことがどんどん表面化されていく感覚だった。

    ここ数年は自分史上、一番本(小説)を読んでいて、読めば読むほどメンタルが安定していくように思う。というのは、小説を読むことで自分の内側が増えていく=満たされているということなのかもしれない。

    宇宙と繋がっているという仮説?も面白かった。スピリチュアルっぽくなるが、小説を読むことはある意味では宇宙とも繋がるということ。色んな物事の見方が変わっていき、日常生活がますます楽しくなりそう。

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    2026年02月25日
  • 小説

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    後半面白すぎて読む手が止まらない。
    感想を書きたいが上手く言葉で表現できない。

    そうだ、読むだけでいいのだ。

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    2026年02月23日
  • 小説

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    小説を読む楽しみ。受動的な楽しみ。それでも読んだ人の数だけ世界の意味が増えていく。そんなふうに世界を豊かにしていくのが物語であり小説。

    宇宙は拡散して散逸する。けれどそれとは逆の"集合して秩序化する”そんな流れがあるように見える。

    生命は内外を区別する境界を有し、外界から多くの物質を取り込みながら、今日まで続いてきた。

    人間が一番欲しいのは心の中のもの。

    嘘は人の内側にあるもの、内側にしかないもの。

    意味とは外から見えないもの。内包された性質。

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    2026年02月22日
  • GOAT Summer 2025

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    とにかくはちゃめちゃに良コスパな文芸雑誌第二弾。今号はテーマを「悪」と定め、悪にまつわる様々な物語が読める。

    収録作品の中の上村裕香著「全身政治家」がめちゃくちゃ人を喰った話で面白かった。

    とにかく顔がいい若きシゴでき市長から直々に生い立ちについてのインタビュー記事の依頼を受けた主人公。しかし話を掘り下げていくと奇妙な齟齬に気づく。勇気を出して本人に伝えると…。とにかくこの市長のキャラがいい。ビジュ良すぎる顔でシリアスに暗い生い立ちを語ってからのこのオチはもはやコント。しかしこれによって主人公が自分自身の過去と対峙する展開はちょっと感動してしまう。

    こういう話大好き。

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    2026年02月22日
  • GOAT Summer 2025

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    テーマは“悪”

    ダースベーダーもジョーカーもドロンジョも、嫌われてなんぼの悪役だけど、悪びって粋がる合間に見せるちょっとした何かが、妙に萌えてしまう。

    何を“悪”とするかは自由自在で、時には何層にも覆い隠して姿すら見せないものも……創作するものにとって魅力的な“悪”
    ひょっとしたら“文学”とは“悪”を表の世界に引き摺り出す作業だったりして。

    黒と緑
    本全体からおどろおどろと漂う質感
    さらに、行きつ戻りつスキマ時間でつまみ食いの許される値段。
    ただ、寝落ちに注意。
    顔面打撲が恐ろしいほど、分厚いから。

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    2026年02月13日
  • GOAT Summer 2025

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    今回のテーマは悪。改めて悪は人間特有の観点であり、様々なストーリーを色付けする重要な要素であることを再認識させられました。今回も大満足

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    2026年02月07日
  • GOAT Summer 2025

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    最高に面白いし!紙の質や色も可愛くて
    お気に入りの1冊になりました
    こんな安くて申し訳ない!
    工夫が 楽しい♥️ 読み進めるのが楽しい

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    2025年12月27日
  • GOAT Summer 2025

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    BS番組「あの本読みました?」の文芸誌特集で取り上げられているのを見て興味を持ち、まずはこの第2号を取り寄せました。

    朝井さん、一穂さんをはじめとする既読の作者だけでなく、名前は知っていても未読の作者もずらーッと並ぶラインナップで、「もっと読んでみたい」という気持ちが駆り立てられました。

    特に今号では「悪」をテーマにした短編に引き込まれました。話の中身も紙質を含めた本の装丁も興味深く、ウキウキしながらページを捲っていきました。

    雑誌をこんな気持ちで読むのは、幼いころに手にした漫画の月刊誌以来ではないかなと思ってしまいました。第3号の方ももちろん手に取りたいと思います。

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    2025年12月16日
  • GOAT Summer 2025

