馳星周のレビュー一覧

  • 煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

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    欲望に突き動かされ、暗闘を繰り広げる警察キャリアや、それに結び付く政界の面々…狂気、或いは妄想が無制限に膨らみ、暴走する教団…こうした中で、3人の“主役”を軸に、壮大な群像劇が展開する…

    蠢く、御し難い大きなものの中、劇中の群像は「余りにも普通な人々」なのかもしれない。その“普通さ”と、御し難い大きなものの中での“異様な行動”が、何か「生々しい」印象を与える。正しく「抜けがたい煉獄」というイメージだ…

    とにかくも強烈な作品である…

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    2012年09月19日
  • やつらを高く吊せ

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    ネタバレ

    これでこそ馳 星周。

    この世で一番怖いのは人間の欲望ですよ、っていうメッセージ(?)が逆に爽快感を生む。

    珍しくハッピーエンド。続編が読みたい。

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    2011年12月23日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    推理小説大賞はだてではない。次から次へと展開が早く進み大変面白い。中国人マフィアとやくざ及び元刑事を手玉にとり自分の描いたシナリオ通りにストーリーを進める。ハードボイルドかつ推理小説か。この作家はよくこんな作品がかけるな。感心。完結作品も是非読もう!

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    2011年09月04日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    誰も救われない。主人公に都合のいい展開にならないのがいい。皆ただそこで生きようと足掻いているだけ。滝沢→秋生に萌えた。

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    2011年03月26日
  • 生誕祭(下)

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    馳星周の作品は読み進めば進むほど主人公たちが泥沼へと嵌っていく。その嵌り方が読者を惹きつけてはなさない。『生誕祭』においても、金、名誉を巡り彰洋、美千隆、麻美それぞれの思惑が錯綜しあっという間に読めてしまう。馳星周のノワール作風とバブル経済を舞台設定は絶好のコラボレーション。馳星周の中でも最高級の作品。

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    2011年01月24日
  • マンゴー・レイン

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    いやあ、疲れましたねえ、この本は。

    馳星周なる人物の作品を読むのはかなりしんどい作業になる。

    なぜか?それは、彼の作品は、人間の黒い部分を抉り出すようなモノだからだ。

    人は、必ずしも正義だけでは生きていない。人格者といわれる人物も、一つ後ろを振り返ると、悪い部分が必ず存在する。イヤ、人格者だからこそ、より暗い部分が必要になる。

    彼の本の登場人物は、そういったバックボーンを背負っている。

    マンゴーレイン これはタイに降る雨の事を言う。乾季に入る前に決まって降るスコールの事を言う。

    この物語は、タイで人買いをし、生活をする一人の日本人男性が、ある女性を国外に脱出させてくれと頼まれたとこ

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    2010年11月08日
  • 夜光虫

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    正義を押しつけて人の気持ちを踏みにじる俊郎が嫌い。夫が殺されたのにその友人にさっさと乗り換えて被害者づらする麗芬が嫌い。
    善人に見えてもどいつもこいつも身勝手。悪人に見えるやつはさらに深い業を抱えていて救われない。
    結局だれ一人、主人公の味方はいなかった。
    だれもが主人公を騙し、利用しようと思って近づいてくる。

    「しらを切れ、ごまかせ、丸め込め」「あいつを殺せ、黙らせろ」
    いつの間にか主人公・加倉の声が聞こえてくるようになる。
    加倉の激情に任せて書き殴ったようにみえて、緻密に構成された物語。

    終盤の疾走感と、誰もいなくなった後の絶望と孤独。それでも逃げなきゃいけない焦燥。
    こんなに主人公に

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    2010年05月25日
  • マンゴー・レイン

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    馳星周作品は割と好きで読んでいるが、なかなか面白い!登場人物があまり多くなくしかし裏切りの連続だったり…話がバンコクという自分が行ったことのある場所のせいか、割と話の背景が想像できてスピード感がありとても楽しく読めた作品。

