【感想・ネタバレ】国宝 上 青春篇のレビュー

あらすじ

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

映画から原作へ飛んできました。
えー、原作はそうだったのねとびっくりするところもありました。
徳ちゃん…出番そんなあったんか!

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2026年10月22日

Posted by ブクログ

上巻を読み終わっての感想。
まだ下巻を読んでいないが上巻の時点で面白い。時代劇のような語り口の構成が意外に読みやすいという気づきがありました。
歌舞伎は全く門外漢ですが舞台装置や演目などの説明が上手くするすると頭に入ってきます。
キャラクターも個性が立っています。
下巻が楽しみです。

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2026年10月21日

Posted by ブクログ

極道と梨園
帯を見た時から、苦手な感じでずっと手に取らず仕舞いだった作品。
読み始めも独特な言い回しに読み切れるか不安を感じていたものの。
めちゃくちゃ面白い。作品に引き込まれていき、もうちょっととページをめくるうちにあっという間に読み終わってしまった。

歌舞伎の世界って想像もできないくらい厳しく、世襲のしきたりの中で芸以外にも堅苦しく難しいのだろうなぁと。
半次郎を襲名したけれど後ろ盾もなくなり、後半は苦しいことばかりの喜久雄が俊介の登場にどうなっていくのか下巻が気になる。
2人とも報われてほしい!

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2026年10月09日

Posted by ブクログ

映画で有名な「国宝」
映画は見ていないけれど、
積んであった小説を読んでみた。
ところが、なんと、
心地よい語り口調で物語が進むので、
あっという間にのめり込んでしまった!
そしてすぐに、あっこれ映像で見てみたい!と、
思った次第で‥
今頃になって後悔先に立たず。
喜久雄と俊介の波瀾万丈な人生!
歌舞伎をを知らなくてもその世界に浸かってしまった。美しい映像が浮かんでくる。
気がする。実際は知らないのでたぶんですが‥
まだ、前半ですが、後半が楽しみすぎる。

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

映画に感動して原作を読みたくなり、シルバーウィークを利用して読んだ。映画では詳細に描かれていない描写や背景が色濃く描写されていて大満足だった。エピソードはぜひ読んで確かめてほしいので割愛する。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

とにかく、映画よりも描写、内容、全てが色濃く、取りこぼしがなく。人生がすべて詰まったお話。

映画だけで終わってしまった人は、もったいない。脳裏の映像の国宝を超えて、より、鮮明に記憶になる。

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2026年09月24日

Posted by ブクログ

 少年が歌舞伎役者となり、芸の精にまで到達する過程を青春小説のスタイルで描き貫いた小説だ。主人公の喜久雄は「世間」や「現実社会」である大人の世界を脇に置いたまま、成長、成熟し、人間界を脱する境地に行く。
 それが、この小説の語り口とも符合している。冒頭の長崎の場面では、地元方言がふんだんに出てくるが、一貫しての「ございます」調で同化せず距離感を醸す。舞台が大阪に移ると、今度は語りが生き生きとしだす。登場人物とも語調が合い、喜久雄の息遣いまでが感じられる描写を続ける。さらに舞台が東京に移ると、俯瞰的で世間の眼差しを含みだす。
 この小説の語り手は一体誰なのだろう。作品の最後に次のような記述がある。
 「しかしそれでも、この歌舞伎座の大屋根から見下ろしておりますと、その不器用な役者の姿が、父親の仇を討とうと、朝礼の最中に駆け出した、あの一途な少年の姿に重なってくるのでございます」
 語り手は、歌舞伎座の大屋根から喜久雄の姿を見つめるのだ。それは芸の神様か。いや神ならば、喜久雄が自分たちに近づいてくるように描き、遠くに離れていくようには語らないはずだ。では生きている者の視点か。喜久雄の長い人生を同伴する登場人物は春江や徳次がいるが、彼らの芸の理解は役者とは別次元にあるだろう。
 俊介の父であり喜久雄の師である二代目半二郎が、長崎での喜久雄との出会いから語り始め、死してなお語り続けたか。 
 芸の神様は、喜久雄に人間を超えさせようとする一方で、俊介には人間の「業」を与えた。俊介は長男を失い、父からの遺伝による糖尿病で両足を失い、命を落とした。人間の業もまた芸の重要なテーマだ。
 喜久雄と俊介。天才二人が芸の真髄を追求する姿は実に美しい。半二郎は二人を育てたが、俊介に血を残す人間的な役者だったのではないか。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

