馳星周のレビュー一覧

  • 雨降る森の犬

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    寄り添うものとしてそこにいるペットではなく、意志を持ち家族でもある犬のワルテルなしでは成り立たない物語だった。後半一気に物語が展開していく中で、正樹と雨音の成長に安堵しつつ、やはり涙した。

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    2025年12月11日
  • 不夜城

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    馳星周のデビュー作。僕がノワール小説にハマるきっかけとなった作品です。

    新宿歌舞伎町舞台に、台湾マフィア、北京マフィア、上海マフィアの勢力争いを描く。主人公の劉 健一は、日本と台湾のハーフで、歌舞伎町を知り尽くした一匹狼の案内人。卓越した情報収集能力と知恵、狡猾な罠を駆使して、巨大で超暴力的な中国マフィアたちの間を立ち回る姿がとにかくかっこいいんです。96年の刊行ですが、今読んでも古臭さは感じないと思います。

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    2025年12月07日
  • 少年と犬

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    犬の持つ力というのが小説の中で描かれている作られたものではなく本当にあるのではないかと思いました。
    それぞれの人間の人生模様が犬(多聞)を通して描かれており幸せとは何かを考えさせられる小説でした。

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    2025年12月07日
  • 飛越(ジャンプ)

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    競馬はホント興味ないんだけど、ぐいぐい引き込まれて読んでしまう。馬はかわいいしね。前作みたいに軽いタッチのものよりこういう真面目?なものの方がいいな。ただ、いろいろライバルとしたかったのかもしれないけど、恋の鞘当てというか、そこはなんか違うって感じがした。

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    2025年12月03日
  • 北辰の門

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    平安時代に最盛期を迎える藤原一族。彼らの成り上がりを描くシリーズ3作目の主人公は藤原仲麻呂。祖父・不比等譲りの才覚、他人を敵と味方にはっきりと区分する非情さ。徹底した合理主義を持ち、天皇も凌ぐ絶対的な権力を追い求める。

    一方、仲麻呂と対照的に描かれるのが阿倍内親王。権力よりも、女としての平穏な人生を夢見る。が、母親の光明皇后と仲麻呂の重圧が彼女を苦しめる。人生をあきらめていた彼女だが、母の死と僧・道鏡との出会いをきっかけに自立し、仲麻呂に正面から立ち向かう存在へと成長する。

    最高権力者になったはずの藤原仲麻呂だが、その没落も早く、その最期は実にあっけなく、あっという間だった。結局は人情のな

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    2025年11月06日
  • マンゴー・レイン

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    これぞノワールだという内容でした。
    台湾やイタリア、カナダが舞台の物語もありましたが、今回はタイ・バンコクを舞台に繰り広げられ、仏像や怪しいファイルに振り回される人たちの欲望の行方に、固唾を飲んでのめり込ませていただきました。

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    2025年11月03日
  • 9・11倶楽部

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    地下鉄サリン事件、中国不法滞在孤児、テロなどなど日本の中でアンダーグラウンドの世界でありそうでなさそうな話。退廃的でありながらも、グッとくる話だった。

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    2025年10月14日
  • 飛越(ジャンプ)

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    やっぱり馳星周の競馬小説は読み応えがある。
    障害レースの見る目が変わる。

    円谷翔吾を脳内で千鳥の大悟と重ねて読んでたw

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    2025年10月04日
  • 月の王

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    ハラハラ!どうなるのか?隙間時間にちょこちょこ読み進めた本だが、先が気になりすぎて本を閉じるが辛かった場面が多かった笑 
    おもしろかった〜!

    月、狼、大神、なるほどなぁ。タイトルやあらすじなどから想像できた方もいらっしゃるようですが、、
    私は読みながら感動していました笑笑

    激しい暴力シーンが苦手な方には向いてないかもです。
    また登場人物の中国名の読み方もなかなか覚えられず、何度もページを戻っていました。

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    2025年09月26日
  • ゴールデン街コーリング

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    毎日呑んだくれて、今日がただ明日になるだけの日々。吸いたくもないタバコに火をつけて嗚咽を繰り返した日々。なんだか懐かしく感じながら、読み進めました。
    そんな日々からも人生の先輩や仲間たちから酸いも甘いも知りながら、自分が何者なのか学び、少しずつ大人に成長していく、、
    共感できる部分が多くて読みやすかった。
    香ちゃんが奥さんでよかった、ホッ。

