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鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある──。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!
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「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
映画を観てから本へ。主役2人だけではなく、周りの人たちも濃密に描かれていて、やっぱり小説っておもしろいなあとしみじみ思いながら読む。
人生は長いようで短く、芸術は世代を越えて延々と続く。 人というのは、世の変遷に合わせながら与えられた人生の役回りを演じる存在に過ぎないのかもしれません。 下巻では、バブル期とその崩壊など、日本の移り変わりを背景に、梨園を支えるようになった二人の宿命のライバル同士の人生の岐路が描かれます。(よく...続きを読む下巻一冊でおさまったなぁ、と思います) きっと作者は歌舞伎をとても愛しているかたなのでしょうね。 二人の主人公の人生を描くことによって、歌舞伎という芸能の存在の大きさが浮き彫りにされているような気がします。 ここへきて、この作品のタイトルがなぜ「国宝」なのか? ということを考えざるを得ません。。。 「第19章 錦鯉」339ページには、国宝(人間国宝)の説明があります。そして、最終章の第20章は「国宝」です。 どうぞ実際に本作品を読んでご覧になり、ご自身の答を考えたり感じたりしていただきたいと思います♡ 主人公のふたり、本作品に登場する数々の歌舞伎役者、そして歌舞伎という芸能の世界に関わることとなった(その家族を含む)人たちの人生を考え、人生の数奇さを感じています。どこを切り取るかによって、また評価する側の状況によって、評価は変わるのかもしれません。 そこが読書の醍醐味であるのでしょう。(再読が楽しみです。たぶん初読の読みは浅いと思いますので。) (そういえば、『ガラスの仮面』の結末はどうなったんだろう?) 本作品は、みのりん国の国宝となりました♡ 映画も観てみようと思います♡ (とりあえず、Eテレで歌舞伎座の生中継を観てみます♡) (歌舞伎を観ずして本作品は語れないような気もします。) ***原作のレビュー、これにて幕引き〆
凄いものを読んだの一言に尽きる。波瀾万丈とはまさにこのこと、苦難ばかりの彼の人生。それでも歯を食いしばって続けてこられたのは、やはり芸への情熱ゆえだったのだと思う。芸に生き、芸に捧げた一生。圧巻の終幕に観客のごとく息を呑み、万感の思いが込み上げる。今年を締めくくる作品がこれで佳かった。 また、語り口...続きを読むが明瞭で非常に読みやすく、かといって単調ではなく、要所要所で血の通った生きた表現が立ち上ってくるのがまた秀逸だった。苦しい場面が多いけれど小説は笑いどころもあって、緩急のバランスが良い。 映画の方を先に観たけれど、小説が映画を補い、映画が小説を洗練させていて、良い相乗効果になっていると思う。映画を観た人にぜひ読んで欲しい。
上下巻通しての感想。 歌舞伎役者の家に生まれた俊介と、極道の家に生まれて縁あって歌舞伎の世界に入った喜久雄の、友情と芸にかける思いが爆発する様子は良かった。 最後、徳次と喜久雄が再会する場面も読みたかった。 綾乃が幸せになってよかった。 登場人物それぞれ細かく描かれて、感情移入できる。面白かった。
映画を観たことをきっかけに、この小説を読みましたが、圧巻の映画の一方で、原作ではまた違った力強い物語が展開されていました。 歌舞伎の演目に対しての詳細な描写から作者の熱意が伝わってきて、一作一作をぜひ見てみたいと思いました。
