馳星周のレビュー一覧

  • ソウルメイト【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    わんこ好きによるわんこへの愛に満ちた小説。こういうのを読むと、いいなあ犬を飼いたいなあと思ってしまう。

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    2014年09月13日
  • 淡雪記

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    内容(「BOOK」データベースより)

    北海道の自然豊かなリゾート地、大沼。義父の別荘で暮らし、写真を勉強している敦史は、森を抜けたところで妖精が倒れているのを見つけた。黒髪に白い肌の美少女、有紀。知的障害のある彼女は、著名な画家の伯父とともに洋館に住んでいた。純粋な美しさに魅かれた敦史は、彼女をモデルとして写真を撮りはじめる。出逢うべくして出逢い、惹かれ合う二人を待ち受けるのは苛酷な運命だった。力作長編。

    4月14日~21日

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    2014年04月21日
  • 不夜城

    Posted by 読むコレ

    再読。僕的には怖い位に「読ませてくれる」作品です。
    言うなれば鯛焼きの薄皮一枚剥がしたら鯛の形をしたあんこが出てきたというような…とにかく最初から最後まで退屈な部分がない一冊です。
    小説が実生活では得られない体験をさせてくれると言うのなら、僕がまず踏み入れたいと望むのがこのワルの世界という奴でして。
    道徳的な良し悪しなぞ脱ぎ捨てて肩まで浸かってしまうと、後はむしろ救いがなければないほど良いてな具合で、ほとほと感情をシェイクされての読了が約束される訳です。
    こんなアトラクション、TDLにだってありませんよ。
    お勧め。

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    2014年03月05日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    犬を通じて、家族の絆や子供の成長などを描いた7つの短編集です。
    実は、馳さんが飼っているワンコと我が家のワンコは出身犬舎が一緒で、犬舎が主催する集まりやドッグショーで馳さんご夫妻とはご一緒したことがあります。
    他の皆さんがおっしゃっているとおり、不夜城の馳さんのイメージとはかけ離れたかなりの愛犬家さんで、奥様も気さくでとてもステキなご夫婦でした。

    愛犬の死、というテーマだけで条件反射的に泣けてくるのに「バーニーズ」のモデルになった1頭ワルテルとは会ったことがあるし、我が家のバニが小説に登場するバニと同じ8歳ということもあって、この章はかなり感情移入してしまいました。
    夫は、わざわざ悲しい思い

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    2013年12月23日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    ネタバレ

    ソウルメイト。いい言葉だなあ。動物と共に人生を過ごすという事は、まさにそういう事なのかもしれない。言葉で通じあう事の出来ないもの同士が心で通じ合うのだから。私もいつか訪れるわが家の犬との別れの瞬間を思うと今から胸が締めつけられる。でもその最期をきちんと看取ってあげたいと切に願う。この本には色んな犬種の犬が登場する。この本を読んだ事で、犬にはそれぞれ犬種の個性がある事を知り、犬を飼うのではなく、犬という家族を迎えるという気持ちの飼い主が増えるといいなあ。

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    2013年08月31日
  • 弥勒世 上

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    不夜城・鎮魂歌以来の傑作。痛くてヒリヒリと焦燥感をあぶる1969年、返還前の沖縄を舞台に、いつもの馳星周の世界が展開される。
    「いつもの馳星周の世界」ではあるんだけど、沖縄の中の差別や戦果アギャーなどの裏面史を背景に彩ることで重層的な世界が広がって、重厚感に昇華されている。
    この本を読む前に佐野真一の「誰も書かなかった沖縄」を読んでおくと面白さが増す、というか読んでないと背景世界に浸れないかも。

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    2013年08月29日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    テレビで紹介されていて気になっていました。

    見た目で選んではいけないこと、特に最初の詩には考えさせられた。

    今は「飼う」より「買う」ことが多いのかな・・・

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    2013年08月14日
  • 弥勒世 下

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    残酷なラストだなと思う。主人公の葛藤弱さ、話がうまくいきすぎなど多少気になるところはあるが、話に引き込まれて一気に読んでしまった。
    返還前の沖縄の様子がこうだったのだろうなと驚き、発見も交えて読む。出来事の返還は知っていたつもりだが、様子をありありと見え重い歴史を抱えていることを再認識。また沖縄の方がこれを読んだらどう思うかも興味深い。

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    2013年08月05日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    ネタバレ

