馳星周の作品一覧
「馳星周」の「少年と犬」「飛越(ジャンプ)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「馳星周」の「少年と犬」「飛越(ジャンプ)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
横浜市立大学文理学部卒。1996年『不夜城』でデビュー。『夜光虫』、『M』、『生誕祭』など数多くの作品を手がける。『不夜城』で第15回日本冒険小説協会大賞日本部門大賞、第18回吉川英治文学新人賞を受賞。映画化もされている。『漂流街』、『M』も映画化されている。
Posted by ブクログ
和犬とシェパードの雑種犬・多聞を巡る7作の短編集。
表題作の少年と犬の舞台となる熊本まで、様々な人と出会いながら仙台から旅をする。その過程で、人々の孤独を癒やしていく多聞。旅路の果てで、多聞を待つ者とは…。直木賞受賞作。
これは良い本だ。
読み始めてすぐにそう思った。賢く、慎み深い多聞をすぐに気に入ったし、誰と出会っても西の方をじっと見つめるという謎がちょうどよく興味を引いて、先へ先へと読み進めたくなった。表題作「少年と犬」に辿り着く頃、私はどこに連れて行かれるのだろうとわくわくした。そして、それが幸せな結末であることを祈りながら読んだ。
「老人と犬」で、片野弥一が多聞は孤独と死の匂いを嗅