黄金旅程

黄金旅程

1,067円 (税込)

5pt

装蹄師の平野敬は、北海道の浦河で引退した馬の世話をする養老牧場を営んでいる。敬が注目している馬・エゴンウレアは日高の小さな栗木牧場生産の最高傑作と言われるが、気性が荒く、プライドも高い馬で誰もが調教に手を焼いていた。以前エゴンに装蹄したことのある敬は、初めて彼に触れた時、間違いなく超一流の資質を秘めた馬だと確信していた。敬は、覚醒剤所持で服役していた元騎手で幼馴染の和泉亮介の才能を信じ、エゴンの乗り役を頼むことに。調教を重ねるうち、エゴンが自分の意志で走る姿を見せ始める。エゴンに人生を託した人々の想いは、二勝馬脱却への奇跡を呼び起こせるのか――。直木賞受賞第一作。

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黄金旅程 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2001年12月17日に発売された週刊Gallopの真ん中見開き頁の写真についたキャプションは“黄金旅程、完!”
    前日に香港ヴァーズを勝って遂にGⅠのタイトルを手にしたステイゴールド。その名に「黄金旅程」と漢字を当てる香港ジョッキークラブのセンスの良さと、それを使ってその競走馬人生と昨日の偉業を讃え

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    終盤にエゴンウレア黄金旅程とこで声が出てあーなるほど。馳星周さんの地元なんだ お店とか距離感が詳しくてって、競馬知らなくてものめり込める。ナイスネイチャかと思ったらステイゴールドかい。登場した亮介がヘタレ過ぎてなんだかなあーだったのが成長する姿が良過ぎた、なんかいい奴じゃんかって。後半暴力団に拉致さ

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    競馬好きな私にとってとても興味深くよませてもらった。
    印象にに残った言葉
    競馬はただの博打ではないのだ。多くのファンが投じるお金で、人間が作り出したサラブレッドという生きものを生かし続けるという側面がある。

    G1レースもはじまり、これから盛り上がっていく競馬、しばらくはステイゴールド系の馬券を買っ

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    実に面白い。
    読むほどにのめり込む。
    勝負の結果が気になり、じっくりと読まれへん。思わず飛ばし読みや。
    流石の筆致やねえ。

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    馳星周『黄金旅程』集英社文庫。

    馬の装蹄師を主人公にした競馬小説。ミステリー・サスペンス要素もあり、ディック・フランシスの競馬ミステリーのような趣きもある。しかし、あくまでもミステリー・サスペンスの要素は味付け程度で、気性が荒いが故に勝ちに恵まれない超一流の資質を持つサラブレッドをGIレースで勝た

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    北海道浦河で装蹄師をしながら種牡馬としても引退した馬が余生を過ごす養老牧場を営む平野敬は幼馴染の元中央騎手和泉亮介と共に超一流の競走馬であるが気性が荒く一着になれない競走馬エゴンウレアを重賞に勝たせる夢を見る。地元の夢を載乗せたエゴンウレアは中日新聞杯からG1、世界の舞台へ。名前の通り黄金旅程を進む

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    昔競馬のテレビゲームをやっていたこともあり、購入。

    面白くて一気に読んでしまった。

    気性が荒くなかなか本気を出さないエゴンウレア。
    だけども、刑務所から出所した亮介、主人公の敬、そして「地元からG1馬を」と他の牧場や競馬場関係者達の熱い想いや努力によって、エゴンウレアが再び輝く姿は胸を打たれるも

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    久々に、またしばらくして再読したいと思う、面白い小説に出会えた。

    人間サイドからの身勝手な話ではあるが、競走馬は色んな人の思いや願いを乗せて走る。その罪深さについては、筆者も作中で何度も言及している。

    その走りで人は喜んだり、胸を熱くしたり、明日への活力を得たり、また、人生を変えるきっかけを得る

    0
    2024年10月21日

    Posted by ブクログ

    北海道の日高地方から出た気性が超荒くて、2着ホルダーのサラブレッドとらその馬に翻弄される人たちの物語。
    感動的なおもしろさ。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    やー、面白かった。

    年末から競馬ブームが来てるのもあり、題材が興味ありありなのもあり。興奮冷めやらぬというところ。するすると流れるような展開で。有明なれど初めて氏の著作を読んだけどさすがの一言。

    勝ちきれない馬と煮え切らない人との対比が本当に上手く流れを作っていて、クライマックスは読んでいて鼻息

    0
    2025年01月28日

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