馳星周のレビュー一覧

  • 少年と犬

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    泣いた
    昔おばあちゃんの家で飼ってた犬を思い出して読んでた
    わんちゃんは無償の愛を捧げてくれるのがいいよなあ

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    2025年11月19日
  • 少年と犬

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    やはり、犬には不思議な力を持ってると思う。
    私は犬を飼っているので、自分の愛犬に当てはめて読んで、特に最後涙が止まらなかった。
    話せないし、直接解決してくれる訳では無いけど辛い時そばに居てくれるだけで癒されるし
    大丈夫だよって言ってくれてる気がして辛いとき愛犬に何度も救われてきた
    犬を飼ったことがある人だったら、
    共感が多い小説だと思う。
    私の犬はこんなに賢くないけど……わら

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    2025年10月20日
  • 少年と犬

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    【魂の旅路】馳星周『少年と犬』
    震災から始まった、一匹の犬と人々の救済の物語

    温もり ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    刹那さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    命、つなかり ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    ほろりと涙 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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    1. 旅の始まり:主をなくした犬、彼の彷徨

    東日本大震災。
    多くのものを失った東北の地から、一匹の犬の物語は始まります。馳星周さんの直木賞受賞作『少年と犬』の主人公は、名前も持たない一匹の「彼」。最愛の主を亡くした彼は、何かに導かれるかのように故郷を離れ、野良犬として生きる道を選びます。

    物語は、この犬が東北を皮切りに、富山、福井、滋賀、島根、そして遠く離れ

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    2025年10月18日
  • 雨降る森の犬

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    心優しいワルテルに読者までもが救われるような気持ちになる。ワルテルの描写、自然や食事の描写などが秀逸で鮮やかに脳裏に浮かび上がる。

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    2025年10月16日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    映画とは内容結構違っていた(小説が原作)
    最後の解説にもあるけど、連載短編集っていうのは本当に納得できる。多聞の震災からの一生を追っているように見えるけど、各章の始まりは人間が何かをしていて、そこに多聞が現れるという構成。その構成がより人間の人生の中の多聞の部分だけを切り取っているように見えるのではないか。

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    2025年10月15日
  • 少年と犬

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    『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主と別れた犬「多聞」が、
    人生の困難に直面する様々な人々と出会い、別れを繰り返しながら旅を続ける物語です。
    青年、窃盗団、夫婦、娼婦、老人、そして心に傷を負った少年など、
    多聞が出会う人々は皆、多聞との触れ合いを通して、
    忘れかけていた温もりや愛情、そして生きる希望を取り戻していきます。
    この作品は、犬と人間の深い絆と、過酷な状況下でも見出せる希望を描いた、感動的なヒューマンドラマです。

    当たり前の尊さ、人間の弱さ、様々なことを深く感じることができました。
    お気に入りしました٩(♡ε♡ )۶




















    年内100フォロワーいか

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    2025年10月08日
  • ゴールデン街コーリング

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    あったかいお話だった。
    馳さんはどうしてもノワールの作品が多いけれど、
    ご自分でも実はこういうお話が好きなんじゃないかな。
    書評家として過ごしていたデビュー前の自伝っぽい側面もありそう。
    どの登場人物も、それぞれ魅力的。

    主人公の坂本さん。
    小説家になる夢がかなって、よかったね。
    葉月と思いを遂げたかったよね。
    それはうまくいかなかったけど、
    一生支えてくれる優しい娘と出会えて、よかったね。

    続編が読みたくなるお話でした。

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    2025年10月05日
  • 雨降る森の犬

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    馳星周は、犬と馬を書かせたら最強に面白い。
    主役犬は、バーニーズ・マウンテン・ドッグのワルテル(牡)。

    この犬が、めっちゃ可愛い!
    主人公の女子中学生・雨音を従えて歩く姿とか、想像できてしまう。
    やはり馳星周は描写が抜群に上手い。
    山頂から眺める雄大な景色や、雨の落ちる様子、森の匂い、犬の目に浮かぶ感情も、ちゃんと読者に伝えてくれる。

    そして今作は何よりも、道夫の料理がどれも美味そうなのだ。ソーセージとキノコのニンニクパスタも、ハムカツチーズカレーも、コーヒーもワインも、いちいち美味そう!
    そう、これは「山岳グルメ犬小説」なのだ。
    そりゃあワルテルだって、よだれダラダラだろうさ。

    実際に

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    2025年09月28日
  • 少年と犬

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    多聞の存在が多くの人を幸せにし、前向きにした。

    人には言えないことも、犬には心置きなく話せる。

    孤独や辛さを抱えている人にとって、それはメンタルにとても良い影響をもたらすと思った。

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    2025年09月20日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    連作短編集というのだろうか。先が気になって一気に読んだ。1編1編がとても胸に迫る。「老人と犬」で、多聞は死を嗅ぎつける、とあって、まさにそうなのかもしれない。最終章の「少年と犬」で多聞がなぜ西に向かっていたのかが明かされる。ラストは胸が締め付けられる。奇跡のようなできごとではあるが、物語に身を任せて読んだ。「不夜城」の馳星周とは全然違う作風だが、人間の描き方が真に迫る。もう一度、最初から読みたいと思う作品だった。思わず犬に会いたいとか感謝の念が湧き上がってくる。2年以上積ん読だったのだが、もっと早く手に取るべきだった。

