悪人 新装版

悪人 新装版

作者名 :
通常価格 799円 (727円+税)
紙の本 [参考] 836円 (税込)
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作品内容

小説、映画ともに大ヒットした不朽の名作。

福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、出会い系サイトで知り合った土木作業員に殺害された。
二人が本当に会いたかった相手は誰なのか?

佐賀市内に双子の妹と暮らす馬込光代もまた、何もない平凡な生活から逃れるため、携帯サイトにアクセスする。
そこで運命の相手と確信できる男に出会えた光代だったが、彼は殺人を犯していた。
彼女は自首しようとする男を止め、一緒にいたいと強く願う。
光代を駆り立てるものは何か?

その一方で、被害者と加害者に向けられた悪意と戦う家族たちがいた。
悪人とはいったい誰なのか?
事件の果てに明かされる、殺意の奥にあるものは?

毎日出版文化賞と大佛次郎賞受賞した著者の代表作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
朝日新聞出版
掲載誌・レーベル
朝日文庫
ページ数
473ページ
電子版発売日
2020年12月07日
紙の本の発売
2018年07月
サイズ(目安)
2MB

悪人 新装版 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年12月22日

    読むのがしんどいんだよな。
    でもそれがいい。
    誰の視点でも痛い。どの人もちょっとずつ自分だ。

    忘れた頃にまたそっと読みたい。

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    Posted by ブクログ 2020年05月06日

    読み終えてしばし沈黙。

    一体どうやったらこれほどまでにかわいそうで、哀しくて、でも事件としてはごくありふれている、そんな結末を作り出すことができるんだろう。

    どの部分が似ている、とかではないのだが、読後感としては中上健次の「枯木灘」に近いものを感じている。
    といっても中上作品にあるような、えも言...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月14日

    吉田修一の代表作。本当に悪い奴は誰か。殺人を犯してしまった主人公なのか…。彼は本当の悪人なのか。不幸な事件に巻き込まれて人生が変わる主人公とその周囲の人々。特に主人公の祖母、一人娘を殺害された理髪店の夫婦…彼等のやり切れない気持ちは読んでいて辛い。スリリングな展開と心に押し寄せる悲哀。妻夫木聡、深津...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月04日

    約500頁で読み応えがあったが、あっという間に読まされた。次々にインタビュー形式で語り継がれるうまい手法には感心した。

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    Posted by ブクログ 2019年01月22日

    終わりは見えているのに、これはどう終わるのだろうと先がこれほど気になった作品も珍しい。
    「悪人」は誰なのか?
    読み終わった時にもう一度読み始めたくなる。

    個人的には怒りより好きかもしれない。

    吉田修一は人物を多面的に切り取ることがとても上手だ。
    三人称一元で描きながら、人物にすんなり感情移入でき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月28日

    この作家は上手い。
    ごく単純なストーリーを何人もの人物を通して話を進めて行ったり、回想の部分を絡めて展開していく。
    話が進むに連れ人間臭さや人の悲哀が増していく。
    引き込まれてしまう。

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    Posted by ブクログ 2021年03月15日

    悪人とは誰のことを指しているのか

    祐一のことなのか
    佳乃のことなのか
    増尾圭吾のことなのか

    ストーリーの展開にスピード感はなく平坦な道を歩いてる印象が強いがずっと読んでいる自分がいて不思議な感覚に陥ってしまう

    他の作品も読んでみたいと感じた一冊



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    Posted by ブクログ 2020年02月12日

    心惹かれる文章がちりばめられて

    ストーリーは
    ある若者が携帯サイトで知り合った若き女性を殺人してしまい
    逮捕をから逃れるために
    またまた携帯サイトで知り合った29歳の女性とともに逃避行のあげく・・・

    と、超単純な事件のようですが
    殺された女性の状況、若者のおいたちと性格、一緒に逃げた女性の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月27日

    愛情に飢えている人間の不器用な人生を描いていた。不幸な人生を送ってきたから、愛に飢えたのか?優しさは、持って生まれたものなのか?考えさせられます。

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    Posted by ブクログ 2018年09月17日

    映画は観ていないのだけど、以前「怒り」を読んで衝撃だったので手にとってみた。
    早々にといか、あらすじにもう犯人がでているのでどんな展開かと思っていたが、登場人物の人柄、背景が丁寧に描かれていて、誰にとって悪人なのか、誰が悪人なのか、ある意味クロだけど、グレーな作品。あぁ、割りきれないな。
    殺されるよ...続きを読む

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