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鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある──。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!
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「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
歌舞伎のことある程度わかってないと、読み辛いかもしれない。なんだったら、もっと舞台に立っていたい言う喜久雄の気持ちがよく分からなくって。6年前のあの出来事からどうしちゃったのか。 辻村のまさかのカミングアウトもそうだし、徳次せめて連絡ぐらいしたらいいのにとか。 色々気になるまま終わった。えぇえ
始まりから終わりまで、 息つく暇なく読み終えた。 すごい引力で、物語の中へ 連れていかれ、大団円にたどり着いた。 好きであるということの魔力。 その魔力に取り憑かれた人たち それぞれの人生。 読み終えて、思いを馳せると じんと深く胸に染み入るような感動がある。 歌舞伎についても、時代についても ...続きを読むそこに生きる一人ひとりについても 丁寧にじっくりと描かれているからだろう。 みんな、生きて苦しみの中に喜びを見出して 消えていく。 美しい雪のように、降り落ちて 消えていけたらいいなぁ。 読後、しみじみと思った。
文学的な作品。 仮に舞台が欧州で題材がバレエなら世界文学として受容されるのではないだろうか。 血筋、家族、師弟、芸道…… 様々な事が描かれながら人生を駆け抜けていく。 圧巻の一大絵巻。 印象に残ったのは人の縁かな。 縁があった人との関わりが今と違っていて血の通った感じがしたかな。
映画版は喜久雄という存在に強くフォーカスした、じめっとした美しさと孤独を描いていた印象。映像の壮観さは圧倒的で、舞台シーンはまさに“国宝”を見るような迫力がありました。 一方、小説版はかなり異なる印象。いい意味で淡々としていて、喜久雄という一人の人間の人生を静かに紐解いていくような構成で、どこかド...続きを読むキュメンタリーを読んでいる感覚に近かったです。重厚なのに不思議と読みやすく、気づけば完全にのめり込んでいました。 特に印象的だったのが女性陣の描かれ方。春江、彰子、市駒(映画では藤駒?)が、とにかく強くて逞しく、映画版よりもはるかに“自立した女性”として描かれていて、本当にかっこよかったです。 そして映画との一番大きな違いは、徳次と弁天の存在でしょうか。映画では喜久雄の孤独な美しさが際立っていましたが、小説ではこの二人、特に徳次の存在によって、喜久雄が少し救われているように感じました。 それでも、まるで呪いのように不幸になっていく喜久雄の人間関係。芸に取り憑かれ、のめり込むほどに人間として孤立していく姿は悲しいのに、同時に異様なほど美しかったです。 ラストも圧巻でした。あれは喜久雄は亡くなった、という解釈でいいのでしょうか。歌舞伎の世界と現実の境界すら曖昧になり、絶頂のまま最後まで舞い続ける姿が、ただただ美しかったです。周囲の人物たちが「これが最後の舞台になる」と悟っている空気も切なかったです。 語り部が言っていた通り、最後はただ拍手を送りたくなります。こんなにも悲しく、美しい終わり方があるのかと、大満足の読後感でした。
映画を見て、小説も読んでみたいと思って読んだこの作品。小説は、映画と違うけど、これはこれで素晴らしかった。 映画は、二人の歌舞伎役者にスポットライトをあてて、時にそれぞれの明暗の時を描いて、良かったのだが、小説は喜久雄一人にスポットライトを浴びせて、その分彼を中心とした人々の関りが描かれていて、よ...続きを読むり立体的な人間像が垣間見られた。 どちらが良いということはなく、どちらも好き。ただ一点、小説のラストシーンは映画でも再現してほしかったかな。
映画を観てからの本。 下巻はほとんど映画とは話が違ってどんどん面白くなった。 ここ最近本を読まなくなって久しぶりの読書。 映画と本筋が変わってきて本だけの内容、本だけの世界になった途端面白くなった。 あぁ、やっぱり本っておもしろいなと再確認。 俊ぼんが死んだとき電車の中やったけど泣きそうになった。...続きを読む ラストのシーンもものすごい余韻。
全員が幸せになることは難しいとはいえ、さすがに辛すぎる。 芸に生きるっていうのは才がないと難しいよな
audibleで。役者の世界、梨園の厳しさに圧倒され、引き摺り込まれるように下巻に突入。 喜久雄に半次郎を襲名させることに決めた訳が、下巻では明かされている。丹波屋に戻ってきて花井半弥として屋号を継ぎ、順風満帆かと思われた俊介に降りかかる不幸。それと対比するように浮上する喜久雄の運。どのように言われ...続きを読むようとも、芸を磨き舞台に立ち観客を虜にする喜久雄。喜久雄の会話部分が少なくなっていくにつれ、孤高感が増し、哀しいほど美しいのだと感じてしまう。 しかし、狂気に取り憑かれたかのように役者であろうとする男たちを、必死で愛し支えた女たちの戦いもまた、この下巻で心に残る部分だった。 ラストは、本当に、なんと言っていいかわからない(涙)
映画を観ていなくても浮かぶ情景、圧巻でした。特に印象的なのは源氏物語のシーン、映画では描かれていないとの事で、とても残念ですが、映像に勝る小説の方が読書家としては嬉しいですね。 (ちょうど来月からアマプラで配信されるということなので、観てどう感じるか、楽しみです。) メディアや反社との関係など、古き...続きを読む良き昭和という感じで、何もかも露わになって、美しさの欠けらも無い現代に警鐘を鳴らしている様に感じました。歌舞伎役者たちの生き様が(死ぬ直前まで)本当に格好良い!
上巻より下巻の方が読み応えがあった。 歌舞伎と生きる役者と、 それを支える男達、女達。 卓越した能力から来る孤独、 人を超越した存在へ。 進んだ先は、 神の領域か、狂気か。
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国宝
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吉田修一
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