馳星周のレビュー一覧

  • 少年と犬

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    多聞と出会った人たちとの物語がどれも心に残る一冊。犬の優しさと人との絆に胸を打たれ、最後は切なさと温かさが残りました。

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    2026年10月02日
  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    「ソウルメイト」の続編。
    動物と人との絆がとても温かく描かれていて、読んでいて優しい気持ちになり、何気ない日常の中にある大切なものに気づかされるような物語ばかり。
    動物を家族として大切にしたくなる一冊。

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    2026年10月02日
  • 海霧 ―ジリ―

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    馳星周さんとの出会いは少年と犬でした。
    海霧。男、女、老犬、そして愛と死。
    帯を見た時にやんわりとぼんやりと話の展開を想像して購入しましたが、物凄い速度で北海道を舞台にした物語に引き込まれました。
    ヤクザがらみの割にその辺りの攻めは少し甘かったものの(そこではない)状況、心情、情景はとてもリアルに伝わってきました。動物病院の木幡の所でジリの具合を診てもらい、そこを離れるまでの場面では心拍数が上がって休み休み読んでいました。
    ジリの存在は大樹にとって人間が変わるほどの存在であり、霧子もまた生きている間に愛すると言うことを知る。
    今回の物語では犬でしたが、動物は人間に愛することを教えてくれる大切な存在なのだと改めて感じました。
    ラストは涙を堪えられず心拍数を無視して読み切りました。
    「人は死ぬ。必ず死ぬ。時に呆気なく死ぬ。」
    誰でも必ず死ぬ、でも決して呆気なくではなかった。
    大樹のジリと霧子への愛が心に染み入ってきた素晴らしい作品でした。

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    2026年09月21日
  • 少年と犬

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    ずっと泣きながら読んだ。
    数年前に17年共に過ごした愛犬を思い出すので
    辛いのに読んでしまった。
    犬ではないけど、犬の気持ちが分かるわけではないけど、そちらにも感情移入してしまう。

    旅する多聞が不幸になりませんようにと祈りながら読み進めた時間だった。
    最後は涙涙で、でも本望だったんだよね多聞。
    温かい時間をありがとう多聞。

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    2026年09月13日
  • フェスタ

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    ステゴ産駒の中から、オルフェでもゴルシでもなくナカヤマフェスタを選ぶのが良い。
    ナカヤマフェスタの気性難をしっかり引き継いだカムナビと、競馬界の中で一線級になれず燻っている人々が、カムナビに凱旋門賞を獲らせるという同じ夢に向かう中で熱い気持ちを取り戻し人生を変えて行く。
    レースの描写が細やかで、頭の中で映像が浮かんでくるよう。
    結末も良かった。作中のカムナビの癖の強さがもうカムナビならこの結末しかないよねと納得させてくれる。読後感は爽やか。
    馳星周の競馬を題材にした小説の黄金旅程、飛越、ロストインザターフと読んだけど、個人的にフェスタが1番好き。
    ぜひカムナビ産駒の続編を書いてほしい。

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    2026年09月11日
  • 一か八か ギャンブル傑作コレクション

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    阿刀田高、黒川博行、佐藤正午、西村京太郎、馳星周、星新一、夢枕獏『一か八か ギャンブル傑作コレクション』角川文庫。

    ギャンブル小説のアンソロジー。7編の短編を収録。西村京太郎、星新一のギャンブル小説はかなり珍しいのではないか。

    自分はギャンブルは余りやらない。遥か昔、20代から40代の頃はパチンコをやっていたが、主に羽物という極めてギャンブル性の低い機種であった。羽物だと打止め台の開放を狙えば、少額ながらほぼ勝てた。

    7編の短編のいずれも、麻雀、競輪、競馬、カジノ、賭け将棋とバレエティに富んだギャンブルをテーマにしており、いずれの作家も勝つか負けるかの真剣勝負のジリジリした感じを見事に表現しているのが面白い。


    阿刀田高『ギャンブル狂夫人』。阿刀田高は久し振りに読んだ。最後に阿刀田高らしいオチが待ち構える短編であった。結婚1年目の夫婦が記念に奈良と京都に旅行する。旅先で見掛けた中年の夫婦は2人が行く先々に現れ、少しずつ挨拶を交わすようになる。結婚1年目の夫がホテルのバーで1人飲んでいるとそこに件の中年夫婦の夫人が現れる。夫人はタバコを吸っただけで銘柄を当てられると言い、30万円を賭けて勝負することになる。

