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俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
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「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
1964年元旦、俠客たちの抗争の渦中で、この国の宝となる役者は生まれた。 男の名は、立花喜久雄。 侠客の家に生まれながらも、その美貌を見初められ、 上方歌舞伎の大名跡の一門へ。 極道と梨園、生い立ちも才能も違う俊介と出会い、 若き二人は芸の道に青春を捧げていく。 ***************...続きを読む***************************************** 映画が大ヒットしてて気になったから、 ミステリー以外の分野を久しぶりに読んでみた。 めちゃよかった。 読み始めた時は、名前がいろいろと出てきて、誰?誰?ってなったけど、わかれば読みやすく、物語の進み方も真横で自分が見てるかのように、人が成長していく姿が伝わってくる。 しかも、この物語には語り手が歌舞伎のこと、物語の補足など、いろいろと説明してくれるねんけど、物腰が柔らかな感じでまたいい。 それも含めて歌舞伎を見ているかのような感覚になる。 例えば、語り手は言う。 いつの時代にも嫌な奴などおりません。いるのは、 「私は気にしませんけどね、でも、問題にされる保護者の方もいらっしゃるんじゃないかしら?」 という嫌な奴にならない嫌な奴でございます。 物語は進んでいくねんけど、合間合間に語り手の話す空気感が心地よくて。 そんなこんなで、喜久雄と俊介は育った環境は違えど仲が良く、厳しい稽古に励んで舞台に立って、毎日過ごしていくねんけど、急展開があるんよね。 それでもすんなりと頭に入っていくところが、この作者のすごいとこ。 歌舞伎自体も詳しくないのに、読めば読むほど面白くなっていく。 <下>が楽しみ。
映画が話題になっているけど映画ではなく本を読んでみた。 初めの100ページくらいまで、これは歌舞伎の本でいいんだよな?というくらい物騒な内容だった。 文章はナレーション形式でまるで大河ドラマを見ているよう。 下巻を読むのが楽しみ。
映画鑑賞後に読んでみた。 映画と小説は大きく違ったが、吉沢亮の当て書きだったのかと思うほど、読み進めるほどに映画の吉沢亮が思い浮かぶ。 映画では最初にしか出ていなかった徳次が喜久雄を支え、見守り、大活躍。 映画でも見たかったな、と思うが、徳次のセリフを春江に託したり、違いを踏まえての面白さもあり、映...続きを読む画を観てから読み進めてよかった。 映画では半次郎亡き後、苦労に苦労を重ねる喜久雄の姿が辛かったが、小説では歌舞伎での再起、映画出演での辛苦と評価等、起伏に富んだ人生を送る姿に一気に読み進められた。 映画をまた観たくなり、そして再読してみたいと強く思った。
喜久雄の生き方は不器用で荒くて、でも誰より真剣。 “才能”って羨ましいものだと思っていたけど、この本はそれが時に呪いにもなることを教えてくれる。 彼の生き方は決して綺麗ではないのに、目を離せない魅力を帯びていく。 何かに本気で生きる人間は、美しい。
映画を見て読みたいと思った。映画と違う展開。ゆっくり、じっくり読みたいと思った。自分の中で、今年一番の作品
久しぶりに興奮しながら小説を読んだ。映画が話題になっていたがまだ観ていない。本を読んで本当に良かった。 極道の家に生まれた一人の青年が、たまたま関西の歌舞伎役者の家に預けられ訓練されて、女形の歌舞伎役者として成長していく物語。ご存じ厳しい世襲の世界、血筋でない者がいい役をもらい評価されるのは極めて難...続きを読むしい。 主人公喜久雄が不器用ながら素直な性格でとても好感が持てるので、読者は応援したい気持ちになるだろう。最初から認められたわけではなく、下積み時代も長かったし、先輩役者、妻や子、そして何よりライバルの役者、付き人など周囲の支えも必要だった。芸をひたすら磨き、舞台のことだけを考える生きざま。芸を極めた先に見える世界観とは。 女形のきらびやかな描写が素晴らしい。著者は相当研究したようだ。 歌舞伎役者たちをうならせたという映画もぜひ観たい。本物の歌舞伎ももう30年ほど観ていないので、帰国の際には歌舞伎座に行こうと思う。
映画よりも面白かった 映画は尺の問題でしょうがないが、歌舞伎の説明であったり、いろいろな人の話があって面白かった
映画を拝見後に、この原作を読見始めました。 映画鑑賞後でもあるためとてもスラスラと読めました。 語り口調で歌舞伎らしさを感じさせ歌舞伎という世界にのめり込みやすくなっています。 とてもおすすめです。 騙されたと思って読んでみてください(*^^*)
映画も観ました。 映画の方が歌舞伎の演目が劇中劇と効果的に入って いて、内容がストレートに伝わってきます。 ヒットするわけだ。 そして二人の主人公の生き様に焦点を当てていた 映画に対して、小説は彼らを取り巻く様々な 登場人物にも光を当て、それぞれの人生を丁寧に 描いています。 文体も「でありま...続きを読むす」というような一大絵巻物の ような壮大な仕上がり感がある重厚な内容です。
オーディブルにて視聴 映画では途中で退場してしまった人物の、さらに深い描写を知ることができた。 映画と違うところもあるけど、これはこれできくおの人柄がよくわかる。 続きも気になる一冊。
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