馳星周のレビュー一覧

  • 黄金旅程

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    昔、ゲームではダービースタリオンやウイニングポストを齧ったことがあり、実際に競馬場にも行ったこともあるので、非常に入り込みやすい内容であった。
    途中、谷岡厩舎の田島であったり、やくざの早坂とのやりとりにはノワール作家を彷彿とさせる場面もあり、緩急のある満足度の高いストーリーだと感じた。
    谷岡厩舎の息子である明良君や栗木牧場の恵海ちゃんの将来も気がかりだ。

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    2026年08月21日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    令和8年熊本地震後の余震が続く中、10年前の熊本地震が出てくるとは知らず読みました。
    東日本大震災で飼い主を失った犬の多聞が、離ればなれになった少年光を探して、岩手から熊本まで旅をする物語。

    まさか最後に熊本地震に被災とは。絶句。通勤のバスのなかで、涙しながら読み終えました。

    多聞が出会う人たちが、救われていきます。守り神になるのです。七福神だけに。

    映画はストーリーが違うそうなので、しばらくは見ないことにします。

    最後の終わり方が素敵です。きっとたくさんの連絡がくるのでしょう。

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    2026年08月18日
  • ゴールデン街コーリング

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    馳星周の自伝的青春小説。まあ、さすがに殺人事件は無かっただろうけど。20歳前後のまだ何者でもなく、何者にでもなれる可能性があった時代が描かれてて甘酸っぱい気持ちになった。面白かった。

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    2026年08月14日
  • ロスト・イン・ザ・ターフ

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    東野圭吾『白夜行』の解説を馳星周が書いている。
    東野圭吾にノワールは書けるのか?
    書けるんだな!
    丁度、その逆みたいな感じ。
    東野圭吾の守備範囲みたいな作風。
    ノワールの馳星周が?!
    そして競馬のサラブレッドみたいに見事に物語は駆け抜けてみせた。
    新境地? ではない。
    馳星周が元々持っている興味のある事に素直でいるに貫かれつつ狙った通りのラブコメになってた。
    自分は競馬はやんない人だし、さして興味もない人間だけど、細かい事知らなくても読める工夫はちゃんとしてあって面白く読めた! 流石、馳星周。

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    2026年08月10日
  • 海霧 ―ジリ―

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    二人と一匹の逃避行。大樹とジリの深い絆から、ジリの存在感が際立つ。爽やかなラストは期待してなかったけれど、切ないね。幸せになる未来が想像出来なくて、幸せな描写がある度、その先を考えちゃって辛かった。ラストの続きは描かれていないけれど、残された方も順風満帆にはいかないでしょう。作田さんの木彫りのエゾオオカミは完成するのかな。霧子のその後も気になる。後日談ぜひ読みたい!

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    2026年07月26日
  • フェスタ

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    ステイゴールド産駒、ステイゴールド、ナカヤマフェスタ、競馬が好きな人は必読。

    競走馬一頭にさまざまな人々が関わり、夢を追う胸が熱くなる作品でした。

    後半は目頭が潤みながら読みました。
    ネタバレになるので書けないのですが、最後のレースは『さすがこの血統だな。』と笑ってしまいそうになりました。

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    2026年07月18日
  • 海霧 ―ジリ―

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    ひょんなことからやくざに追われる羽目になった大樹と霧子、そして老犬海霧(ジリ)。一匹と二人のハッピーエンドを願って読み進めたが…。幸薄い人生を生きあきらめの境地でいた彼は心を温めてくれた霧子と老犬ジリも看取られ幸せだったのだろう。

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    2026年07月16日
  • 海霧 ―ジリ―

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    上手い。題材やストーリの好悪はあっても、巧みな表現力を駆使した美しく情景が思い浮かぶ文章を読んでいるだけで、精神が癒される。馳作品も本当にハズレがなく、好みが分かれる題材はあっても新作が出れば読んでみたくなる作家の1人。

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    2026年07月13日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    自分は身近に犬がいる環境に置かれたことがないので共感は少なかったが、「少女と犬」の瑠衣や最終章「少年と犬」の光のように自殺を思いとどまったり外に出かけたり話すようになったりドッグセラピーの効力を感じた。
    東日本大震災から10年以上経って忘れかけていた脅威を思い出させてもらった。最近地震が続いていてちゃんと備えないとなぁと感じたのでこれから防災グッズの定期点検します。

