橋を渡る

橋を渡る

小説・文芸
896円 (税込)

4pt

吉田修一からの挑戦状。ノンストップ長篇!

ビール会社課長、明良。都議会議員の妻、篤子。TV報道ディレクター、謙一郎。
それぞれの悩みや秘密を抱えながら、2014年の東京で暮らす3人が人生の中で下した小さな決断が驚愕のラストへとつながる――
「週刊文春」連載時から話題沸騰。
吉田修一史上、最も熱い議論を呼んだ意欲作を文庫化。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    橋を渡る
  • タイトルID
    :
    588381
  • ページ数
    :
    528ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年02月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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橋を渡る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    吉田修一にハマって読み続けた中の〜一冊。
    悪人〜横道世之助、
    国宝〜なんてすごい人なんだろう!苦しみ、悲しみ悶えながら読んだ。
    吉田リアリズムで説得力抜群
    なんせ、あちらこちらのセリフに痺れる
    読んだのは何年も前
    それでもこのくらいのことは思い出す。畏敬の念は拭えない。
    好きダァ。
    理想は何度も読みたい、現在読書数を目指してるので。
    好きな作家ベスト10の一人。

    0
    2020年08月06日

    Posted by ブクログ

    吉田修一を読むのははじめて。日常に潜む些細な不穏を描くのが巧いなァと読み進み、最後の章で仰天した!まさかの?!着地点も余白たっぷりで読後の余韻もまた愉しき一冊。

    0
    2020年04月16日

    Posted by ブクログ

    これ週刊文春で連載してたのー!? それでこの内容!?と衝撃を受けた。リアルタイムで読みたかった。けどそれだと一気読みができないからな…。
    最終章はまさかの設定で、村田沙耶香の『消滅世界』(違和感ありでイマイチだった)を思い出したが、こちらは同じくSFのような設定ながら違和感なくストーリーに入り込めた。
    私の勝手な感想だと、吉田修一って角田光代を男っぽくしたような印象。淡々とした描写で人間の心情をあぶり出し、日常と事件との境界線をあいまいにさせる。
    ちなみに、登場人物の多さを指摘する感想も見られたが、白石一文のアレを読んだところだったので、それに比べれば問題なし! でした。

    0
    2019年02月14日

    Posted by ブクログ

    吉田修一の見せるもうひとつの世界。
    リアル。現実から少しずつずれていく。
    このひとの描く世界は手を伸ばすと触れそうで、人物が重厚で魅力的。
    主人公のひとりにおいてさえも、見えているものだけでなく、その奥に隠されているものがあり、読み進めてハッとする。

    1
    2021年05月01日

    Posted by ブクログ

    春、子供のいない夫婦が預かっている、海外赴任中の姉の高校生の息子が、彼女を妊娠させる。夏、市議会議員の妻が、夫の収賄を知って苦悩し、秋、数カ月後に結婚を予定している順風そうなテレビディレクターが、彼女を殺してしまう。そして冬、時代は一気に70年後に飛ぶ。冬の視点者は、「サイン」と呼ばれる、特殊な生まれ方をし、通常の人間とは区別されて生きている男。その「サイン」は、秋、テレビディレクターが追いかけていた研究者が作り出したものである。サインの妻が、春の夫婦の血縁者であったり、もう一人のサインの夫が、夏の市議会議員の血縁者だったりすることが、だんだんわかる。70年前の出来事が、影響している世界。あの時の選択は、間違いだったのか。

    初読みの時にはあまり印象に残らず、忘れていたけれど、今回、おもしろくてのめり込むように読んだ。週刊文春連載だったらしく、「セウォル号沈没事件」「都議会セクハラヤジ問題」「iPS細胞」「香港の雨傘デモ」など、当時、世間を騒がしていたニュースが、そのままの形で出、正しいとは何かという問いかけが、ちりばめられている。そして、その影響を受けた70年後は、人間がストレスから解放された社会であり、しかし、その下で、犠牲になっているものがある。

    どうということのない夫婦の生活が、吉田修一が書くと、面白いのはなんでなんだろう。春、子のない夫婦のもとに届いた、差出人不明の酒、米の回収は、他の人の感想を読むまで、気づかなかった(ちゃんと書いてあるんだけどー)。

    良かった比喩。朝、泥酔状態の若いホスト三人が歌舞伎町のマンションに帰り、登校する小学生が出てくるシーン。
    「兵士が野戦病院に担ぎ込まれるように彼らが消えると、代わりに叶音ちゃんが元気よく飛び出してくる。」

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    前半と後半で話が全く違う作品

    前半の 日常を丹念に描く作品から
    後半のSFの切り替えに驚く

    どの時代も どの歴史の1ページでも
    どこでも 人は迷いながら
    生きていくのだと 思った

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレになるけれど、2015年から70年後の世界が描かれていて、構成といい、文章といい、とても面白かったけども、わたしが経験した70年後の世界はもっと面白いのかも。

    つまり今、82だから12の時から、現在70年後の世界にいるってこと。

    12歳の時(1953年)は今普通に使っているものは無かったか、初期段階。

    例えば、テレビジョンの放送が始まって、ブラウン管のでかい箱を駅頭で見上げた記憶。
    電話は黒いダイヤル式、冷蔵庫は氷で冷やし、たらいで洗濯(14歳ころ一層式洗濯機ハンドル絞りつきになった)などなど...

    人間関係の世界はっていうと、それも変遷だ。社会機構、体制様変わり。

    LGBTSなど無いような世界、いや闇の中か忖度の世界だった。
    セクハラはあった、けど、それも闇の中か忖度の世界だった。
    離婚が少なかったけど、夫婦関係も問題が内包してだけ、などなど...。

    しかし、ゆっくりと浸かってきているので、自分がどの位置にいるか自覚しないだけ。

    そう、すっかり慣れている自分にびっくりだ!

    0
    2023年09月27日

    Posted by ブクログ

    多少はぼかす事が普通だが、当時のニュースがそのまま使っていた事が面白かった。確かに、こういう事あったなあ、と懐かしい気分になった。

    0
    2023年06月11日

    Posted by ブクログ

    世間の評判ほど言うほど悪くはなかった印象。
    前半3部はまさに吉田修一といった感じでスイスイ読み進められる。
    問題の最終章、
    まさにフロム・ダスク・ティル・ドーンばりに、
    一気にジャンルが変わっていく。
    ここで躓くということなのだろう。
    だが、過去とされる所謂現代の物語も引き継がれ、
    さらにユートピアともディストピアとも言えない未来を
    見せられ、それがやけにリアルに感じたのは確か。

    欲を言えば、もう少し伏線の回収をしてもらいたかったとこだが、
    それは愛嬌。物語に蛇足はいらない。そういうことだ。

    0
    2022年11月12日

    Posted by ブクログ

    新宮明良・歩美、赤岩篤子・広貴、里見謙太郎・薫子の3組が絡むエピソードが展開し、最後に70年後の世界が出現するという奇想天外なストーリーだが、楽しめる著作だ.佐山京二教授の研修成果が実現されて、サイトと呼ばれる人種が出現している未来の世界が、なんとも奇妙な感じだが、実現性も感じられる.謙太郎が対馬で太鼓を叩く場面が何故か印象的だった.

    0
    2022年09月03日

橋を渡る の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    橋を渡る
  • タイトルID
    :
    588381
  • ページ数
    :
    528ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年02月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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