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    2025年09月15日
  • 暗手

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    やはり馳星周はノワールが良い。元々「不夜城」で驚異の新人ノワール作家として鮮烈なデビューを果たし、その続編「鎮魂歌」でイメージが定着した。なので「少年と犬」のような作品で直木賞を受賞した時は大いに驚き、またそれを読んで内容の素晴らしさにまた驚いたが、何度も直木賞候補に挙がっている実力の持ち主だと考えれば当然かとも思う。
    本作は「夜光虫」から十数年ぶりの続編らしいが残念ながら「夜光虫」はまだ読んでいない。それでも主人公のキャラクターや背景は十分理解できたし、後半の圧倒的なバイオレンスにはページを繰る手が止まらなかった。
    才能ある作家には色々なジャンルで挑戦してもらいたいが、それでも馳星周には全作

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    2025年09月12日
  • ゴールデン街コーリング

    nao

    ネタバレ 購入済み

    青春真っ只中!

    ナベさんを殺した犯人に対して、主人公はなにか復讐的な行動をとると思われたが、やさしい終わりかたで心が温まりました。ほろ苦さや葛藤もあるけれど、自分もこんな青春を送ってみたかったなと思いました。とても素敵な作品です。

    #切ない

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    2025年09月02日
  • 雨降る森の犬

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    犬は今を生きている。その通りだと思う。人間みたいに損得を考えたり、自分を装ったりしない。だからこそ一緒にいると心が安らぐし、人も成長できるのかもしれないと思った。

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    2025年08月26日
  • 飛越(ジャンプ)

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    競馬は全く知らないが、面白く読んだ。
    平地と障害がある事も知らなかった。

    この作者はノワール小説が有名だが、犬の話や競馬の話はノワールとは違いとても良いと感じる。

    実際に近くで馬を見たり、競馬場に行ってみたくなった。

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    2025年08月18日
  • 走ろうぜ、マージ

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    動物(パートナー)の看取りの日記。
    人は人間味に溢れ、弱っていくパートナーの描写は経験を呼び起こされ、再び苦しい気持ちになる。愛したパートナーの看取りを経験していたかしていないかでこの1冊に対する感情の揺れ幅に大きな違いがあるに違いない。

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    2025年08月11日
  • フェスタ

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    会社の課題図書だのなんだので、全然好きな本を読めず久々に読めた。

    久々だったので好きな競馬モチーフの話にした。馳星周さんといえば『黄金旅程』でもそのステゴ一族愛を存分に見せつけてくれたし、面白いだろうと思った。
    実際にめちゃくちゃ面白かった。

    厩務員、調教師、調教助手、馬主、生産牧場。それぞれの事情と思いがドラマのカットのように短いテンポで切り替わっていく。凱旋門賞を勝ってくれという大きな夢をみんなで見ている。
    競馬ファンにとっての凱旋門賞制覇は本当に夢で、あの武豊騎手ですらいまだ達成し得ない悲願だ。悲願だからこそこうやって小説になる(秋から始まるドラマもそうらしい)
    読者として大きな夢を

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    2025年08月09日
  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    犬を飼うということは家族になること。ぶひ子は一体どんな飼い主に飼われていたのだろう。家族を捨てることがよくできたものだ。でも捨てられたおかげで最愛のソウルメイトに出会うことができたのも事実。心温まる短編小説でした。

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    2025年08月01日
  • 走ろうぜ、マージ

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    ネタバレ

    悪性組織球症で余命三ヶ月を告げられたバーニーズマウンテンドッグのマージとの三ヶ月を綴った、日記形式のドキュメンタリー。マージの大好きな軽井沢に二ヶ月別荘を借り、そこに連れて行ってもらった時のマージの喜びようと、腫瘍が小さくなって元気に走れるようになったマージの様子に、心から祝福したくなる。マージの看病と介護をしながら、元気の盛りの一歳のワルテルの散歩にもしょっちゅう行ってちゃんと世話してる馳さんすごい。犬のご飯を毎回違うメニューでいろいろ作っているのもすごすぎる。自力で排泄できなくなっていくマージの様子に、うちの犬の最後の方の姿が重なった。安楽死を覚悟したその日の、先生が来る直前に馳さんの腕の

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    2025年07月21日
  • 飛越(ジャンプ)

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    この本を読むと競馬が単なるギャンブルじゃないと感じますね。
    二人の翔吾は性格は違うけどジョッキーとしての本質は一緒だと思いました。
    ラストの展開は意外でしたね。

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    2025年07月02日
  • ソウルメイト

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    飼い犬と7つの物語。
    それぞれがいろんな形の家族があって、ワンちゃんその一員として人間と暮らしている。
    ただ可愛いだけで飼うのではなく、家族として向き合う

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    2025年06月22日