映画を観たらものすごい内容だったので、原作を読みたくなった。
まだ半分読んだだけだが映画と違うところがあり、やはり時間の制限がない本は丁寧で詳細な描写ができるのが良いと思った。
とくに良かったところは案内役の語り口。これが有るのと無いのとでは話の進み具合が全然違ってくると思わされるほどの存在感。
すべてが素晴らしく、後半も一気読みになる予感しかない(笑)

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2026年09月15日

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映画公開直前に上巻だけ買ったものの、映画を先に3回観てしまったので積読していた。
映画は言わずもがな神作だったが、本は映画よりもひとりひとりの人物について深掘りされていたり映画にはなかったエピソードも描かれていて、遅くなってしまったけど読んでよかった!!つまり映画も本もどちらも最高傑作です。
独特の語り口だし知らない言葉もたくさん出てくるのに内容がスルスル頭に入ってきて一気に読めたのは、映画を観ていたおかげで映像が浮かびやすかったのと、ストーリー展開がテンポよくて面白いからなのだろうなと思った。
徳次の人物像やマツとの関係性が深掘りされているところ、あとはやっぱり喜久雄と俊介の関係性やふたりの葛藤、苦悩が刺さった。

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2026年09月11日

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歌舞伎の話で自分の興味と外れているのでは?と敬遠していたのが勿体無い。早く読めばよかった。引き込まれた。

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2026年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を観てから原作が小説だということを知り、読んだ。映画を観ているためあらかじめ「ここはこのシーンなのか」というのがたくさんあるだろうと思ったが、原作と映画は全くの別物だった。
原作には映画には登場しない人物もたくさん出てきている。幼馴染の徳ちゃんが、わりと結構最後まで出てくる。また弁天という男や万菊と双璧をなす女方など、その数は多い。
映画版では花井白虎の死は中盤の一つの盛り上がりとして描かれているが、小説において彼はあまりにも早く死ぬ。
このように原作とは別物なので、本当に映画が好きな人も新鮮な気持ちで楽しめるだろう。

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2026年09月09日

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映画を観た後に小説を読みました。
映画でいまいちピンとこなかった部分は、なるほど、こんんにざっくりカットされていたからだったのかと、伏線じゃないけど伏線回収する感じでとても楽しく読むことができました。

(彰子はもっと大きな役割があったんだ!とか、藤駒と自身の娘にもっとちゃんと関わってたんだ!とか、万菊さん全然菊雄推しじゃないじゃん!とか)

実際の歌舞伎は数回しか鑑賞したことがなく、詳しくないので、映画のビジュアルを観ていなければ、歌舞伎の描写画面を読んでもピンとこなかったと思うので、歌舞伎に詳しくない私のような人は、映画を観てから読むとより楽しめると思います。

下巻に続く

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

オーディブルで読んだ(聴いたが)、長崎のヤクザの父親を目の前で殺され、小学校の朝礼で仇を討とうとした少年・喜久雄が京都で歌舞伎役者を目指す…そんな出だしから引き込まれてしまい、、

弁慶のように喜久雄を守り、助ける相棒のトクジや同郷のハルエも、同じ歌舞伎役者を修業する丹波屋坊ちゃんの俊介、喜久雄に襲名させることを決める花井半二郎…人物そのもの、関係そのもの、生きているエネルギーが大きくて、長崎から京都、そして東京への、その場所その場所での芸事に携わる人物達の凄みに圧倒されてしまった

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

映画を観てから読んだ。
映画では描ききれなかった事があるだろうなとは思っていたけど、当然そうで、本を読んで良かった。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

映画を観たあとに読みました
歌舞伎を知らない私にとっては、映画を観てからの方が想像しやすくとても面白かった
続きが気になり読み始めると止まらなくなる
気付いたら読み終わっていた

