野崎まどのレビュー一覧

  • 小説

    Posted by ブクログ

    小説家と読者を賛美する作品。宇宙論や進化論から、フィクションへと繋ぐ論理が哲学的。インプットが枯れても、想像力で埋めていくという理論が面白い。個人的には、ここにアウトプットすることで次の本に進めます。

    0
    2025年11月26日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    面白かったけど少し重かった。短編集だから、結末が読めてしまったり、後味の良くない物語が続くとちょっと滅入っちゃった。
    旅特集編はあんまり好きじゃないなぁ。悪はよかった。

    0
    2025年12月15日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    どこに連れて行かれるのだろうと若干不安な気持ちで読み始めて、髭先生が出てきてからはワクワクしながら読み進め、最後で完全迷宮入り。

    最後の部分は分かるような、分からないような。

    0
    2025年12月14日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    読後感はツインピークスやエバンゲリオン。
    その心は、前半はわかりやすく面白いが
    後半エンディングに近づくほどに抽象度難解度があがる。

    読後の満足度はわかれそう。
    なので、評価の星の数は、純粋に個人的な好みなので
    絶賛派の人は、責めないでほしい。

    2025年度本屋大賞ノミネート作品ということで
    本好きの人が推す作品、さもありなん。

    0
    2025年12月14日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    小説とは何だろう。何のために読むのだろう。

    主人公の青年が時空・次元を超えて、答えを探す旅に出る。

    その行き着いた先には単純明快な一つの答えがあった。

    0
    2025年12月12日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    次号が発売されていると知って慌てて読み終えました。沢山の作家さんに出会えること、読んでいる小説と小説の合間に読めることに重宝しています。

    しかし、テーマの悪はキツかった。読んでいるお話の内容に心が持っていかれるので、暗いお話や怖いお話は苦手です。

    0
    2025年12月09日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋大賞にもノミネートされていて、斬新でありシンプルなタイトルに興味を持って手に取った。
    小説好きの内海と小説の趣味を共有できる友達の外崎が出会い、髭先生が住むモジャ屋敷に潜入する。
    小説漬けの毎日と少し不思議な話。
    理解しないと少し複雑だったけれど、壮大なストーリーだった。
    「本を読むだけでもいい」を肯定してくれる。
    心が広く豊かになればそれでいい。

    0
    2025年12月06日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    有名作家さんがたくさん載ってるけど、個人的に梨さんのプロフ帳が1番印象に残ったし、斬新。めちゃくちゃ怖い。

    0
    2025年12月03日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    途中展開が急すぎてびっくりしたが、話の流れや考察はとても好みだった。やや哲学的と言うか、純文学的な雰囲気。

    0
    2025年11月30日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    内海と外崎、二人の深い友情の話。
    小説とは?
    人の内面にある嘘を外側に出したもの。
    小説を読むだけでいいのか?と言う疑問には、最後に答えてくれるんだけど、私には消化できてない。
    初めは読みやすい文だったが、だんだんわからない世界に入り込む。
    髭先生はタイムトラベルした外崎だということだよね?なんと。
    読後感は良いし、嫌いじゃない。

    0
    2025年12月01日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    この本で言いたいことは分かった
    最近たまたま、なぜわたしは小説を読むのか、小説を読むことに意味があるのかを考えていたのでタイムリーに納得できた
    でも急にくる細かいSFチックな世界観と右往左往する話に上手く馴染めない
    野崎まどさんの作品は「タイタン」も読んだことがあるが、それでも同じこと思ったなそういえば
    本のテーマは素晴らしいけど、著者の作風がただ単に合わないのかもと感じた

    0
    2025年11月28日
  • 小説

    Posted by ブクログ

     小説とは何かをテーマにしていると思うのですが、話があっちこっちに突然飛ぶなど、読みながら何かしらの違和感を感じていました。

     後半は、もっとぶっ飛んでいました。宇宙や原子、生命の誕生・進化の話が出てきて、哲学的な側面もありました。現実と虚構・幻想を行き来するファンタジー要素も盛り込まれるなど、ごちゃごちゃし過ぎていて、私の頭では追いつきませんでした。

     正直、何とも言えない読後感でした。

    0
    2025年11月24日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    “物語とは何か”を正面から殴りつけてくる一冊。
    前半はそのメタ構造にワクワクしっぱなしだったが、後半は正直ついていけない部分も多く、理解よりも混乱が勝った。それでも、小説という概念自体を問い直す勢いと挑戦には圧倒される。

    0
    2025年11月22日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ


    出版区というYouTubeチャンネルで紹介されているのを見て本屋で探しました

    えーーこれ510円でいいの?

