【感想・ネタバレ】国宝 上 青春篇のレビュー

あらすじ

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 映画の記憶を呼び起こしながらも、一から読もうとじっくりページをめくった。吉田修一さんの他の色を見せてもらった感じがする。

 花井白虎の残した多額の借金を喜久雄は自ら引き受けた。「当たり前や。‥‥それにな、誰かの世話になるっちゅうのは、そういうことや。同じ極道の出やないか。徳ちゃんにかて分かるやろ?」と当然のように言った。
 歌舞伎が好きで好きでたまらないという喜久雄。徳ちゃんも俊介も万菊さんも‥登場人物がとにかく魅力的。

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先に映画を見た。映画も4時間クラスでかなり長かったが、それでもかなり端折っているというので原作を読まねばならないと思い、購入。

喜久雄の人生を語り手が語り口調で紡いでいくため、文体的には読みにくい。(言い回しも古めかしい)

歌舞伎のセリフも多いので、映像を見てからの方がイメージしやすいと思う。喜久雄の人間臭さがありありと伝わってきて胸が締め付けられる部分も…

明らかに影の立役者は徳次なのに、映画では冒頭の一瞬で消えた笑
映画を見たら、絶対に原作を読んだ方がいい。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歌舞伎の世界で切磋琢磨する任侠一家出身の喜久雄と梨園名門の御曹司俊介。 十代で既に打ち込めるものを見つけた喜久雄の運命が何とも。半次郎の最期の叫びを喜久雄はどんな思いで聞いたのか。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い。
映画も素晴らしいが原作も良い。映画では省略された詳細が書かれている。
柔らかな語り風の描写が良い。辛い話だが和らげてくれる。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

万菊さんの「あなた、歌舞伎が憎くて憎くて仕方ないんでしょ。でも、それめいいの。それでもやるの。」というセリフ、もとは俊坊へのセリフだったんだ

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画に感動して手に取った。
当然映画はいろいろ端折られている。でも、改めて映画は映画でとてもまとまっていたのでは…と思った。

徳次の存在
これは小説において重要。喜久雄が寡黙なタイプ、表現が薄いタイプなだけに、かなり効いてくる。喜久雄にとってなくてはならない存在。そして読者的には喜久雄がヤクザの血筋であることを要所要所で思い起こさせる。

ヤクザの勢力図と歌舞伎界の勢力図
なんかね…ヤクザっていたんだなって…この時代を生きてきていないから、ちょっと理解しにくくはあるけども、どう立花組が解体させられていくのか、それでも辻村には頭が上がらない、なんなら資金援助を受けているとか。立花組のことを夜の女性達が哀れむほどとか。描かれ方が切ない。
梅村が白虎の件で左遷され、喜久雄の後見人に万菊がならず、鶴若がなる。そして端役しか渡されず、地方巡業。一方、竹野が俊介を見つけ、万菊が後見人となる。俊介には良い役が与えられ、万菊と共演。一方の喜久雄は端役も端役。歌舞伎界の後見人の必要性が描かれていた。

マツ
小説で印象的な女性はマツだった。喜久雄の実の母ではないのに、千代子に顔向けできるような子育てをと奮起している。いや、それ以上の母としての愛を感じた。大阪に送り出すときに他のヤクザの家はダメだと大反対、突然帰省した喜久雄に女中姿を見られたときの切ない対応、何よりも優先する仕送り、大阪へは行かず、いつか東京で喜久雄の歌舞伎を観ると長崎で小料理屋を営む決意。なんか、かっこいいお母さんだよね。見栄で大阪行くときに良い着物を質屋で借りるとかさ、立花組の妻の意地と見栄もあり、一生懸命な人。

さてさて、彰子が登場して上巻は終わり。下巻も楽しみ。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を観てから読んだ。
喜久雄がひどい目に遭ってばかりで辛いわ、周囲に腹立つわで手が進まず…
映画と同じなら結末はわかっているが…
俊介を見つけて連れ戻したのは竹野だったんだ〜など映画で変更や省略された部分を知るのは楽しい。徳ちゃんめちゃいいやつ。

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2026年08月02日

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