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    2010年04月10日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    不夜城シリーズ三部作での最高傑作!
    ふつうシリーズものって1が結局一番面白いって思うんだけど、これは違ったなー。
    ぐじゃぐじゃのどろどろで、わけわかんなくなってしまいそうなどす黒さ。
    空洞と悲しみと憎しみと、まぜまぜになって真っ黒な新宿。
    すばらしかったです。

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    2010年02月07日
  • 夜光虫

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    主人公の末路が何とも。。。
    馳星周の描く世界は現実の自分が置かれている環境とは180°違う世界。
    それゆえに惹かれる(没頭できる)のだろうか?

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    2009年10月04日
  • 生誕祭(上)

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    スキだね。
    すごいスキだと久々にさけびたいくらい。


    舞台はバブル期なんだけれども、そこで繰り広げられる
    土地をめぐる命とかお金とか女とかプライドとかすべてを
    ひっくるめた感じで、時代の切迫感がたまらなく酔えた。
    馳星周のお決まりのパターンでアンダーグラウンドな人間が
    わんさかでてくるのかと思いきや、以外に(笑)一般感覚に近い
    もしくは、以前は一般感覚だった人間が多かった。

    昔、某ソフトウェア会社の代表が倒産後に語ったコメントで
    『金があるとね、もっともっと欲しくなるんですよ』
    というのがあるのだが、なんかものすごくわかる気がした。

    ラストの美智雄のポジティブさには笑った。
    でも、このぐ

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    2009年10月04日
  • 生誕祭(上)

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    馳星周、初挑戦の小説。

    いやもうこれはすごい。

    読んでいてどんどんその世界にひきこまれていく、
    やめられない。
    やっぱり、「上」「下」は嬉しい。

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    2009年10月04日
  • 虚(うつろ)の王

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    主人公“隆弘”の数日間が、文字通り駆け抜けるように描かれている…ページを繰り始めると止まらなくなり、一気に通読してしまった…

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    2009年10月04日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    名作・不夜城の続編。
    前作を遥かに凌ぐ極悪なストーリー。
    個人的には、馳作品の中でも屈指の完成度だとおもた。

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    2009年10月04日
  • 夜光虫

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    展開の速さ、文体の歯切れの良さ、余分な描写のなさ、そして物語の構成の緻密さ。どれをとっても素晴らしい。

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    2009年10月04日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    不夜城の続編。本作では前作の主人公である健一は主演ではなく助演といった役どころである。しかし話はやはり健一を中心に回る。歌舞伎町の暗部を描いた第二作目。

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    2009年10月04日
  • マンゴー・レイン

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    不夜城シリーズも好きなのですが、コレも!登場人物の絡みが面白いんですよ…。次にどうなるか分からない感じとか。雰囲気とか。

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    2009年10月04日
  • アンタッチャブル

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    警視庁公安部のアンタッチャブル。
    上司と部下の軽妙なやり取りと、
    何が本当か嘘か。
    惑わされた部下の苛立ち。
    身近で起きている事は、虚構か真実か
    最後に何が起きる?
    ワクワクが止まらない…

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    2026年02月27日
  • フェスタ

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    馳先生の本は不夜城とその2作目しか読んだ事がなくイメージとしてはバイオレンス的な感じの本としか思っていなく、馬がメインの本は初めて読んで競走馬のロマンを感じさせる本でした。
    とにかく読みやすく競走馬の名前が分かる人だったら更に面白く読める1冊だと思います。

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    2026年02月25日
  • 9・11倶楽部

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    織田さんと子供達の絆が深くなるにつれ、こちら側のストーリーへの引き込まれ度数も上がっていくのが手に取るようわかった。
    これまで読んだ馳さんの中でも描写が秀逸だと感じたし、喩えが突出して上手く感じられた。
    爆破後の子供達はどうなってしまったのか⁈気にはなるが、このエンディングがスッキリして良かったのかな。

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    2026年01月30日