    0
    2025年10月05日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    なんかすごい文芸誌が出たらしいと、文芸誌読んだこともないのに見たくなって買ってしまった。
    たしかに本としても頑丈で紙も色々使われていて通勤時に毎日3週間くらい持って行っていたが、鞄が本当に重くなった(笑)

    そして今回の特集は「悪」だったために、その内容はおかしい笑えるハッピーとは少し違った暗い、不幸せ、理不尽…などといったいわゆる比較的ダークサイドのお話がやっぱり多くて、帰りがけに読みながら快適な気持ちにはあんまりなりづらかった(笑)

    「全身政治家」は割と面白く、「サンクトペテルブルクの鍋」に至っては、闇鍋のようなお話であって途中からうまく追えなくなってしまった。しかし短編の間に挟まれてい

    0
    2025年08月19日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ


    最高でした!どこから読んでも 満足。いつ読んでも満足。あ〜おもしろかった!いや 何周回っても大丈夫なのが お気に入りです。黒枠の「悪」は じわじわくる。もはや 3号が待ち遠しい限り。

    0
    2025年07月24日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    小説を読む意味に正解はない、と思っている。
    私自身は、小説だけではなく音楽にしろ観劇にしろ、何かに触れた時に内側に溜まっていくものをアウトプットしていくことでその体験や感情を整理しているだけなのだ。そうしないといけないとか、そうでなければ意味がないとも思っていない。ただ衝動的にそうしているだけ。
    けれど、人生で3つの作品を世に出せたことは自分を肯定する一つの理由となっている。
    この物語は、本が好きな少年二人の物語であり、本を読む全ての人たちの物語でもある。

    0
    2025年11月24日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    なかなか先が見えず、でも何故か引き込まれ、やっと世界に入れたと思えばまた放り出され···なかなか難解でした。けどこの本の核心に、多分、遂に触れた瞬間「な~る!」ってなった。こんな拙い感想しか書けない私の内側にも何かがちゃんと増えたと思いたい。

    作中に突如現れた森見登美彦氏の御名前!テンションあがりましたー。著者の野崎まどさんもファンなのかしらとか思ったり。

    〈心に残った言葉〉
    "人の心は皆、心を増やすものを欲してるんだ···。心ってそういう風にできてる"

    0
    2025年11月28日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    小説とは何なのか 小説とは何なのか考える機会になりました。私に取って小説とはビタミンのようなものです。健康な身体を維持し、生活を豊かにする支えになるもの、そんな気がします。

    小説に意味なんて要らんねん。バッテリィズのエースの声が聞こえてきます。記号に対しての意味が小説にはあると言う解釈より、小説には形のない心があると言う解釈の方が好きです。

    少年時代の前半の前半の軽快さが中盤にも欲しかったです。後半のファンタジー感は途中からだったので違和感が拭えませんでした。

    0
    2025年12月03日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    面白いと言えば面白い、が、よくわからないと言えばよくわからないというのが率直な感想です。ちょっと期待し過ぎてしまったかもしれません。前半と後半で様相は一変する感じ。前半、主人公2人の幼少期から小説との出会い、小説にはまっていく様、とある人物との出会いと成長の中で見えてくる本人達の心境の変化やお互いの関係性。そして、小説を読むということとは、小説を書くということとは。今まで考えたことも無い視点から描かれていく物語は新鮮さもあり割と楽しんで読んでおりました、が、中盤あたりからはちょっと落ち着いてゆっくり読まないと見失う感があったかなと。言わんとしていることは最終的にはわかるわけですが、大雑把な感想

    0
    2025年11月25日