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    2026年06月28日
  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    相変わらず、馳さんの犬系の小説泣けた。障害を持ったわんちゃんの話、最後に家族と好きな人たちに囲われて安楽死した話、家族、会社全部失ってぶひ子に出会った中年の話、、、全部涙なしに読めん。今回も良かった。最後がなんとなくあの話につながってるのかなっと。あと、「犬は足が無かろうが、病気だろうが今を懸命に生きてる」というセリフに私も今を精一杯いきたいなと

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    2026年06月20日
  • 海霧 ―ジリ―

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    北海道を舞台にしたロードノベル
    主人公 大樹と愛犬ジリの絆が強くて泣ける!
    「人は死ぬ。必ず死ぬ。時に呆気なく死ぬ。」このフレーズが何度も出てくる
    途中から登場する、胡散臭いオヤジ作田が大樹にかける言葉「時間じゃねぇんだ。どんだけ時間かけたってダチにはなれねえやつらがいる。会った瞬間から気が合うやつもいる。そういうこったろ?」 いい奴だな、作田!

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    2026年06月20日
  • 海霧 ―ジリ―

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    馳星周作の犬が関わる小説は良い。
    ヤクザの女だった霧子と愛犬ジリと共にヤクザから追われる大樹。
    老犬の衰えと、広域に大樹たちを追うヤクザからの逃避行は、緊張を余儀なくされ、安楽な状況も直ぐに緊張ある逃避に駆り立てられてしまう。
    読む手が止めらないれない小説だった。

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    2026年06月20日
  • 海霧 ―ジリ―

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    大大大好きな馳星周の新作。
    ここしばらくは、競馬作品が続きうんざりしていたところ、待望の犯罪小説。
    老犬、北海道、愛する女、ヤクザに追われる旅、友・・・・・
    大雑把に言うと、読みながら結末が想像されてしまう・・・・のだが・・・・・、
    そこは、お構いなく・・・・、涙、ナミダ、なみだ・・・・
    充分に楽しませて頂きました。満足デス。

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    2026年06月04日
  • 少年と犬

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    どの短篇も読みやすかった。犬は人間には感じない寂しさや孤独、死の気配さえも感じ取れるんだろう。訳ありの人達が多聞と出会ったことで前向きになれたことは間違いない。南へ南へと向かった多聞。最後出会えて良かったが、もっと一緒にいてほしかった。けど再開できたことが多聞にとっては幸せだと思えました。

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    2026年05月27日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    4.7
    おもしろかった!
    犬をメインに短編の連作、西へ南へ向かう犬の目的は?
    最後の少年と犬でその理由がわかったときに深く感動
    多聞との別れは悲しかったけど、光にとってそれは別れではなかったとこにもまた感動
    1つ1つのお話で犬と人との関わりを読んで、改めて犬っていいなぁと思ったし犬が飼いたくなった!
    実家の犬に会いたい!!

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    2026年05月20日
  • ソウルメイト

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    人間と犬の関わり合いを描いた短編7話。すべて違った犬種の話で、それぞれの犬の特徴や性質を捉えて、人間の物語へと絡んでくる。
    やはり、犬の寿命は人間に比べて圧倒的に短い。ほぼ必ず、見送る事になるが、家族のように、場合によっては家族よりもつよい繋がりを持って過ごした場合は、悲しみは想像を絶するだろうと思われる。犬の十戒は、忘れずにいようと思いました。

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    2026年05月18日
  • 蒼き山嶺

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    すごくよかった。
    山岳小説の緊迫感と友情の切ない感情が相まって、なんともいえない気持ちになった。
    馳星周さんの小説はやっぱり好きだ。

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    2026年04月19日
  • 淡雪記

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    飛行機嫌いの私が離陸直前に想うのは、機内に美人を見つけたら、『神様はこんな美人を乗せた機体を墜落させるはずがない』という、全く根拠のない空想である。
    有紀の最後を鑑みると『美人薄命』のほうが正しいのか。
    彼女の障害者としての背景を考慮すると、すべての事件事故後の責任は敦史ひとりの仕業になるのかな、とふと思う。

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    2026年04月14日
  • 少年と犬

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    多聞が可愛かった。
    犬を飼いたくなる。
    どの短編も読みやすくて面白かった。
    文章だけで、犬の存在感やキャラをうまく表現できてて、驚きだった。

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    2026年04月06日
  • 少年と犬

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    わたしは今日も物語の世界に逃げ込んだ。ワンチャンが通り過ぎるたびに人が死んでいく!犬は人間より先に死んでしまうから悲しいよね。

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    2026年04月01日