    黒川博行『東風吹かば』。昔、黒川博行はかなり読んでいたように思う。最後に読んだのは『後妻業』だったろうか。実を言えば、自分は関西弁の台詞が苦手で、次第に読まなくなったのだ。さて本作。バリバリの麻雀小説である。負けが混み、手持ちの資金も底を尽き、次第に焦る博打打ちの心情を上手く描いている。作家の黒田ヒロユキが編集者からの依頼で若手女性作家の花沢唯と麻雀を打つことになった。

    佐藤正午『きみは誤解している』。佐藤正午の作品は余り読んだことがない。知らず知らずにギャンブルにのめり込んでいく浅はかな男の姿が残酷に描かれる。結婚を間近に控えたJR職員の男と車内販売員の女。男は父親の形見とも言うべき500円の当たり車券を元手に競輪で一点買いを続け、元手を200万円までに増やしていた。女はギャンブルにのめり込む男を諌めるが、男は言う事を聞かない。男は結婚とその後の幸せな人生を選ぶのかギャンブラーへの道を選ぶのか。

    西村京太郎『三十億円の期待』。西村京太郎と言えば鉄道トラベルミステリーのイメージが強いが、ギャンブル小説も書いていたとは全く知らなかった。しかも、本作はディック・フランシスの競馬ミステリーのような味わいの短編だったことに驚いた。鉄道トラベルミステリーの傍らで、手慰みに書いた短編ではなく、レベルが高く、非常に面白かった。中央競馬会の職員である望月という男が本命馬に騎乗した佐々木騎手が落馬し、次のレースでも落馬、さらに次のレースでは手綱を引き、棒立ちになるというあり得ない失態を犯した原因を探るのだ。

    馳星周『笑窪』。既読であった。『古惑仔』の中に収録されていた1編。まさに馳星周と言っても良いほどの馳星周らしいピカレスク小説。あらためてこういう類いの小説を読むと、最近は大人しい小説ばかり書いているような気がする。酒と博打と女に目が無い腕利きの板前が地下カジノでマレーシア人ディーラーの女にのめり込む。

    星新一『四で割って』。星新一も物凄く久し振りに読んだ。ショートショートではなく賭け事をテーマにしたユーモラスな短編である。賭け事が好きな四人組が公営ギャンブル以外の様々な賭け事をする。やがて四人は賭博容疑で警察に捕まり、裁判に掛けられるが、ありとあらゆることを賭け事の対象にする。

    夢枕獏『銀狐』。こちらも既読であった。真剣師の加倉文吉を主人公にした短編。『夢果つる街』に収録されていた1編。祭りで賑わう街の一角で金を賭けての詰将棋を商売をする木崎という男と加倉文吉が出会う。木崎の作った詰将棋を次々と詰んでみせる加倉に木崎は賭け金を釣り上げていく。

    本体価格960円
    ★★★★★

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    2026年09月02日
  • 黄金旅程

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    主役は 北海道 日高で 騎手を目指した幼なじみ二人。どちらも挫折。一人は 養老牧場を営む装蹄師に。もう一人は 紆余曲折のうえ調教師に。
    もう一頭の主役が 漢字の馬名“黄金旅程”。

    競馬のことはよく知らない。競馬場に行ったこともなければ 馬券を買ったこともない。
    たまに 日曜日の“G1レース”を見るくらい。
    しかし 馬は可愛い!疾走する姿はさらに格好いい!

    多くの人達が 熱狂する競馬、G1レース。
    知りたいと思っていた。

    競馬は 牧場にしても 生産、育成、養老、、、牧場。色々あるらしい。人としては 馬主、生産者、調教師、厩務員、騎手、装蹄師、、、。多くの人達が関わっている。頂点の“G1”を目指して こんなに多くの人達を巻き込んで その人達の夢とお金を向かわせているなんて。

    馬たちにも それぞれ個性があって。

    “競馬”の内幕が知れる一冊であり、競争馬を愛する人たちの物語でした。

    ラストが良かったです!
    皆んなの思いが報われて。


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    2026年09月02日
  • 飛越(ジャンプ)

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    障害競馬つてジャンルがあることも知らない競馬初心者でも熱くなれる。専門用語もきちんと説明されてるのにストーリーのテンポ良く円谷翔吾の世界にハマりました。相棒馬のキアーロディル―ナの描写も実に良い。
    絶対的王者ルプスティに乗るのは後輩森山翔吾はたしてどちらが勝つのか?

