午後の音楽

午後の音楽

605円 (税込)

3pt

3.8

父や母、妹との距離感がつかめなかった少女時代。夫に別の女性がいたとわかったときの喪失感や娘に与えてしまった心の傷。胸の中にそっととどめておいた様々なことを、いつのまにか打ち明けてしまっていた。音楽をふたりで奏でるように、メールで言葉を紡ぎ合う。こんなにも共鳴し合える人に出会ったことの驚きと喜び。それなのに相手は義弟、妹の夫……。メールで綴られる新たな大人の恋愛長編。

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午後の音楽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私も同じ答えを導き出すと思う。なーんてね。

    メールのやりとりで物語は進んでいきます。
    心の変化が少しずつ文章から読みとれて
    気持ちが加速したり減速したり。

    でも、恋はいいですね。

    過程、が。

    0
    2012年05月29日

    Posted by ブクログ

    メールのやりとりの本というのは、初めて読みました。情景が目に浮かぶような読みやすい作品でした。ただ、女も男も、誘惑に負けていけないことにはしり、秘密のままにするといったことが少なからず誰にでもあるのではないかと思わされ、なんだか信じられなくなりました(笑)

    0
    2011年08月15日

    Posted by ブクログ

    「恋愛」って不思議なもので、もしこの2人が普通に独身同士で出会っていたら、こんなどうしようもなく求め合う関係になっていたのだろうか

    メールをお互いにするようになってからの初めての食事が 2人にとって最高の時だったのだろうと思う どれだけ心地よい素敵な時間だったか…

    こんな別れること

    0
    2017年05月29日

    Posted by ブクログ

    大人の男女のメールのやりとりのみの恋物語。
    ドロドロした部分はあるけど、それは恋愛とは別の部分で、カテゴリー的には不倫だけど、恋愛自体は細い細い糸の様な淡い感じ。

    0
    2012年02月18日

    Posted by ブクログ

    妻の姉
    妹の夫
    お互いに存在を知りながら
    ふとしたきっかけで、お互いに相手の中に
    自分と同じ心の穴、流れを感じ惹かれあっていく。
    前篇メールのやり取りのみで綴られた作品

    毎日色々な人と出あう中で
    (すでに出会ってる人の中でも)
    ものすごく自分とリンクして共鳴できる人
    どんどん感情や想いが溢れてくる

    0
    2011年08月10日

    Posted by ブクログ

    そうだなぁ…嫌いじゃないと思うんだけどイマイチ…うぅん。
    龍士郎にあまり魅力を感じなかったからかな。短気で子供っぽい印象を拭いきれない(苦笑)

    0
    2011年07月26日

    Posted by ブクログ

    メールのやりとり、を1つの形として小説にした作品。
    不倫、までは行かないような感があるけど、そういったものを対象としたストーリです。

    途中、文章が日本語としておかしい部分が数カ所あったけど、
    丁寧な文章で読みやすかった。

    ただ、メールですべての情景を表すのが難しかったか、
    通常、メールで伝えるこ

    0
    2011年07月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前読んだアンソロジーに小池真理子の作品が収録されていて、それが良かったので、小池真理子の小説を読みたいと思い。
    午後の音楽というタイトルと、表紙の写真が良さげだなと思い購入。

    由布子という女性と、由布子の妹の夫である龍士郎の2人のメールのやり取りで進んでいく。
    最初は事務的なメールの雰囲気で進ん

    0
    2021年10月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小池真理子お得意の不倫の話。

    ある程度歳をとり社会的地位も確立した男女が、出会い惹かれあい、それがどんなに純粋であっても、どちらか(もしくは両方)が既婚であるがゆえに「不倫」と呼ばれてしまうのが解せない。

    そしてやっぱり別れを選んでしまう。世間体なのか、相手のためなのか、子どものためなのか。

    0
    2011年07月20日

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