    「10ページに一度脳漿が飛び散り、主要人物にゲイ含有率が異常に高く、ラストシーンまでにほとんど全ての登場人物がお亡くなりになる」でお馴染み、馳作品の最高傑作。

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    2014年05月01日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    犬の不思議な力。また久しぶりに犬を飼いたくなった。犬好きの人にオススメ。
    犬種の異なる短編になっていて、読みやすい。

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    2013年07月26日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    ペットロスを経験された方にとって見るに耐えない物語やドキュメント番組などが多数ある昨今、こういったジャンルを敬遠される方も多いかもしれません。
    経験者の私もそうでしたが、勇気をふり絞り手にとって見ました。

     「これは大丈夫!!馳インチャ(ファン)ならば絶対読んでほしい。」

    311以降原発に関する作品が少なくない先生ですがレガシーな馳星周ビヘイビアが戻ってきた!と感じた一冊!
    とはいえギラギラ、胸の奥のチクチク感は無いのでご安心ください。
    心の温まる情感にあふれた素晴らしい作品です。

    アニモ!ワルテル! (ANIMO, Vamos Walter!!)

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    2013年07月25日
  • 美ら海、血の海

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    戦争の悲惨さが伝わる。戦争も震災も、忘れてはならない大事な記憶。忘れないように生きようと、何度目かの決意。

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    2013年06月18日
  • 虚(うつろ)の王

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    この作品はネーミングがすごく好き。登場人物の性格がよく表れている。売春クラブを仕切る高校生エージが、母親を折檻するシーンが印象的だった。あと一度も登場しないけど、主人公・新田がいつも思い出す少年院の千春。回想でしか描かれていないので、かえって読者の想像をかきたてる。忘れられない、千春の薄い唇。忘れられたのは、きっと新田のほう。新田はのたれ死に、エージは大学へ行く。かわいそうに。

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    2013年04月13日
  • 美ら海、血の海

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    池上冬樹の解説にも書いてあるように「まさか馳星周の小説を読んで泣くとは思わなかった」。

    東日本大震災の被災地、石巻。そこから物語が始まる。大津波に襲われた石巻の風景描写…読み始めてすぐに泣けてきた。東日本大震災の直後に両親の安否を確認するため向った沿岸の町…全てが津波で流され、大きな船が打ち上げられ、瓦礫に覆われた道路…虚ろな表情で歩く人々…余りにも強く残る人々の生活の痕跡…あの光景が頭の中に蘇った。

    そして物語の舞台は終戦間際の沖縄へ。あの悲惨な戦争と東日本大震災がオーバーラップし、ページをめくるたびに涙がこぼれる。本土に見捨てられた沖縄…その中で必死に生きる14歳の真栄原幸甚…馳星周の

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    2013年02月21日
  • 煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

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    公安警察とカルト教団。二つの閉鎖された組織の中で、エゴと欲に暴走させられていく主人公達の生き様が凄まじい。

    各々の欲望に突き動かされ生きていく登場人物達と、その欲望が連鎖し、さらに過酷な状況へ登場人物達を追い詰め破滅へと続いていく流れが最高です。

    手に汗握りました。

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    2013年03月03日
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)

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    オウム真理教の一連の事件にインスパイアを受けた小説。

    ちょっと古いがキャッチーすぎる。

    また、話が無駄に下品で暴力的な感じではなく、墜ちていく人の葛藤と、加速する堕落感がたまらなく面白いです。

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    2013年03月03日
  • 夜光虫

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    疾走感のある文体に、吐き気を催すほどの恐怖と、愛情に対する切なる渇望とが、見事に融け合った作品でした。

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    2013年01月31日
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    オウム真理教の一連の事件をモチーフとした作品。
    登場人物を実在の信者だった人達に置き換えて読むと面白い。

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    2013年01月05日
  • 沈黙の森

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    かつて「五人殺しの健」と新宿で恐れられていた男が、今は軽井沢で別荘管理人に。
    20年の歳月が流れたにも関わらず、再び抗争に巻き込まれてしまう。
    暴力に対する爽快感と生々しさの入り交じった文章。さすが馳さん。

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    2012年11月04日
  • 9・11倶楽部

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    馳さんの作品の中でも時に切ないラスト。
    最悪な環境で寄り添い合いながら共に暮らす少年、少女達…
    そして友情…

    そんな子供達を助けでくれるひとりの大人…

    大満足の作品です。

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    2012年10月20日