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俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
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「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
歌舞伎は歌舞伎座で実際に観たことはあるが、それほど関心はなかった。「国宝」の映画が大ヒットしているとはいえ、原作を読もうとは思わなかった。しかし、妻が「国宝」の映画を観てきて原作も読んで勧めてくれたので、読まないわけにもいかず読むことに。 あまり関心がない歌舞伎のことが書かれている小説じゃ読むのも疲...続きを読むれるだろうなと思いながら読み始めると......! リズムが良い独特な語り口でスラスラ読むことができた。しかもおもしろい! 歌舞伎の演目やわからない用語が出てくるたびにスマホで調べながら楽しく読むことができた。 第一章で、主人公喜久雄の父親である立花組組長、権五郎の新年会の席に、宮地組の子分たちが殴り込んで来て、真っ白な雪を血しぶきで赤く染めていくという場面が凄惨なシーンでありながら一番心に残った。
話題作で本屋に大量に積み上げられていたので読んでみた。喜久雄と俊介という2人の役者の成長物語です。独特な語り口が特徴で慣れるまで少し時間がかかるけどこの語り口こそが物語の雰囲気を仕立てていて魅力的です。詳しい感想は下巻に。
間違いなく今年1番の作品。 最初は文体になかなか馴染めなかったが、その文体こそが更に歌舞伎の世界にのめり込ませてくれる。 歌舞伎に全く触れたことがないのに、舞台の香りや空気感まで感じることができ、自分が観客であるような感覚になった。長崎の少年時代ですでに映画一本創れるような情報量。見ればまだ厚さ1セ...続きを読むンチ分もなかった。各々の人物の過去や梨園の女たちの生き方と強さが細かく描かれていて、全ての登場人物に感情移入してしまう。 上下読み終えた後は放心状態…国宝になる程の人間の心の内は計り知れないなと。
映画を見たので そのキャストを思い浮かべながら読みました 原作は映画とは少し違っていて・・・ 映画には出てこない人物が登場したりして 物語により深みが出てて、色々楽しめました おそらく、映画を先に見ていなかったら 小説から、歌舞伎を想像するのは難しかったかもしれません やっ...続きを読むぱり、映画を見てから読むのがオススメかも~。
映画が大ヒット!ということで興味を持ち、読んでみたが、、、 「映画の脚本本」と思って舐めていたが、本当に面白く、、、読む手が止まらなかった。 時代背景、任侠の世界、敗戦後の長崎、万博前の大阪、芸妓、舞妓の世界に、義太夫。。。 とても新鮮で、でも、身近に感じられるわかりやすい説明、筆致で、本当に楽...続きを読むしく読めた。
歌舞伎というなじみのない世界を生きてゆく男の物語。非常に重厚な小説だった。語り口は古典劇の口上を聞くような感じであり、また一般の人にはあまりなじみがなくて退屈しそうな歌舞伎の舞台の場面の描写も非常に臨場感にあふれていて、実際に歌舞伎を観るよりも迫力があるのではないかと思ってしまう。主人公の喜久雄は...続きを読む芸の道を究めてゆくのだが、最初は多くの仲間に囲まれていたのが、年を取ってゆくこともあり、また自分がどんどんと芸の高みに登ってゆくこともあり、それにつれてだんだんと孤独になってゆく。その姿が非常に寂しそうで印象的だった。その姿はこの小説を原作にした映画でも描かれるのだが、映画ではあまり描かれることがなかったのが、主人公喜久雄を少年のころからずっと支え続けてきた徳次だった。主人公の不良仲間のような人物だが、それでも非常に男気があり、また主人公に対する忠義は強く、またチャンスをものにするための思い切りにも富む人物。いずれも私にはないもので、かっこよくもうらやましくも思えた。映画も非常に良かった、原作と映画とどちらがいいかといわれると、甲乙つけがたい感じ。映画を観た人には原作も読んでほしいと思う。
映画を観て消化不良なとこが何箇所かあったので読んでみた、映画とはまた異なる内容だったがどちらもよかった。
映画はとても良かったけど、ところどころよくわからなかったので読んでみようと。いや〜…本当に読んで良かった!! 何度も心の中で「喜久雄〜!!」って叫びました。
先週、映画「国宝」が、歴代邦画実写の興行収入ランキングで1位になったというニュースがありましたね!「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)が22年間首位を譲っていなかったことも同時に知ることになって、そっちにも驚いちゃったな。 「国宝」は朝日新聞に20...続きを読む17年1月1日から2018年5月29日まで連載され、2018年に加筆修正されて書籍化された作品です。2019年がコロナ禍の始まりだったから、それが無かったら、もっと早くに映画になっていたこともあり得たのだろうか。 私の家族に作者のファンがいます。映画が公開されると初日近くに早々と一人で観に行き、「素晴らしい映画化だった!でも良い映画になった要因はなんといっても原作が良いからだよ!」と興奮気味に語っていました。映画は2025年6月6日に公開されてから驚異のロングラン。今、12月6日ですがまだ上映している映画館があります。映画がロングランとなり、テレビなどで話題が上がるたび、家族が同じ感想を繰り返すので、私も自然と「原作を読んでみようかな。」という気持ちになりました。(ちなみに映画はまだ観ていません。原作を読み終わったら観てみよう。) 上巻まで読んだ感想としては、本当に面白い小説だな、と感じました。新聞小説という毎日読ませなくてはいけない媒体だったせいか、山場の連続です。全然違う作品だけれど、次々とページをめくらせる感じはさながら「ガラスの仮面」。登場人物たちの織りなす人間模様も鮮やかですが劇中劇ともいえる歌舞伎の演目もとても華やか。 上巻は、任侠に生まれ歌舞伎役者に引き取られた喜久雄と、歌舞伎の名門に生まれた俊介という境遇の違う2人の青春時代の話。様々な出来事を経て10年出奔していた俊介と、役者として苦境に立たされていた喜久雄が再会し、喜久雄が歌舞伎役者としてもう一度一旗揚げようと決意するところで終わります。 私が上巻まで読んで「ずっとハラハラしっぱなしで、とてもつらかった。」と家族に言うと「下巻も早く読むと良いよ!」と勧められました。下巻も早く読まなくては。下巻もずっとハラハラするのかな。
映画を見てからの書籍。 また違った主要な登場人物もいて、映画の完成度も高かったけれど、またさらに深い物語でした。
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