ミス・サンシャイン

ミス・サンシャイン

770円 (税込)

3pt

最高に泣ける、吉田修一

心に傷を負った大学院生・岡田一心は伝説の映画女優・和楽京子こと石田鈴の自宅で荷物整理を手伝うことに。引退した今なお美しい鈴さんの胸に秘められていた波乱万丈な映画人生、原爆が奪った運命と大切な人たち――その過去に触れるうち、一心の胸にあたたかな光が灯る。清冽な感動に包まれる島清恋愛文学賞受賞の傑作長篇。

単行本 2022年1月 文藝春秋刊
文庫版 2025年8月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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ミス・サンシャイン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大女優の過去を紐解いていく過程が夢のような感じで、楽しい気持ちで読み進めていけて、後半まで読んでいくと、長崎の悲しみを知ることができて、素敵な作品だと思います。爽やかな読後感とほのかな勇気をもらえました。

    1
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    ちょうど最近日本映画にハマっているところで読んだので、すごく心に沁みる。伝説の映画女優、和楽京子が出演したとされる小説上の映画作品は架空のものなのに実在していそうな感覚。桃ちゃんにも幸せになってほしい。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    『ミス・サンシャイン』

    戦後を生き抜いた女優と、彼女の記憶を辿る青年の三ヶ月

    ------------
    【はじめに】
    読む理由は、吉田修一さんという作家の存在感です。

    彼の作品には、いつも“人間の奥行き”があります。

    2025年公開予定の映画『国宝』の原作者でもある吉田修一さんが描く、戦後を

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    伝説的映画女優の生涯を描いたフィクション。
    長崎の原爆を生き、戦後のスターダムを駆け上った。

    なかなか語られない、"その時代"の話。
    理不尽との隣り合わせ。

    返せー!返せーーー!!!

    読み進めるうちに、幾重にも重なっていく。
    ドスンと落ちてくる。こみ上げる。

    ふとした一人

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    男女の区別にやかましい昨今、俳優と呼ぶべきなんだろうが、和楽京子(鈴さん)のことは、あえて女優と呼びたい。
    話の初っ端から鈴さんの魅力に圧倒される。誰をモデルに書いたんだろう。初めは「京」繋がりで京マチ子さんかと思ったが、文化勲章の話しが出てきたので森光子さん?
    鈴さんといっくんの故郷、長崎の悲しい

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    吉田さんの小説は、観客席から舞台を観ているようだ。
    それだけストーリー構成がきめ細やかで、頭の中に登場人物がそれぞれ浮かびあがり生き生きと動いている。
    作者が長崎県出身であるからこそ、原爆犠牲者について反戦についての強いメッセージを感じたし、戦後の日本人の底力が作っていたパワーも1人の女優の人生を通

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    吉田修一さんの「ミス・サンシャイン」
    文春文庫にて発売されたので、買い求めて読んだ。

    文庫帯に書いてある"最高に泣ける吉田修一"
    この文句のとおり、感動巨篇の名に相応しい小説。

    ((作品紹介))
    心に傷を負った大学院生・岡田一心は伝説の映画女優・和楽京子こと石田鈴の自宅で荷物

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    膻中のツボを押して、深呼吸する。思わずツボを探して、やってみた。

    誰かに影響を受けたことや本で読んだ大事にしたいと決めたことも、自分がいっぱいいっぱいになるとなに1つ思出せないことばかりである。そういうときに、立ち止まって考えたいときに読みたい本だと思った。
    散歩ができる季節がきたら、皇居の都道府

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    吉田修一さんの話題作「国宝」を読む前に寄り道で読んだ本作。思いがけず良い本に出会えたなあ。って思いましたよ。過去の大女優「和楽京子」こと石田鈴の家の片付けを始めた大学院生の岡田一心が鈴さんと交友し、妹の死、失恋、そして鈴さんの忘れえぬ友「佳乃子」との衝撃の過去を巧みにタイアップさせて、胸をうつ“平凡

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    引退した昭和の大女優の倉庫の片付けのアルバイトをすることになった、大学院生の男の子。元女優の80代のおばあさんと、通いで来るそれよりは少し若いお手伝いさんと、なにとはない会話をしながら、女優の紹介、それから、男の子の恋愛の顛末を。男の子は、一度就職し、心を病んで辞めて、大学院に入り直していた。カフェ

    0
    2025年10月13日

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