フェスタ

フェスタ

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

北海道浦河町で生産牧場を営む三上収、三上徹の親子。
パリ・ロンシャン競馬場で開催される世界最高峰の「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いない――と確信していた。
そう結論づけた収はその産駒であり、かつて凱旋門賞で二着となったナカヤマフェスタの種付けを続けていた。そうして収が自信を持って作り出した仔馬は、調教師・児玉健司の目に留まり、将来の可能性を信じた馬主の小森達之助に引き取られることに。
二歳となりカムナビと名付けられたかつての仔馬は、美浦の児玉厩舎に引き取られ、その気性の荒さから厩務員である小田島雅彦らに手を焼かせていた。
一進一退しながらも着々と結果を残していくカムナビ。
目指すは、日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇。
生産者、厩務員、調教師、馬主、ジョッキー……ホースマンたちの夢を一頭の競走馬に懸けた熱き物語。

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フェスタ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ナカヤマフェスタ産駒のカムナビの凱旋門賞挑戦のストーリー。一体どんな結末になるのかとはやる気持ちを抑えてページを読み進めた。ステイゴールドの血を継ぐメイショウタバルも同じようなドラマチックな展開があったが、本当にリアルで起こって欲しいと思える結末でした

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    本当に面白かった。競馬が好きな人にはたまらない。あぁ、あの馬はそうだよなって頷きながら最初から最後まで一気に読み進められます。やっぱり愛さずにはいられない一族でした。

    0
    2026年10月15日

    Posted by ブクログ

    ステゴ産駒の中から、オルフェでもゴルシでもなくナカヤマフェスタを選ぶのが良い。
    ナカヤマフェスタの気性難をしっかり引き継いだカムナビと、競馬界の中で一線級になれず燻っている人々が、カムナビに凱旋門賞を獲らせるという同じ夢に向かう中で熱い気持ちを取り戻し人生を変えて行く。
    レースの描写が細やかで、頭の中で映像が浮かんでくるよう。
    結末も良かった。作中のカムナビの癖の強さがもうカムナビならこの結末しかないよねと納得させてくれる。読後感は爽やか。
    馳星周の競馬を題材にした小説の黄金旅程、飛越、ロストインザターフと読んだけど、個人的にフェスタが1番好き。
    ぜひカムナビ産駒の続編を書いてほしい。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    ステイゴールド産駒、ステイゴールド、ナカヤマフェスタ、競馬が好きな人は必読。

    競走馬一頭にさまざまな人々が関わり、夢を追う胸が熱くなる作品でした。

    後半は目頭が潤みながら読みました。
    ネタバレになるので書けないのですが、最後のレースは『さすがこの血統だな。』と笑ってしまいそうになりました。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    2024.9.23
    『神様は返事を書かない』読後、競馬というか、競走馬に感情移入して関連本乱読開始


    涙腺崩壊。泣きながら読んだ

    レースの描写が素晴らしかった。
    カムナビの自我を許す鞍上の若林の心境の描写やカムナビに出す合図や鞭を入れる細かなシーンがとてもいい。
    自分の目でカムナビが駆けている姿をみたようだ

    ホント、健気な、愛すべき生き物だな。


    人間の都合でシステムが出来上がってしまっている以上、これを止めることは出来ないだろう。
    であれば、せめて、このシステムの中で、最良の日々を過ごせるようにしなきゃならない。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    新年1冊目の読書にふさわしい本でした。
    日高の小さな小さな家族経営の牧場で生まれたサラブレッドが凱旋門賞までたどり着く。
    その道のりには笑いあり涙あり馬に関わるホースマン達の心と心を繋いでいく感動の物語。
    自分が競馬好きだったのもあり最近読んだ本の中では抜群に面白かった。

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    競馬に興味がないので、G1とか凱旋門賞とか名称としては知っていても、詳しくは知らないし、そもそもそれがなに?って感じなんだけど、いやいやこの小説は引き込まれた。一一頭のサラブレッドを中心、凱旋門賞優勝を目指すその熱気に自分も気が付いたら巻き込まれていたような感覚。

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    すごく時間をかけて読んだ一冊。
    とっても素敵な物語で、小説を読んでいるだけなのにまるで、レースを見ているかのように展開が映像化され、カムナビの根性などがすごく伝わってきた。
    カムナビも化け物だったけど、そうおもうと
    イクイノックスは、もう化け物以上ではと改めて感じた。

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    弱小の生産牧場と馬主と厩舎が凱旋門賞の夢を追うサクセスストーリー。大人たちの必死さと我関せずのカムナビの対比が気持ちいい。第二世代が活躍する続編も読みたい

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    日高の零細牧場で牧場主の強い思いを受けて生まれ、関係する人々の人生と夢を背負って走るカムナビ。

    日本の競馬界では決して正統な優駿ではないが、重馬場には圧倒的に強く、凱旋門賞で2着となった血統。

    この馬の癖の強さが、物語に拡がりと深さを加える。

    生産者、馬主、厩舎の調教師や厩務員に騎手など、競馬関係者の馬との関わりや馬に掛ける思いが実感をもって伝わってくる。

    レースの場面は臨場感に溢れ、GⅠや凱旋門賞の展開は手に汗を握る。

    凱旋門賞の結末には意表を突かれたが、エピローグともども本書にはふさわしいと感じた。

    父親のナカヤマフェスタ始めとする実在した馬たちも登場し、競馬ファンにはさらにリアルに感じられるだろう。

    0
    2024年05月25日

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