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    2026年08月31日
  • 不夜城

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    初版で購入した当時は高校生で、なぜこの本を手に取ったのか全く記憶にないが、繰り返し読み過ぎて本がボロボロになり、ページがバラバラに解けてしまったので最近引越しの際に泣く泣く処分した。
    しかし再購入しようと思う。早くまた読みたい。
    それくらい自分には面白かった。 

    一般人の自分から見えている新宿と、くっきり地面に線をひいた裏半球にこんな世界があるのかと最初は胸が躍る。読み進めるうちに自分もその世界に引きずり込まれて、だんだんその場にいるかのような恐怖を感じてきて、主人公の健一が命をかけてでも歌舞伎町から離れない心理が理解できず、歯痒さを感じたりする。
    つまり自身の感情がフル稼働してアドレナリンが出ているようで、この興奮が癖になるから何度も繰り返し読むのだろうか。
    普通、結末を知っている本を五回も十回も読んで初回と同じようなスリルを味わえるものかと思うが、なぜか私にとっては毎回この世界に戻ってきたという懐かしさ、健一や夏美だけでなく上海や北京の”お友達”との再会、胸が詰まるラストまで、結局感情がフル稼働して、最後のページをめくった直後にまた一ページ目から読みたくなる。
    そんな小説に巡り合えることってめったに無いんじゃないか。

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    2026年08月31日
  • ロスト・イン・ザ・ターフ

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    馳星周『ロスト・イン・ザ・ターフ』文春文庫。

    『黄金旅程』に次ぐ競馬小説。と思ったら……

    自分自身は競馬には一切興味が無い。昔、ディック・フランシスの競馬ミステリーを読んでいたこともあるのだが、馬券を買うどころか、競馬場に足を運んだことが無い。従って、『黄金旅程』を手にした時も読むのに抵抗があったのだが、読んでみると非常に面白い作品だった。

    さて本作。競馬を知らなくてもロマンを感じる、なかなか面白い展開で物語は進んでいくのだが、メインストーリーは何とラブコメであった。馳星周が時代小説に挑戦した時にも驚いたが、今度はラブコメということで、腰を抜かしてしまった。

    笑いあり、涙ありのなかなか煮え切らぬ男女の仲にイライラしながら、読み終えての爽快感。馳星周のラブコメも良いではないか。

    『ロスト・イン・ザ・ターフ』という意味深なタイトルはブラフだったようで、見事に引っ掛かってしまった。


    ある日、亡き兄の聡史が遺した競馬バー『Kステイブル』を営む倉本葵は、競馬場のパドックで目にした芦毛の競走馬ウララペツに一目惚れしてしまう。それ以降、ウララペツが出走するレースには必ず通っていた。

    しかし、メジロマックイーンのラストクロップという素晴らしい血統を引きながら戦績の振るわないウララペツに引退の噂が流れる。戦績が振るわずに引退した牡馬は食肉にされる運命なのだが、葵は、亡き兄の親友の前島芳男の勧めもあり、自ら馬主となってウララペツを種牡馬にする覚悟を決める。

    伝手を辿り、変わり者の馬主の穴澤からウララペツを僅か10万円で譲り受け、さらには種牡馬にするための資金の支援を受けることになった葵は、前島と共にウララペツを受け入れる牧場を捜すために北海道の日高へと向かう。

    本体価格990円
    ★★★★★

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    2026年08月28日
  • 黄金旅程

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    昔、ゲームではダービースタリオンやウイニングポストを齧ったことがあり、実際に競馬場にも行ったこともあるので、非常に入り込みやすい内容であった。
    途中、谷岡厩舎の田島であったり、やくざの早坂とのやりとりにはノワール作家を彷彿とさせる場面もあり、緩急のある満足度の高いストーリーだと感じた。
    谷岡厩舎の息子である明良君や栗木牧場の恵海ちゃんの将来も気がかりだ。