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2026年08月26日

匿名

購入済み

話題の国宝。映画を観る前に、こちらの書籍を先に読みたくて手に取りました。
時の流れるスピードも早く、それなのにぎゅっと濃い年月を感じる事ができました。上巻の1冊を読み終えたのに、5冊分ぐらいを読んだ感覚になりました。

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2026年06月21日

購入済み

映画を観てから読んでます

何回も観た映画なので、映像が浮かびます。でもやっぱり小説の方が奥が深くて、映像では表現されていない部分も見えて来て読んで良かったと思います。まだ半分、後半も楽しみです。

#深い

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2026年04月15日

匿名

購入済み

映画をみて余韻が凄く、深く知りたいと思い原作を手に取りました!原作を見てから再度映画を見に行きましたが、1回目よりも楽しめました。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

映画版『国宝』の小道具(予告編にも登場する少年時代の主人公達が乗る自転車)を依頼された際に、時代背景考証の参考として読んでおこうと軽い気持ちで読み始めましたが、グイッと引き込まれました。普段あまり読書しない映画版だけ観たという方もまずは読んでみる事をオススメします。とにかく冒頭から情景描写が圧巻です。

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2026年10月22日

購入済み

映画から。

映画を見ました。素晴らしくて、今も心に情景が浮かびます。映像化、アニメ化で作品を知り、原作を読みます。それがどう演出されたのかが楽しみです。今回、キャラクターの細かな背景を知ることができました。全ては原作ありき。

#感動する #深い #カッコいい

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

映画のものを配信でみましたが、それを副音声で解説してくれているような感じで分かりやすく、脳裏に映像が浮かび上がってくるような気になれました。

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2026年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画も見たけどこっちのほうがとても好み!エグくない。特に男女関係が。喜久雄と春江の関係もさらっとしてるから乗り換え感がないし、喜久雄と俊ぼんの関係もいい。それに徳ちゃんもいい。
映画の映像確かに凄かったけど、話はこっちのほうが好きだ。

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2026年09月15日

Posted by ブクログ

星4.8
上下巻まとめての評価です。

映画が先か?小説が先か?
映画が先のお勧めが多かったので、映画を先に観ました。
映画と小説、もちろん大筋は同じなんですが、映画は舞台が見せ場で素晴らしいですね。
終わり方が違っていて、小説の方が余韻があって私は好きでした。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

大ヒットした映画に興味を持ったが、3時間は観れそうに無いため、小説を読んだ。
歌舞伎については興味ないが、これを読んで少しだけ興味が湧いた。
面白く読み進めるのが苦じゃ無い。
下巻も楽しみ。
ただどうしても喜久雄を横浜流星、俊介を吉沢亮に脳内変換して読んでしまう。
逆のはずなのに。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。

1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

万菊さんの「あなた、歌舞伎が憎くて憎くて仕方ないんでしょ。でも、それでいいの。それでもやるの。」というセリフ、もとは俊坊へのセリフだったんだ

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

映画を見てから読んだ
まだ上巻だけだが、細かい生い立ちや人間関係などが描かれており、内容が濃く、読み応えがあった。
映画の内容は、ほんのごく一部で、かなりの部分端折られてる感じ。
ぜひ、映画見た方は読んでもらいたい!
引き続き下巻読みます!

オーディブルでも聞いたけど、こちらもおすすめです!

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

登場人物全員が魅力的な素晴らしい作品でした。
前半は文体が好みではなく、入り辛さもあったのですが慣れて来てからは続きが早く知りたくやめられなかったです。

下巻を読むのが楽しみで仕方ありません。

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2026年11月01日

匿名

購入済み

引き込まれました

映画が好評ということで、とても気になっていたのですが、原作が有るという事で、映画を見る前に読むことにしました。どちらが先が良かったか?はまだ分かりませんが、とても面白く、あっという間に上巻を読み終えました。早く映画がみたいです。