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    黒の紙が素敵
    もちろん表紙も素敵だけど
    中の紙の黒は素敵すぎる
    黒の紙にシルバーの文字
    ゾクゾクしすぎる
    そのうえ
    どのお話もゾクゾクしたし
    のめりこめた

    思った

    前作の特集愛より楽しかった
    どうやら私の中では
    愛より悪が勝っているらしい

    そして
    GOAT をつい買ってしまうのは
    一枚一枚の紙が素敵だからかも
    紙の力は偉大
    だから本はダンゼン紙派


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    2025年12月12日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    気になったところからつまみ読み。

    三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
    私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
    また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。

    最近、短歌を読み始めた。
    千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
    歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
    旅に出たら、やってみよう。

    掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
    うん、掌編を知ら

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    2025年12月07日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    絶対値段のケタが違ってると思う。5,100円と言われても納得の内容の濃さ…!3ヶ月くらいかけて読みきった。
    文芸誌自体ほぼ読まないのだが、いろんな作家さんをお試しで読めるところが最高。ここから次の読書につながりそう。
    黒い紙がきれいで、やぎもかわいいです。

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    2025年11月27日
  • GOAT Summer 2025

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    510円でこんなにたくさんの作品を楽しめるなんてコスパが最高すぎた。
    私が一番刺さったのは「落ち着いて」。
    正しいって本当に正しいんですかね?と読者に問いを投げかけるような短編だった。
    印刷や紙にも拘ってて、物として手元に置いておきたくなる文芸誌。

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    2025年09月27日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    1号も楽しかったので、2号は視界に入るだけで読むのが楽しみでワクワクする。

    普段文芸誌は、目当ての作家さんの作品しか読まなかったが、GOATは最初から飛ばさずに読んでいる。
    毒のある小説が好きなので、今回の「悪」というテーマはどの作品も面白い。

    まだ読み途中だけど、今のところ特に好きな作品:

    ・木爾チレン「あの子にしか行けない天国」
    女性は18歳になったらⅠかⅡを選ばなければいけない。Ⅰの生き方は平均寿命45歳だけど、永遠に老けない。妊娠は卵子凍結・体外受精すれば30歳まで可能。Ⅱの生き方は今まで通り老化するが平均寿命95歳、自然妊娠50歳まで、卵子凍結・体外受精は60歳まで可。
    18歳

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    2025年09月26日
  • GOAT Summer 2025

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    この本キッカケで色々な作家さんを知ることが出来た!ここで気になった作家さんの単行本にも興味が湧いて読書の幅がどんどん広がる!

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    2025年09月01日
  • GOAT Summer 2025

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    まず510円でこの量の多さ本当にバグってる!
    紙もこだわってるから紙がオススメです。
    短編でほとんどの作品が読み切りだから時間無い忙しい時も1日1つとか読めるし凄くいい。
    悪の方が好みかなと思って買って大正解。
    「あの子にしか行けない天国」の続きが気になって仕方ないです。めっちゃ面白い世界線でした。

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    2025年08月15日
  • 小説

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    小説描くなんて、どれほど頭のいい人なんだろうっていっつも思う。
    すごいすごいすごい。
    そう考えながらも、調子のいい読書感想文を書いてる。
    いや、感想文にもならない子どもらしい批評かもしれないけど。

    ギフテッドが物語を生むのだとしたら、誰も描かなくなっちゃうよ!

    と心を痛ませながらも、やっぱり感想書きたい。
    だって感想は自分のものだものね。
    受け取ったものは、作者すら想像できないような宝物だもんね。

    読むだけでもいいんだけど、こうして書きたくなるのはなぜかな。

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    2026年03月15日
  • 小説

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    現実に即した話だけで十分面白かったのになと思ってしまった。急にファンタジーになり良い話風に締められてしまったけど、主人公内海の今後を考えるとハッピーエンドだったかは疑問が残る。正直ファンタジー要素が入る前までは、主人公が外崎のマネージャーにでもなって立て直せないかなと思っていたので個人的には寂しい結末だった。父親との関係を少しばかりでも取り戻せそうなラストは救いかなと思う。
    刑事の語る嘘の定義は面白いなと思った。フィクションとはまた少し意味合いが違っていて、表に出すとずれるものという解釈に得心がいった。一方で嘘で内側を広げていくという論理も様々な形でフィクションに触れ、あるいは夢想してきた来た

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    2026年03月15日