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    2026年08月21日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    令和8年熊本地震後の余震が続く中、10年前の熊本地震が出てくるとは知らず読みました。
    東日本大震災で飼い主を失った犬の多聞が、離ればなれになった少年光を探して、岩手から熊本まで旅をする物語。

    まさか最後に熊本地震に被災とは。絶句。通勤のバスのなかで、涙しながら読み終えました。

    多聞が出会う人たちが、救われていきます。守り神になるのです。七福神だけに。

    映画はストーリーが違うそうなので、しばらくは見ないことにします。

    最後の終わり方が素敵です。きっとたくさんの連絡がくるのでしょう。

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    2026年08月18日
  • ゴールデン街コーリング

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    馳星周の自伝的青春小説。まあ、さすがに殺人事件は無かっただろうけど。20歳前後のまだ何者でもなく、何者にでもなれる可能性があった時代が描かれてて甘酸っぱい気持ちになった。面白かった。

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    2026年08月14日
  • ロスト・イン・ザ・ターフ

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    東野圭吾『白夜行』の解説を馳星周が書いている。
    東野圭吾にノワールは書けるのか?
    書けるんだな!
    丁度、その逆みたいな感じ。
    東野圭吾の守備範囲みたいな作風。
    ノワールの馳星周が?!
    そして競馬のサラブレッドみたいに見事に物語は駆け抜けてみせた。
    新境地? ではない。
    馳星周が元々持っている興味のある事に素直でいるに貫かれつつ狙った通りのラブコメになってた。
    自分は競馬はやんない人だし、さして興味もない人間だけど、細かい事知らなくても読める工夫はちゃんとしてあって面白く読めた! 流石、馳星周。

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    2026年08月10日
  • 海霧 ―ジリ―

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    二人と一匹の逃避行。大樹とジリの深い絆から、ジリの存在感が際立つ。爽やかなラストは期待してなかったけれど、切ないね。幸せになる未来が想像出来なくて、幸せな描写がある度、その先を考えちゃって辛かった。ラストの続きは描かれていないけれど、残された方も順風満帆にはいかないでしょう。作田さんの木彫りのエゾオオカミは完成するのかな。霧子のその後も気になる。後日談ぜひ読みたい!

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    2026年07月26日
  • フェスタ

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    ステイゴールド産駒、ステイゴールド、ナカヤマフェスタ、競馬が好きな人は必読。

    競走馬一頭にさまざまな人々が関わり、夢を追う胸が熱くなる作品でした。

    後半は目頭が潤みながら読みました。
    ネタバレになるので書けないのですが、最後のレースは『さすがこの血統だな。』と笑ってしまいそうになりました。

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    2026年07月18日
  • 海霧 ―ジリ―

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    ひょんなことからやくざに追われる羽目になった大樹と霧子、そして老犬海霧(ジリ)。一匹と二人のハッピーエンドを願って読み進めたが…。幸薄い人生を生きあきらめの境地でいた彼は心を温めてくれた霧子と老犬ジリも看取られ幸せだったのだろう。

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    2026年07月16日
  • 海霧 ―ジリ―

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    上手い。題材やストーリの好悪はあっても、巧みな表現力を駆使した美しく情景が思い浮かぶ文章を読んでいるだけで、精神が癒される。馳作品も本当にハズレがなく、好みが分かれる題材はあっても新作が出れば読んでみたくなる作家の1人。

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    2026年07月13日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    自分は身近に犬がいる環境に置かれたことがないので共感は少なかったが、「少女と犬」の瑠衣や最終章「少年と犬」の光のように自殺を思いとどまったり外に出かけたり話すようになったりドッグセラピーの効力を感じた。
    東日本大震災から10年以上経って忘れかけていた脅威を思い出させてもらった。最近地震が続いていてちゃんと備えないとなぁと感じたのでこれから防災グッズの定期点検します。

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    2026年06月28日
  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    相変わらず、馳さんの犬系の小説泣けた。障害を持ったわんちゃんの話、最後に家族と好きな人たちに囲われて安楽死した話、家族、会社全部失ってぶひ子に出会った中年の話、、、全部涙なしに読めん。今回も良かった。最後がなんとなくあの話につながってるのかなっと。あと、「犬は足が無かろうが、病気だろうが今を懸命に生きてる」というセリフに私も今を精一杯いきたいなと

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    2026年06月20日