馳星周のレビュー一覧
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ネタバレチワワ
佐伯泰造
定年退職して以降は、ルビィを朝の散歩に連れ出す役目。絵画が唯一の趣味。
ルビィ
今年九歳になるチワワの雌。
時枝
泰造の妻。
楓
長女。
桜
次女。
ボルゾイ
悠人
小学四年生。
レイラ
ボルゾイ。
マナブ
丹羽学。理恵の再婚相手。
理恵
悠人の母。
齋藤正樹
クラス一の長身。
西田康平
クラス一のチビ。齋藤の子分。
加藤謙太
クラス一の俊足。
良昭
悠太の父。胃癌で死んだ。
柴
神田
仕事を休職し一年間ボランティア活動に従事する。母が飼っていた犬を探しに行く。
田口
風太を譲ってくれたブリーダーが紹介したレスキューライヴズの責任者。ブリーダー -
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ひさしぶりの馳星周。
牧場を譲り受け、養老牧場を営む装蹄師の平野敬。
敬の幼馴染でかつて優秀なジョッキーだったものの、薬物問題を起こし服役していた亮介。
実力はありながらも、G1では勝てない、シルバーコレクター『エゴンウレア』。
敬の助けを得て、『エゴンウレア』の乗り役として、再起していく亮介。
『エゴンウレア』は…
『エゴンウレア』が勝つ。
『エゴンウレア』の子どもたちが勝つ。
想像はできた。
おもしろかったんだが…
敬の養老牧場はどうなったんだろうか…
勝てない『エゴンウレア』と勝てない牡馬のいく末の養老牧場がセットだと…
『エゴンウレア』はG I馬となり、種牡馬になりえたのだが。 -
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藤原三部作これにて終了!
今作は藤原武智麻呂の息子仲麻呂が主役。
権力の権化というべきか、天皇をも自分の持ち駒の一つとしてしか考えず皇帝を目指す様に著者お得意の暗黒小説のテイストを垣間見た。
中盤で道鏡が出てきた時にはジャブローでシャアが登場するシーンが蘇り、「奴だ。奴が来たんだ」と思わず口走ってしまったよ。
でも間違いなくシャアではない!むしろラスプーチンに近いかな。
まぁ道鏡は仲麻呂にとって邪魔な存在だったというのは間違いないのだろうけど、吉備真備の復活が致命的だったかな。海よりも深い智と思慮を持つものは強い。
最終盤に仲麻呂が天皇と皇室を滅ぼし唯一無二の存在になるべきだったという考えに至