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    2025年09月20日
  • 暗闇で踊れ

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    恋は盲目。まさしくこの言葉がピッタリ当て嵌まる内容。若かりし頃に夢も無くバックパッカーとして世界を放浪、なんとなく警察官になり、家庭を持ち、世間的には一人前になっていったが、、家庭の崩壊を堺に人生の歯車が狂い始める。そして出会ってしまった。最後までドキッとさせられた展開に満足。

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    2025年08月31日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    東日本大震災で飼い主を失くし、一番会いたかった少年の元へ5年かけてたどり着く物語。

    多聞は賢いだけでなく、思いやりをもった犬だなぁと。

    様々な人に出会い、苦しんでいる人、悩んでいる人に寄り添って希望を与えて進んでいく。

    犬が大好きで、言葉は話せなくても伝わるものはあると自分自身感じていて、共感できる場面がたくさんありました。

    どのストーリーもグッとくるのですが、最後の章は涙が自然と込み上げてくる。見たこともないのに、映像が頭の中に流れてくる感覚。とても引き込まれました。

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    2025年08月27日
  • 雨降る森の犬

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    良い話でした。最後泣けます。人間は先のことや他人の目を気にしながら生きてるんたけど、動物は今一番良いと思うやり方で生きている。たから真っ直ぐでブレない。納得しました。

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    2025年08月23日
  • 飛越(ジャンプ)

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    障害競馬の騎手である二人の翔吾と絶対王者ルプスデイと挑戦者キアーロディルーナ二匹の馬の物語。言葉はいらない。挫折し再生を目指す騎手と気鋭の若手、老いる王者と上り坂の若馬、そして馬を愛する人々の心踊る熱い物語!

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    2025年08月01日
  • 飛越(ジャンプ)

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    馳星周が読みたい。
    歌舞伎町でくすぶる不良中国人、
    どうしようもなくなり八百長に手を染めるプロ野球選手、
    薬物にハマって抜け出せない若者、
    そんな暗黒犯罪小説を描く馳星周が読みたいのである。
    待ちに待った新刊だが・・・
    競馬に興味は無いし・・・
    ・・・・
    さて、
    今作ですが、
    メチャクチャ良かった!
    なんというか、奥行きがあり、ワクワク感も、
    緊迫感も、最後には涙が・・・
    ・・・あれっ?

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    2025年07月18日
  • 少年と犬

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    2020年に直木賞を受賞、今年映画化ということで読んでみました。
    東北大震災で飼い主を失った犬が7人の全く関係の無い人々と関わりながら、5年かけて九州に住む少年の元へ旅をする連作短編集です。
    7人の人生が全く違うのですが、みんな犬に対して本音を語り、癒されて行く姿に犬の持つセラピー的な力の素晴らしさを感じます。

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    2025年07月17日
  • 少年と犬

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    次も映画公開と
    SEKAI NO OWARIが主題歌をきっかけに
    読みたくてウズウズしてた一冊。

    何処に引っ越したのか分からないのに
    大好きな子を探して移動を始めた犬。

    場所を知らないはずなのに
    まるで居場所を知っているかのように
    ひとつの方向を目指してるなんて
    犬の持ってる力は不思議だと思った。

    しかも
    最後は大好きだった子を守って亡くなる。

    全ての行動に感動するし切なくなった。

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    2025年07月10日
  • 雨降る森の犬

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    自分より遅く生まれてきて家族になり、やがて自分より先に逝く。教えてくれることが多く、逝ってしまった後の後悔も計り知れない。そんな経験があるが故に、最終の数ページでは感情を抑えることが出来なかった、、

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    2025年07月09日
  • 飛越(ジャンプ)

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    舞台は障害競馬。若い真面目な騎手と酒に溺れ一度追放されたベテラン騎手。絶対王者の馬と若き馬。勝つのは?

    超スーパーウルトラ良かった。ムネアツだった。ラストに向かってどうなるかドキドキし、ラストを超えてもさらにドキドキだった。すげー。

    競馬小説を読むと思う。馬は調教師や騎手に制御されて、自分の自由はある程度制限される。我々は人間は自由に生きてると思うが、競走馬のように制限されてる。無意識に。知らない土地で飯を食おうと思うと食べログの点数に。登録者数に再生回数に。自分は自由に生きてると思っているけど、自由には生きていない。馬と同じ

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    2025年07月08日
  • 少年と犬

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    やっと読み終えました!
    読み出したらサクサク読めて読みやすかったです!

    本当に犬ってすごい生き物だよなぁと

    どんな事があっても飼い主に従順
    その気持ちを裏切ったりしたらいけないなと
    改めて感じました。

    私もわんちゃん飼っているので
    一刻一刻大事にしなきゃなと
    思いました。

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    2025年07月06日