野崎まどのレビュー一覧

  • 小説

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    ネタバレ

    正に小説。お話しとの向き合うための一冊。まさかのファンタジーなれど、最終的には満足感の方が強く残る。そうだよな、それでいいんだよな。そうやって肯定してほしい感覚と、肯定してあげたい感情が、繋がりが心地よい。

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    2026年07月13日
  • 小説

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    言語化全盛期時代、ダイパ時代に我々読者は読書に意味を見出さないという圧を感じることも少なくない。そんな私たちを肯定してくれる、そんな作品だったのかなと思う。外側に働きかける力が弱くても、内側を増やしていくことで、外側をより豊かにしてくれる。
    個人的にすごく刺さったというわけではないが、「小説」というタイトルの小説としてまったく名前負けしない作品だったと思う。

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    2026年06月29日
  • 小説

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    ネタバレ

    テーマやトリック(?)、内海と外崎の関係性は良かっただけに、終盤に急にやってくる超ド級ファンタジーと登場人物達の説明くさいセリフがめちゃくちゃ気になってしまった…
    文体があっさり淡々としてるからなのかファンタジーとの相性があまり良くない気がして…それまであまり喋らなかったキャラも急に喋り出すし…

    ただ。
    私自身読書は大好きで大量の本を読んできたけど文章を書くのはからっきし、というタイプで特に最近は言語化ブーム(?)ということもあって上手く出力できない自分にもどかしさ・悔しさを感じることも多かったので、「小説は読むだけでもいい」というメッセージ自体はとても刺さった。
    内海と外崎の関係性もかなり

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    2026年06月28日
  • 小説

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    小説を読みつつ、
    小説の何が魅力的なのかを知ることができる
    そんな体験的読書時間だった。

    印象的だった言葉(要約)は、
    「人の精神は得られる情報の量以上に増えられない」
    上限があり、頭打ち。
    ただ、精神は、人の心は、材料よりも増えられた。
    その楽しい方法は、「嘘をつくこと」

    その嘘が詰まっているのが‘小説’ってこと
    自分一人では得られない情動を小説を通して経験できる。これが現代の人や情報が混じり合う中で、溶け切らずに生きていけるエネルギーに変わるんだと思った。
    面白い切り口だよな〜


    事象やモノの例えを抽象的にしている場面が多かった。
    この抽象性を理解できる読解力が必要で
    この力が

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    2026年06月27日
  • 小説

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    174ページまではおもしろかった。178ページかも。
    このくらいの長さの小説ではめずらしく、章立てされておらず、ずっと文章が続く。ほかの多くの小説なら文章のあいだに空白を入れるような場面でも連続して続く。
    だからといって読みづらいかといえばそういうわけではない。どちらかというと映画や漫画のコマの切り替えのような操作法で文章の切り替えを行うので、リーダビリティ高めで読み通せる。

    ただ冒頭で書いたとおり、終盤まではおもしろく読めたのだけれど、伏線を回収する段になって、その回収の仕方がどうにも気に入らなかった。

    小説の読者をただただ肯定するようなオチなので、読者に優しいといえば優しいのだが、むし

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    2026年06月24日
  • 小説

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    正直な感想は、わからない。けど、なんかすごい。
    視点がコロコロ変わり、今は誰の目線なのかわからず、スピード感があった
    そのスピード感に乗せられ早足で読んだこともあり、よくわからなかった
    よくわからないけど、なんかすごい…そんな感じだった。もう少しゆっくり読んでみたら何かわかるかもしれない。

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    2026年06月14日
  • 小説

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    引き込まれて一気読みしてしまった。
    小説を楽しむことで2人が惹かれ合い、共に歩んでいく様がなんとなくルックバックっぽいような気がした。
    最後のファンタジックなところがついていけなくて冷めた。知識で罵倒されてる感じ。いいこと言ってるんだよなーってことはなんとなくわかるんだけど。終盤に差し掛かるまでの評価は⭐︎4くらいなんだけど、最後の展開で3に降格。

    小泉信三の小論文コンテスト、推薦入試に使えるとか、そんなに権威ある賞だったんだ!

    最後の改ページのタイミング「その虚構の名を   小説という」は工夫したんだろうけど、上手いなぁと感じた。

    こういう作家の苦悩というか、人生の裏側的なところを描く

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    2026年06月13日
  • 小説

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    2025本屋大賞3位

    難解で途中の宇宙や物質のエネルギーの話は全然意味が分からなくて読むのをやめたくなった。でも、読み終えてじわじわと「小説」を人は何故読むのか、読むだけじゃだめなのか?いやそれで良いんだ、と肯定してもらえる本だったのか、、としばらくして分かる感覚。とにかく不思議な空想話だった。、けど、そうか、嘘でいいのか 意味を成すのに、、そっかそっかと落ち着く。

