ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
小説 8位
4pt
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
アプリ試し読みはこちら
「国宝」
2025年6月6日公開 出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
まずは話や表現の生々しさに圧倒されました。 極道の血筋から歌舞伎役者に至る紆余曲折は、過酷ではらはらする、また楽しい面も含んでいるものでした。 春江との関係が続かないストーリーとは思わなかったが、歌舞伎の世界はそんな関係の複雑さを持ち合わせていると感じ、これからどんな関わりかあるのか興味深く下巻を読...続きを読むみ進めていきたいです。 映画の予告では喜久雄と俊介がライバル関係で確執を持ったドロドロした関係かと思っていましたが、そうではないことに少し安心しました。
血によるつながりか、芸によるつながりか。芸事において必要なのはどちらなのか。ただ、それを、突き詰めていくと、つながりが壊れていく。どちらをとっていくのか、後編へと続く。
映画を見て、祖母につれられて歌舞伎座に行っていたことを思い出し、再び歌舞伎にはまり、小説も読んでみました。 映画も最高に良かったですが、小説もよかった。 今回はオーディブルで音声を聞きながら、小説を読むという方法にしました。 映画後の小説なので、読みながらの喜久ちゃんとしゅん坊はやはり、頭の中で映像...続きを読むを見る時は、吉沢亮さんと横浜流星さんになってしまう。 小説はまた映画とは違うものの、細かく色々書いてあるので、違う楽しみ方をしました。 オーディブルの読みは歌舞伎役者の尾上菊之助さんで、これもよかった。 小説では、歌舞伎の演目の説明が詳しくしてあり、子供の時に見た藤娘や土蜘蛛、曽根崎心中をまた歌舞伎で見たくなりました。 そして、また映画を見たくなりました。 小説を呼んだ後の映画は、また違う見方ができるのでないかと思います。 夢ですが、いつか、何年も先にテレビドラマでも見れたら幸いです。
歌舞伎は歌舞伎座で実際に観たことはあるが、それほど関心はなかった。「国宝」の映画が大ヒットしているとはいえ、原作を読もうとは思わなかった。しかし、妻が「国宝」の映画を観てきて原作も読んで勧めてくれたので、読まないわけにもいかず読むことに。 あまり関心がない歌舞伎のことが書かれている小説じゃ読むのも疲...続きを読むれるだろうなと思いながら読み始めると......! リズムが良い独特な語り口でスラスラ読むことができた。しかもおもしろい! 歌舞伎の演目やわからない用語が出てくるたびにスマホで調べながら楽しく読むことができた。 第一章で、主人公喜久雄の父親である立花組組長、権五郎の新年会の席に、宮地組の子分たちが殴り込んで来て、真っ白な雪を血しぶきで赤く染めていくという場面が凄惨なシーンでありながら一番心に残った。
話題作で本屋に大量に積み上げられていたので読んでみた。喜久雄と俊介という2人の役者の成長物語です。独特な語り口が特徴で慣れるまで少し時間がかかるけどこの語り口こそが物語の雰囲気を仕立てていて魅力的です。詳しい感想は下巻に。
間違いなく今年1番の作品。 最初は文体になかなか馴染めなかったが、その文体こそが更に歌舞伎の世界にのめり込ませてくれる。 歌舞伎に全く触れたことがないのに、舞台の香りや空気感まで感じることができ、自分が観客であるような感覚になった。長崎の少年時代ですでに映画一本創れるような情報量。見ればまだ厚さ1セ...続きを読むンチ分もなかった。各々の人物の過去や梨園の女たちの生き方と強さが細かく描かれていて、全ての登場人物に感情移入してしまう。 上下読み終えた後は放心状態…国宝になる程の人間の心の内は計り知れないなと。
映画を見たので そのキャストを思い浮かべながら読みました 原作は映画とは少し違っていて・・・ 映画には出てこない人物が登場したりして 物語により深みが出てて、色々楽しめました おそらく、映画を先に見ていなかったら 小説から、歌舞伎を想像するのは難しかったかもしれません やっ...続きを読むぱり、映画を見てから読むのがオススメかも~。
映画が大ヒット!ということで興味を持ち、読んでみたが、、、 「映画の脚本本」と思って舐めていたが、本当に面白く、、、読む手が止まらなかった。 時代背景、任侠の世界、敗戦後の長崎、万博前の大阪、芸妓、舞妓の世界に、義太夫。。。 とても新鮮で、でも、身近に感じられるわかりやすい説明、筆致で、本当に楽...続きを読むしく読めた。
歌舞伎というなじみのない世界を生きてゆく男の物語。非常に重厚な小説だった。語り口は古典劇の口上を聞くような感じであり、また一般の人にはあまりなじみがなくて退屈しそうな歌舞伎の舞台の場面の描写も非常に臨場感にあふれていて、実際に歌舞伎を観るよりも迫力があるのではないかと思ってしまう。主人公の喜久雄は...続きを読む芸の道を究めてゆくのだが、最初は多くの仲間に囲まれていたのが、年を取ってゆくこともあり、また自分がどんどんと芸の高みに登ってゆくこともあり、それにつれてだんだんと孤独になってゆく。その姿が非常に寂しそうで印象的だった。その姿はこの小説を原作にした映画でも描かれるのだが、映画ではあまり描かれることがなかったのが、主人公喜久雄を少年のころからずっと支え続けてきた徳次だった。主人公の不良仲間のような人物だが、それでも非常に男気があり、また主人公に対する忠義は強く、またチャンスをものにするための思い切りにも富む人物。いずれも私にはないもので、かっこよくもうらやましくも思えた。映画も非常に良かった、原作と映画とどちらがいいかといわれると、甲乙つけがたい感じ。映画を観た人には原作も読んでほしいと思う。
映画を観て消化不良なとこが何箇所かあったので読んでみた、映画とはまた異なる内容だったがどちらもよかった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
国宝
新刊情報をお知らせします。
吉田修一
フォロー機能について
「朝日文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
国宝 1
悪人 新装版
おかえり横道世之介
7月24日通り
愛に乱暴(上)(新潮文庫)
あの空の下で
アンジュと頭獅王
怒り (上)
「吉田修一」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲国宝 上 青春篇 ページトップヘ