下巻をカフェで読み終えたんですが、危なく泣きそうになりました。 荒筋はだいたい皆様ご存知のとおりだと思いますが、任侠の家に生まれた喜久雄が歌舞伎の女形として大成するまでの物語。先に映画を観てから原作を読みましたが、これが大当たりでした。 不勉強で歌舞伎の事はズブの素人ですが、映画を観ていたことで...続きを読む歌舞伎の演目の描写の場面では鮮明にその映像が蘇り、また映画には登場しない演目も沢山出てきますが、観ているといないとでは脳内イメージの精度が全然違うもので、なんとなくではあるものの舞台の情景が目に浮かんできました。 映画では語られなかった部分、異なるストーリー展開、登場しなかった人物の活躍など、全く違う肉付きの物語ではありますが、よく言われる「映画と原作どっちが良いか」問題については、「国宝」は互いに補完関係にあると言っても良く、優劣を付けるような類のものではないと思います。 本当に巡り会えて良かったと思える、心に残る作品です。全てを忘れてもう一度映画から観てみたいとすら思います。 小説のラストは、文字のみで表現しているとは思えない美しさと儚さに満ちています。日本人としてこの物語を享受できることを、心から幸せに思いました。
映画を観たあとに読みました。 上下巻合わせると結構なボリュームがありますが、面白くてどんどん引き込まれてしまいました。 はじめの料亭での立花組VS宮地組の抗争など、映像だと刺激が強すぎて 観ていて辛くなるシーンがありましたが、 本だと文章表現の美しさが一番に感じられて、とても良かったです。 映...続きを読む画を観た後なのでどうしても登場人物は俳優の顔で置き換えられますが、置き換えても全く違和感がありません。 改めて、表方裏方関係なく、映画に携わる人全員が本気で作った作品だったんだなと感じました。 映画では全ては描かれていないディテールの部分も 本で読むことができたので良かったです。
歌舞伎に真剣な男たちの人生に泣ける。 海老蔵が映画の国宝を観た感想として、喜久雄より俊ぼんの方がしんどい。背負ってるものの重さが違うと言っていた。 「本物の役者になりたいねん」と春江に言った俊ぼん。 「いつまでも舞台に立っていてえんだよ。幕を下ろさないでほしいんだ」と彰子に言った喜久雄。 ザ凡人の私...続きを読むにはどちらがしんどいのかはわからないけど、それぞれのやり方で歌舞伎に真面目なのはわかる。 万菊さんの最期や、人のいい徳ちゃん、歌舞伎一家を支える女性陣たちにも物語があって、とりあえず胸が熱くなる。
上の青春篇も下の花道篇も、どちらも怒涛の展開で、主人公の歌舞伎に賭けた喜久雄の波乱万丈の人生が描かれていてとても読み応えがあった。 歌舞伎のシーンを映像ではなく文字で描写するのは難しいと思うが、それをやってのけた吉田修一さんはすごいとしか言いようがない。 歌舞伎は伝統芸能だけに才能というよりは血筋で...続きを読む継承されるものとばかり思っていたが、そうではないことも知ることができた。 個人的には喜久雄の兄弟のような存在の徳次が好きで、徳次がいたからこそ喜久雄は歌舞伎役者を続けることができたと思う。 瀧晴巳さんによる歌舞伎の演目の解説も面白かった。 この小説のおかげで、今まであまり関心がなかった歌舞伎に少し関心を持つようになった。 心に残った言葉 ・幕が上がった京之助一門の追善公演で、喜久雄が六年ぶりに踊りました『藤娘』の、あらゆる美を彫琢した世界観がさらに研ぎ澄まされていくさまは、まさか綾乃の言葉ではございませんが、その完璧な芸の底に、死屍累々の生贄たちの姿が見え隠れするもので、とにかく、このころの喜久雄の芸といいますのは、他の追随を許さぬのは当然ながら、孤高と呼ぶのも憚られるような神々しさに満ち満ちておりまして、指を動かせば鈴の音が鳴り、髪を乱せば嵐が起こるほど神がかり、一人の客を狂わせて舞台に上がらせた六年まえが完璧の出来だったとすれば、今ではその完璧も遥かに超えてしまっているのでございます。 完璧を超えた完璧な芸。
匿名
最高の小説だった
とにかく余韻がすごかった。 全てを語らず読者に考えさせる隙を与えていて読み終わった後も繰り返し同じ文章を往復していた。 文章がまるで詞のようで流れるように頭にスッと入ってくる。 個人的にはこれを超える作品にはなかなか巡り会えない気がする。
#アツい #切ない #エモい
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吉田修一
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