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    2026年06月06日
  • 小説

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    3.5
    相当変な物語だったなあ。

    近代文学のような雰囲気なのに現代の設定で、読んでいて「今の時代はいつだ?」と混乱する。
    脳内で勝手に昭和くらいのイメージになるんだけど、たまにスマホとかが出てきて「あ、そういえば現代だったわ」となる。
    ずっとそんな近代文学風だったのに、突然厨二病ファンタジーのようになって更に混乱した。
    アイルランド文学イメージなんだろうけど、ケルトとか妖精とかで今の時代に連想するのはFateかペルソナなので、厨二っぽく見えるのよね。

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    2026年06月02日
  • 小説

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    ネタバレ

    読むだけでいいのか、小説の意味を考えさせられる。普通って何、みたいな疑問を持った時に読むといいかも。本屋大賞3位で、興味ある内容だったので、しばらく積んでいましたが時間をかけて読みました。途中はスラスラよめたけど、最後は突如ファンタジーになり正直辛かったです。全体的には読みやすく、すんなりまとまらないから不思議な終わり方になったのかなと思いました。

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    2026年05月31日
  • 小説

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    ネタバレ

    小説を読む意味について考える小説でありながら、本の素晴らしさをひたすらに語る本。

    大衆文学・純文学・詩・ファンタジー・ミステリーなどなど、本を手に取る読者は自分以外の生や嘘を内側へ取り込んでいる。

    取り込んだものの「意味」は無味無臭。ならば意味など追わずただただ読む。読むことで自分の内側が増え続けてそれがやがて生に繋がっていく、そう解釈した。あと髭先生はびっっくりした笑

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    2026年05月30日
  • 小説

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    小説を突き詰めて考えたことないけど、作り出された嘘(フィクション)を自分の身のうちにためることか?
    先生の謎、正体が明かされた時、先生!!!!って叫びたくなる。

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    2026年05月30日
  • GOAT Summer 2025

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    やっと読み終わった…というのがまず感想。
    ボリュームがすごい。

    GOATは先発の「meets」と「愛」を紙の雑誌で読んだのだけど、今回は電子書籍で購入。
    比べてみて大変申し訳ないけど電子書籍の方が読みやすかった。紙の方はたぶん(絶対)狙ってデザインされているんだけど、それがとても読みにくかった。

    「悪」というテーマはとてもよかった。
    悪とは視点によって正義でもあったりするあいまいなものなので、そこにこそ人の感情の機微はあるんだと思う。

    ただほんとに、ボリュームがありすぎる。
    申し少しライトであるなら定期購読するんだけど。
    他の本が読めなくなってしまう。

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    2026年05月25日
  • GOAT Summer 2025

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    せっかくの紙の本でほとんどが読み切りなのに「続きはWebにて」がちょっと不満。

    気に入った話
    ◎おやすみなさい、小羊ちゃん 一穂ミチ
    ◎願えば叶う 染井為人

    紹介と広告で気になった本
    ◎銀座で一番小さな書店 森岡督行
    ◎ピクニック部 嶽本野ばら
    ◎寝ても覚めても 柴崎友香
    ◎記憶喪失になったぼくが見た世界 坪倉優介

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    2026年05月13日
  • GOAT Summer 2025

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    三浦透子のエッセイが強烈だった。「矛盾するようだが、私は明らかな悪に対しては、それは間違っていると自信を持って言えるように自分を磨き、いつも大きな刀を振りかざしたいと願って心に炎を燃やしているタイプではある」。
    『異邦人』みたいな人だ。

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    2026年04月12日
  • GOAT Summer 2025

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    初めて文芸誌を買った!
    このボリュームで510円はお得。

    「特集:キトヴォラの今」朝井リョウ
    キトヴォラって何?けみさゆろって何?って思って調べてしまった。きっとこれらに当てはまるのは読者それぞれの解釈なんだなぁと思った。すごく短いお話だったけど、朝井リョウ味があって考えさせられた。

    「落ち着いて」小川哲
    すごいリアルだと感じた。
    『優しさは冷たさでもある。「君に文句を言わないよ」という温かいルールの裏には、「だから僕にも文句を言わないでね」という冷たいルールが存在する。誰かに対して怒ってしまうのは、誰かのことを期待して信じているからで、怒るのをやめるためには、他人に期待しないように生きな

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    2026年01月16日
  • GOAT Summer 2025

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    面白かったけど少し重かった。短編集だから、結末が読めてしまったり、後味の良くない物語が続くとちょっと滅入っちゃった。
    旅特集編はあんまり好きじゃないなぁ。悪はよかった。

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    2025年12月15日
  • GOAT Summer 2025

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    次号が発売されていると知って慌てて読み終えました。沢山の作家さんに出会えること、読んでいる小説と小説の合間に読めることに重宝しています。

    しかし、テーマの悪はキツかった。読んでいるお話の内容に心が持っていかれるので、暗いお話や怖いお話は苦手です。

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    2025年12月09日
  • GOAT Summer 2025

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    有名作家さんがたくさん載ってるけど、個人的に梨さんのプロフ帳が1番印象に残ったし、斬新。めちゃくちゃ怖い。

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    2025年12月03日
  • GOAT Summer 2025

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    出版区というYouTubeチャンネルで紹介されているのを見て本屋で探しました

    えーーこれ510円でいいの?

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    2025年10月05日