ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
今から20年前──。大学進学のため長崎から上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、様々な出会いと笑いを引き寄せる。友の結婚に出産、学園祭のサンバ行進、お嬢様との恋愛、カメラとの出会い……。世之介の学生時代の1年間と彼と関わった人々の今を描き、誰の心の中にも、人生にも、温かな光を灯す青春小説の金字塔。第7回本屋大賞第3位に選ばれた、柴田錬三郎賞受賞作。2013年2月公開の映画原作。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
永遠と横道世之介の文庫発売、新作映像化決定ということで再読。 初めて読んだのは10年前ほどだ。映画を先に見てから読んだのだけれど、映画も原作もとても好きな作品。 記憶が薄れているというのもあるけれど、大学生の時に読むのと今読むのでは全然感じ方が違い、号泣してしまった。 好きなのは、世之介の死後、祥...続きを読む子のもとに何でもないような日常の写真が世之介の母より送られ、少し後のパートでその写真を撮った際の世之介の日常が描かれるシーン。 駅のホームでキム君と帽子を拾おうとするシーン。 世之介の人生や、世之介とはこういう人物なんだというのが詰まっているシーンだと個人的に感じてとても好き。 世之介の今後を予感させるパートでもあると思う。 最後の、世之介の母から祥子に宛てた手紙も本当にあたたかい。 嫌味や屈託のない青年ってこんなに皆の心にスルりと入っていくのだな、と世之介を見ていると感じる。 大人になり、それぞれの人生を歩んでいる登場人物たちは、世之介に対し鮮烈な印象を持っているわけでは無い。常に覚えているわけでも、常に会いたいと思っているわけでもない。ふとした時に、そういえば、と思い出す、思い出しかけるのだ。 それほど世之介は良い意味で空気のような人物なんだなと思う。関わっていて息苦しくない、気が抜ける。 これまで、表紙の人物って世之介なのかなと思っていたけれど、もしかしたら世之介が撮った写真なのかも、と今回読んで唐突に思った。 「おかえり横道世之介」「永遠と横道世之介」は未読なので楽しみ!映像化も楽しみだ~
国宝の作者、吉田修一先生の過去の作品で、その名の通り「横道世之介」が主人公の物語り。長崎出身の世之介は大学生で東京に出てきて、色々な出会いや経験をする。 この流れからすると普通の青春ストーリーかと思われるが、この世之介が掴みどころのない人物像で、でも性格が憎めず、気になる存在でついつい読み進めて...続きを読むしまう構成になっています。 途中、未来の話(世之介が登場しない10年後の話等)が挿入され、伴う飽きのこない進め方になっているのかなと思っていたのですが!! 世之介が20年後になぜ!?当時付き合っていた人との今後は!?といつの間にか読者が置き去りになってしまう展開に。少し戻って読み返すとそういうことか、なんてうまい展開なのかと唸ってしまうストーリーでした。 国宝とはかなり違うほっこりしながらもドキドキしてしまう傑作でした。
僕は、大学生活を書いた物語が好きだ。のんびりとしたというか、時間の扱い方や、人間との付き合い方が自由な感じがすてきで、ああこんな風な生活を四年も過ごせるなんて素晴らしい事だと思う。なめらかな文章と、素敵な題材。シンプルな平皿の様な趣がある。
まさに青春って感じ。 今の30代40代の方へオススメです。 社会人になってから読めば忘れてた何かを思い出せます。
世之介は少しずつ東京に馴染んでいくけど、 田舎で育ったまっすぐさやピュアさをずっと持っているところがよかった。 読んでいるうちに、気づいたら世之介のことを好きになっている。 人物の魅力で読ませる小説が好きな人にはかなり合うと思う。
大学生一人暮らしを懐かしく思う。なんでも新鮮で何やってても楽しかったなぁ。横道みたいに流されるままに生きてる時って色々な経験ができて新鮮で一番楽しかったりする。
携帯電話をまだ持っていない時代の青春小説。その辺にいそうな世之介と、大学一回生の間に関わった仲間たち。間にその仲間達の十何年後かの話が入る。みんな世之介のことは少しだけ幸せな記憶として残っている。あとは読んでのお楽しみ。面白かった!
横道世之介はごく普通の青年なのに真っ直ぐで少し抜けていて優しくて、とてつもなく魅力がある。祥子ちゃんがあんなに彼を好きになった理由がなんとなくわかる気がする。読んでいて(特に前半)何度も声を出して笑ってしまった。 大学生活の1年間を飾らずに描いているところがたまらない。熱すぎず、恋愛だけではない青春...続きを読むの日常と、そして世之介らしい生き方を描いている。 「世之介に出会えたことが一番の幸せだった」という母親の手紙の一節。読み終えて切ないけれど、とても温かい気持ちになった。出会えてよかった1冊。
「あいつに出会えただけで、自分は得をした」 読み終えた今、その言葉が痛いほど胸に響いている。 ラストのページ。 世之介の母親が綴った手紙。 あの一通には、世之介という人間のすべてと、彼を包んできた無償の愛が詰まっていて、気づけばボロボロと泣いていた。 この物語にはモデルがいる。2001年の新大久...続きを読む保駅転落事故で、人を助けようとして亡くなった日本人カメラマンだ。あの事故で助けようとしたのは韓国人留学生だけだと思い込んでいた自分にとって、この事実は大きな衝撃だった。 作中にふわっと韓国人留学生のキムくんが登場するのも、きっと作者の公平な眼差しなのだろう。国籍など関係なく、世之介の周りにはいつも、温かな縁が広がっていた。あの悲劇を、これほどまでに生命力に溢れた「日常の物語」として描き切った著者に脱帽する。 世之介は、決して特別なヒーローではない。 けれど、誰かの記憶の中で「あいつ、元気かな」と思い出されるだけで、その人の人生を少しだけ明るく照らしてくれる。 そんな彼に出会えた読者の私も、きっと「得をした」一人なのだと思う。
「青春小説の金字塔」と言われていたので読んでみた。 久々にここまで読後感が気持ちいい作品に出会えた〜! 本当にしょうもなくて、あったかくて、自分でもなんでこんなに感動しているのかわからない、でも泣けてくる。 人生ってそんなに色々なことは待ち構えてなくて、だから大切な季節があるんだな、と改めて思えた。...続きを読む 世之介の1年にめいっぱい詰まった楽しさと、爽やかさと、少しの寂寥感が心地よかった。 わたしもどこかで横道世之介と出会っていて、出会ったからこそ選択した今日があって、それを忘れているだけかもしれない。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
横道世之介
新刊情報をお知らせします。
吉田修一
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
国宝 1
国宝 上 青春篇
愛に乱暴(上)(新潮文庫)
悪人 新装版
あの空の下で
アンジュと頭獅王
怒り(上) 新装版
怒り 新装版(上下合本)
「吉田修一」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲横道世之介 ページトップヘ