#泣ける

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

歌舞伎という芸能の世界にのめり込んでいく二人の物語。一人はヤクザの生まれも抗争で父親をなくし歌舞伎の大物に拾ってもらい、もう一人はその息子としてサラブレッド教育を受けている。共に切磋琢磨するものの、片方は才能に胡座をくみ、片方はこの道しかないと必死に食らいつく。一方は根性が足らず父親に崖から突き落とされ、片方は血筋のなさで共に挫折を経験する。芸能という特別な世界ではなくても才能や努力の足らなさで挫折する人は多いけど、そういう人の人間の心の弱さや、とはいえ、支えてくれる人はいるということをうまく表現できていると感じる作品。

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2026年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

極道の親分の長男として生まれた喜久雄。坊ちゃんと呼ばれて育てられるが、ヤクザの闘争で親を亡くし、歌舞伎役者の元へ預けられる。
いつかその才能が花咲くのだろうという期待で読み進められるが、なかなか努力が実らず辛い日々が続くのが苦しい。刹那的で暴力的な性格も、読んでいて怖いので苦手。
下巻では俊介との関係やさらなる活躍が描かれるのか楽しみ。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画のあと予約入れて、ようやく。本だと丁寧に描かれているので、そういうことね、と理解したり。(それでも、坊の結婚は可能なのか?感はあるけど)
ざっくりいうと歌舞伎に生きる人の一代記なんだけど、情熱が静かに伝わってきて、読み応えがある。歌舞伎という世界を垣間見れて、興味深い。確かに観たくなるな。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

第一章 料亭花丸の場
第二章 喜久雄の錆刀(さびしがたな)
第三章 大阪初段
第四章 大阪二段目
第五章 スタア誕生
第六章 曾根崎(そねざき)の道行(みちゆき)
第七章 出世魚
第八章 風狂無頼(ふうきょうぶらい)
第九章 伽羅枕(きゃらまくら)
第十章 怪猫(かいびょう)

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ 極道の家に生まれながら、芸道の世界へと飛び込んだ喜久雄。そして、歌舞伎界のサラブレッドとして生まれた俊介(俊ぼん)。対照的な生い立ちを持つ二人の若者が、血と汗の滲む激しい芸の精進を経て、時に高め合い、時に嫉妬し合いながら歌舞伎の最高峰「国宝」へと登りつめていく一代記。上巻では俊介の出奔や喜久雄の台頭、俊介を陰で支える徳次たちの絆と葛藤が描かれ、下巻では病魔や事故という過酷な運命に翻弄されながらも、命を削って狂気と美の境地へと挑み続ける二人の凄絶な生き様が描かれる。
所感・深掘り 映画の映像美やシーンを頭の中で反芻しながら、原作小説の文字世界と対比させて読むという、贅沢で深い読書体験ができた。
上巻では、映画では登場シーンが控えめだった徳次が、物語の根幹を支える極めて重要な人物として描かれていたのが印象的だった。また、俊ぼんが出奔した際のシチュエーションの違いや、彼が見つかる「化け猫」のシーンの圧倒的な描写には鳥肌が立った。文字だからこそ伝わる狂気と妖艶さがあり、「このシーンをぜひスクリーンでも観てみたい」と強く感じさせられた。
一方、下巻で俊ぼんの足が切られる壮絶な展開を経ていく中で、映画オリジナルの演出(カメラマンとなった綾乃と父の再会シーンなど)の素晴らしさも再認識した。映像ならではの視覚的な感動を知っているからこそ、文字表現だけでは補いきれない切なさや情景もあり、映画と小説の表現手法の違いについて考えさせられた。
圧倒的な映像表現で観客を魅了する映画と、登場人物の生々しい執念や行間を深く掘り下げる小説。双方を重ね合わせることで、歌舞伎という芸に命を捧げた男たちの狂おしいほどの情熱と美しさが、より立体的に胸に迫ってくる傑作だった

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

貧乏には品がある。しかし、貧乏臭さには品がない

唯一、王様を笑えんのが芸人の特権やで。それが王様になってどないすんねん

俺たちみたいに口の達者な奴のほうが偉い世の中なんて、俺は真っ平やわ。・・・・・俺は、いっこもおもんなくても、口下手な奴を信じるわ

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2026年09月13日

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