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鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある──。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!
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「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
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Posted by ブクログ
映画も見終わったあと主人公2人の美しさと悲しさに心が躍ったが、原作のこの小説は、観終わった映画のさまざまな感動を呼び起こし、さらに1回の映画だけでは分からなかった各場面とそこで演じられる主人公とそれを支える人たちの心情までも伝わってくる感動を覚えた。 映画は映画、小説は小説、ここまで観客、読者の心を...続きを読むよくぞ掴んだと衝撃を受けた。そして小説は映画で演じられなかった場面さえ浮かび上がらせた。
映画を見てから小説を読みました。 仕事をしていても出かけていても、早く続きが読みたい!と思う小説でした。 映画を見た後に原作を読むと役者さんの顔がチラホラ見えながら読んでしまいますが、今回はずっと自分なりの人物像が浮かんでいて小説に没頭出来ました。 映画を見てからの原作で良かったと思いました。
映画を観てから小説を読むと違いはあるものの、どちらも面白かった。印象的だったのは彰子。活躍ぶりが素晴らしい。映画では分からなかった女性陣の生き様がどれも素敵だった。
舞台、映画、テレビと芸能界の激変期を駆け抜け、 数多の歓喜と絶望と享受しながらも、芝居だけに生きてきた男たち。 血族との深き絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。 芸の頂点へと登りつめ、命を賭してなお追い求める夢のかたちとは。 ***************************...続きを読む***************************** こんなにまじめに歌舞伎の道を生き抜いてるのに、 ここまでいろんな困難が降りかかるとは。 喜久雄だけでなく俊介もそう。 まさか、病気になるなんて。 せっかく2人でまた舞台に立ち切磋琢磨しているところやったのに。 それを支える妻たちも強い。 私が私がの考えがなく、常に家族のこと、歌舞伎のことを考えてる。 <下>の途中で徳次はおらんくなった。 私はこの物語の中で徳次が一番好き。 ずっと喜久雄やその家族を支えてきて、こんないい人がおるんやと。 最後に登場した時は、約束を果たし感動した。 最後の最後、喜久雄の行動が、 結局どうなったのか理解できないまま終わった。 それでも、お芝居に魅せられ舞台に立つことを生きがいとし、侠客の家に生まれ育ったのにここまで上りつめたことがすごい。 子供の頃から人間国宝になるまでの長い人生、 文章でここまで書けるのがすごい。 実在するかのような、この生き様を目の前で見てきたかのような、小説でここまで成長する姿をリアルに感じたのは初めて。
遅ればせながら映画を見て感動し、その足で書店にて買い求めて帰りました。 映画と小説は登場人物含め詳細においてはかなり違う点があるため、これはまた別の作品としてとても楽しめました。個人的には、私のように歌舞伎に詳しくない方は映画→小説の順で触れるのが良いかと思います。 語り口調の筋書きがとても耳に心...続きを読む地よく、情景が浮かぶようでした。また何度もゆっくり読み返したい作品です。
映画を観る前に読んだ。最初は文章が読みづらいかなって感じだけど、慣れると逆にナレーションのような感覚でNHKドラマを観ているようで面白かった。 もっともっと読んでいたい、喜久雄を見ていたいという気持ちにさせられた。こんな1人の男の話に夢中になれる本はなかなか出逢えないと思った。読み終えてしまったのが...続きを読む寂しく感じる。読み終えた後も実際に喜久雄という人物が存在しているかのような気分。 歌舞伎界の光と影、血縁、どこの世界にも実際にある話なんだろうけど、どの立場でも必ず幸せとは限らないんだな。
喜久雄は天才だけど、幸福な人間ではない。 愛した人を守りきれず、名誉にも振り回され、 それでも舞台に立つことをやめなかった。 彼が選んだのは、「誰かと生きる人生」ではなく「芸と生きる人生」。 孤独なのに強くて、破天荒なのにどこか脆い。 物語の終盤で、彼の演じる姿が静かに胸を締め付けてくる。 ...続きを読む“あぁ、この人は舞台でしか生きられない人だったんだ” 読後、静かな余韻と喪失感だけが残った。
決して華々しいだけではないところが魅力的だった。人間の汚い部分もでてくるが、他人事ではなく自分でもそうしてしまうかもしれない、と共感できるところがあった。ただのサクセスストーリーでは無いところが、より作品に入りやすくしていたと思う。
最高!2日で読んでしまった。 上下2巻を感じさない筆力。さすがだなと。 歌舞伎の世界をもっと知りたいと思わせるいい本だ。 人物一人一人の描き方が凄まじい。 今年一番の本だった。
とても読みやすく、とても面白かった。 常人の至り得ぬ境地を狂気と言うのなら、大谷翔平やマックス☀︎フェルスタッペンの見る景色もまた狂気なのだろう。 悲しい結末ではない。我々には理解し得ない世界で、彼は至福なのだ。 ただ.彼らと共にありたい、幸せを共有したいと考えていた我々が、そこに一緒に行けないこと...続きを読むが、たまらなく悲しいのかもしれない。
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